45 / 70
ウィルフォード視点からのラウル視点
しおりを挟む
フェアリエルの様子がおかしい。
目も合わなければ、俺が近づくと怖がる様に、ビクッとする。
・・・何かしたか?
だが、心当たりがない。
好きだから仕方がない事だと分かってはいるが、不安が拭えない。
それとも、ラウルが彼女に何かしたのか・・・?
アリステリアス王国の本を読んでいたしな。
これは、確かめなくてはいけない。
そして、今日は彼女とのお茶会の日だ。
悶々と考えながら待っていると、フェアリエルがやって来たのだった。
彼女を見ると、相変わらずの俯き加減だ。
挨拶を交わすが、その先が続かない。
俺は、昔に戻ってしまったのではないか、と錯覚してしまう程に心が疲弊していた。
そして、思わず口から出てしまったのだ。
「俺は、何かしてしまったのだろうか?」
その時、フェアリエルと目が合った。
「違うのよ。ウィルが何かしたとか、そういうのではないの」
「では、ラウルか?」
「ネフタリアさん?あの方は関係ないわ」
フェアリエルの顔を見るとラウルは本当に関係ない様だ。
じゃあ、どうして・・・。
俺はそのままの勢いで問いかけた。
「どうして俺を避ける?」
「ごめんなさい。私の態度はウィルを傷付けていたわよね。
その・・・。
ウィルに対する気持ちに変化があって、どう接すればいいのか、分からなくなってしまったの。
私も気付いたばかりで、気持ちを持て余しているのよ。だから、少し時間をもらえると嬉しいわ」
そう言われて、俺の心はザワついた。
だが、肝心な事を確認しなくてはいけない。
「・・・分かった。俺の事が嫌いではないんだな?」
「もちろんよ。嫌いな訳ないわ」
その言葉を聞いた瞬間、俺の心の中が歓喜に沸いた。
もしかしたら、フェアリエルは俺を異性として、意識し始めて、くれているのだろうか。
ダメだが期待してしまう。
・・・嬉しい。
飛び上がりたい程に嬉しいが、彼女の前だ。姿勢を正す程度に留めた。
・・・でも、ダメだ。
顔がニヤける・・・。
・・・はぁ。本当に重症だな。
ずっと、俺の気持ちの100分の1でもいいから、気持ちに応えてほしいと思っていた。
・・・それが叶うかもしれない。
感激とは、まさにこの事だろう。
そう喜びに浸っていたら。
『なんか、ウィル本人に話したらスッキリした気がするわ』と笑ってくれたのだ。
久しぶりに見た彼女の笑顔に、思わず見とれてしまった。
そして、何も話さない俺に、彼女は『ウィル?どうしたの?』と可愛らしく聞いて来たのだった。
「ああ、すまない。思いに耽ってしまった。
フェアリエル。今度、街へ遊びに行かないか?二人で行った事、ないだろう?」
「そう言えば、そうね。
ええ。是非一緒に行きましょう!」
そうして、和やかに茶会は終了したのだ。
街デートの約束ができた事に大満足のウィルフォードであった。
【ラウル視点】
妖精ちゃんが全然相手にしてくれない。
それに、なんか警戒されている様な気さえする。
攻め方を変えた方がいいかな?
まずは友達として、心を開いてもらう所から始めるか。
そんな事を考えていたら前からミレット・バンサム譲が歩いて来た。
うわっ。隠れたいのに隠れる場所がないじゃないか。
・・・参ったな。
僕には最近悩みがある。
バンサム譲に気に入られてしまったが為に、何かにつけて話しかけて来るのだ。
普通の話なら別に良い。だが、大体が『私を好きになって欲しい』と言ってくる。
はっきり言って迷惑だ。
そして、やっぱり目が合ってしまった。
「こんにちは。ラウルさん」
「ああ。こんにちは」
「今日はお一人ですか?」
「そうだね。そろそろ帰る所だよ」
「では、途中まで、ご一緒しても良いですか?」
「・・・うん。途中までね」
二人で廊下を歩く。生徒達は皆帰ったのか、誰もいない。
・・・沈黙が続く。
そして、最初に口火を切ったのはバンサム譲だった。
「私の事、少しは好きになってくれましたか?」
・・・出た。
これを毎回聞かれるのだ。本当にうんざりする。
キッパリ言った方がいいよな。
「僕はね、妖精ちゃんが好きなの!だから、君の事は好きにはならないよ」
「フェアリエルさんには婚約者がいますよ?」
「だから何?僕の国では、そんなの関係ないよ」
そう伝えた僕を見て、不思議そうに首を傾げている。
なんだろう、すごく不気味に見えるのは・・・。
そう思っていたら、バンサム譲が口を開いた。
「いいえ。ここはネイトピア王国です。ここにいると言う事は、この国の決まりを守らなくてはいけません。
そうしないと、秩序が乱れます。
フェアリエルさんを好きなら、どうぞ、アリステリアス王国で口説いてください」
いつも言っている事は滅茶苦茶なのに、こういう時に筋道立てて話してくる彼女に腹が立った。
「余計なお世話だよ!
・・・はぁ。君も大概しつこいね。こんな事言われても、まだ僕の事が好きなの?」
「はい!なので、私を好きになってください」
「好きにはならないよ」
「私いつまでも待ちます!ラウルさんがフェアリエルさんを諦めるまで」
「諦めないし!もし諦めたとしても、君を好きにはならないよ」
押し問答が続く事に、嫌気がさし始めた頃、彼女が笑顔で言い放った。
「大丈夫ですよ!気持ちは変わるものです」
・・・あれ?
「・・・何処かで聞いた様な気がするな。
まぁ、とにかく。君の事は考えられないから。ごめんね」
よし、ここまで言えば大丈夫だろう。
そう高を括っていたら、バンサム譲が恐怖の一言を告げたのだ。
「そうですか・・・。では、もっと推して参ります!」
「いや、いいってば!!
・・・もう、話を聞いてよ」
ラウルは実感した。一方的な好意がどれ程、迷惑に感じるかを。
そう、確かに実感したのだが、自分を顧みないのがラウルと言う人なのだ。
目も合わなければ、俺が近づくと怖がる様に、ビクッとする。
・・・何かしたか?
だが、心当たりがない。
好きだから仕方がない事だと分かってはいるが、不安が拭えない。
それとも、ラウルが彼女に何かしたのか・・・?
アリステリアス王国の本を読んでいたしな。
これは、確かめなくてはいけない。
そして、今日は彼女とのお茶会の日だ。
悶々と考えながら待っていると、フェアリエルがやって来たのだった。
彼女を見ると、相変わらずの俯き加減だ。
挨拶を交わすが、その先が続かない。
俺は、昔に戻ってしまったのではないか、と錯覚してしまう程に心が疲弊していた。
そして、思わず口から出てしまったのだ。
「俺は、何かしてしまったのだろうか?」
その時、フェアリエルと目が合った。
「違うのよ。ウィルが何かしたとか、そういうのではないの」
「では、ラウルか?」
「ネフタリアさん?あの方は関係ないわ」
フェアリエルの顔を見るとラウルは本当に関係ない様だ。
じゃあ、どうして・・・。
俺はそのままの勢いで問いかけた。
「どうして俺を避ける?」
「ごめんなさい。私の態度はウィルを傷付けていたわよね。
その・・・。
ウィルに対する気持ちに変化があって、どう接すればいいのか、分からなくなってしまったの。
私も気付いたばかりで、気持ちを持て余しているのよ。だから、少し時間をもらえると嬉しいわ」
そう言われて、俺の心はザワついた。
だが、肝心な事を確認しなくてはいけない。
「・・・分かった。俺の事が嫌いではないんだな?」
「もちろんよ。嫌いな訳ないわ」
その言葉を聞いた瞬間、俺の心の中が歓喜に沸いた。
もしかしたら、フェアリエルは俺を異性として、意識し始めて、くれているのだろうか。
ダメだが期待してしまう。
・・・嬉しい。
飛び上がりたい程に嬉しいが、彼女の前だ。姿勢を正す程度に留めた。
・・・でも、ダメだ。
顔がニヤける・・・。
・・・はぁ。本当に重症だな。
ずっと、俺の気持ちの100分の1でもいいから、気持ちに応えてほしいと思っていた。
・・・それが叶うかもしれない。
感激とは、まさにこの事だろう。
そう喜びに浸っていたら。
『なんか、ウィル本人に話したらスッキリした気がするわ』と笑ってくれたのだ。
久しぶりに見た彼女の笑顔に、思わず見とれてしまった。
そして、何も話さない俺に、彼女は『ウィル?どうしたの?』と可愛らしく聞いて来たのだった。
「ああ、すまない。思いに耽ってしまった。
フェアリエル。今度、街へ遊びに行かないか?二人で行った事、ないだろう?」
「そう言えば、そうね。
ええ。是非一緒に行きましょう!」
そうして、和やかに茶会は終了したのだ。
街デートの約束ができた事に大満足のウィルフォードであった。
【ラウル視点】
妖精ちゃんが全然相手にしてくれない。
それに、なんか警戒されている様な気さえする。
攻め方を変えた方がいいかな?
まずは友達として、心を開いてもらう所から始めるか。
そんな事を考えていたら前からミレット・バンサム譲が歩いて来た。
うわっ。隠れたいのに隠れる場所がないじゃないか。
・・・参ったな。
僕には最近悩みがある。
バンサム譲に気に入られてしまったが為に、何かにつけて話しかけて来るのだ。
普通の話なら別に良い。だが、大体が『私を好きになって欲しい』と言ってくる。
はっきり言って迷惑だ。
そして、やっぱり目が合ってしまった。
「こんにちは。ラウルさん」
「ああ。こんにちは」
「今日はお一人ですか?」
「そうだね。そろそろ帰る所だよ」
「では、途中まで、ご一緒しても良いですか?」
「・・・うん。途中までね」
二人で廊下を歩く。生徒達は皆帰ったのか、誰もいない。
・・・沈黙が続く。
そして、最初に口火を切ったのはバンサム譲だった。
「私の事、少しは好きになってくれましたか?」
・・・出た。
これを毎回聞かれるのだ。本当にうんざりする。
キッパリ言った方がいいよな。
「僕はね、妖精ちゃんが好きなの!だから、君の事は好きにはならないよ」
「フェアリエルさんには婚約者がいますよ?」
「だから何?僕の国では、そんなの関係ないよ」
そう伝えた僕を見て、不思議そうに首を傾げている。
なんだろう、すごく不気味に見えるのは・・・。
そう思っていたら、バンサム譲が口を開いた。
「いいえ。ここはネイトピア王国です。ここにいると言う事は、この国の決まりを守らなくてはいけません。
そうしないと、秩序が乱れます。
フェアリエルさんを好きなら、どうぞ、アリステリアス王国で口説いてください」
いつも言っている事は滅茶苦茶なのに、こういう時に筋道立てて話してくる彼女に腹が立った。
「余計なお世話だよ!
・・・はぁ。君も大概しつこいね。こんな事言われても、まだ僕の事が好きなの?」
「はい!なので、私を好きになってください」
「好きにはならないよ」
「私いつまでも待ちます!ラウルさんがフェアリエルさんを諦めるまで」
「諦めないし!もし諦めたとしても、君を好きにはならないよ」
押し問答が続く事に、嫌気がさし始めた頃、彼女が笑顔で言い放った。
「大丈夫ですよ!気持ちは変わるものです」
・・・あれ?
「・・・何処かで聞いた様な気がするな。
まぁ、とにかく。君の事は考えられないから。ごめんね」
よし、ここまで言えば大丈夫だろう。
そう高を括っていたら、バンサム譲が恐怖の一言を告げたのだ。
「そうですか・・・。では、もっと推して参ります!」
「いや、いいってば!!
・・・もう、話を聞いてよ」
ラウルは実感した。一方的な好意がどれ程、迷惑に感じるかを。
そう、確かに実感したのだが、自分を顧みないのがラウルと言う人なのだ。
28
あなたにおすすめの小説
働かないつもりでしたのに、気づけば全部うまくいっていました ――自由に生きる貴族夫人と溺愛旦那様』
鷹 綾
恋愛
前世では、仕事に追われるだけの人生を送り、恋も自由も知らないまま終わった私。
だからこそ転生後に誓った――
「今度こそ、働かずに優雅に生きる!」 と。
気づけば貴族夫人、しかも結婚相手は冷静沈着な名門貴族リチャード様。
「君は何もしなくていい。自由に過ごしてくれ」
――理想的すぎる条件に、これは勝ち確人生だと思ったのに。
なぜか気づけば、
・屋敷の管理を改善して使用人の待遇が激変
・夫の仕事を手伝ったら経理改革が大成功
・興味本位で教えた簿記と珠算が商業界に革命を起こす
・商人ギルドの顧問にまで祭り上げられる始末
「あれ? 私、働かない予定でしたよね???」
自分から出世街道を爆走するつもりはなかったはずなのに、
“やりたいことをやっていただけ”で、世界のほうが勝手に変わっていく。
一方、そんな彼女を静かに見守り続けていた夫・リチャードは、
実は昔から彼女を想い続けていた溺愛系旦那様で――。
「君が選ぶなら、私はずっとそばにいる」
働かないつもりだった貴族夫人が、
自由・仕事・愛情のすべてを“自分で選ぶ”人生に辿り着く物語。
これは、
何もしないはずだったのに、幸せだけは全部手に入れてしまった女性の物語。
煤かぶり姫は光の貴公子の溺愛が罰ゲームだと知っている。
朝霧心惺
恋愛
「ベルティア・ローレル。僕の恋人になってくれないかい?」
煌めく猫っ毛の金髪に太陽の瞳、光の貴公子の名を欲しいがままにするエドワード・ルードバーグ公爵令息の告白。
普通の令嬢ならば、嬉しさのあまり失神してしまうかもしれない状況に、告白された令嬢、ベルティア・ローレルは無表情のままぴくりとも頬を動かさない。
何故なら———、
(罰ゲームで告白なんて、最低の極みね)
黄金の髪こそが美しいという貴族の価値観の中で、煤を被ったような漆黒の髪を持つベルティアには、『煤かぶり姫』という蔑称がある。
そして、それは罰ゲーム結果の恋人に選ばれるほどに、貴族にとっては酷い見た目であるらしい。
3年間にも及ぶ学園生活も終盤に迫ったこの日告白されたベルティア、実家は伯爵家といえども辺境であり、長年の凶作続きにより没落寸前。
もちろん、実家は公爵家に反抗できるほどの力など持ち合わせていない。
目立つ事が大嫌いでありながらも渋々受け入れた恋人生活、けれど、彼の罰ゲームはただ付き合うだけでは終わらず、加速していく溺愛、溺愛、溺愛………!!
甘すぎる苦しみが、ベルティアを苦しめる。
「どうして僕の愛を疑うんだっ!!」
(疑うも何も、そもそもこの恋人ごっこはあなたへの罰ゲームでしょ!?)
(本編完結)無表情の美形王子に婚約解消され、自由の身になりました! なのに、なんで、近づいてくるんですか?
水無月あん
恋愛
本編は完結してます。8/6より、番外編はじめました。よろしくお願いいたします。
私は、公爵令嬢のアリス。ピンク頭の女性を腕にぶら下げたルイス殿下に、婚約解消を告げられました。美形だけれど、無表情の婚約者が苦手だったので、婚約解消はありがたい! はれて自由の身になれて、うれしい! なのに、なぜ、近づいてくるんですか? 私に興味なかったですよね? 無表情すぎる、美形王子の本心は? こじらせ、ヤンデレ、執着っぽいものをつめた、ゆるゆるっとした設定です。お気軽に楽しんでいただければ、嬉しいです。
『身代わりに差し出された令嬢ですが、呪われた公爵に溺愛されて本当の幸せを掴みました』
鷹 綾
恋愛
孤児院で「九番」と呼ばれ、価値のない存在として育った少女ノイン。
伯爵家に引き取られても待っていたのは救いではなく、実の娘エミリアの身代わりとして、“呪われた化け物公爵”フェルディナンドの婚約者に差し出される運命だった。
恐怖と嘲笑の中で送り出された先で出会ったのは――
噂とは裏腹に、誰よりも誠実で、誰よりも孤独な公爵。
角と鱗に覆われたその姿は、血筋ではなく、長年にわたる呪いと心の傷によるものだった。
そしてノインは気づく。
幼い頃から自分が持っていた、人の痛みを和らげる不思議な力が、彼の呪いに届いていることに。
「身代わり」だったはずの婚約は、やがて
呪いと過去に向き合う“ふたりだけの戦い”へと変わっていく。
孤独を知る公爵と、居場所を求めてきた少女。
互いを想い、手を取り合ったとき――
止まっていた運命が、静かに動き出す。
そして迎える、公の場での真実の発表。
かつてノインを蔑み、捨てた者たちに訪れるのは、痛快で静かな“ざまぁ”。
これは、
身代わりの少女が本当の愛と居場所を手に入れるまでの物語。
呪いが解けた先に待っていたのは、溺愛と、何気ない幸せな日常だった。
【完結】モブ令嬢としてひっそり生きたいのに、腹黒公爵に気に入られました
22時完結
恋愛
貴族の家に生まれたものの、特別な才能もなく、家の中でも空気のような存在だったセシリア。
華やかな社交界には興味もないし、政略結婚の道具にされるのも嫌。だからこそ、目立たず、慎ましく生きるのが一番——。
そう思っていたのに、なぜか冷酷無比と名高いディートハルト公爵に目をつけられてしまった!?
「……なぜ私なんですか?」
「君は実に興味深い。そんなふうにおとなしくしていると、余計に手を伸ばしたくなる」
ーーそんなこと言われても困ります!
目立たずモブとして生きたいのに、公爵様はなぜか私を執拗に追いかけてくる。
しかも、いつの間にか甘やかされ、独占欲丸出しで迫られる日々……!?
「君は俺のものだ。他の誰にも渡すつもりはない」
逃げても逃げても追いかけてくる腹黒公爵様から、私は無事にモブ人生を送れるのでしょうか……!?
捨てられた地味な王宮修復師(実は有能)、強面辺境伯の栄養管理で溺愛され、辺境を改革する ~王都の貴重な物が失われても知りませんよ?~
水上
恋愛
「カビ臭い地味女」と王太子に婚約破棄された王宮修復師のリディア。
彼女の芸術に関する知識と修復師としての技術は、誰からも必要性を理解されていなかった。
失意の中、嫁がされたのは皆から恐れられる強面辺境伯ジェラルドだった!
しかし恐ろしい噂とは裏腹に、彼はリディアの不健康を見逃せない超・過保護で!?
絶品手料理と徹底的な体調管理で、リディアは心身ともに美しく再生していく。
一方、彼女を追放した王都では、貴重な物が失われたり、贋作騒動が起きたりとパニックになり始めて……。
『婚約なんて予定にないんですが!? 転生モブの私に公爵様が迫ってくる』
ヤオサカ
恋愛
この物語は完結しました。
現代で過労死した原田あかりは、愛読していた恋愛小説の世界に転生し、主人公の美しい姉を引き立てる“妹モブ”ティナ・ミルフォードとして生まれ変わる。今度こそ静かに暮らそうと決めた彼女だったが、絵の才能が公爵家嫡男ジークハルトの目に留まり、婚約を申し込まれてしまう。のんびり人生を望むティナと、穏やかに心を寄せるジーク――絵と愛が織りなす、やがて幸せな結婚へとつながる転生ラブストーリー。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる