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68話
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「ミナミどうした?」
ぐったりとした美南を覗き込んでくるベルゴッド。
美南は胸の前で手を重ねつつ閉じていた目をそろそろと開く。
「激し……です、息が続かな……ぃ」
鼻で息をするという知識はあっても、それを実行出来るだけのスキルが美南にはまだ無い。
もう少し待ってくれとばかりに美南はベルゴッドを押しやった。
「がっつきすぎたか?悪い……ミナミとこうなれるとは思わなかったから……」
ぎゅうっと美南を抱き締めてベルゴッドは息を吐いた。
美南の背中を抱いた手が震えているような気がした。
「もう、ベルゴッド……そんな風に思ってくれる程、私……何かしましたか?」
顎を上げて美南はベルゴッドと視線を合わせた。
キリッとしていた眉が少し下がっているように見える。
「ベルゴッド……私が貴方と出会ってしたのは、仕事のお手伝いだけですよ?それもベルゴッドから賃金を貰っているんですよ?」
「……あぁ、もちろんミナミの容姿がとても好みだ、美しいと思う。顔の造形や髪の艶……可愛いらしく響く声も好ましい……それに、一緒に働いて過ごしてその働きぶりもしっかりと見てきたつもりだ。
だけどなミナミ……人を好きになるのに理由が必要か?一目惚れと言うのもあるだろ?」
考えながら言葉を選んでいたベルゴッドは最後の方はニコニコと笑みを浮かべていた。
美南はベルゴッドの思わない言葉に耳まで真っ赤になった。
容姿については褒められることがなかった美南は、ベルゴッドの言葉は本気にはできず小さく頭を振る。
「ミナミ、服や貴金属を贈られるのは嫌だろうか?」
「服って……私服?仕事の服はある……けれど」
「私服もだが、靴も贈りたいしこれから何かあれば俺と一緒に宴などに参加して欲しい。その時に着るドレスを贈りたい。騎士団の部屋には置けないからこの家の俺の部屋に置いておくようにする」
チュッチュッとベルゴッドの唇が頬や額に触れていく。
「たくさんは……一枚か二枚くらいなら」
美南には、そのドレスの金額がかなりのものになることを知っており、ベルゴッドがいくら高給を取っているとはいえ、負担を掛けてしまうのはわかっているからだ。
それに、美南はそのような衣服を好まない。
似合わないと思い込んでいたからだ。
「わかった、近いうちに作らせる」
「作る?」
「あぁ、既成などミナミの豊満な体型に合うものは無いだろう。腰も折れそうなほどに細い……」
ベルゴッドの手が美南の腰を撫でていく。
美南はそんなベルゴッドの手をペチッと軽く叩くのだった。
ぐったりとした美南を覗き込んでくるベルゴッド。
美南は胸の前で手を重ねつつ閉じていた目をそろそろと開く。
「激し……です、息が続かな……ぃ」
鼻で息をするという知識はあっても、それを実行出来るだけのスキルが美南にはまだ無い。
もう少し待ってくれとばかりに美南はベルゴッドを押しやった。
「がっつきすぎたか?悪い……ミナミとこうなれるとは思わなかったから……」
ぎゅうっと美南を抱き締めてベルゴッドは息を吐いた。
美南の背中を抱いた手が震えているような気がした。
「もう、ベルゴッド……そんな風に思ってくれる程、私……何かしましたか?」
顎を上げて美南はベルゴッドと視線を合わせた。
キリッとしていた眉が少し下がっているように見える。
「ベルゴッド……私が貴方と出会ってしたのは、仕事のお手伝いだけですよ?それもベルゴッドから賃金を貰っているんですよ?」
「……あぁ、もちろんミナミの容姿がとても好みだ、美しいと思う。顔の造形や髪の艶……可愛いらしく響く声も好ましい……それに、一緒に働いて過ごしてその働きぶりもしっかりと見てきたつもりだ。
だけどなミナミ……人を好きになるのに理由が必要か?一目惚れと言うのもあるだろ?」
考えながら言葉を選んでいたベルゴッドは最後の方はニコニコと笑みを浮かべていた。
美南はベルゴッドの思わない言葉に耳まで真っ赤になった。
容姿については褒められることがなかった美南は、ベルゴッドの言葉は本気にはできず小さく頭を振る。
「ミナミ、服や貴金属を贈られるのは嫌だろうか?」
「服って……私服?仕事の服はある……けれど」
「私服もだが、靴も贈りたいしこれから何かあれば俺と一緒に宴などに参加して欲しい。その時に着るドレスを贈りたい。騎士団の部屋には置けないからこの家の俺の部屋に置いておくようにする」
チュッチュッとベルゴッドの唇が頬や額に触れていく。
「たくさんは……一枚か二枚くらいなら」
美南には、そのドレスの金額がかなりのものになることを知っており、ベルゴッドがいくら高給を取っているとはいえ、負担を掛けてしまうのはわかっているからだ。
それに、美南はそのような衣服を好まない。
似合わないと思い込んでいたからだ。
「わかった、近いうちに作らせる」
「作る?」
「あぁ、既成などミナミの豊満な体型に合うものは無いだろう。腰も折れそうなほどに細い……」
ベルゴッドの手が美南の腰を撫でていく。
美南はそんなベルゴッドの手をペチッと軽く叩くのだった。
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