北溟のアナバシス

三笠 陣

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第二章 北方の赤い影編

38 第三帝国の暗部

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 第二次欧州大戦に勝利し、第一次世界大戦の雪辱を果たしたドイツ第三帝国。
 その首都ベルリンには、戦勝国としての明るさと、独裁国家としての薄暗さが同居していた。名実ともに欧州の中心となったこの都市は、そうした歪さを内包しながらも表面的には繁栄を謳歌しているように見えた。
 第二次欧州大戦が終結してから、まもなく四年が経とうとしている。
 四月にはドイツ総統アドルフ・ヒトラーの生誕を祝う、フルトヴェングラー指揮するベルリン・フィルによるコンサートなどが開かれ、七月には戦勝記念式典が開かれる予定となっていた。
 そうした演出された明るさと対照的な存在が、ヴィルヘルム通りに存在していた。プリンツ・アルブレヒト宮殿とも呼ばれる、国家保安本部(RSHA)の重厚な建物が周囲を圧するように建っていたのである。
 この組織の主は、ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒという、今年の三月で四十歳を迎えた人物であった。
 親衛隊長官(正確な呼称は「親衛隊全国指導者」)であるヒムラーに次ぐ、SS大将の階級を持つ親衛隊第二の実力者でもある。
 国家保安本部は警察と諜報機関を兼ね備えた組織であり、国内と欧州各地にその監視網を広げていた。計六つの局からなるRSHAの内、最も有名といえるのは秘密警察である第Ⅳ局「ゲシュタポ」であろう。
 この他、国内諜報を担当する第Ⅲ局、刑事警察機構である第Ⅴ局、対外諜報を担当する第Ⅵ局が、国家保安本部における中心的な部署であった。
 ゲシュタポ本部は、プリンツ・アルブレヒト宮殿に隣接するプリンツ・アルブレヒト通り八番地に居を構えている。
 まさしくこの地区は、ナチス政権がその権力を維持し、敵対勢力・不満分子を排除するための中枢であると言えた。
 一九四四年六月のある日、国家保安本部の長官室で、ハイドリヒは一人の部下に問うていた。

「スターリンの目は、依然として日本に向いているのだな?」

「の、ようですな。我がドイツを侵攻するための、スターリンの欺瞞工作という線も薄いようです」

 答えたのは、RSHA第Ⅵ局(SD)局長ヴァルター・シェレンベルクSS少将であった。まだ三十四歳の若きSS将官は、眉目秀麗だが陰険な雰囲気を感じ取れる上官を前にしていても、いささかも臆するところがなかった。

「私の第Ⅵ局が得た情報によりますと、どうやらスターリンは日露戦争で失われた南サハリン(樺太)とクリル諸島(千島列島)の奪還を目論んでいるようです」

 シェレンベルクの報告は、一部不正確であった。千島列島は、日露戦争以前から日本領なのである。しかし、ハイドリヒもそうした間違いを指摘しなかった。
 あくまで、スターリンがそう認識しているという点が重要なのだ。

「満洲についてはどうだ?」

「当然、そちらも手に入れるつもりでしょう。もともと満洲は、帝政ロシアが権益を持っていた土地ですからな」

「貪欲なあのグルジア人は、東欧だけでは足りんというわけか」

 嘲るように、ハイドリヒは言った。
 一九三九年九月のドイツのポーランド侵攻と共に、ソ連も東欧に侵攻していた。結果、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)はソ連に併合され、ポーランドも独ソで分割されている。

「満洲では近年になって油田が発見されておりますからな。日露戦争当時に比べ、今や満洲の価値は計り知れません」

「日本人どもには過ぎた土地だな。もちろん、ボリシェヴィキの連中にとっても、だが」

 そう言いつつも、ハイドリヒは満洲については無関心な姿勢であった。いかんせん、満洲はドイツから遠すぎるのだ。
 ただし、厳密に言えばドイツと満洲は密接な関係があった。満洲で生産される大豆が、シベリア鉄道などを経由してドイツにもたらされていたのである。輸入された満洲大豆は工場で油を絞られ、マーガリンなどとなってドイツ国民の食卓に上っていたのだ。
 そして、油を絞り取られた大豆粕は家畜の飼料となった(日本などでは、畑の肥料にする)。
 この当時、満洲の大豆生産量は年間約二五〇万トン、ドイツの満洲大豆輸入量は年間約八十三万トンと、ドイツの食糧事情にとっても満洲は重要な存在だったのである。
 しかし、ハイドリヒにはそうした認識は乏しかった。これは彼に限ったことではなく、ナチス政権高官たちはおしなべて日本や極東情勢に対する理解・関心が低かったのである。例外は、外相のリッベントロップ程度であった(彼も極東情勢を完璧に理解しているわけでもなかったが)。

「総統閣下としては、早期に満洲国なる存在が打倒されることをお望みのようだ。あの地域が、国際ユダヤの巣窟になることを恐れておられる」

「現在までのところ、日本人がユダヤ人の懐柔に成功したとも、ユダヤ人が日本人を操っているとの事実も確認出来ませんが?」

「判っている」

 ハイドリヒは、シェレンベルクの指摘を鼻であしらった。

「問題は、総統閣下がどう思っておられるか、ということなのだ」

 その声には、ヒトラーを小馬鹿にしたような響きさえ混じっていた。
 ハイドリヒには、上官のヒムラーと違い、ヒトラーへの忠誠心も尊崇の念も存在していなかった。その明晰な頭脳でナチス高官にまでのし上がってきた男にとって、ヒトラーは畏敬すべき対象とは見做されていなかったのである。
 さて、日本が満洲国の産業を発展させるにあたって、ユダヤ系資本を導入しようとしたことは事実である。しかし結局、後世“河豚ふぐ計画”と呼ばれるこの政策は実現しなかった。
 単純に、日本の外務省にユダヤ問題に関する専門家がいなかったことと、満洲国におけるイギリスとの経済提携が軌道に乗りユダヤ系資本を誘致する必要性そのものが低下してしまったことなどが挙げられる。
 しかし、ヒトラーはこうした日本とユダヤ人の動きを警戒していた。ヒトラーの人種観では、ユダヤ人はヨーロッパ人を操ることは出来ても日本人を操ることは不可能ということになっていたのであるが、独裁者の気まぐれ故か、ここ数年は日本とユダヤ人との提携を警戒するようになっていたのである。
 第一次世界大戦のドイツ敗北の原因をユダヤ人の策謀に求めているヒトラーは、だからこそ黄色人種とユダヤ人が手を取ってアーリア人を脅かすことを恐れていた。
 結果、世界中で卑劣な陰謀を巡らせているとする“国際ユダヤ”が満洲に根を張る前に、ヒトラーは満洲国の消滅を願うようになっていた。
 もちろん、ヒトラーにとって究極的に打倒すべきと考える対象は、“国際ユダヤ”の本拠地と考えているアメリカであり、アメリカを打倒した後に取り逃がした“国際ユダヤ”が満洲に逃れるのを恐れているともいえた。

「しかし結局、満洲においてボリシェヴィキが日本に取って代わるだけでしたら、総統閣下のご懸念は晴れないことになるかと思いますがね。“バルバロッサ作戦”は、そこまで考えて計画されているので?」

 シェレンベルクが口にしたのは、ドイツによる対ソ侵攻作戦の名であった。

「さてな。国防軍の将軍連中も、そこまで付き合ってられんということだろう」

 ハイドリヒは、やはりヒトラーへの敬意の感じられない口調で応じた。

「まあ、ひとまず、スターリンの目が極東に向いているのならばそれでいい」

「その点は、だいぶ苦労しましたからな」

 シェレンベルクは自らの率いるSDのこれまでの工作の数々を思い、軽く笑みを浮かべた。
 もともと、ヒトラーとスターリンとの関係は友好的とは程遠いものであった。イデオロギー的に見ても、ナチズムと共産主義は相容れない。
 加えて、ヒトラーは来たるべきアメリカ(“国際ユダヤ”)との対決に備えるため、肥沃な穀倉地帯であるウクライナなど東欧地域を欲していた。ここに「東方生存圏」を確立してドイツの食糧自給体制を万全なものとした上で“国際ユダヤ”との対決に臨むというのが、ヒトラーの世界戦略だったのである。
 そのためにはもちろん、ドイツ人の生存圏となるべき場所に居座るスラヴ民族を排除する必要があった。
 それでも独ソ不可侵条約が結ばれたのは、互いの利害が一致したからである。ドイツは英仏という敵をまず撃破する必要があり、ソ連もまた条約締結当時は日本との間でノモンハン事件を抱えていた。スターリンの対日警戒は、日本陸軍の機甲化、機械化の推進と共に高まっていたのだ。
 この当時のスターリンは、ミュンヘン会談による英仏の対独宥和政策もあり、日独によって東西から侵攻されるという恐怖に取り憑かれるようになった。
 一九四〇年七月、英仏を降してヨーロッパの覇者となったドイツは、西方の脅威が取り除かれたことによりソ連侵攻が可能になったとスターリンに思わせないよう、種々の外交交渉や工作を行ってきた。
 ヒトラーにとって、英仏を撃破した以上、東方生存圏の確立のためにもソ連はいずれ打倒しなければならない国家であった。しかし、ダンケルクにおける包囲殲滅作戦により、ドイツ軍も少なからぬ損害をこうむっていた。特に電撃戦の主力といえる機甲部隊の損害は、無視出来ぬものであった。
 このため、ソ連侵攻のためにはドイツ軍の再編を待たなければならない事態となってしまったのである。
 ここに、ヒトラーが原子爆弾の開発に興味を示したこともあり、対ソ開戦は原爆完成の目途がつくまで延期となった。
 その間、ドイツは依然としてイギリスを脅威と認識し続けてソ連には目を向けていないという姿勢を示し続ける必要が生じた。
 イギリス海軍に対しドイツ海軍が圧倒的に劣勢だったこと、そしてチェンバレンの後任に対独強硬派のチャーチルが就いたことで、そうした工作はむしろ容易となった。
 ヒトラーは演説において、ことあるごとにチャーチルのドイツへの敵対姿勢を批難し、チャーチルが欧州にようやく訪れた平和を破壊しようと目論む人間であると主張し続けたのである。
 海軍拡張計画であるZ計画も推進し、軍備面でもあくまでイギリスに対抗しようとしている姿勢を示していた。
 四四年六月現在までにH級戦艦フリードリヒ・デア・グロッセ、O級巡洋戦艦デアフリンガー、空母グラーフ・ツェッペリン、ペーター・シュトラッサーなどが竣工し、H級二番艦カイザー・バルバロッサ、O級二番艦モルトケも、年内には竣工する見込みであった。
 ハイドリヒやシェレンベルクも、かつて赤軍に大粛清を引き起こす謀略を仕掛けた経験を活かし、スターリンに日本に対する警戒心を抱き続けるよう工作を行った。赤軍の中に「日本のスパイ」が多数紛れ込んでいるという情報を、それとなくソ連に流したのである。
 この結果、日ソ国境紛争における不徹底な作戦指導などを糺弾されて粛清されたブリュッヘル元帥に代わって極東方面軍司令官となったアパナセンコ大将も前任者と同じ運命を辿るなど、極東地域での粛清の嵐が続くこととなった。
 ハイドリヒらによる謀略は、スターリンの猜疑心の強さもあり、かなりの程度、成功を収めていたのである。

「それでは、原子爆弾の開発が完了するまでの間、我々の謀略に踊らされるボリシェヴィキども観察して楽しむとしよう」

 ハイドリヒは酷薄な笑みと共に、そう言うのだった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  あとがき

 近年、「Nationalsozialismus」、通称「ナチズム」の日本語訳として「国民社会主義」という用語が教科書などで使われつつあります。
 小野寺拓也・田野大輔『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(岩波書店、2023年)の第一章においは、「国民」の訳語が「国家」よりもよりナチズムの思想内容に合っていることなどが詳しく解説されております。

 しかし、拙作は学術書や教科書ではなく、架空戦記です。
 佐藤大輔先生の『レッドサンブラッククロス』以来の伝統的表記や、「国家」という言葉が持つ全体主義的イメージを優先して、作中では「国家社会主義」という表記で統一していきたいと思います。
 ドイツ第三帝国はヒトラー個人の強権的な全体主義国家ではなく複雑な権力構造であって全体主義という理解は正しくないという指摘もなされているようですが、ではドイツ第三帝国が民主国家かといえばそうでもないでしょうから、私としてはどうしても「国家」の方が作中で描こうとするドイツ第三帝国のイメージ(ステレオタイプ的なそれではありますが)に合っていると愚考する次第です。
 まあ、世界には独裁体制なのに国名に「民主主義」とか「共和国」とかが入っている国もありますから、ナチズムを「国民社会主義」と訳したからといってナチス政権のイメージが何か民主主義的なものに変わるわけでもないでしょうし、ことさら「国家」訳にこだわる学術的理由はなく、私自身の単なる過去の架空戦記諸作品への憧憬のようなものです。

 そして、ハイドリヒとシェレンベルクの組み合わせも、やはり佐藤大輔先生の作品から色濃い影響を受けていると筆者自身感じます。
 ただ、佐藤先生の描かれるシェレンベルク像はハリー・パタースン(別の筆名ではジャック・ヒギンズ。むしろこちらの名前の方が日本ではよく知られているでしょう)の『ウィンザー公掠奪』におけるシェレンベルクの描写に影響を受けているのではないかとも思う部分があります。
 こちらの日本語訳は早川書房より1981年に出ておりまして、佐藤大輔先生が『レッドサンブラッククロス』第1巻を徳間書店から出版されたのが1993年ですから、僭越ながらそうした推測に至った次第です。

 また、私自身もシェレンベルクの回想録である『秘密機関長の手記』(大久保和郎訳、角川書店、1960年)を読んで、もちろん回想録である以上、自己弁護が多分に含まれてはいますが、それでも強かに権謀術数渦巻く世界を生き延びた彼の姿を感じました。
 この本、今では国立国会図書館のデジタルコレクションで見られますので(もちろん、登録は必要)、ご興味のある方はご覧になると興味深い点が見つかるかもしれません。いろいろな逸話の元となったであろう話が載っているのです。
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