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6話 樺太防衛軍
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6話 樺太防衛軍
日本防衛会議で優先されて検討されたのは南樺太の防衛だった。
しかし、それは建前であり真の目的は樺太全島の占領支配である。
そもそも江戸時代後期に幕府外交使節がロシア帝国に赴き樺太全島は
日本の領土である、事をロシア帝国が認める寸前に明治維新により
苦難の交渉が水泡に帰し日本は樺太を失った歴史が在る・・・
樺太は古来よりアイヌ民族の地域であり侵入してきたロシア勢力を
アイヌ連合が戦闘で退けて来たのである、断じてロシア領では無い。
樺太に駐屯している兵力は、歩兵弟25連隊であり樺太歩兵第一大隊と
樺太山砲兵連隊第1中隊を吸収し旅団兵力12000名。
だが樺太は広くて北部の冬は厳寒の大地。
最大幅160キロ南北948キロで東京から青森ぐらい距離がある・・・
厳寒の中、1000キロ以上の雪原を大兵力で移動する・・・
人力や馬引き、犬ぞりで戦闘しつつの前進は大困難・・・
履帯式牽引車、1台で兵130を牽引しても100台で13000名。
200台用いても26000名の兵である。
主食だけでも必要となるのは日に13トン以上、7日で91トン、約100t。
野砲60門の弾薬、7日に50発でも総数3000発、30トン。
その他含め補給能力として7日で300t。
牽引車1台で50t輸送としても60台、道程1000キロなら400台必要・・・
牽引車。
戦闘部隊移動用に200台。
補給部隊に400台となり合計数は600台必要である・・・
東条は元気を失った・・・戦争とはこれ程必要なのか… … …
日本防衛会議。
「履帯式牽引車600両の生産を開始し樺太の兵力を26000に増強し
補給態勢に万全を期す事にしたい」
列席者は絶句した… … …
かれらは兵器に注目するが物資の検討や準備は人任せ。
「600両とは大きくでたな・・・作る事自体無駄と思うが・・・」
「無駄とは思わん、樺太には石油が在る!守る兵は6000ほどであろう、
機械力で兵力を急速展開し早期に決着を付ける事で石油を得られる」
… … …
「戦闘兵力26000、補給部隊14000通信部隊250後方支援部隊2000・・・
樺太防衛軍43000となるだろう、陸軍航空隊は別に展開の要ありだが」
「生産準備が適切なら1942年1月末に600台揃うと考える!」
日本防衛会議より生産開始命令と樺太防衛軍創設の命令が出された。
陸軍工場だけで無く海軍工場も投入され履帯式牽引車と車両の製造が
始まった。秘密裏に南樺太へ兵を送り出し進撃の準備が整えられて行く。
日本防衛会議で優先されて検討されたのは南樺太の防衛だった。
しかし、それは建前であり真の目的は樺太全島の占領支配である。
そもそも江戸時代後期に幕府外交使節がロシア帝国に赴き樺太全島は
日本の領土である、事をロシア帝国が認める寸前に明治維新により
苦難の交渉が水泡に帰し日本は樺太を失った歴史が在る・・・
樺太は古来よりアイヌ民族の地域であり侵入してきたロシア勢力を
アイヌ連合が戦闘で退けて来たのである、断じてロシア領では無い。
樺太に駐屯している兵力は、歩兵弟25連隊であり樺太歩兵第一大隊と
樺太山砲兵連隊第1中隊を吸収し旅団兵力12000名。
だが樺太は広くて北部の冬は厳寒の大地。
最大幅160キロ南北948キロで東京から青森ぐらい距離がある・・・
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人力や馬引き、犬ぞりで戦闘しつつの前進は大困難・・・
履帯式牽引車、1台で兵130を牽引しても100台で13000名。
200台用いても26000名の兵である。
主食だけでも必要となるのは日に13トン以上、7日で91トン、約100t。
野砲60門の弾薬、7日に50発でも総数3000発、30トン。
その他含め補給能力として7日で300t。
牽引車1台で50t輸送としても60台、道程1000キロなら400台必要・・・
牽引車。
戦闘部隊移動用に200台。
補給部隊に400台となり合計数は600台必要である・・・
東条は元気を失った・・・戦争とはこれ程必要なのか… … …
日本防衛会議。
「履帯式牽引車600両の生産を開始し樺太の兵力を26000に増強し
補給態勢に万全を期す事にしたい」
列席者は絶句した… … …
かれらは兵器に注目するが物資の検討や準備は人任せ。
「600両とは大きくでたな・・・作る事自体無駄と思うが・・・」
「無駄とは思わん、樺太には石油が在る!守る兵は6000ほどであろう、
機械力で兵力を急速展開し早期に決着を付ける事で石油を得られる」
… … …
「戦闘兵力26000、補給部隊14000通信部隊250後方支援部隊2000・・・
樺太防衛軍43000となるだろう、陸軍航空隊は別に展開の要ありだが」
「生産準備が適切なら1942年1月末に600台揃うと考える!」
日本防衛会議より生産開始命令と樺太防衛軍創設の命令が出された。
陸軍工場だけで無く海軍工場も投入され履帯式牽引車と車両の製造が
始まった。秘密裏に南樺太へ兵を送り出し進撃の準備が整えられて行く。
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