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episode N. アランの場合 / ビッチ VS ヴァージン
Allan 004. vs 泣き虫Claes Ⅰ
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性奴隷のアランは、窓際のテーブルで日向ぼっこをしながらのランチを終えたところだった。
性奴隷収容施設の食事がとても美味しいことに、アランは驚いていた。
こんなに清潔な木のテーブルも、セラミックの食器も、温かい食べ物も、アランの知らなかったものだ。
だけど、サラダのトマトとデザートの苺は皿に残されたまま。
テーブルに肘をつき、水色の空をぼんやり眺めているアランの元に、職員がやってきて「調教の時間」を告げた。
職員に連れられ、調教室まで辿り着くまでの道すがら アランは、ぼんやり考えていた。
フェラテクもケツマンファックも一級品に仕込まれ済みのこの俺に、何を調教するというんだ?
すぐにでも 館にぶちこんでスカトロでもフィストファックでも何でもやらせてくれりゃいいのに。
控え室で、食後の歯磨きを済ませ、服を全て脱がされ、
調教室に通されたアランは ほぉと、ため息をこぼした。
暖色の照明、ダークブラウンの板床、アイボリーの壁紙、壁際のシンク、テーブルが見える。
部屋が醸し出す 暖かな雰囲気。
先ほど 使った 控え室の洗面所とロッカー棚も、極めて清潔だった。
比較せずにはいられない。
アランが長年過ごしたヤクザのSM屋の湿っぽいコンクリートの床と壁と鉄の鎖と…
調教室には、床と同色のダークブラウンの ひとり掛けソファが ふたつ置かれている。
職員は、その内の壁際に設置されているほうに、裸のアランを座らせると退室した。
アランの喉が鳴る。
天井のフックから、真っ赤なロープが一本垂れ下がっており、アランの目の前で揺れていたからである。
ロープの影が、アランの顔に縦の影を落としていた。
沸き上がる不安は、ドアが開く音で掻き消された。
長身細身男性の調教師が、ハニーブロンドヘアをふわり揺らし入室してきた。
セックスの雰囲気を微塵も感じさせぬミントグリーンのストレッチブルゾン姿の片手で、もうひとりの性奴隷の首輪から伸びるリードを、もう片方の手でティッシュペーパーのボックスを持参している。
調教師は、ティッシュペーパーボックスを空いているソファに、性奴隷を床に置き、アランの元までやって来た。
無言のまま、垂れ下がっているロープをアランの首に掛け、キング・オブ・ノット(もやい結び・輪が絶対に締まらない・人命救助にも効果的)で 首輪状に繋いだ。
そして、もうひとりの性奴隷の元に戻ると、アランに微笑んだ。
「こんにちは、アラン。この子は、直ぐに泣いちゃう性奴隷の泣き虫クレス(Claes)。さっきも控え室で愚図っちゃって、連れてくるのに手こずった」
成る程、泣き虫クレスの瞼と鼻の頭は赤く腫れていた。
小柄でちょいぽちゃの肉体の上に、丸顔の中のパーツが全て丸っこい童顔、
年格好はアランと同じか少し下かといった感じ。
身につけさせられているブリーフと首輪(slaveの刻印入り)のタフィーピンクが、クレスのチャーミングさを引き出していた。
調教師は、クレスをアランの正面に立たせ、うっすら脂肪の乗った白い胸をプニと摘まんで見せた。
クレスは恥ずかし気に親指の爪を噛み、アランと目を合わせようとしない。
「アラン、見て。クレスの乳首、ちょっと陥没してるし、不感症なのさ。もったいないだろ?こんなに可愛らしい桃色なのに」
調教師が引っ込んだ乳頭を爪で穿穿しても、クレスの体はピクリともしないが、その爪が鎖骨を辿れば「キャッ」と跳ねる。背骨を下から上に撫でれば吐息が漏れる。
だが、調教師がポッケから出したポンプタイプの吸引器を両乳首の乳輪に ぷちゅ・ぷちゅ、と吸い着けても やはりその体は、ウンともスンとも言わなかった。
「クレスもアランみたいな ぷっくり乳首を目指して頑張ろうね」
調教師の指が、アランのニップルピアスをクイッと引っ張る。更にクイクイ引っ張る。
「すごく敏感だね。こっちもかな?」
もう片方にも同じように…調教師のやさしい愛撫から流れる電流にアランは うっとり目を閉じたが、赤く頬を染めたのは、それを見ていたクレスの方だった。
調教師の手が離れ、アランは薄目でクレスの胸を見た。
真っ白なぽちゃ胸にピンクの吸引器が とてもエッチで、変な魅力を感じ、アランも少しだけ頬を染めた。
首に掛けられたロープの不安も忘れ、気を良くしたアランが、肉厚の唇から突き出した長い舌の先を器用に動かしクレスを挑発する。
蛇に睨まれた小動物のように、その舌先にハートを捕らわれたクレスも丸っこい唇に舌を少しだけ出し、潤んだ瞳で見上げると、
調教師は、蜂蜜色の眉を上げ、
「いいよ」と、リードを握る力を緩めてくれた。
クレスが おずおずと身を屈めれば、
アランの焦れた手が伸び、頭部を強引に引き寄せられる。
長い舌で唇と舌を愛撫され、差し込まれ、口腔内を舐め回され、たっぷりの唾液を注がれ、
何もできないクレスは、
アランに 息継ぎついでに 馬鹿にされるみたいな響きで笑われ、瞼をきつく閉じた。
リップ音が響き、
肉厚のふたつの唇が離れると、アランは言った。
「調教師さん、ティッシュ。クレスが泣きそう」
性奴隷収容施設の食事がとても美味しいことに、アランは驚いていた。
こんなに清潔な木のテーブルも、セラミックの食器も、温かい食べ物も、アランの知らなかったものだ。
だけど、サラダのトマトとデザートの苺は皿に残されたまま。
テーブルに肘をつき、水色の空をぼんやり眺めているアランの元に、職員がやってきて「調教の時間」を告げた。
職員に連れられ、調教室まで辿り着くまでの道すがら アランは、ぼんやり考えていた。
フェラテクもケツマンファックも一級品に仕込まれ済みのこの俺に、何を調教するというんだ?
すぐにでも 館にぶちこんでスカトロでもフィストファックでも何でもやらせてくれりゃいいのに。
控え室で、食後の歯磨きを済ませ、服を全て脱がされ、
調教室に通されたアランは ほぉと、ため息をこぼした。
暖色の照明、ダークブラウンの板床、アイボリーの壁紙、壁際のシンク、テーブルが見える。
部屋が醸し出す 暖かな雰囲気。
先ほど 使った 控え室の洗面所とロッカー棚も、極めて清潔だった。
比較せずにはいられない。
アランが長年過ごしたヤクザのSM屋の湿っぽいコンクリートの床と壁と鉄の鎖と…
調教室には、床と同色のダークブラウンの ひとり掛けソファが ふたつ置かれている。
職員は、その内の壁際に設置されているほうに、裸のアランを座らせると退室した。
アランの喉が鳴る。
天井のフックから、真っ赤なロープが一本垂れ下がっており、アランの目の前で揺れていたからである。
ロープの影が、アランの顔に縦の影を落としていた。
沸き上がる不安は、ドアが開く音で掻き消された。
長身細身男性の調教師が、ハニーブロンドヘアをふわり揺らし入室してきた。
セックスの雰囲気を微塵も感じさせぬミントグリーンのストレッチブルゾン姿の片手で、もうひとりの性奴隷の首輪から伸びるリードを、もう片方の手でティッシュペーパーのボックスを持参している。
調教師は、ティッシュペーパーボックスを空いているソファに、性奴隷を床に置き、アランの元までやって来た。
無言のまま、垂れ下がっているロープをアランの首に掛け、キング・オブ・ノット(もやい結び・輪が絶対に締まらない・人命救助にも効果的)で 首輪状に繋いだ。
そして、もうひとりの性奴隷の元に戻ると、アランに微笑んだ。
「こんにちは、アラン。この子は、直ぐに泣いちゃう性奴隷の泣き虫クレス(Claes)。さっきも控え室で愚図っちゃって、連れてくるのに手こずった」
成る程、泣き虫クレスの瞼と鼻の頭は赤く腫れていた。
小柄でちょいぽちゃの肉体の上に、丸顔の中のパーツが全て丸っこい童顔、
年格好はアランと同じか少し下かといった感じ。
身につけさせられているブリーフと首輪(slaveの刻印入り)のタフィーピンクが、クレスのチャーミングさを引き出していた。
調教師は、クレスをアランの正面に立たせ、うっすら脂肪の乗った白い胸をプニと摘まんで見せた。
クレスは恥ずかし気に親指の爪を噛み、アランと目を合わせようとしない。
「アラン、見て。クレスの乳首、ちょっと陥没してるし、不感症なのさ。もったいないだろ?こんなに可愛らしい桃色なのに」
調教師が引っ込んだ乳頭を爪で穿穿しても、クレスの体はピクリともしないが、その爪が鎖骨を辿れば「キャッ」と跳ねる。背骨を下から上に撫でれば吐息が漏れる。
だが、調教師がポッケから出したポンプタイプの吸引器を両乳首の乳輪に ぷちゅ・ぷちゅ、と吸い着けても やはりその体は、ウンともスンとも言わなかった。
「クレスもアランみたいな ぷっくり乳首を目指して頑張ろうね」
調教師の指が、アランのニップルピアスをクイッと引っ張る。更にクイクイ引っ張る。
「すごく敏感だね。こっちもかな?」
もう片方にも同じように…調教師のやさしい愛撫から流れる電流にアランは うっとり目を閉じたが、赤く頬を染めたのは、それを見ていたクレスの方だった。
調教師の手が離れ、アランは薄目でクレスの胸を見た。
真っ白なぽちゃ胸にピンクの吸引器が とてもエッチで、変な魅力を感じ、アランも少しだけ頬を染めた。
首に掛けられたロープの不安も忘れ、気を良くしたアランが、肉厚の唇から突き出した長い舌の先を器用に動かしクレスを挑発する。
蛇に睨まれた小動物のように、その舌先にハートを捕らわれたクレスも丸っこい唇に舌を少しだけ出し、潤んだ瞳で見上げると、
調教師は、蜂蜜色の眉を上げ、
「いいよ」と、リードを握る力を緩めてくれた。
クレスが おずおずと身を屈めれば、
アランの焦れた手が伸び、頭部を強引に引き寄せられる。
長い舌で唇と舌を愛撫され、差し込まれ、口腔内を舐め回され、たっぷりの唾液を注がれ、
何もできないクレスは、
アランに 息継ぎついでに 馬鹿にされるみたいな響きで笑われ、瞼をきつく閉じた。
リップ音が響き、
肉厚のふたつの唇が離れると、アランは言った。
「調教師さん、ティッシュ。クレスが泣きそう」
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