48 / 314
第2章 英雄の最期
第6話 旅立ち
しおりを挟む
「お別れか。寂しくなるね」
ビオレール南の門まで見送りに来てくれた、王国騎士の隊長のオルタナ・アーノルドさん。
スラリとした長身と世の女性たちを虜にしちゃう甘いマスクで、寂しそうに微笑む。
女性なのが残念無念って思っちゃうほどに。
面倒見が良くて優しくて頼れる素敵な人物だけど、唯一の欠点は戦闘狂ってとこかな?
私やベレニスは特に直接的な被害は受けなかったけど、同じ剣士のリョウは何度も被害を受けている。
数日前は城の兵士と模擬戦をやらされた直後に、一騎討ちをされてボコボコにされていた。
「アーノルドって、アデル準男爵の御子息っすか⁉ うわあ、綺麗な人っすねえ。お目にかかれて光栄っすよ」
「私もだよ。フィーリアちゃん。領主代行に直接お目通りして、ローゼちゃんたちの領外出国禁止を解除させた謎の少女。まさか、こんなに可愛い女の子だったなんてね」
「あっ、その話は!」
やっぱりフィーリアが関わっていたのか。
タイミングが良すぎると思ったんだよなあ。
……でも、どうやってだよ。
「あっはっはっは、すまないすまない。王都ベルンに着いたら、我がアーノルド家を訪ねたまえ。父には文を出しておこう」
「オルタナさん、色々お世話になりました。また会える日を楽しみにしてます」
スノッサの森を出てからビオレールでの日々の数ヶ月、長いようで短い間だったけど楽しかった。
その思い出に微笑むと、オルタナさんもニッコリ微笑み返してくれた。
「オルタナ殿、ご指導ご鞭撻、誠にありがとうございました」
「オルタナ! またおっぱいを揉ませてね! じゃあねバイバイ」
リョウもベレニスも、それぞれオルタナさんに感謝の言葉と別れの挨拶を済ませる。
「君たちの旅路に、女神の祝福があらんことを」
オルタナさんは片手を胸に当て、私たちに祈りを捧げてくれた。
こういう仕草、一つ一つに品があって優雅なんだよね。
立ち居振る舞いだけで、見る者を魅了しちゃうのは本当に凄いよ。
私たち4人は、オルタナさんの優雅な見送りを受けながらビオレールを後にした。
ボルガン山地へ向かう街道、以前ロック鳥を退治しに通った記憶が鮮明に蘇る。
初夏の陽光を浴びた草花や木々の緑が、まるで私たちの旅路を祝福するかのように鮮やかだ。
南へと続く道を、私たちは希望と不安を胸に歩み始めた。
「ところでフィーリア。どうやって領主代行と会って、私たちの出国禁止を解いたの?」
先頭を歩くリョウと、後方でバルドさんから餞別で貰った菓子を食べながらついてくるベレニス。
私はそんな2人に挟まれた状態で、気になっていたことをフィーリアに尋ねる。
「まあそれは蛇の道は蛇っすね。ゴニョゴニョしてゴニョゴニョっすよ」
耳元に囁かれるフィーリアの声。
まさか領主代行のトール・カークスと知り合いだったとは……
にしても情報は武器って言うけど、情勢を語って今後の展望を述べただけで私たちを自由にするって……
……フィーリア、恐ろしい子。
「こっちも質問いいっすか? リョウ様と、ローゼさん、ベレニスさんはどういう関係なんすか? もしかしてデキて……」
フィーリアが私に耳打ちする。
「ほえっ⁉ そ、そんなわけないでしょ! 仲間! パーティーメンバーってやつ! ていうか男1人と女の子2人なんだから違うって!」
「いやいや、そこら辺はよくある話っすし珍しくもないっすよ? 宿の部屋割もありますんで、そこのところは今のうちにハッキリさせようと思ったんす。自分1人で、ローゼさんたち3人の部屋割じゃなくていいんすね?」
「リョウ1人で、フィーリア含めて私たち3人でお願い」
「それもまた難儀っすねえ。大抵の宿は、部屋にベッド2つっすからねえ。自分がリョウ様と同じ部屋にするっすか?」
「それは駄目!」
ヤバい。速攻で否定してしまった。
聡いフィーリアは、何かを察してしまったようだ。
意味深に口元を緩ませてやがる!
「……そっすか。となると、誰かが1つのベッドで2人で寝ることになるっすねえ」
「私は嫌よ。ベッドは広々と使いたいから」
ベレニスが会話に割り込んでくる。
「まあ、ベレニスさんはそう言うと思ったっす。となると、ローゼさんと自分になるっすねえ。ローゼさんは、反応見る限りノーマルな人みたいなんで別にいいっすけど、問題はリョウ様っすね」
小走りしてリョウのところへ行くフィーリア。
「私の反応って?」
「ローゼは顔に出やすいってことでしょ?」
そんな適当にベレニスに返事される中、フィーリアがリョウにとんでもないことを訊くのであった。
「大事なことなんすけど、リョウ様はどのくらいの頻度で女を買われたりするんすか?」
って⁉ 何を訊いてるんだフィーリア⁉
リョウ、固まっちゃったぞ‼
「いや、これ冗談で訊いてるんじゃなくマジっすよ。長旅の男女パーティーで痴情のもつれとか、男の人の欲求不満でとんでもない事態になった経験を、自分は何度も見てきているんすよ」
よくある話なんだろうけど、ちびっ子のフィーリアの口から聞くと、衝撃度が違うぞ。
「いや、一度もないが」
リョウの返答にフィーリアは驚愕した。
「それじゃ欲求不満になった時、どうしてるんすか? 娼館とか利用しないんすか?」
「したことない」
その回答を得ると、フィーリアは青ざめて私の横に戻ってくる。
「リョウ様は危ないっすね。いつ襲われるかわかんないっすけど、狙われるならローゼさんでしょうから、気をつけたほうがいいっす」
「いやいやいや、リョウはそういう男じゃないから……」
「その考えは甘いっすよ。そう思って油断している女の人が襲われて、とんでもない目に遭うのを何度も見てきたっす。男と一緒に旅するなら防衛手段は必須っすよ」
まあ、心配してくれてるんだよね?
その気持ちは素直に嬉しいけど……
なんていうか、リョウに聞かれながらする話ではないと思うぞ?
「ふっふっふ、まだまだお子様ねフィーリアは。まだまだ男を見る目がないようね」
誇らしげな顔をして、ベレニスがフィーリアに絡む。
おお! ベレニスがリョウを擁護⁉
いつもリョウには厳しい態度をとってるけど、もう2ヶ月一緒にパーティーを組んでるもんね。
愛着が湧いてくれたのかな?
「まあ、自分に男性経験はないっすが、ベレニスさんよりかはあるっすよ」
「はあ? ないよりあるって、どういう意味よ!」
ま~た始まったよ。
エルフとドワーフは、口喧嘩しなくちゃいけない決まりでもあるのか。
「自分は旅を共にした男の人、大勢いるっすぅ~。ベレニスさんのように、リョウ様だけとはわけが違うっすぅ~」
「フッ。語るに落ちたわね。フィーリアが今まで、どんな男を見てきたか知らないけど、傭兵なら私のほうが知ってるわ。……傭兵はね、エッチなのは1人でするのよ!」
ベレニスがドヤ顔で言い放つ。
それはドヤ顔するところなのか?
というかベレニス、断定して言うなって!
「ま、マジっすか……」
お~い、フィーリア? 驚愕の事実を知ったかのようにリョウの背中を見るなっての。
絶対聞こえているだろうリョウは、振り返りはしない。
けど、あれ……相当凹んでるぞ。
見慣れた背中がそう物語っている。
あーあ、ベレニスめ余計なことを……
ていうかどういうことかな?
いやいや私はリョウを信じているぞ!
「え~あ~コホン。お、俺からも質問いいか?」
おっ? リョウが自分から口を開くとは珍しい。
これは相当動揺しているんだなあ。
「エルフとドワーフは長寿の種族と聞いたが、ベレニスもフィーリアも、その、なんだ。2人も見た目より年齢がかなり高いのか?」
それは私も気になるけど、今聞く話題じゃないでしょ!
もっと考えて喋ってよ!
案の定、2人はドン引きした。
「うわあ。女の子に見た目より年食ってるだろって聞くのサイテー」
「ベレニスさん、リョウ様ってこういう人っすか? 自分、凄いガッカリっす」
やめろ、2人とも。リョウ、ちょっと涙目になっているぞ……
でもあんたたち、普通に喧嘩せず会話出来るんだ良かった良かった♪
私は照りつける太陽を見上げて、現実逃避に勤しみつつ、後でリョウにフォローしてやらねばと心に誓う。
リョウを1人置いてけぼりにした中、女3人の会話は弾んで途切れはしない。
こうして、リョウ以外は楽しい(?)旅路が始まったのであった。
ビオレール南の門まで見送りに来てくれた、王国騎士の隊長のオルタナ・アーノルドさん。
スラリとした長身と世の女性たちを虜にしちゃう甘いマスクで、寂しそうに微笑む。
女性なのが残念無念って思っちゃうほどに。
面倒見が良くて優しくて頼れる素敵な人物だけど、唯一の欠点は戦闘狂ってとこかな?
私やベレニスは特に直接的な被害は受けなかったけど、同じ剣士のリョウは何度も被害を受けている。
数日前は城の兵士と模擬戦をやらされた直後に、一騎討ちをされてボコボコにされていた。
「アーノルドって、アデル準男爵の御子息っすか⁉ うわあ、綺麗な人っすねえ。お目にかかれて光栄っすよ」
「私もだよ。フィーリアちゃん。領主代行に直接お目通りして、ローゼちゃんたちの領外出国禁止を解除させた謎の少女。まさか、こんなに可愛い女の子だったなんてね」
「あっ、その話は!」
やっぱりフィーリアが関わっていたのか。
タイミングが良すぎると思ったんだよなあ。
……でも、どうやってだよ。
「あっはっはっは、すまないすまない。王都ベルンに着いたら、我がアーノルド家を訪ねたまえ。父には文を出しておこう」
「オルタナさん、色々お世話になりました。また会える日を楽しみにしてます」
スノッサの森を出てからビオレールでの日々の数ヶ月、長いようで短い間だったけど楽しかった。
その思い出に微笑むと、オルタナさんもニッコリ微笑み返してくれた。
「オルタナ殿、ご指導ご鞭撻、誠にありがとうございました」
「オルタナ! またおっぱいを揉ませてね! じゃあねバイバイ」
リョウもベレニスも、それぞれオルタナさんに感謝の言葉と別れの挨拶を済ませる。
「君たちの旅路に、女神の祝福があらんことを」
オルタナさんは片手を胸に当て、私たちに祈りを捧げてくれた。
こういう仕草、一つ一つに品があって優雅なんだよね。
立ち居振る舞いだけで、見る者を魅了しちゃうのは本当に凄いよ。
私たち4人は、オルタナさんの優雅な見送りを受けながらビオレールを後にした。
ボルガン山地へ向かう街道、以前ロック鳥を退治しに通った記憶が鮮明に蘇る。
初夏の陽光を浴びた草花や木々の緑が、まるで私たちの旅路を祝福するかのように鮮やかだ。
南へと続く道を、私たちは希望と不安を胸に歩み始めた。
「ところでフィーリア。どうやって領主代行と会って、私たちの出国禁止を解いたの?」
先頭を歩くリョウと、後方でバルドさんから餞別で貰った菓子を食べながらついてくるベレニス。
私はそんな2人に挟まれた状態で、気になっていたことをフィーリアに尋ねる。
「まあそれは蛇の道は蛇っすね。ゴニョゴニョしてゴニョゴニョっすよ」
耳元に囁かれるフィーリアの声。
まさか領主代行のトール・カークスと知り合いだったとは……
にしても情報は武器って言うけど、情勢を語って今後の展望を述べただけで私たちを自由にするって……
……フィーリア、恐ろしい子。
「こっちも質問いいっすか? リョウ様と、ローゼさん、ベレニスさんはどういう関係なんすか? もしかしてデキて……」
フィーリアが私に耳打ちする。
「ほえっ⁉ そ、そんなわけないでしょ! 仲間! パーティーメンバーってやつ! ていうか男1人と女の子2人なんだから違うって!」
「いやいや、そこら辺はよくある話っすし珍しくもないっすよ? 宿の部屋割もありますんで、そこのところは今のうちにハッキリさせようと思ったんす。自分1人で、ローゼさんたち3人の部屋割じゃなくていいんすね?」
「リョウ1人で、フィーリア含めて私たち3人でお願い」
「それもまた難儀っすねえ。大抵の宿は、部屋にベッド2つっすからねえ。自分がリョウ様と同じ部屋にするっすか?」
「それは駄目!」
ヤバい。速攻で否定してしまった。
聡いフィーリアは、何かを察してしまったようだ。
意味深に口元を緩ませてやがる!
「……そっすか。となると、誰かが1つのベッドで2人で寝ることになるっすねえ」
「私は嫌よ。ベッドは広々と使いたいから」
ベレニスが会話に割り込んでくる。
「まあ、ベレニスさんはそう言うと思ったっす。となると、ローゼさんと自分になるっすねえ。ローゼさんは、反応見る限りノーマルな人みたいなんで別にいいっすけど、問題はリョウ様っすね」
小走りしてリョウのところへ行くフィーリア。
「私の反応って?」
「ローゼは顔に出やすいってことでしょ?」
そんな適当にベレニスに返事される中、フィーリアがリョウにとんでもないことを訊くのであった。
「大事なことなんすけど、リョウ様はどのくらいの頻度で女を買われたりするんすか?」
って⁉ 何を訊いてるんだフィーリア⁉
リョウ、固まっちゃったぞ‼
「いや、これ冗談で訊いてるんじゃなくマジっすよ。長旅の男女パーティーで痴情のもつれとか、男の人の欲求不満でとんでもない事態になった経験を、自分は何度も見てきているんすよ」
よくある話なんだろうけど、ちびっ子のフィーリアの口から聞くと、衝撃度が違うぞ。
「いや、一度もないが」
リョウの返答にフィーリアは驚愕した。
「それじゃ欲求不満になった時、どうしてるんすか? 娼館とか利用しないんすか?」
「したことない」
その回答を得ると、フィーリアは青ざめて私の横に戻ってくる。
「リョウ様は危ないっすね。いつ襲われるかわかんないっすけど、狙われるならローゼさんでしょうから、気をつけたほうがいいっす」
「いやいやいや、リョウはそういう男じゃないから……」
「その考えは甘いっすよ。そう思って油断している女の人が襲われて、とんでもない目に遭うのを何度も見てきたっす。男と一緒に旅するなら防衛手段は必須っすよ」
まあ、心配してくれてるんだよね?
その気持ちは素直に嬉しいけど……
なんていうか、リョウに聞かれながらする話ではないと思うぞ?
「ふっふっふ、まだまだお子様ねフィーリアは。まだまだ男を見る目がないようね」
誇らしげな顔をして、ベレニスがフィーリアに絡む。
おお! ベレニスがリョウを擁護⁉
いつもリョウには厳しい態度をとってるけど、もう2ヶ月一緒にパーティーを組んでるもんね。
愛着が湧いてくれたのかな?
「まあ、自分に男性経験はないっすが、ベレニスさんよりかはあるっすよ」
「はあ? ないよりあるって、どういう意味よ!」
ま~た始まったよ。
エルフとドワーフは、口喧嘩しなくちゃいけない決まりでもあるのか。
「自分は旅を共にした男の人、大勢いるっすぅ~。ベレニスさんのように、リョウ様だけとはわけが違うっすぅ~」
「フッ。語るに落ちたわね。フィーリアが今まで、どんな男を見てきたか知らないけど、傭兵なら私のほうが知ってるわ。……傭兵はね、エッチなのは1人でするのよ!」
ベレニスがドヤ顔で言い放つ。
それはドヤ顔するところなのか?
というかベレニス、断定して言うなって!
「ま、マジっすか……」
お~い、フィーリア? 驚愕の事実を知ったかのようにリョウの背中を見るなっての。
絶対聞こえているだろうリョウは、振り返りはしない。
けど、あれ……相当凹んでるぞ。
見慣れた背中がそう物語っている。
あーあ、ベレニスめ余計なことを……
ていうかどういうことかな?
いやいや私はリョウを信じているぞ!
「え~あ~コホン。お、俺からも質問いいか?」
おっ? リョウが自分から口を開くとは珍しい。
これは相当動揺しているんだなあ。
「エルフとドワーフは長寿の種族と聞いたが、ベレニスもフィーリアも、その、なんだ。2人も見た目より年齢がかなり高いのか?」
それは私も気になるけど、今聞く話題じゃないでしょ!
もっと考えて喋ってよ!
案の定、2人はドン引きした。
「うわあ。女の子に見た目より年食ってるだろって聞くのサイテー」
「ベレニスさん、リョウ様ってこういう人っすか? 自分、凄いガッカリっす」
やめろ、2人とも。リョウ、ちょっと涙目になっているぞ……
でもあんたたち、普通に喧嘩せず会話出来るんだ良かった良かった♪
私は照りつける太陽を見上げて、現実逃避に勤しみつつ、後でリョウにフォローしてやらねばと心に誓う。
リョウを1人置いてけぼりにした中、女3人の会話は弾んで途切れはしない。
こうして、リョウ以外は楽しい(?)旅路が始まったのであった。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる