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第三章 孫を追いかけ北を目指す旅で御座います。
3-4 ニンフの泉で水浴びで御座います。
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「探偵さんよぅ。そろそろ腹が減ってこんか? わしはそろそろ昼時だと、思うんじゃがのぅ」
じぃじのお腹は正解なんで御座いましょう。日も高く、今が正午だと言われれば、納得で御座います。気温もだいぶ上がってまいりましたし、レオンさんとパンさんは、時々ペロっと舌を見せておいでです。お二人もお腹が空いているのではないでしょうか。
「あと、そうですね。10分くらいお歩きいただけますか?」
周りを見回してみましたが、遠くに森らしき木々の出立ちは見えておりますが、それ以外は何も見えない荒野で御座います。……あの森まで進んで一休みと言う事でしょうか?
「探偵さん。あの森まで行ってから休憩と言う事ですね」
「ええ。そう致しましょう。あの森は精霊の森と呼ばれています。森の中にある泉で昼にしましょう」
「泉があるんですね」
上がってきた気温に、少し肌もベタ付いてまいりました。泉の水なら、きっと気持ちの良い事でしょう。
「ニンフの泉です。暑くなってきたので、バテる前にレオンとパンに水浴びをさせてやりたいんです。人猫ミックスは体温調節が下手で、暑さに弱いんです」
お二人が時々ペロっと舌を見せていたのは、暑かったからなんですね。そうとは知らずに失礼致しました。お二人に水浴びをと言うのは分かったのですが……、さて?
「探偵さん。ニンフとは何でしょうか?」
「光江さんの世界で言うところの妖精です。精霊の森の主たる住人がニンフなんです」
この異世界と言う所は、本当に奥が深い所で御座います。きっとそのニンフの泉では、美しい妖精さん達が、水浴びをして過ごしていらっしゃるんですね。何だかワクワクで御座います。
「じぃじ、もう少し頑張りましょうね」
「さっき探偵さんが、10分って言ったんじゃ。10分くらい、大した事ないわい。わしにも水浴びをするって言う楽しみが出来たしのぅ」
あら。じぃじは水浴びする気、満々で御座いました。この暑さにじぃじも、堪えていたので御座いますね。
「さあ、精霊の森に入りました。もうすぐですよ」
遠くからでは分からなかったのですが、この森はとても明るく、光輝いております。私が知っている森と言う概念を覆されました。……あっ。そうです。プリマヴェーラです。じぃじとの新婚旅行。あの美術館で観た、ボッティチェリの世界で御座います。
「探偵さん! もしかしてあの小さくて、膨よかな方々が、ニンフさんですか?」
体長20センチ位で御座いましょうか。とても小さなお体です。背中に羽根も持っていらっしゃいます。ですが少しイメージが……。私はプリマヴェーラの三美神を想像していたので御座います。
「……ですね。ここのニンフ達はえらく太っていますが。……と、言うか。私も太ったニンフを見るのは初めてですが。間違いなくニンフです」
探偵さんの顔が引き攣っております。やはり探偵さんの知るニンフさんも、私が想像した三美神のようなお姿なのでしょう。……あら?
「じぃじったら、何を?」
じぃじが纏っていた服を全て、脱ぎ散らかしたと思ったら、ニンフさん達もいらっしゃる泉に、いきなり飛び込んだじゃありませんか。……あら? レオンさんにパンさんまで。
「ばぁばや。冷たくて気持ちがいいぞ」
じぃじに言われましても、皆さんの前で裸になる訳にはいきません。私、齢64ですが、恥じらいはまだ持っております。……って、あら。探偵さんまで服を脱いで泉に入られたではないですか。んまぁ。
「……光江さん。足だけでも泉に浸けられるといいですよ。この泉は治癒効果があるので、疲労回復になります」
探偵さんがおっしゃるのなら、間違いないので御座いましょう。じぃじに探偵さん、それにレオンさんにパンさんまで、皆 気持ち良さげに、水を浴びておられます。ここで私一人、我慢する必要はないのかもしれません。
「……あら、何と冷んやり、気持ちが良いことでしょう」
靴と靴下を脱いで、泉に浸けた足から、力が漲っていくような、この不思議な感覚は何とも言えません。あら? そんな私の周りに、膨よかなニンフさん達が集まって来たじゃありませんか。やっぱり女は女同士が一番と言う事で御座いますね。
じぃじのお腹は正解なんで御座いましょう。日も高く、今が正午だと言われれば、納得で御座います。気温もだいぶ上がってまいりましたし、レオンさんとパンさんは、時々ペロっと舌を見せておいでです。お二人もお腹が空いているのではないでしょうか。
「あと、そうですね。10分くらいお歩きいただけますか?」
周りを見回してみましたが、遠くに森らしき木々の出立ちは見えておりますが、それ以外は何も見えない荒野で御座います。……あの森まで進んで一休みと言う事でしょうか?
「探偵さん。あの森まで行ってから休憩と言う事ですね」
「ええ。そう致しましょう。あの森は精霊の森と呼ばれています。森の中にある泉で昼にしましょう」
「泉があるんですね」
上がってきた気温に、少し肌もベタ付いてまいりました。泉の水なら、きっと気持ちの良い事でしょう。
「ニンフの泉です。暑くなってきたので、バテる前にレオンとパンに水浴びをさせてやりたいんです。人猫ミックスは体温調節が下手で、暑さに弱いんです」
お二人が時々ペロっと舌を見せていたのは、暑かったからなんですね。そうとは知らずに失礼致しました。お二人に水浴びをと言うのは分かったのですが……、さて?
「探偵さん。ニンフとは何でしょうか?」
「光江さんの世界で言うところの妖精です。精霊の森の主たる住人がニンフなんです」
この異世界と言う所は、本当に奥が深い所で御座います。きっとそのニンフの泉では、美しい妖精さん達が、水浴びをして過ごしていらっしゃるんですね。何だかワクワクで御座います。
「じぃじ、もう少し頑張りましょうね」
「さっき探偵さんが、10分って言ったんじゃ。10分くらい、大した事ないわい。わしにも水浴びをするって言う楽しみが出来たしのぅ」
あら。じぃじは水浴びする気、満々で御座いました。この暑さにじぃじも、堪えていたので御座いますね。
「さあ、精霊の森に入りました。もうすぐですよ」
遠くからでは分からなかったのですが、この森はとても明るく、光輝いております。私が知っている森と言う概念を覆されました。……あっ。そうです。プリマヴェーラです。じぃじとの新婚旅行。あの美術館で観た、ボッティチェリの世界で御座います。
「探偵さん! もしかしてあの小さくて、膨よかな方々が、ニンフさんですか?」
体長20センチ位で御座いましょうか。とても小さなお体です。背中に羽根も持っていらっしゃいます。ですが少しイメージが……。私はプリマヴェーラの三美神を想像していたので御座います。
「……ですね。ここのニンフ達はえらく太っていますが。……と、言うか。私も太ったニンフを見るのは初めてですが。間違いなくニンフです」
探偵さんの顔が引き攣っております。やはり探偵さんの知るニンフさんも、私が想像した三美神のようなお姿なのでしょう。……あら?
「じぃじったら、何を?」
じぃじが纏っていた服を全て、脱ぎ散らかしたと思ったら、ニンフさん達もいらっしゃる泉に、いきなり飛び込んだじゃありませんか。……あら? レオンさんにパンさんまで。
「ばぁばや。冷たくて気持ちがいいぞ」
じぃじに言われましても、皆さんの前で裸になる訳にはいきません。私、齢64ですが、恥じらいはまだ持っております。……って、あら。探偵さんまで服を脱いで泉に入られたではないですか。んまぁ。
「……光江さん。足だけでも泉に浸けられるといいですよ。この泉は治癒効果があるので、疲労回復になります」
探偵さんがおっしゃるのなら、間違いないので御座いましょう。じぃじに探偵さん、それにレオンさんにパンさんまで、皆 気持ち良さげに、水を浴びておられます。ここで私一人、我慢する必要はないのかもしれません。
「……あら、何と冷んやり、気持ちが良いことでしょう」
靴と靴下を脱いで、泉に浸けた足から、力が漲っていくような、この不思議な感覚は何とも言えません。あら? そんな私の周りに、膨よかなニンフさん達が集まって来たじゃありませんか。やっぱり女は女同士が一番と言う事で御座いますね。
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