4 / 14
第4話 襲い来る魔物と素手の一撃
しおりを挟む
それは、雷鳴のような地響きから始まった。
晴れていた空が突如として暗転し、風が唸りを上げた。
ルグナの村の西の森、その奥から、何か巨大な存在が地を踏み鳴らす音が響いてくる。
村人たちは恐怖に顔を青ざめさせ、手にしていた作業道具を放り出した。
「おい……まさか、また魔物か!?」
「こないだ魔狼を倒したばっかりだろう!?」
「いや、あの音は……もっとでかい……!」
焦りと恐怖が瞬く間に村全体を覆う。
そんな中、走ってきたのは剣を携えたリリアだった。
いつもは落ち着き払っている彼女が、今はわずかに息を荒げている。
「西の森から群れが来るわ!三十体以上のオーガ、それにリザードマンも混じってる!」
「なっ……!?」
オーガは巨人のような肉体と怪力を持つ上級魔物だ。
小さな村の守備力でどうにかできる相手ではない。
レオンは鍬を置き、迷いなく立ち上がった。
「リリアさん、俺も行きます。」
「あなたは村人を避難させるの。戦いに関わっちゃダメ!」
「でも、俺……多分、放っておけないんで。」
その瞳はまっすぐで、迷いの影がない。
リリアは小さく舌打ちして剣を抜いた。
「……もう好きにしなさい。でも死んでも恨まないでよ。」
「はい。」
***
森の入り口。
土埃が舞い上がり、鳥たちが一斉に飛び立つ。
木々をなぎ倒して現れたのは、巨体のオーガ。その後ろには黒い鱗を光らせるリザードマンの群れが続いている。
どの個体も普段なら森の奥に生息しているはずの生き物だった。
何かが、彼らを異常に興奮させている。
「くそっ、教会の結界は!?」
「村にはそんな立派な術式ないわ!」
リリアが叫ぶ。
彼女が前に出て、蒼い刃を構えた瞬間、オーガの一匹が吠えた。
その咆哮だけで空気が震える。
村を取り囲む木柵が、ばきばきと音を立ててひび割れた。
「うわっ!」
村の若者が吹き飛ばされる。
リリアが後衛の子供たちを下がらせる間もなく、オーガが一歩踏み出した。
その巨腕が振り下ろされ――
「危ないっ!!」
レオンが咄嗟に前へ飛び出し、腕で受け止めた。
ドォン、と地面が鳴った。
だが、オーガの腕は止まっている。止められたのだ。
レオンの片腕一本で。
「……え?」
リリアが目を見開いた。
レオンの腕から光が滲む。
その光は優しい薄金色で、熱くも痛くもない。
次の瞬間、オーガの体がぶるぶると震え、粉々になって消滅した。
静寂。
「……あの……投げたつもりだったんですけど……」
レオンが戸惑い気味に腕を振る。
整然と並んでいたリザードマンたちは怯え、後退した。
しかし、その一体が本能的な恐怖を振り払い、鋭い槍を突き出してくる。
レオンは反射的に身をひねり、その槍を素手で掴んだ。
「危ないって言っただろ!」
軽く返すように投げる。
槍ごとリザードマンの身体が空へ舞い、見えなくなるほど遠くへ吹き飛んだ。
「……ひぃ。」
後ろで誰かが小さく悲鳴をあげた。
「ちょっ……あなた、本気で言ってる? それ普通じゃない!」
「え、やっぱり……そう見えます?」
「見えるわよ! 何それ、神話級の戦闘力よ!」
周囲の魔物たちは完全に混乱していた。
恐怖で群れが崩れ、逃げ場を求めてうろつく。
だが、森の奥、木陰の奥からひときわ大きな影が姿を現した。
肌が黒曜石のように硬質な光を放つ、二階建ての家ほどもある巨躯。
「……オーガロード。」
リリアが低く呟く。
普通のオーガとは比べ物にならない魔力の膨張。
火山のように赤熱した瞳が、村を見下ろす。
「レオン、下がって!!」
リリアが叫んだが、レオンは動かなかった。
ゆっくりと巨人が一歩を踏み出す。地が沈んだ。
手にした棍棒が振りかぶられる。
レオンは息を吸った。その瞬間、時間が止まったような感覚があった。
目の前の光景が遠ざかる。
鼓動の音が消える。
かわりに、あの神の声が耳の奥に響いた。
——“均衡を”
短い響きが身体を貫いた。
気づけば、自分の掌に何か温かい力が集まっていた。
「……!」
振り抜いた拳が空気を裂く。
棍棒が砕け、巨体が湾曲し、轟音とともに森ごと吹き飛んだ。
風が村全体を包み、埃と葉が渦を巻く。
だが、その風に痛みも熱もない。
ただあたたかく、優しい。
全員が黙り込む。
風が止み、静寂が戻ったとき、そこにはただレオンが立っていた。
巨大な魔物だったはずのオーガロードは、地面の凹みだけを残して消えていた。
リリアがまるで現実を確認するようにゆっくりと近づく。
「……殺した、の?」
「いや……たぶん、光の粒になって消えた。どこかへ……戻った感じです。」
「戻った?」
「壊すよりも、ただ、いなくなった……そんな感じがしました。」
リリアは息を吐いて天を見上げる。
「本格的にヤバいわね……これ。世界の秩序に干渉してるレベルよ。」
レオンはぽかんとしたまま、「ええと、つまり、よくないってことですか?」と尋ねた。
「どころじゃない。あんた下手すりゃ神々の会議で議題に上がるわよ。存在そのものが禁忌級よ。」
困惑するレオンを見て、リリアは諦めたように苦笑する。
「いいわ。とりあえず今日のところは村を守ってくれてありがと。」
安堵に包まれた村人たちが次々に頭を下げる。
「レオンさん、命の恩人だ!」
「まさか素手でオーガを……」
「やっぱり本物の救世主だ!」
レオンは照れながら後頭部を掻いた。
「いやいや、偶然です。ほんとに。」
だが、リリアは心の中で確信していた。
この男は偶然ではない。理そのものが、この世界に彼を送り込んだのだと。
遠くで、森から微かに光の粒が舞い上がる。
神の加護が残した跡。
レオンはそれを見上げながら、静かにつぶやいた。
「……まだ、誰かが見てる気がするな。」
その瞬間、空の彼方で、何かが蠢いた。
天界の扉が、わずかに軋むような音を立てて開き始めていた。
続く
晴れていた空が突如として暗転し、風が唸りを上げた。
ルグナの村の西の森、その奥から、何か巨大な存在が地を踏み鳴らす音が響いてくる。
村人たちは恐怖に顔を青ざめさせ、手にしていた作業道具を放り出した。
「おい……まさか、また魔物か!?」
「こないだ魔狼を倒したばっかりだろう!?」
「いや、あの音は……もっとでかい……!」
焦りと恐怖が瞬く間に村全体を覆う。
そんな中、走ってきたのは剣を携えたリリアだった。
いつもは落ち着き払っている彼女が、今はわずかに息を荒げている。
「西の森から群れが来るわ!三十体以上のオーガ、それにリザードマンも混じってる!」
「なっ……!?」
オーガは巨人のような肉体と怪力を持つ上級魔物だ。
小さな村の守備力でどうにかできる相手ではない。
レオンは鍬を置き、迷いなく立ち上がった。
「リリアさん、俺も行きます。」
「あなたは村人を避難させるの。戦いに関わっちゃダメ!」
「でも、俺……多分、放っておけないんで。」
その瞳はまっすぐで、迷いの影がない。
リリアは小さく舌打ちして剣を抜いた。
「……もう好きにしなさい。でも死んでも恨まないでよ。」
「はい。」
***
森の入り口。
土埃が舞い上がり、鳥たちが一斉に飛び立つ。
木々をなぎ倒して現れたのは、巨体のオーガ。その後ろには黒い鱗を光らせるリザードマンの群れが続いている。
どの個体も普段なら森の奥に生息しているはずの生き物だった。
何かが、彼らを異常に興奮させている。
「くそっ、教会の結界は!?」
「村にはそんな立派な術式ないわ!」
リリアが叫ぶ。
彼女が前に出て、蒼い刃を構えた瞬間、オーガの一匹が吠えた。
その咆哮だけで空気が震える。
村を取り囲む木柵が、ばきばきと音を立ててひび割れた。
「うわっ!」
村の若者が吹き飛ばされる。
リリアが後衛の子供たちを下がらせる間もなく、オーガが一歩踏み出した。
その巨腕が振り下ろされ――
「危ないっ!!」
レオンが咄嗟に前へ飛び出し、腕で受け止めた。
ドォン、と地面が鳴った。
だが、オーガの腕は止まっている。止められたのだ。
レオンの片腕一本で。
「……え?」
リリアが目を見開いた。
レオンの腕から光が滲む。
その光は優しい薄金色で、熱くも痛くもない。
次の瞬間、オーガの体がぶるぶると震え、粉々になって消滅した。
静寂。
「……あの……投げたつもりだったんですけど……」
レオンが戸惑い気味に腕を振る。
整然と並んでいたリザードマンたちは怯え、後退した。
しかし、その一体が本能的な恐怖を振り払い、鋭い槍を突き出してくる。
レオンは反射的に身をひねり、その槍を素手で掴んだ。
「危ないって言っただろ!」
軽く返すように投げる。
槍ごとリザードマンの身体が空へ舞い、見えなくなるほど遠くへ吹き飛んだ。
「……ひぃ。」
後ろで誰かが小さく悲鳴をあげた。
「ちょっ……あなた、本気で言ってる? それ普通じゃない!」
「え、やっぱり……そう見えます?」
「見えるわよ! 何それ、神話級の戦闘力よ!」
周囲の魔物たちは完全に混乱していた。
恐怖で群れが崩れ、逃げ場を求めてうろつく。
だが、森の奥、木陰の奥からひときわ大きな影が姿を現した。
肌が黒曜石のように硬質な光を放つ、二階建ての家ほどもある巨躯。
「……オーガロード。」
リリアが低く呟く。
普通のオーガとは比べ物にならない魔力の膨張。
火山のように赤熱した瞳が、村を見下ろす。
「レオン、下がって!!」
リリアが叫んだが、レオンは動かなかった。
ゆっくりと巨人が一歩を踏み出す。地が沈んだ。
手にした棍棒が振りかぶられる。
レオンは息を吸った。その瞬間、時間が止まったような感覚があった。
目の前の光景が遠ざかる。
鼓動の音が消える。
かわりに、あの神の声が耳の奥に響いた。
——“均衡を”
短い響きが身体を貫いた。
気づけば、自分の掌に何か温かい力が集まっていた。
「……!」
振り抜いた拳が空気を裂く。
棍棒が砕け、巨体が湾曲し、轟音とともに森ごと吹き飛んだ。
風が村全体を包み、埃と葉が渦を巻く。
だが、その風に痛みも熱もない。
ただあたたかく、優しい。
全員が黙り込む。
風が止み、静寂が戻ったとき、そこにはただレオンが立っていた。
巨大な魔物だったはずのオーガロードは、地面の凹みだけを残して消えていた。
リリアがまるで現実を確認するようにゆっくりと近づく。
「……殺した、の?」
「いや……たぶん、光の粒になって消えた。どこかへ……戻った感じです。」
「戻った?」
「壊すよりも、ただ、いなくなった……そんな感じがしました。」
リリアは息を吐いて天を見上げる。
「本格的にヤバいわね……これ。世界の秩序に干渉してるレベルよ。」
レオンはぽかんとしたまま、「ええと、つまり、よくないってことですか?」と尋ねた。
「どころじゃない。あんた下手すりゃ神々の会議で議題に上がるわよ。存在そのものが禁忌級よ。」
困惑するレオンを見て、リリアは諦めたように苦笑する。
「いいわ。とりあえず今日のところは村を守ってくれてありがと。」
安堵に包まれた村人たちが次々に頭を下げる。
「レオンさん、命の恩人だ!」
「まさか素手でオーガを……」
「やっぱり本物の救世主だ!」
レオンは照れながら後頭部を掻いた。
「いやいや、偶然です。ほんとに。」
だが、リリアは心の中で確信していた。
この男は偶然ではない。理そのものが、この世界に彼を送り込んだのだと。
遠くで、森から微かに光の粒が舞い上がる。
神の加護が残した跡。
レオンはそれを見上げながら、静かにつぶやいた。
「……まだ、誰かが見てる気がするな。」
その瞬間、空の彼方で、何かが蠢いた。
天界の扉が、わずかに軋むような音を立てて開き始めていた。
続く
79
あなたにおすすめの小説
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
「洗い場のシミ落とし」と追放された元宮廷魔術師。辺境で洗濯屋を開いたら、聖なる浄化の力に目覚め、呪いも穢れも洗い流して成り上がる
黒崎隼人
ファンタジー
「銀閃」と謳われたエリート魔術師、アルク・レンフィールド。彼は五年前、国家の最重要儀式で犯した一つの失敗により、全てを失った。誇りを砕かれ、「洗い場のシミ落とし」と嘲笑された彼は、王都を追われ辺境の村でひっそりと洗濯屋を営む。
過去の「恥」に心を閉ざし、ひまわり畑を眺めるだけの日々。そんな彼の前に現れたのは、体に呪いの痣を持つ少女ヒマリ。彼女の「恥」に触れた時、アルクの中に眠る失われたはずの力が目覚める。それは、あらゆる汚れ、呪い、穢れさえも洗い流す奇跡の力――「聖濯術」。
これは、一度は全てを失った男が、一枚の洗濯物から人々の心に染みついた悲しみを洗い流し、自らの「恥」をも乗り越えていく、ささやかで温かい再生の物語。ひまわりの咲く丘で、世界で一番優しい洗濯が、今始まる。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
おばさん冒険者、職場復帰する
神田柊子
ファンタジー
アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。
子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。
ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。
さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。
生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。
-----
剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。
-----
※小説家になろう様にも掲載中。
二度目の勇者は救わない
銀猫
ファンタジー
異世界に呼び出された勇者星谷瞬は死闘の果てに世界を救い、召喚した王国に裏切られ殺された。
しかし、殺されたはずの殺されたはずの星谷瞬は、何故か元の世界の自室で目が覚める。
それから一年。人を信じられなくなり、クラスから浮いていた瞬はクラスメイトごと異世界に飛ばされる。飛ばされた先は、かつて瞬が救った200年後の世界だった。
復讐相手もいない世界で思わぬ二度目を得た瞬は、この世界で何を見て何を成すのか?
昔なろうで投稿していたものになります。
足手まといだと言われて冒険者パーティから追放されたのに、なぜか元メンバーが追いかけてきました
ちくわ食べます
ファンタジー
「ユウト。正直にいうけど、最近のあなたは足手まといになっている。もう、ここらへんが限界だと思う」
優秀なアタッカー、メイジ、タンクの3人に囲まれていたヒーラーのユウトは、実力不足を理由に冒険者パーティを追放されてしまう。
――僕には才能がなかった。
打ちひしがれ、故郷の実家へと帰省を決意したユウトを待ち受けていたのは、彼の知らない真実だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる