悪辣と花煙り――悪役令嬢の従者が大嫌いな騎士様に喰われる話――

「ずっと前から、おまえが好きなんだ」

と、俺を容赦なく犯している男は、互いに互いを嫌い合っている(筈の)騎士様で――――。

「悪役令嬢」に仕えている性悪で悪辣な従者が、「没落エンド」とやらを回避しようと、裏で暗躍していたら、大嫌いな騎士様に見つかってしまった。双方の利益のために手を組んだものの、嫌いなことに変わりはないので、うっかり煽ってやったら、何故かがっつり喰われてしまった話。

※ムーンライトノベルズでも公開しています(https://novel18.syosetu.com/n4448gl/)
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