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魔族
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辺り一帯には肉の焼け焦げた臭いが充満している ─────── 。
そしていくつもの丸焦げとなったモノが点在し転がっている ─────── 。
それらは全てつい数秒前までは人だった者たちである ─────── 。
「この形態ブサイクだから嫌いなんだよね。あと二匹・・・さっさと終わらせよっと」
自身を取り囲み討ち取ろうとしていた冒険者たちの亡骸など気にする素振りもなく、セロフトは退屈そうに呟いた。
彼にとっては冒険者たちなど暇潰しの単なる玩具程度でしかなく、一度壊れてしまった玩具にはもはや興味はない様子 ──────── 。
真の実力を発揮し冒険者たちを蹂躙したセロフト。
残るはファイングとナルセナの二人だけ。
Aランクの実力者である二人をもってしてもセロフトを討ち取れるイメージが湧いてこない。
必死になって攻略の糸口を見つけ出そうと思慮を巡らせるファイングであったが、なかなかそれを見つけられずにいた。
しかし、ゆっくりと時間を掛けて考えている暇などない。
相対している魔族はすでに遊ぶことすらも放棄し、退屈のあまり今すぐにでもこの戦いを終わらせようとしている。
もはや、万策尽きた ──────── 。
「おい!諦めんじゃね~ぞ!!オレが時間を稼ぐ。その間に奴を倒す方法を考えとけ!!いいな」
ファイングとナルセナは幼少期からの仲である。
二十年近くの付き合いであるため、お互いに口に出さなくともある程度相手の考えていることが分かってしまうのだ。
そして、それは今この瞬間も ──────── 。
ファイングがセロフトを討ち取ることを考えると同時にそれが無理かもしれないという心情をナルセナは察した。
それ故にナルセナはファイングに対して喝を入れた後、単身でセロフトに向かって駆け出したのであった。
「まっ…待て!ナルセナ」
懸命に伸ばしたその手は虚しくも空を掴み、ファイングは意気揚々と走るナルセナの背中を見送ることしか出来なかった。
「待たせたなクソ野郎。今度こそキッチリ息の根を止めてやるよ」
「またお姉さんか。いい加減諦めてよ~」
「そんな言葉オレの辞書には載ってねぇ~んだよ!オラオラオラオラーーーーー」
ガンガンガンガン!!
「おっとっと…」
「まだまだ終わりじゃねぇ~ぞ」
フォンッフォンッ、フォンッフォフォンッ ─────── 。
ブシュッ、ブシュッブシュッ。
《イケる!イケる!このまま押し切ってオレ一人で ─────── 》
ズボッ!! ─────── 。
《あれ?なんだ?腹が…熱い…》
「はい。お疲れ様」
《お疲れ様ってなんだよ。オレはまだやれる》
───────── ブシューーーーーッ。
「ガッ…ガハァッ」
「ナルセナーーーーー」
──────── ドサッ。
《ファイングの野郎、なんて顔してやがんだ。オレは、魔族ごときに…負け…ねぇ…》
セロフトの手刀によって貫かれた腹部から大量の血を流し力無く地に伏せるナルセナ。
今回参加した冒険者の中でトップクラスの強者が悲しくもあっさり討たれたのだった。
「クソッ、クソッ、クソッ、クソッ」
「あ~あ、お姉さんも壊れちゃった。あとはお兄さんだけだね。もう諦めなよ」
《諦める?仲間をここまでされておいて自分だけが?そんなことは決して許されない》
「もういい・・・」
「アハハハハ。そうそう、もういいよね。諦めて死んじゃいな」
「黙れ!考えるのはもう止めだ。ただ、貴様を殺す」
何かが吹っ切れたような感覚。
他のパーティのことや作戦・連携などを考える必要がなくなり、ファイングの頭の中は目の前の敵を叩き潰すというシンプルなものとなっていた。
シュンッ ──────── 。
再び超高速で移動したセロフトがファイングの目の前に現れ強靭な手刀を振り下ろす。
まさに目にも止まらぬ早技であったのだが、その攻撃は空を斬ることとなる。
ヒュンッ ──────── スカッ。
「あれ?」
「それは何度も見た」
──────── ズバンッ!!
セロフトの攻撃を軽やかに躱したファイングは、そのまま流れるように剣を振り下ろし伸び切ったセロフトの右腕を肩口から斬り落とした。
「グッ…」
シュタッ、シュタッ、シュタッ ──────── 。
右腕を斬り落とされたセロフトは慌てた様子で距離を取り、切り口を押さえながらファイングを睨みつける。
相手の力量を測り違えたか。
セロフトは眼前に立つ男の姿を見ながらそんなことを考える。
自身を討ち取ろうと集結した冒険者たちの中で一番強いと踏んでいたナルセナを倒し、残った男などすぐに片付けられると思っていた。
しかし、その考えは完全に間違いであった。
「俺などすぐに片付けられるとでも思ったか?あいにく俺の実力はナルセナよりも上だ」
「能ある鷹は爪を隠すってことだね」
「貴様ほどの実力者を取り逃がすわけにはいかない。今後魔族と戦うことになるのであれば、今回の戦闘は重要な情報となる」
「フッ、フフフフフ、アハハハハハハハハ」
「何が可笑しい」
「いやいや、だって…実力者?この僕が?ヒト族は面白いジョークを言うんだね」
「何?貴様よりも強い者がいるとでも言うのか」
「はぁ~、しょうがないから良いこと教えてあげるよ。君たちにとっては最悪かもしれないけどね。僕はあくまでも先遣隊。ただの使いっ走りだよ」
!? ──────── 。
嘘やハッタリではなさそうだ。
そこには自分よりも遥か高みにいる強者たちに向けての畏敬の念が込められており、その存在の大きさが見て取れた。
セロフトが放ったその言葉の意味。
それを知った時、ファイングは全身の毛穴という毛穴から冷や汗が吹き出すのを感じた。
そして、大きな動揺を隠せずにいたファイングが我に返るとセロフトは斬り落とされた右腕の修復を終えていた。
「君たちってヒト族の中でも強い方なの?僕程度にこの体たらくじゃ、魔族の相手にはならないよ」
そこからは一方的な展開となった。
心・技・体とはよく言ったものだ。
心を打ち砕かれたファイングは徐々に戦意を失っていき、それに伴い身体と技のキレも失われていった。
セロフトはそれまでのように簡単に殺すことはせず、徹底的に痛めつけることで自身の…いや、魔族の恐ろしさを相手の心身に刻もうとしているようであった。
そして、まるでボロ雑巾のごとくボロボロにされたファイングは、もはや反撃する体力も残されておらず地面に横たわっていた。
「もうそろそろ終わらせよっかな。残念だったね、君たちヒト族じゃ~僕たち魔族には到底勝てやしないよ」
「グッ・・・」
全ての力を出し尽くし脱力した状態のファイングの首を掴み持ち上げるセロフト。
ナルセナたちの命を奪った手刀が構えられ、ついにトドメを刺されようとしていた。
まさに万事休す。
そして、ぐったりとしたファイングが自身の死を受け入れたその時 ──────── 。
「ちょっ…何なのよこれ」
「これは非道いっす」
「いったい誰がこんな事を」
「みんな、あっちを見て」
ようやく多くの魔物たちとの戦闘を潜り抜けたスズネたちが火口へと到着する。
そして、到着するなりその惨劇の後を目の当たりにしたスズネたちは、それと同時に今にも殺されそうになっているファイングの姿を前に驚愕するのだった。
「も~なんだよ。また新手?なんだか大したことなさそうな奴らだ・・・ん? ────── まさか!?あれは・・・」
ようやくこの戦いにもひと段落がつき休めるかと思ったにも関わらず、新たなヒト族が現れ落胆した様子を見せるセロフト。
しかし、スズネたちの後ろに立つ男の姿に動揺を隠すことが出来ないのであった。
そしていくつもの丸焦げとなったモノが点在し転がっている ─────── 。
それらは全てつい数秒前までは人だった者たちである ─────── 。
「この形態ブサイクだから嫌いなんだよね。あと二匹・・・さっさと終わらせよっと」
自身を取り囲み討ち取ろうとしていた冒険者たちの亡骸など気にする素振りもなく、セロフトは退屈そうに呟いた。
彼にとっては冒険者たちなど暇潰しの単なる玩具程度でしかなく、一度壊れてしまった玩具にはもはや興味はない様子 ──────── 。
真の実力を発揮し冒険者たちを蹂躙したセロフト。
残るはファイングとナルセナの二人だけ。
Aランクの実力者である二人をもってしてもセロフトを討ち取れるイメージが湧いてこない。
必死になって攻略の糸口を見つけ出そうと思慮を巡らせるファイングであったが、なかなかそれを見つけられずにいた。
しかし、ゆっくりと時間を掛けて考えている暇などない。
相対している魔族はすでに遊ぶことすらも放棄し、退屈のあまり今すぐにでもこの戦いを終わらせようとしている。
もはや、万策尽きた ──────── 。
「おい!諦めんじゃね~ぞ!!オレが時間を稼ぐ。その間に奴を倒す方法を考えとけ!!いいな」
ファイングとナルセナは幼少期からの仲である。
二十年近くの付き合いであるため、お互いに口に出さなくともある程度相手の考えていることが分かってしまうのだ。
そして、それは今この瞬間も ──────── 。
ファイングがセロフトを討ち取ることを考えると同時にそれが無理かもしれないという心情をナルセナは察した。
それ故にナルセナはファイングに対して喝を入れた後、単身でセロフトに向かって駆け出したのであった。
「まっ…待て!ナルセナ」
懸命に伸ばしたその手は虚しくも空を掴み、ファイングは意気揚々と走るナルセナの背中を見送ることしか出来なかった。
「待たせたなクソ野郎。今度こそキッチリ息の根を止めてやるよ」
「またお姉さんか。いい加減諦めてよ~」
「そんな言葉オレの辞書には載ってねぇ~んだよ!オラオラオラオラーーーーー」
ガンガンガンガン!!
「おっとっと…」
「まだまだ終わりじゃねぇ~ぞ」
フォンッフォンッ、フォンッフォフォンッ ─────── 。
ブシュッ、ブシュッブシュッ。
《イケる!イケる!このまま押し切ってオレ一人で ─────── 》
ズボッ!! ─────── 。
《あれ?なんだ?腹が…熱い…》
「はい。お疲れ様」
《お疲れ様ってなんだよ。オレはまだやれる》
───────── ブシューーーーーッ。
「ガッ…ガハァッ」
「ナルセナーーーーー」
──────── ドサッ。
《ファイングの野郎、なんて顔してやがんだ。オレは、魔族ごときに…負け…ねぇ…》
セロフトの手刀によって貫かれた腹部から大量の血を流し力無く地に伏せるナルセナ。
今回参加した冒険者の中でトップクラスの強者が悲しくもあっさり討たれたのだった。
「クソッ、クソッ、クソッ、クソッ」
「あ~あ、お姉さんも壊れちゃった。あとはお兄さんだけだね。もう諦めなよ」
《諦める?仲間をここまでされておいて自分だけが?そんなことは決して許されない》
「もういい・・・」
「アハハハハ。そうそう、もういいよね。諦めて死んじゃいな」
「黙れ!考えるのはもう止めだ。ただ、貴様を殺す」
何かが吹っ切れたような感覚。
他のパーティのことや作戦・連携などを考える必要がなくなり、ファイングの頭の中は目の前の敵を叩き潰すというシンプルなものとなっていた。
シュンッ ──────── 。
再び超高速で移動したセロフトがファイングの目の前に現れ強靭な手刀を振り下ろす。
まさに目にも止まらぬ早技であったのだが、その攻撃は空を斬ることとなる。
ヒュンッ ──────── スカッ。
「あれ?」
「それは何度も見た」
──────── ズバンッ!!
セロフトの攻撃を軽やかに躱したファイングは、そのまま流れるように剣を振り下ろし伸び切ったセロフトの右腕を肩口から斬り落とした。
「グッ…」
シュタッ、シュタッ、シュタッ ──────── 。
右腕を斬り落とされたセロフトは慌てた様子で距離を取り、切り口を押さえながらファイングを睨みつける。
相手の力量を測り違えたか。
セロフトは眼前に立つ男の姿を見ながらそんなことを考える。
自身を討ち取ろうと集結した冒険者たちの中で一番強いと踏んでいたナルセナを倒し、残った男などすぐに片付けられると思っていた。
しかし、その考えは完全に間違いであった。
「俺などすぐに片付けられるとでも思ったか?あいにく俺の実力はナルセナよりも上だ」
「能ある鷹は爪を隠すってことだね」
「貴様ほどの実力者を取り逃がすわけにはいかない。今後魔族と戦うことになるのであれば、今回の戦闘は重要な情報となる」
「フッ、フフフフフ、アハハハハハハハハ」
「何が可笑しい」
「いやいや、だって…実力者?この僕が?ヒト族は面白いジョークを言うんだね」
「何?貴様よりも強い者がいるとでも言うのか」
「はぁ~、しょうがないから良いこと教えてあげるよ。君たちにとっては最悪かもしれないけどね。僕はあくまでも先遣隊。ただの使いっ走りだよ」
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嘘やハッタリではなさそうだ。
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セロフトが放ったその言葉の意味。
それを知った時、ファイングは全身の毛穴という毛穴から冷や汗が吹き出すのを感じた。
そして、大きな動揺を隠せずにいたファイングが我に返るとセロフトは斬り落とされた右腕の修復を終えていた。
「君たちってヒト族の中でも強い方なの?僕程度にこの体たらくじゃ、魔族の相手にはならないよ」
そこからは一方的な展開となった。
心・技・体とはよく言ったものだ。
心を打ち砕かれたファイングは徐々に戦意を失っていき、それに伴い身体と技のキレも失われていった。
セロフトはそれまでのように簡単に殺すことはせず、徹底的に痛めつけることで自身の…いや、魔族の恐ろしさを相手の心身に刻もうとしているようであった。
そして、まるでボロ雑巾のごとくボロボロにされたファイングは、もはや反撃する体力も残されておらず地面に横たわっていた。
「もうそろそろ終わらせよっかな。残念だったね、君たちヒト族じゃ~僕たち魔族には到底勝てやしないよ」
「グッ・・・」
全ての力を出し尽くし脱力した状態のファイングの首を掴み持ち上げるセロフト。
ナルセナたちの命を奪った手刀が構えられ、ついにトドメを刺されようとしていた。
まさに万事休す。
そして、ぐったりとしたファイングが自身の死を受け入れたその時 ──────── 。
「ちょっ…何なのよこれ」
「これは非道いっす」
「いったい誰がこんな事を」
「みんな、あっちを見て」
ようやく多くの魔物たちとの戦闘を潜り抜けたスズネたちが火口へと到着する。
そして、到着するなりその惨劇の後を目の当たりにしたスズネたちは、それと同時に今にも殺されそうになっているファイングの姿を前に驚愕するのだった。
「も~なんだよ。また新手?なんだか大したことなさそうな奴らだ・・・ん? ────── まさか!?あれは・・・」
ようやくこの戦いにもひと段落がつき休めるかと思ったにも関わらず、新たなヒト族が現れ落胆した様子を見せるセロフト。
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