【館】 House of Sex Slaves

館 yakata

文字の大きさ
82 / 190
episode N. アランの場合 / ビッチ VS ヴァージン

Allan 011. bathroom / 宇宙の恋人

しおりを挟む
アランは汗ひとつかいていないのに、ひとりで使うには広すぎる浴室に案内され、ドアを閉めると、
調教師に手渡されたバイブレーターを思いッきり床に投げつけた。

特に怒っている訳ではなく、小さくため息をつくと、大きな浴槽の碧い水底に身を沈めた。

今頃、エルヴィンは慰められてるのだろう。
ここの調教師は甘いから。

処女喪失ーー、大袈裟な。
自分は、年端もいかぬ少年時代に 暴力親父から逃げた先で体を売った。飯を食うためだ。
生きのびるために使えるものは、なんでも使えば良いじゃないか。
アランの思案は、浮いたり、沈んだり、はては小さな一点となり、消え失せ、湯船の藻屑となった。

心身共にすっかり萎えていく。
床に、アホみたいにポップな色のバイブレーターが転がっている。

すると、
浴室のドアの向こうの脱衣場がなにやら騒がしげになった。
聞こえた馴染み深い泣き声に アランが、物思いから覚醒し顔をあげると、ドアが開いた。

「うぇッ、うえッ」
「ほら、おいで 可愛い子ちゃん。ご褒美の時間だぞ」
金髪ボブに黒縁眼鏡の調教師が泣き虫性奴隷のクレスを連れて、浴室へずかずかと入ってきた。

アランは、ザバリと水音を立て浴槽から出ると腕を伸ばした。
むちゅむちゅの上半身を締め付けているベビーブルーのエナメルハーネスを外している最中の調教師から
クレスの体を奪い取り、
思い切り抱き締め、涙と鼻水をすってやる。
口に広がる しょっぱい味がアランを機械から人間に戻した。
顔を下に向け、苦しい角度でハーネスを施されたクレスの充血したぺニスを見つけると
「なんてことするんだこの野郎」と、調教師を睨み付けた。

調教師は、湯気で曇った眼鏡で微笑み 首をかしげている。

アランは、忌々し気に舌打ちを鳴らし、引き千切る勢いで クレスのぺニスからハーネスを外すと、
先ほどバイブレーターを投げつけた床にぶん投げた。
「うぇッ、うえッ、ヒッ、ヒッ」と ただ泣くクレスの小ぶりで丸いぺニスを 優しく擦り、撫で、キスをしなければと
唇を寄せたそのとき、
「そうじゃない、アラン」
調教師の上機嫌な声が制止した。

ポケットから取り出したローション入りのパウチを湯船で温めながら言う。
「後ろを向け、アラン。おまんこでこの子を慰めるんだよ」


アランは、心底驚いて大きく開いたターコイズブルーアイで調教師を凝視したが、調教師は「当然だろ?」という風にただ微笑むだけだった。

アランは、床に膝をつき、尻を調教師に任せることにした。
浴槽の縁に肘枕をつくり頬を寝かせる。視線の先で浴槽の碧い湯が揺れている。
調教師が、アランのアヌスにローションをとろりと垂らし、二本の指で入り口の土手肉をマッサージし直ぐに開いた薔薇の肉を濡らしていく。
調教師の流石の指技に
ふぅ…ッ…うぅぅ…
アランが鼻から大きく息を吐き、碧い湯が小波を立てた。

次いで、調教師は クレスのぺニスを濡らし光らせる。
細く長く美しい指が、調教を良く頑張った。良い子、良い子、とクレスのぺニスを上下に可愛がる音が浴室に響く。
クレスは、どうしていいかわからなげな声で「あぁ…、あぁぁ」と鳴いた。

先ほどまで、あんなに厳しかった調教師が何故こんなに優しくしてくれるの。
何故、頬や肩にキスしてくれるの。
何故、僕のぺニスを大好きなアランのアソコに宛がってくれるの。
涙が溢れる。
「クレス、いくよ」

調教師が、掴んだクレスのぺニスをゆっくりゆっくりアランのアヌスに沈めていった。
「あぁぁぁん!」
クレスは、アランの胎内の気持ちよさに顔を思い切り仰け反らせた。桃尻がぎゅうぅと凹む。
アランは「くっ、」と歯を食い縛ったが、体内に広がる熱い液体の感触に口角を上げた。

「はぁぁん…うひッ、ヒッ、…」
アランの背中に、クレスの涙がぽたぽた落ちる。
「くそ、クレスが泣き止まない。調教師さん、体位を変えても良いかい」
「勿論」
調教師は、クレスの体を床にそっと寝かせてやる。
立ち上がったアランのアヌスから、クレスのザーメンがとろりと零れ太股を伝った。
アランは、クレスの下半身に跨がると、射精を終えたばかりのぺニスを扱きながら、慣れた仕草でアヌスに迎え入れた。
「あぁぁぁん、アラン…ッ」
騎乗位のアヌスの襞でクレスのぺニスに何遍も快楽を往復してやる。
「アラン、アラン、あぁぁ…」
クレスの泣き声が悲壮感から幸福感に色を変えたから、アランは「泣くな」と言うのを止めた。
こんなマグロの小さな思春期ぺニスじゃ物足りないのに、アランの股間はじゅわじゅわ興奮し、亀頭に穿たれた太いピアスがクレスの真っ白な腹をぱちんぱちんと弾いた。

「アラン、アラン…ぼく…あぁぁん、…」
「クレス」
人生最大級の快楽に真ッ赧に燃え上がったクレスの頬を齧り、その熱さにアランが戦く。

エルヴィンも他の可哀想な性奴隷も自分もどうでもいい。
クレスは、クレスは、クレスだけは…

少し腰を上げれば、クレスが何度も出してしまったザーメンがアヌスの隙間から流れ出る。
アランが今まで受け入れた中で、断トツ一番最高の可愛いぺニス。

「クレス」
「あ、アラン…、?」
アランは、濡れた瞳に映る自分の姿を眺めながら尋ねた。
「何か…欲しい、ものはないか?AV男優のバイトしたら小遣いが貰えたぜ…ッ」
クレスの瞳から、新しい涙が溢れバスルームの床に零れた。勿体ない…と、アランは身を屈め、快楽に震える舌で舐めとる。こんな切なさは知らない。

「ぼく…、アランとお揃いのブレスレットが…ほし…ぃ」
「あぁ…、クレス、キスしようぜ」

クレスの丸ッこい唇と、
アランの肉厚の唇が、
重なりひとつになる

アランとクレス
俺たち、
僕たち、


最後の、宇宙の恋人


しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

身体検査その後

RIKUTO
BL
「身体検査」のその後、結果が公開された。彼はどう感じたのか?

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

少年達は吊るされた姿で甘く残酷に躾けられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

  【完結】 男達の性宴

蔵屋
BL
  僕が通う高校の学校医望月先生に  今夜8時に来るよう、青山のホテルに  誘われた。  ホテルに来れば会場に案内すると  言われ、会場案内図を渡された。  高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を  早くも社会人扱いする両親。  僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、  東京へ飛ばして行った。

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

処理中です...