289 / 314
第8章 砂漠の英雄
第9話 邪教の魔女たち
しおりを挟む
「テシウス・ハーヴェストは、いかがでしたか?」
王都ベルンを背にして、マツバは師のクレマンティーヌに訊ねた。
「ふむ……一言で言えば賢臣さね。性格は違えど思想はザックスに似てるねえ。温厚な王の元なら才を発揮できるが、苛烈な王になれば処断されるタイプさね。サリウス王の次世代に、彼が表舞台にいるかは半々かねえ」
千年前、魔族を滅ぼし世界を救った七英雄と語り継がれる者の名で例える回答に、マツバは、はあ、と小首をかしげる。
彼女の知る彼は、頼れる男であっても基本赤ら顔の呑兵衛だったから。
「ザックスが死んでラフレシア王国が滅びたように、国家も世界も彼1人でどうにかなるものでもないさね。……マツバはテシウス君をどう見たかね?」
「御し難い男かと。ただ、彼は知識豊富なれど、魔女の真実は知らない様子。所詮は100年も生きれぬ人間の身……と見ました。ファインダの宰相ダリム・クリムトと比較すると警戒レベルは一つ下げてよろしいかと」
歯に衣着せぬ弟子の回答に、師はクスりと笑みを浮かべる。
「辛辣な意見だねえ。ダリム君は赤竜だし、比較は酷さね。ま、彼については今後も楽しめるだろう。初顔合わせとして上々の結果さね。もう1人、会っておきたかったが、こうなってしまったら私の正体を知る可能性が高い。赤子に障っては大変だから、今回は会わないでおくかね」
クレマンティーヌが言い終わると、マツバはベルンの方角を振り返り、闇を凝縮した塊を生成してベルンの空へと投げた。
「干渉魔法かね? 効果はベルン限定。予知能力のあるマツバだからできる魔法だねえ。これはテシウス君も気づかないだろうさ」
「……予知能力のみを封じました。あの者が、悲劇を予知しないように」
「ふむ。気に病むことはないさね。利用価値があるとマツバが予知していた通り、彼女はそうなるだけ。わざと選んだわけでもないからねえ」
クレマンティーヌの慰めの言葉に、マツバはそっと虚空を見上げた。
***
「南部は暑いって聞いていたが暑すぎだろ……。しかもまだマーインか。ここからさらに歩くって地獄かよ」
踏む砂が靴をジリジリ溶かすかのような感覚と、照りつける太陽が着ている長袖の修道服を汗で濡らす。
「レアード行き断ったら南部行きかぁ。……キャハ♥ 六賢魔様たちもぉ、クレマンティーヌ様もぉ、あたしのこと……好きすぎるだろ」
オレンジ色の髪を一つ結びのおさげにした少女が、砂漠の只中で愚痴を漏らす。
「キヒ♥ でもまあ、南部は面白そうだしぃ、イフリート復活に関わりたかったしぃ、お姫様一行とも鉢合わせしそうだしぃ、丁度いいわぁ。でもさぁ、シャルロッテやルリア、リリとロロが先に出立してから告げんなよ。ルリアたちは転移魔法でラフィーネスタート、あたしはベルンスタート。地の利が詰んでるんだわ」
ラフィーネはファインダ王国の西の街で、ベルガー王国との国境にある。そのまま南へ行けばオレンの街経由で南部諸国群に入ることができる。
対してベルンは数百キロ北のベルガー王国中心部。
距離の差は歴然である。
元々、クレマンティーヌはこの少女をレアード王国の工作に使おうと考えていた。レアード王国出身者として最大級の期待もしていた。
それを拒否したのは少女である。理由は単純に、故郷の土地を踏みたくないだけである。
六賢魔のマツバに泣きつき、任務を変更してもらった。
クレマンティーヌは、マツバから簡易に少女の事情を聞き、不満に思うことなく南部に行くよう命じた。
ただ……ルリアたちが旅立ってから思いついたのかどうか、彼女はもう一つ厄介な任務を少女に追加したのである。
クレマンティーヌは封印所在が判明したイフリートをノイズと若い魔女たちに任せ、自らは六賢魔の中で温厚なマツバと共にダーランド王国に取り入り、残る六賢魔の、チャービル、ローレル、アロマティカス、タイム、フェンネルに他の将軍の行方を探らせている。
「マーインといえば、あいつがいる所か。会いたくねえからスルーだ。と言っても1泊しねえと死ぬわ。あとは馬か駱駝購入しねえと、南部砂漠で力尽きるなあこれ」
見えてきたマーイン領を見て、ため息ついて門をくぐった少女の背後から女の声が響く。
「ジーニアじゃない? 豆粒だったクソガキが大きくなったわね。何かこの街に用かしら? 査察なら不要よ」
少女――ジーニアは舌打ちした。この街を数年前から影で支配する魔女と、早々に鉢合わせとは運がねえと思いながら。
「ただの通り道だよ。1泊したら出ていくから気にすんな」
「そう、残念。積もる話をしたかったのに。……六賢魔様が若返ったって本当? クレマンティーヌ様って、お優しい方と聞いたけど事実なのかしら?」
「直接会いに行けばいいじゃねえか」
「そうしたいけど、私は『真実の眼』に寄付し、この街で実験を任されている身。街を離れるわけにはいかないわ」
「そうかよ。ま、頑張ってくださいな」
「つれないわね。同じレアードの……」
ジーニアは腰の漆黒の剣を抜き、身体を捻って一閃。
剣は空を切るだけで、そこには誰もいなかった。
『フフフ、冷たいわぁ、ジーニア』
「てめえに構ってまた実験体にされるつもりはねえよ、好きにしてろよ。あたしも好きにするさ」
虚空に向かって呟いたジーニアは、完全に相手の気配が消えたことを察知して剣を鞘に戻す。
「相変わらず嫌な奴だ。見張ってやがったか」
さてと、飯を食って宿に泊まって、明日買い出しして、とっとと南部入りするか。
そう思った矢先だった。
門から馬車の車轍音が聞こえ、御者に座る男2人が通行の許可を求めているのが見えた。
「ベルンで魔導具店を営んでいる、ヘクター・ロンメルだ。こっちは護衛のリョウ・アルバース。他に仲間が6人いる」
「ヘクター・ロンメルといえば、テスタ派で処刑された前任から引き継いだ、王都商業ギルドのギルドマスターでは?」
ヘクターは身分証の銀時計を見せ、隣に座るリョウも傭兵団の認識証を見せる。
「……はい。たしかに拝見しました。わざわざヘクター殿のような方が来られるとは光栄です」
「なあに、わが国がファインダと同盟結んだろ? 南部諸国群の戦乱にも介入したいらしいぜ? なら商人として、早めに交易ルートを構築したいのさ」
「それはそれは、商人らしい嗅覚ですね。積荷も問題ありません。どうぞお通りください」
門兵は納得し、馬車が街へと入る。
ジーニアは建物の壁に身を隠しながら、連中の様子を見つめていた。
(キャハ♥ やっば! いきなりお姫様一行と鉢合わせってツイてるわぁ♥)
馬車の窓から、仲間たちと砂漠地方特有の石造りの街並みを眺めているローゼの姿を確認し、ジーニアは歓喜する。
(ヘクターねぇ。ディアナと一緒にベルンで邪魔してくれた恨みはあるけどぉ、あいつとディアナの絶望顔はあとのお楽しみだしぃ、ここで死なないでねぇ♥)
六賢魔がディアナをお目こぼしをしている意味を、ジーニアは知っている。
その時はもうすぐだが、今ではない。
(さすがにあたしだけじゃ分が悪い。さらに新顔がいる。正面からも搦め手でも勝ち目ねえな)
御者席にいるリョウ・アルバースの剣技、馬車の中にいるローゼの魔法、ヴィレッタの神聖魔法、ベレニスの精霊魔法、いずれも大陸全土で上位の力量。
そいつらより警戒しなければならないのが、商人のフィーリア。奴を出し抜くには相当の準備が必要だ。
この戦ったことのある面子に、二刀の使い手ファインダ王女レオノールと、赤竜クリスが加わっている。
単身で挑むには、分が悪すぎた。
(待てよ?……連中がヘクター連れてここに来た目的は、あいつか?)
ジーニアの顔が歪む。
(まあ、いっかぁ。少ぉし残って様子ぅ、見・て・よ。キャハ♥)
この街マーインの真実を知った時の、ローゼたちの反応を想像し、ジーニアは内心から溢れる愉悦を堪えきれず、口角を吊り上げた。
王都ベルンを背にして、マツバは師のクレマンティーヌに訊ねた。
「ふむ……一言で言えば賢臣さね。性格は違えど思想はザックスに似てるねえ。温厚な王の元なら才を発揮できるが、苛烈な王になれば処断されるタイプさね。サリウス王の次世代に、彼が表舞台にいるかは半々かねえ」
千年前、魔族を滅ぼし世界を救った七英雄と語り継がれる者の名で例える回答に、マツバは、はあ、と小首をかしげる。
彼女の知る彼は、頼れる男であっても基本赤ら顔の呑兵衛だったから。
「ザックスが死んでラフレシア王国が滅びたように、国家も世界も彼1人でどうにかなるものでもないさね。……マツバはテシウス君をどう見たかね?」
「御し難い男かと。ただ、彼は知識豊富なれど、魔女の真実は知らない様子。所詮は100年も生きれぬ人間の身……と見ました。ファインダの宰相ダリム・クリムトと比較すると警戒レベルは一つ下げてよろしいかと」
歯に衣着せぬ弟子の回答に、師はクスりと笑みを浮かべる。
「辛辣な意見だねえ。ダリム君は赤竜だし、比較は酷さね。ま、彼については今後も楽しめるだろう。初顔合わせとして上々の結果さね。もう1人、会っておきたかったが、こうなってしまったら私の正体を知る可能性が高い。赤子に障っては大変だから、今回は会わないでおくかね」
クレマンティーヌが言い終わると、マツバはベルンの方角を振り返り、闇を凝縮した塊を生成してベルンの空へと投げた。
「干渉魔法かね? 効果はベルン限定。予知能力のあるマツバだからできる魔法だねえ。これはテシウス君も気づかないだろうさ」
「……予知能力のみを封じました。あの者が、悲劇を予知しないように」
「ふむ。気に病むことはないさね。利用価値があるとマツバが予知していた通り、彼女はそうなるだけ。わざと選んだわけでもないからねえ」
クレマンティーヌの慰めの言葉に、マツバはそっと虚空を見上げた。
***
「南部は暑いって聞いていたが暑すぎだろ……。しかもまだマーインか。ここからさらに歩くって地獄かよ」
踏む砂が靴をジリジリ溶かすかのような感覚と、照りつける太陽が着ている長袖の修道服を汗で濡らす。
「レアード行き断ったら南部行きかぁ。……キャハ♥ 六賢魔様たちもぉ、クレマンティーヌ様もぉ、あたしのこと……好きすぎるだろ」
オレンジ色の髪を一つ結びのおさげにした少女が、砂漠の只中で愚痴を漏らす。
「キヒ♥ でもまあ、南部は面白そうだしぃ、イフリート復活に関わりたかったしぃ、お姫様一行とも鉢合わせしそうだしぃ、丁度いいわぁ。でもさぁ、シャルロッテやルリア、リリとロロが先に出立してから告げんなよ。ルリアたちは転移魔法でラフィーネスタート、あたしはベルンスタート。地の利が詰んでるんだわ」
ラフィーネはファインダ王国の西の街で、ベルガー王国との国境にある。そのまま南へ行けばオレンの街経由で南部諸国群に入ることができる。
対してベルンは数百キロ北のベルガー王国中心部。
距離の差は歴然である。
元々、クレマンティーヌはこの少女をレアード王国の工作に使おうと考えていた。レアード王国出身者として最大級の期待もしていた。
それを拒否したのは少女である。理由は単純に、故郷の土地を踏みたくないだけである。
六賢魔のマツバに泣きつき、任務を変更してもらった。
クレマンティーヌは、マツバから簡易に少女の事情を聞き、不満に思うことなく南部に行くよう命じた。
ただ……ルリアたちが旅立ってから思いついたのかどうか、彼女はもう一つ厄介な任務を少女に追加したのである。
クレマンティーヌは封印所在が判明したイフリートをノイズと若い魔女たちに任せ、自らは六賢魔の中で温厚なマツバと共にダーランド王国に取り入り、残る六賢魔の、チャービル、ローレル、アロマティカス、タイム、フェンネルに他の将軍の行方を探らせている。
「マーインといえば、あいつがいる所か。会いたくねえからスルーだ。と言っても1泊しねえと死ぬわ。あとは馬か駱駝購入しねえと、南部砂漠で力尽きるなあこれ」
見えてきたマーイン領を見て、ため息ついて門をくぐった少女の背後から女の声が響く。
「ジーニアじゃない? 豆粒だったクソガキが大きくなったわね。何かこの街に用かしら? 査察なら不要よ」
少女――ジーニアは舌打ちした。この街を数年前から影で支配する魔女と、早々に鉢合わせとは運がねえと思いながら。
「ただの通り道だよ。1泊したら出ていくから気にすんな」
「そう、残念。積もる話をしたかったのに。……六賢魔様が若返ったって本当? クレマンティーヌ様って、お優しい方と聞いたけど事実なのかしら?」
「直接会いに行けばいいじゃねえか」
「そうしたいけど、私は『真実の眼』に寄付し、この街で実験を任されている身。街を離れるわけにはいかないわ」
「そうかよ。ま、頑張ってくださいな」
「つれないわね。同じレアードの……」
ジーニアは腰の漆黒の剣を抜き、身体を捻って一閃。
剣は空を切るだけで、そこには誰もいなかった。
『フフフ、冷たいわぁ、ジーニア』
「てめえに構ってまた実験体にされるつもりはねえよ、好きにしてろよ。あたしも好きにするさ」
虚空に向かって呟いたジーニアは、完全に相手の気配が消えたことを察知して剣を鞘に戻す。
「相変わらず嫌な奴だ。見張ってやがったか」
さてと、飯を食って宿に泊まって、明日買い出しして、とっとと南部入りするか。
そう思った矢先だった。
門から馬車の車轍音が聞こえ、御者に座る男2人が通行の許可を求めているのが見えた。
「ベルンで魔導具店を営んでいる、ヘクター・ロンメルだ。こっちは護衛のリョウ・アルバース。他に仲間が6人いる」
「ヘクター・ロンメルといえば、テスタ派で処刑された前任から引き継いだ、王都商業ギルドのギルドマスターでは?」
ヘクターは身分証の銀時計を見せ、隣に座るリョウも傭兵団の認識証を見せる。
「……はい。たしかに拝見しました。わざわざヘクター殿のような方が来られるとは光栄です」
「なあに、わが国がファインダと同盟結んだろ? 南部諸国群の戦乱にも介入したいらしいぜ? なら商人として、早めに交易ルートを構築したいのさ」
「それはそれは、商人らしい嗅覚ですね。積荷も問題ありません。どうぞお通りください」
門兵は納得し、馬車が街へと入る。
ジーニアは建物の壁に身を隠しながら、連中の様子を見つめていた。
(キャハ♥ やっば! いきなりお姫様一行と鉢合わせってツイてるわぁ♥)
馬車の窓から、仲間たちと砂漠地方特有の石造りの街並みを眺めているローゼの姿を確認し、ジーニアは歓喜する。
(ヘクターねぇ。ディアナと一緒にベルンで邪魔してくれた恨みはあるけどぉ、あいつとディアナの絶望顔はあとのお楽しみだしぃ、ここで死なないでねぇ♥)
六賢魔がディアナをお目こぼしをしている意味を、ジーニアは知っている。
その時はもうすぐだが、今ではない。
(さすがにあたしだけじゃ分が悪い。さらに新顔がいる。正面からも搦め手でも勝ち目ねえな)
御者席にいるリョウ・アルバースの剣技、馬車の中にいるローゼの魔法、ヴィレッタの神聖魔法、ベレニスの精霊魔法、いずれも大陸全土で上位の力量。
そいつらより警戒しなければならないのが、商人のフィーリア。奴を出し抜くには相当の準備が必要だ。
この戦ったことのある面子に、二刀の使い手ファインダ王女レオノールと、赤竜クリスが加わっている。
単身で挑むには、分が悪すぎた。
(待てよ?……連中がヘクター連れてここに来た目的は、あいつか?)
ジーニアの顔が歪む。
(まあ、いっかぁ。少ぉし残って様子ぅ、見・て・よ。キャハ♥)
この街マーインの真実を知った時の、ローゼたちの反応を想像し、ジーニアは内心から溢れる愉悦を堪えきれず、口角を吊り上げた。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる