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第2章 奴隷編
VSバルムドとハイド
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ローグは「魔法協会をつぶす」という宣戦布告を告げて、『堕落の壁』の範囲から出た。バルムドとハイドは、攻撃態勢に入る。
「魔法協会をつぶす? 笑わせんな!」
「貴様らに何ができる? 叩き潰してやる!」
「来るぞ坊主! 嬢ちゃんは下がれ!」
「ロー! 逃げて!」
「ルドガーさんはミーラを守ってろ。俺が相手してやるよ」
「な、何?」
「え?」
(どんな魔法が来る? 見せてもらおうか)
どんな攻撃が来るか期待するローグは、バルムドの周囲の温度が下がっていくことに気付いた。ハイドは何やら顔が獣のようになってきている。そして、バルムドが先行して攻撃を繰り出した。
「結界から出たことを後悔するんだな! 貴様を捕獲する! 【氷結魔法】『氷矢・雨』!」
「【獣魔法】『狼化』! 死なない程度に殺してやる! ぐるあああああああああああ!」
(ほう、【氷結魔法】と【獣魔法】か。なかなかの魔法じゃないか)
ハイドは狼の姿に変身し、そのまま襲い掛かってきた。バルムドの周りに氷の矢が形成され、氷の矢はそのままローグに向かって飛んできた。ローグは【昇華魔法】で身体能力を強化して彼らの攻撃をうまくよける。
ヒュン! ヒュン! ヒュン! ガチン! ガチン! ガチン!
氷でできた矢と狼になったハイドの爪と牙をかわしながら、ローグは敵の魔法を分析する。【氷結魔法】は戦闘に利用できるが相手を凍らせれば拘束できる、多様性も広い。【獣魔法】は狼をはじめ、あらゆる『獣』の能力を使いこなせる、こちらも多様性も広い。この二人がローグにたどり着いたのは、狼になったハイドの嗅覚を利用したのだろう。
(姿を変えてもにおいのことは考えなかったな、これから気を付けるか)
「どうしたあ! かかってこないのかあ! がるるるるるる!」
「来ないならこっちから行くぞ! 【氷結魔法】『氷の剣』!」
「何!?」
矢を飛ばしていたバルムドが手に氷の剣を出して向かってきた。どうやら矢を打ってもよけられると思ったバルムドは、直接攻撃に切り替えたようだ。ハイドもそれを見て、バルムドに合わせた動きに変わる。
(身体能力が高いなら遠距離で魔法を打ってもかわされる。ならば二人で直接向かっていけば対応が難しくなるはず)
(俺の『狼化』とバルムドの『氷の剣』の猛攻があれば、一人で戦ってるやつなんざ楽勝だ!)
二人がそんなことを考えている中で、ローグは勝利を確信した。後は二人が同時に攻撃してくれればいいのだから。この二人はローグの魔法を見誤った。
(この二人は俺の魔法は『防御と探知もできる魔法』としか見てないな、攻撃手段を観察してから攻め方を変えるべきだったな)
ガチン! ガチン! ガチン! シュッ! シュッ! シュッ!
二人が交互に攻撃してくる中で、ローグは同時に攻撃させるために、わざと挟み撃ちの状態になって隙を見せた。すると、二人はうまくかかってくれた。同時攻撃だ。ハイドの牙とバルムドの氷の剣がローグを仕留める寸前に、ローグの魔法が発動する。
「今だ!」
「がるあああああああ!」
「かかったな! 『理不尽の拡散』!」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!
「ぐるあああああああああああ!?」
「ぐあああああああああああああ!」
ドサッ ドサッ
(【外道魔法・憤怒】『理不尽の拡散』。この魔法は俺自身を中心とした全体攻撃系の魔法だ。近ければ近いほどダメージを食らう。うまくいけばこの二人みたいになる)
二人はローグの罠にかかり、二人同時に倒れてしまった。その拍子に二人の魔法も解除された。
「魔法協会をつぶす? 笑わせんな!」
「貴様らに何ができる? 叩き潰してやる!」
「来るぞ坊主! 嬢ちゃんは下がれ!」
「ロー! 逃げて!」
「ルドガーさんはミーラを守ってろ。俺が相手してやるよ」
「な、何?」
「え?」
(どんな魔法が来る? 見せてもらおうか)
どんな攻撃が来るか期待するローグは、バルムドの周囲の温度が下がっていくことに気付いた。ハイドは何やら顔が獣のようになってきている。そして、バルムドが先行して攻撃を繰り出した。
「結界から出たことを後悔するんだな! 貴様を捕獲する! 【氷結魔法】『氷矢・雨』!」
「【獣魔法】『狼化』! 死なない程度に殺してやる! ぐるあああああああああああ!」
(ほう、【氷結魔法】と【獣魔法】か。なかなかの魔法じゃないか)
ハイドは狼の姿に変身し、そのまま襲い掛かってきた。バルムドの周りに氷の矢が形成され、氷の矢はそのままローグに向かって飛んできた。ローグは【昇華魔法】で身体能力を強化して彼らの攻撃をうまくよける。
ヒュン! ヒュン! ヒュン! ガチン! ガチン! ガチン!
氷でできた矢と狼になったハイドの爪と牙をかわしながら、ローグは敵の魔法を分析する。【氷結魔法】は戦闘に利用できるが相手を凍らせれば拘束できる、多様性も広い。【獣魔法】は狼をはじめ、あらゆる『獣』の能力を使いこなせる、こちらも多様性も広い。この二人がローグにたどり着いたのは、狼になったハイドの嗅覚を利用したのだろう。
(姿を変えてもにおいのことは考えなかったな、これから気を付けるか)
「どうしたあ! かかってこないのかあ! がるるるるるる!」
「来ないならこっちから行くぞ! 【氷結魔法】『氷の剣』!」
「何!?」
矢を飛ばしていたバルムドが手に氷の剣を出して向かってきた。どうやら矢を打ってもよけられると思ったバルムドは、直接攻撃に切り替えたようだ。ハイドもそれを見て、バルムドに合わせた動きに変わる。
(身体能力が高いなら遠距離で魔法を打ってもかわされる。ならば二人で直接向かっていけば対応が難しくなるはず)
(俺の『狼化』とバルムドの『氷の剣』の猛攻があれば、一人で戦ってるやつなんざ楽勝だ!)
二人がそんなことを考えている中で、ローグは勝利を確信した。後は二人が同時に攻撃してくれればいいのだから。この二人はローグの魔法を見誤った。
(この二人は俺の魔法は『防御と探知もできる魔法』としか見てないな、攻撃手段を観察してから攻め方を変えるべきだったな)
ガチン! ガチン! ガチン! シュッ! シュッ! シュッ!
二人が交互に攻撃してくる中で、ローグは同時に攻撃させるために、わざと挟み撃ちの状態になって隙を見せた。すると、二人はうまくかかってくれた。同時攻撃だ。ハイドの牙とバルムドの氷の剣がローグを仕留める寸前に、ローグの魔法が発動する。
「今だ!」
「がるあああああああ!」
「かかったな! 『理不尽の拡散』!」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!
「ぐるあああああああああああ!?」
「ぐあああああああああああああ!」
ドサッ ドサッ
(【外道魔法・憤怒】『理不尽の拡散』。この魔法は俺自身を中心とした全体攻撃系の魔法だ。近ければ近いほどダメージを食らう。うまくいけばこの二人みたいになる)
二人はローグの罠にかかり、二人同時に倒れてしまった。その拍子に二人の魔法も解除された。
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