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57話
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慣れない広い室内に、落ち着かなくて美南はとりあえず室内のソファーに腰を下ろす。
ふわりと沈み込んだソファーの感触に腰を浮かしかけた時にノックがあった。
「どうぞ」
美南が答えると、静かに扉が開く。
「失礼いたします、ミナミ様シルヴィア様が中庭へとの事ですのでご案内いたします」
「あ、ありがとうございます」
綺麗なメイドさんに美南は慌てて立ち上がる。
擦れ違ったメイドさんも見た目の審査があるのでは無いだろうかと思うくらい綺麗な方が多かった。
「こちらに」
メイドの後をついて歩いて行くと建物の外に出ると、胸までの高さの生垣やその周りに植えられた花々が綺麗に咲いていた。
その奥に見えたガゼボ。
綺麗に飾られたガゼボの中にあるテーブルの傍にシルヴィアがいた。
「お嬢様、ミナミ様をお連れ致しました」
「ありがとう、ミナミこちらよ」
シルヴィアが座っていた椅子から立ち上がり手を振る。
「ありがとうございました」
美南は連れてきてくれたメイドに頭を下げると、メイドもにこりと笑い頭を下げ静かに離れて行った。
「ミナミ座って?ゆっくりお茶にしましょ?甘いものは好きでしょ」
座って座ってと、シルヴィアに招かれると先程とは違うメイドがそっと椅子を引いてくれた。
美南はその椅子に座るとティースタンドに乗せられた甘味と紅茶が運ばれてきた。
「わぁ」
キラキラした宝石のように綺麗で可愛いスイーツが何種類も乗せられていてつい声を上げてしまった。
「どれを食べる?お兄様は甘い物なんて気にしてくれないでしょ?」
「あ、いえ……ベルゴッド様は果物とか出るとくださいますよ?」
「あのお兄様が!?」
「え、えぇ」
食堂で出された食事で、甘味やフルーツが添えられるとベルゴッドはそっと美南にそれをくれる。
何か返そうとしても、気にするなと言われてしまい美南は申し訳ないと思いながらいただいてしまっていた。
「珍しいわね……いえ、お兄様だって甘いものは食べなくないけれど、食べないなら最初から貰わないのよ」
「ベルゴッド様はあまり好き嫌いないと……」
「何でも食べるように躾られているからね、美南は好き嫌いは?」
「匂いの強いものが得意じゃないかな……食べられるけれど」
「そう」
シルヴィアはこくりと紅茶を嚥下してから、目の前のスイーツを取り分けた。
「ミナミどうぞ、沢山食べなさい」
そう言って差し出すシルヴィアの皿の上にも沢山のスイーツ。
美味しそうに食べるシルヴィアを見ながら、美南も遠慮なくスイーツを口にするがその美味しさに頬が落ちそうになったのだった。
ふわりと沈み込んだソファーの感触に腰を浮かしかけた時にノックがあった。
「どうぞ」
美南が答えると、静かに扉が開く。
「失礼いたします、ミナミ様シルヴィア様が中庭へとの事ですのでご案内いたします」
「あ、ありがとうございます」
綺麗なメイドさんに美南は慌てて立ち上がる。
擦れ違ったメイドさんも見た目の審査があるのでは無いだろうかと思うくらい綺麗な方が多かった。
「こちらに」
メイドの後をついて歩いて行くと建物の外に出ると、胸までの高さの生垣やその周りに植えられた花々が綺麗に咲いていた。
その奥に見えたガゼボ。
綺麗に飾られたガゼボの中にあるテーブルの傍にシルヴィアがいた。
「お嬢様、ミナミ様をお連れ致しました」
「ありがとう、ミナミこちらよ」
シルヴィアが座っていた椅子から立ち上がり手を振る。
「ありがとうございました」
美南は連れてきてくれたメイドに頭を下げると、メイドもにこりと笑い頭を下げ静かに離れて行った。
「ミナミ座って?ゆっくりお茶にしましょ?甘いものは好きでしょ」
座って座ってと、シルヴィアに招かれると先程とは違うメイドがそっと椅子を引いてくれた。
美南はその椅子に座るとティースタンドに乗せられた甘味と紅茶が運ばれてきた。
「わぁ」
キラキラした宝石のように綺麗で可愛いスイーツが何種類も乗せられていてつい声を上げてしまった。
「どれを食べる?お兄様は甘い物なんて気にしてくれないでしょ?」
「あ、いえ……ベルゴッド様は果物とか出るとくださいますよ?」
「あのお兄様が!?」
「え、えぇ」
食堂で出された食事で、甘味やフルーツが添えられるとベルゴッドはそっと美南にそれをくれる。
何か返そうとしても、気にするなと言われてしまい美南は申し訳ないと思いながらいただいてしまっていた。
「珍しいわね……いえ、お兄様だって甘いものは食べなくないけれど、食べないなら最初から貰わないのよ」
「ベルゴッド様はあまり好き嫌いないと……」
「何でも食べるように躾られているからね、美南は好き嫌いは?」
「匂いの強いものが得意じゃないかな……食べられるけれど」
「そう」
シルヴィアはこくりと紅茶を嚥下してから、目の前のスイーツを取り分けた。
「ミナミどうぞ、沢山食べなさい」
そう言って差し出すシルヴィアの皿の上にも沢山のスイーツ。
美味しそうに食べるシルヴィアを見ながら、美南も遠慮なくスイーツを口にするがその美味しさに頬が落ちそうになったのだった。
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