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第6章 雪原は鮮血に染まる
第32話 魔族ヴィクティム
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迷宮を探索すること数時間、大きな扉のある部屋に到着した。
扉の先にいるであろう存在を想像し緊張する。
だがリョウは臆することなく扉を開けた。
部屋の中は広いホールだ。
壁には松明が灯っており、人魂のような火が揺らめいている。
そこに何かがいた。
「これはこれは、アラン傭兵団のリョウ・アルバースとその一行だね」
ニコリと微笑むその男は黒ローブの出で立ち。
金色の髪に、紫と赤のオッドアイの優男に見えるが、発する妖気は只者じゃない。
リョウもそれを察して、剣を構える。
「……何者だ?」
「僕は魔王軍五大将軍が1人、バアフィン様の忠実なる下僕。名はヴィクティム。今日は良き日だね。バアフィン様の復活の貢ぎ物が、自らやってくるなんて」
ヴィクティムは1人で納得して、うんうんと頷く。
魔族? ついに現代に再び現れた? 大昔の魔王軍による悲劇を繰り返すために。
ヴィクティムの存在は、七英雄物語の書物に記載はない。
でもわかる。こいつは本物の魔族。
恐らく、バアフィンに仕えた魔族の1人なのだろう。
私は、怒りで震える拳を必死に抑えながら質問する。
「バアフィンってのは、白豹将軍バアフィンのことで合ってる?」
すると、ヴィクティムの飄々とした雰囲気に変化が起きた。
「様を付けろ! 人間の小娘風情が‼」
ヴィクティムはキレた。
彼の影が蠢き無数の漆黒の触手が伸びる。
リョウとレオノールとクリスの剣が切り裂き、私も炎魔法で対抗した。
「バアフィン様は僕に期待している。僕を復活させてくれたのが何よりの証。ああ! 早くバアフィン様を降臨させねば! 僕はここでバアフィン様の帰還を待とう。だって、領地がなくては人間狩りがつまんないからね。愉しみだ。バアフィン様と競って人の首を雪原に垂らすのが」
黒い触手はより鋭く伸びて襲いかかる。
私たちは剣と魔法を振るい応戦する。
私は魔力を練り、火炎球を4つ作り出すと、それぞれが別々の軌道を描きながらヴィクティムに直撃し爆炎が立ち上る。
だが……ヴィクティムには傷一つ付いていなかった。
「この地の雪は変わらず美しい。まるでバアフィン様の髪色のように。その雪の上に、人間どもの穢らわしい赤い血で染めるのもまた乙でね。赤いシャーベットを頬張るバアフィン様は恍惚の表情で……おっと、つい僕たちの秘密を話してしまうところだった。危ない危ない」
ヴィクティムは右腕を軽く振るっただけで、私たちが魔法で出した火炎球と同じ大きさの火球を生み出し、投げつけてきた。
ヴィレッタの神聖魔法による防御結界、その上に私の魔法障壁、さらにフィーリアの魔道具による結界と、三重の守りでギリギリ防ぎきる。
ヴィクティムの火球は、私たちから少し離れた壁に当たると、その箇所をドロドロに溶かした。
「まずいっすね。ちょっと格が違いすぎるっす。これが純血の魔族ってやつっすか」
「遊んでるわね。腹が立つわ」
「態勢を立て直すのもありですね。物凄く嫌な感じがします」
フィーリア、ベレニス、ヴィレッタの反応。
リョウたちもそうだが、私もこの迷宮の中で奴に勝つ手段が見当たらないでいた。
「いったん引こう。だいたいわかった。こいつは幻影、戦っても無意味!」
私はそう判断した。するとヴィクティムが触手をしならせてまた火球を生み出し、投げつけてきた。
私たちはそれを防ぐため、障壁を強化したり回避したりと必死に動く。
「幻影⁉ どういうことだローゼ!」
「動けるなら、とっくに動いて迷宮の外に出ている。……そうしないのは、この迷宮に繋げられているだけの存在だから!」
私はみんなに合図をして閃光弾を放ち、部屋の外へ出た。
予想通り、ヴィクティムと名乗った魔族からの追撃はなかった。
「ローゼさんの想像通りっすが、状況は芳しくないっすね」
「バアフィンの復活と言っていたな。止めねばならん。ローゼ、策はあるのか?」
フィーリアが難しい顔で考え込み、リョウも真剣な面持ちだ。
「バアフィン復活の場所は多分ここ、あのヴィクティムって魔族が守っている部屋だと思う」
「なら、もう一度突っ込む~?」
クリスの案に私は首を振る。
「おそらくヴィクティムの本体である核が、この迷宮のどこかにある。そいつを倒さないと、幻影には絶対に勝てない」
「うへえ、この迷宮をあちこち探すの? めげそう……」
「ベレニスさん! 私がお喋りしまくりますのでご安心を!」
「レオノール! そんなことより食事よ! お風呂よ! ふかふかベッドよ!」
「それもご安心を! 姉様を見て触って一緒に寝てもらいましょう!」
おいこらベレニスとレオノール。話を逸らすな。
その時、通路の奥で黒い影が揺らめいた。
黒髪ボブヘアの少女だ。彼女の輪郭は霧に溶け込みそうになりながらも、暗い瞳が私をじっと見つめているのがわかった。
私の胸が締め付けられるような激しい痛みと共に、強烈な感情が湧き上がった。
アニスやアリスの夢で見たマツバに、とてもよく似ている。
頭がガンガンと痛み始め、彼女の低い声が、霧を通して私の頭に直接響いてきた。
「アニス様」
少女がゆっくりと、静かに呟く。
「それともアリス様?」
次の瞬間、彼女は霧の中に溶けるように消えた。私は息を呑み、衝動的に叫んだ。
「待って!」
迷宮の中を駆け出そうとしたその時、ヴィレッタの声が後ろから聞こえた。
「ローゼ! どこに行くのです⁉」
私は立ち止まり、霧の中でぼんやりと見えるヴィレッタの青い髪と、不安げに揺れる碧い瞳を確認した。
「ヴィレッタ……誰かいた。夢で見た人に似てて……話したいのに、追いつけない」
ヴィレッタが私の肩に手を置き、神聖魔法を放つ。
霧が少し薄れて頭痛も和らいだ。彼女が私の額に手を当て、優しく言った。
「ローゼ、無理しないでください。夢の誰かに似ているなら、いずれわかります。今は1人で行動せず、迷宮から一旦離れましょう」
私は彼女の手を握り、頷いた。
胸の痛みはまだ収まらないが、ヴィレッタの温もりに少し冷静さを取り戻すことができた。
扉の先にいるであろう存在を想像し緊張する。
だがリョウは臆することなく扉を開けた。
部屋の中は広いホールだ。
壁には松明が灯っており、人魂のような火が揺らめいている。
そこに何かがいた。
「これはこれは、アラン傭兵団のリョウ・アルバースとその一行だね」
ニコリと微笑むその男は黒ローブの出で立ち。
金色の髪に、紫と赤のオッドアイの優男に見えるが、発する妖気は只者じゃない。
リョウもそれを察して、剣を構える。
「……何者だ?」
「僕は魔王軍五大将軍が1人、バアフィン様の忠実なる下僕。名はヴィクティム。今日は良き日だね。バアフィン様の復活の貢ぎ物が、自らやってくるなんて」
ヴィクティムは1人で納得して、うんうんと頷く。
魔族? ついに現代に再び現れた? 大昔の魔王軍による悲劇を繰り返すために。
ヴィクティムの存在は、七英雄物語の書物に記載はない。
でもわかる。こいつは本物の魔族。
恐らく、バアフィンに仕えた魔族の1人なのだろう。
私は、怒りで震える拳を必死に抑えながら質問する。
「バアフィンってのは、白豹将軍バアフィンのことで合ってる?」
すると、ヴィクティムの飄々とした雰囲気に変化が起きた。
「様を付けろ! 人間の小娘風情が‼」
ヴィクティムはキレた。
彼の影が蠢き無数の漆黒の触手が伸びる。
リョウとレオノールとクリスの剣が切り裂き、私も炎魔法で対抗した。
「バアフィン様は僕に期待している。僕を復活させてくれたのが何よりの証。ああ! 早くバアフィン様を降臨させねば! 僕はここでバアフィン様の帰還を待とう。だって、領地がなくては人間狩りがつまんないからね。愉しみだ。バアフィン様と競って人の首を雪原に垂らすのが」
黒い触手はより鋭く伸びて襲いかかる。
私たちは剣と魔法を振るい応戦する。
私は魔力を練り、火炎球を4つ作り出すと、それぞれが別々の軌道を描きながらヴィクティムに直撃し爆炎が立ち上る。
だが……ヴィクティムには傷一つ付いていなかった。
「この地の雪は変わらず美しい。まるでバアフィン様の髪色のように。その雪の上に、人間どもの穢らわしい赤い血で染めるのもまた乙でね。赤いシャーベットを頬張るバアフィン様は恍惚の表情で……おっと、つい僕たちの秘密を話してしまうところだった。危ない危ない」
ヴィクティムは右腕を軽く振るっただけで、私たちが魔法で出した火炎球と同じ大きさの火球を生み出し、投げつけてきた。
ヴィレッタの神聖魔法による防御結界、その上に私の魔法障壁、さらにフィーリアの魔道具による結界と、三重の守りでギリギリ防ぎきる。
ヴィクティムの火球は、私たちから少し離れた壁に当たると、その箇所をドロドロに溶かした。
「まずいっすね。ちょっと格が違いすぎるっす。これが純血の魔族ってやつっすか」
「遊んでるわね。腹が立つわ」
「態勢を立て直すのもありですね。物凄く嫌な感じがします」
フィーリア、ベレニス、ヴィレッタの反応。
リョウたちもそうだが、私もこの迷宮の中で奴に勝つ手段が見当たらないでいた。
「いったん引こう。だいたいわかった。こいつは幻影、戦っても無意味!」
私はそう判断した。するとヴィクティムが触手をしならせてまた火球を生み出し、投げつけてきた。
私たちはそれを防ぐため、障壁を強化したり回避したりと必死に動く。
「幻影⁉ どういうことだローゼ!」
「動けるなら、とっくに動いて迷宮の外に出ている。……そうしないのは、この迷宮に繋げられているだけの存在だから!」
私はみんなに合図をして閃光弾を放ち、部屋の外へ出た。
予想通り、ヴィクティムと名乗った魔族からの追撃はなかった。
「ローゼさんの想像通りっすが、状況は芳しくないっすね」
「バアフィンの復活と言っていたな。止めねばならん。ローゼ、策はあるのか?」
フィーリアが難しい顔で考え込み、リョウも真剣な面持ちだ。
「バアフィン復活の場所は多分ここ、あのヴィクティムって魔族が守っている部屋だと思う」
「なら、もう一度突っ込む~?」
クリスの案に私は首を振る。
「おそらくヴィクティムの本体である核が、この迷宮のどこかにある。そいつを倒さないと、幻影には絶対に勝てない」
「うへえ、この迷宮をあちこち探すの? めげそう……」
「ベレニスさん! 私がお喋りしまくりますのでご安心を!」
「レオノール! そんなことより食事よ! お風呂よ! ふかふかベッドよ!」
「それもご安心を! 姉様を見て触って一緒に寝てもらいましょう!」
おいこらベレニスとレオノール。話を逸らすな。
その時、通路の奥で黒い影が揺らめいた。
黒髪ボブヘアの少女だ。彼女の輪郭は霧に溶け込みそうになりながらも、暗い瞳が私をじっと見つめているのがわかった。
私の胸が締め付けられるような激しい痛みと共に、強烈な感情が湧き上がった。
アニスやアリスの夢で見たマツバに、とてもよく似ている。
頭がガンガンと痛み始め、彼女の低い声が、霧を通して私の頭に直接響いてきた。
「アニス様」
少女がゆっくりと、静かに呟く。
「それともアリス様?」
次の瞬間、彼女は霧の中に溶けるように消えた。私は息を呑み、衝動的に叫んだ。
「待って!」
迷宮の中を駆け出そうとしたその時、ヴィレッタの声が後ろから聞こえた。
「ローゼ! どこに行くのです⁉」
私は立ち止まり、霧の中でぼんやりと見えるヴィレッタの青い髪と、不安げに揺れる碧い瞳を確認した。
「ヴィレッタ……誰かいた。夢で見た人に似てて……話したいのに、追いつけない」
ヴィレッタが私の肩に手を置き、神聖魔法を放つ。
霧が少し薄れて頭痛も和らいだ。彼女が私の額に手を当て、優しく言った。
「ローゼ、無理しないでください。夢の誰かに似ているなら、いずれわかります。今は1人で行動せず、迷宮から一旦離れましょう」
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