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父上が目を覚まされたという連絡が来た。よかった、本当によかった…
父上に会うということで、父上の寝室に向かっている。
ただし、俺は歩いていない。リエルにまたお姫様抱っこ状態で連れてかれてる。
何でこうなってるのかというと…俺が目を覚ましたら隣にはリエルが寝ていた。朝だからお手洗いに行こうと思って立ち上がろうとしたら、思いっきり膝から崩れ落ちた。まだ、身体が怠いというか、足腰がプルプルしてた。その音でリエルはというか魔族は音に敏感だから、起こしてしまったんだ。それで、俺を助けてくれたのだが…
➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖
「カイト兄上?!…大丈夫ですか?」
バッと起き上がったリエルがすぐさまこちらに駆け寄って来た。
「まだ、身体が怠くてな。すまないが、御手洗いに行くのを手伝ってくれないか?」
誰かに手伝って貰わないと、このままでは何も出来ないだろうなと思った。そのくらい自分の思い通りに身体は動いてくれなかった。
「勿論です!」
優しいというかお世話が好きなんだろう。リエルは凄く嬉しそうな顔をして承諾してくれた。
多分、ベッドの上に乗せてから抱えようと思ったんだろうな。脇の下に手を入れて上に持ち上げた。その行動のせいでなんかちょっとアレだな?と思ってたのが、完全に確信に変わった。
「ひゃぁん!……ーーーすまない」
(乳首がくすぐったい!)
ベッドから起き上がるくらいのことしかしてなかったから気付かなかった。だけど、今思いっきり服と擦れて変な声が出てしまった。また、副作用か…?
急激に顔が赤くなっていくのが分かる。恥ずかしくて顔を上げれないと思っていたら、リエルからかけられたのは心配する声だった。
「……ごめんね、痛かったよね。もっともっと大切に扱うからね」
痛かったわけじゃないし、もう充分大切にされとるぞ?そう思って否定しようと顔を上げたのだが…
「っつ…ーー」
リエルはいつも通りの優しい笑みで此方を見ていた。だけど、俺は恐怖を感じた。此方を捉えるその目が笑ってなかったのだ。底知れぬ恐怖を感じた俺は、ゾクっとした。
「…頼んだ」
絞り出すように出した声はきちんとリエルに届いた。
「任せて!私が全部やるよ!」
全部とは…?その言葉の意味を考えていたらリエルに抱えられた。
御手洗いに連れて来てもらった訳だが、リエルが出て行こうとしない。俺の腰を支えたままだ。
「……」
「どうしたの、カイト兄上。早くしないと漏らしちゃうよ」
弟に見られながら用を済ませれる奴がいるか!
「いや、だがな…」
「立ってられない今のカイト兄上には、1人では無理だと思うよ?何なら手を離してみようか?」
いや、何とかなる気もする…
だけど、どうすればいいんだ?と考えてみても何もいい案が出せない。それなのに、俺の尿意くんは待ってくれそうにない。
「コレデイイ…」
嫌だ!っていうのが本音だ。だけど、仕方ない。
(これは仕方ないこと、これは仕方ないこと…)
自分に暗示をかけて、ズボンを下ろした。そして、俺は弟に見られながら用を足すという人生最大の屈辱を経験した。
それから、リエルは宣言どおりにずーっと俺に付きっきりでお世話をしている。
➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖
まぁ、こんなことがあったんだ。俺は起き上がってから、リエルの横か膝の上にいる。『腕も辛いでしょ?』とか言ってあーんと食べさせ、『溺れたら困る』とか言って風呂の中でもリエルの上だ…お尻にアレが当たるのが嫌なのだが、気にしたら終わりだ。
多分明日には治るだろうけど、一刻でも早く治ってほしい。
「カイト兄上、着いたよ」
父上の寝室に到着したみたいだ。父上の寝室など行ったことがないから、どんな部屋なのかな?というワクワクする気持ちも少しある。なによりも、久しぶりの再会が1番嬉しい。
父上に会うということで、父上の寝室に向かっている。
ただし、俺は歩いていない。リエルにまたお姫様抱っこ状態で連れてかれてる。
何でこうなってるのかというと…俺が目を覚ましたら隣にはリエルが寝ていた。朝だからお手洗いに行こうと思って立ち上がろうとしたら、思いっきり膝から崩れ落ちた。まだ、身体が怠いというか、足腰がプルプルしてた。その音でリエルはというか魔族は音に敏感だから、起こしてしまったんだ。それで、俺を助けてくれたのだが…
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「カイト兄上?!…大丈夫ですか?」
バッと起き上がったリエルがすぐさまこちらに駆け寄って来た。
「まだ、身体が怠くてな。すまないが、御手洗いに行くのを手伝ってくれないか?」
誰かに手伝って貰わないと、このままでは何も出来ないだろうなと思った。そのくらい自分の思い通りに身体は動いてくれなかった。
「勿論です!」
優しいというかお世話が好きなんだろう。リエルは凄く嬉しそうな顔をして承諾してくれた。
多分、ベッドの上に乗せてから抱えようと思ったんだろうな。脇の下に手を入れて上に持ち上げた。その行動のせいでなんかちょっとアレだな?と思ってたのが、完全に確信に変わった。
「ひゃぁん!……ーーーすまない」
(乳首がくすぐったい!)
ベッドから起き上がるくらいのことしかしてなかったから気付かなかった。だけど、今思いっきり服と擦れて変な声が出てしまった。また、副作用か…?
急激に顔が赤くなっていくのが分かる。恥ずかしくて顔を上げれないと思っていたら、リエルからかけられたのは心配する声だった。
「……ごめんね、痛かったよね。もっともっと大切に扱うからね」
痛かったわけじゃないし、もう充分大切にされとるぞ?そう思って否定しようと顔を上げたのだが…
「っつ…ーー」
リエルはいつも通りの優しい笑みで此方を見ていた。だけど、俺は恐怖を感じた。此方を捉えるその目が笑ってなかったのだ。底知れぬ恐怖を感じた俺は、ゾクっとした。
「…頼んだ」
絞り出すように出した声はきちんとリエルに届いた。
「任せて!私が全部やるよ!」
全部とは…?その言葉の意味を考えていたらリエルに抱えられた。
御手洗いに連れて来てもらった訳だが、リエルが出て行こうとしない。俺の腰を支えたままだ。
「……」
「どうしたの、カイト兄上。早くしないと漏らしちゃうよ」
弟に見られながら用を済ませれる奴がいるか!
「いや、だがな…」
「立ってられない今のカイト兄上には、1人では無理だと思うよ?何なら手を離してみようか?」
いや、何とかなる気もする…
だけど、どうすればいいんだ?と考えてみても何もいい案が出せない。それなのに、俺の尿意くんは待ってくれそうにない。
「コレデイイ…」
嫌だ!っていうのが本音だ。だけど、仕方ない。
(これは仕方ないこと、これは仕方ないこと…)
自分に暗示をかけて、ズボンを下ろした。そして、俺は弟に見られながら用を足すという人生最大の屈辱を経験した。
それから、リエルは宣言どおりにずーっと俺に付きっきりでお世話をしている。
➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖
まぁ、こんなことがあったんだ。俺は起き上がってから、リエルの横か膝の上にいる。『腕も辛いでしょ?』とか言ってあーんと食べさせ、『溺れたら困る』とか言って風呂の中でもリエルの上だ…お尻にアレが当たるのが嫌なのだが、気にしたら終わりだ。
多分明日には治るだろうけど、一刻でも早く治ってほしい。
「カイト兄上、着いたよ」
父上の寝室に到着したみたいだ。父上の寝室など行ったことがないから、どんな部屋なのかな?というワクワクする気持ちも少しある。なによりも、久しぶりの再会が1番嬉しい。
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