4 / 44
仕官
対面
しおりを挟む
安治は、木下藤吉郎の陣屋に向かっていた。明智十兵衛を訪問した時と同様、人づてに尋ね回りながら目指した。覚兵衛のいうとおり、道々に木下藤吉郎が立てたと思しき立札があった。これなら、何とかなるやも知れぬ。安治は、期待に胸を躍らせていた。
さほど迷うこともなく、木下藤吉郎の陣屋に着いた。安治にとって意外だったのは、人影がまばらだったことだ。あれだけ立札が立っているにもかかわらず、仕官を求める人影はほとんどいない。仕官を求める者どもでごった返していた明智十兵衛の陣屋とは雲泥の差である。
もしや、人が集まらぬからこそ、立札を立てたのか。安治に一抹の不安がよぎった。ここまで人がいないというからには、木下藤吉郎に何かあるのかも知れない。むしろ、浅井家におった方が良かったのかも知れぬ…。
安治が門の近くで逡巡していると、門番の方から声をかけてきた。
「まだ年端もいかぬようなお主が、このようなところで何をしている?」
その門番は、安治を詰問するというよりは、むしろ興味本位で声をかけてきたようだった。邪険に追い払おうとする素振りは見せない。安治は覚悟を決めた。
「畏れながら、ご当家に仕官いたしたく、参上仕りました。」
「仕官とな。お主が武家の出であれば、せいぜい初陣を果たしたくらいであろう。父君の下で戦功を上げるのが早道ではないか?」
この門番は、安治を人として扱ってくれている。明智十兵衛の陣屋にいた門番とは大違いだ。これは、率いる者の器量の差なのであろうか?であれば、明智十兵衛の仕官が叶わなかったのは、幸いである。木下藤吉郎の生き様や態度がこの門番に影響を与えているのであれば、安治にとっては働き甲斐がある。安治は、俄然やる気を取り戻した。
「父は、先の観音寺合戦で敢え無い最期を遂げました。」
安治は、相手に気を遣わせないよう、淡々と答えた。
「何と!?それは、心よりお悔やみ申し上げる。相分かった。糊口を凌がねばならぬのであろう。おぬしも、立札は見てきたことであろう。当家は猫の手も借りたいくらい忙しい。ところがじゃ、思うように人が集まらぬ。拙者が申すのも憚られるが、生憎、殿には血筋が無い。殿は、百姓の出とも流民の出とも言われている。じゃからかのう、そんな殿の出自を危ぶんで進んで仕官を求めてくるものがおらぬのじゃ。今、当家で働いておる者は、殿が直々に声をかけた者やその者たちの縁者ばかりよ。言うなれば、あの立札を見て、のこのこやってきたのはお主くらいじゃ。…そうじゃ、お主、名は何と申す?」
「脇坂安治、通称、甚内と申します。近江脇坂庄の生まれにございます。」
「脇坂甚内か。今、取り次いでやる故、暫し、ここで待っておれ。」
門番は、安治を残して陣屋に入っていった。程なくして、門番が戻ってきた。
「朗報じゃ。殿がすぐにでも会いたいと仰せじゃ。ついてまいれ。」
門番は、すたすたと先を歩いていった。とんとん拍子とは、まさにこの事か。上手くいきそうな感はあるが、戦功は無い故、明智の陣屋の二の舞にならぬとも限らぬか…。安治は期待と不安が入り混じった気持ちで、後についていった。
安治は、広間に通された。
「ここで暫し待たれよ。殿はじきにお見えになる。」
そう言い残して、門番は去っていった。安治は、広間に通されるまでのことを思い起こしていた。陣屋は、決して広くは無いが、隅々まで掃き清められていた。初めてここを訪れたはずなのに、安治は自宅に帰ってきたような居心地の良さを感じていた。これも、木下藤吉郎という御仁の徳であろうか…。
遠くから足音が聞こえてきた。客人を待たせまいと急ぎ足ではあるが、さりとて、わき目も振らず駆け抜けるような速さでもない。こちらのことが待ち遠しくてたまらない気持ちが、足音から伝わってくるようだ。安治は、平伏して木下藤吉郎を待った。
「脇坂甚内、苦しゅうない。面を上げよ。此度は大義であった。」
木下藤吉郎は、広間に入るや否や、いきなり声をかけた。まくしたてるというわけでもないが、早くて甲高い声であった。
安治は、ゆっくりと面を上げた。この御仁が木下藤吉郎か…。
目の前の男は、小柄な男であった。安治も決しては大柄ではないが、今の安治と大して背格好が変わらない。安治が今少し成長すれば、抜き去ってしまうだろうと思われた。
風貌も、武士らしい威厳とはほど遠い。顔自体は大きいわけではないが、面長で切れ長の双眸が、ひたと安治を見ている。長めの鉤鼻で、前歯が出っ歯気味である。そう言えば、安治も木下藤吉郎が“猿”とあだ名されていることを風の便りに聞いたことがある。確かに“猿”に似ているともいえるが、目の前の男は“ねずみ”に似ている。風貌もさることながら、ねずみのように常に辺りの気配を伺っているようなしぐさをするのだ。
「甚内、お主、独特な風貌をしておるのう。出張った額、三白眼の鋭い目つき、それでいて、目と目が離れているので、目つきの鋭さが威圧感を与えない、そして引き締まった口元。中々いい働きをする者とみた。ここに来た経緯を話してくれぬか?」
安治がこの男の風貌をみていたように、この男もまた安治を見ていたのだ。しかも、それをずけずけと言ってくる始末。もっとも、考えようによっては、それだけ"人としての安治”を見ようとしているともいえる。確かに門番がいっていたように、目の前の男は、家柄や血筋にはとんと無頓着に見えた。この男ならば、あの山岡暹慶(せんけい)との顛末にも真摯に耳を傾けてくるやもしれない。安治は、無礼を承知で、木下藤吉郎としっかり目を合わせた。
「畏れながら申し上げます。拙者、脇坂安治は、父安明とともに浅井方として、先の観音寺合戦に参戦しておりました。言わずもがなではございますが、木下様の疾風迅雷の御働きにて、箕作城と和田山城が落ちたという知らせが我らの耳に届くや否や、六角承禎が観音寺城を捨てて逃亡したという知らせも届きました。これを聞いた父は、手勢を引き連れ、六角承禎の後を追いました。父は、どういうわけか六角承禎の逃げ道を知っていたようで、けもの道をどんどん進んでいきます。先回りしようとしたのでしょう。ところが、途中、僧体の者どもと出くわし、行く手を阻まれました。父と拙者が応戦したところ、敵方の頭領が父に矢を射かけてきました。遺憾ながら、父はその矢にあたり、敢え無い最期を遂げました。拙者は、辛うじて命拾いいたしましたが、もちろん六角承禎は取り逃がしました。このような形で父を亡くし、図らずも脇坂家を継ぐことになった拙者でございますが、何とか家名を上げるべく、誇るべき戦功などございませぬが、ご当家の一員として働きたく、ご無礼を顧みず、罷り越した次第にございます。」
言い終えた安治は、平伏した。言うべきことは言った。あとは、天命を待つのみ。安治は、木下藤吉郎の言葉を待った。
「遠慮はいらぬ。面を上げよ。父君を亡くされたか…戦乱の世とは申せ、やるせないのう。それにしても、よくぞお主だけ生き残ったな。無礼を承知で聞くが、如何にして生き延びたのじゃ?お主一人で敵勢を葬ったと?」
「いえ、そのような立派なことはしておりませぬ。憚りながら、もし拙者がその場で仇を討てていたのならば、戦功がないとは申しませぬ。敵が見逃してくれたに過ぎませぬ。」
「見逃した!?異なことを申すのう。確かに傍から見れば、お主のような年端のいかぬ者を討ったとて戦功にはならぬが、仮にも六角承禎を追っていたのであろう?であれば、追っては確実に仕留めるのが筋ではないか。いや、すまぬ。何故、武士らしく果てなかったのじゃと責めるつもりは毛頭ない。じゃが、お主が生き延びたのが不思議でならぬのじゃ。」
「仰せご尤もでございます。それは、拙者自身、思ったことでございます。何故、拙者が命拾いしたのかと。荒唐無稽に思召すやも知れませぬが、その辺り、改めて申し上げます。実は、父を討ったのは、山岡暹慶(せんけい)という者でございました。拙者も武士として生まれたからには、一矢報いるべく戦おうとしましたが、全く手も足も出ませんでした。」
「山岡暹慶(せんけい)だと!?あやつと対峙しておったのか!」
木下藤吉郎の顔色が変わった。木下藤吉郎の驚愕に、安治の方が面食らった。
さほど迷うこともなく、木下藤吉郎の陣屋に着いた。安治にとって意外だったのは、人影がまばらだったことだ。あれだけ立札が立っているにもかかわらず、仕官を求める人影はほとんどいない。仕官を求める者どもでごった返していた明智十兵衛の陣屋とは雲泥の差である。
もしや、人が集まらぬからこそ、立札を立てたのか。安治に一抹の不安がよぎった。ここまで人がいないというからには、木下藤吉郎に何かあるのかも知れない。むしろ、浅井家におった方が良かったのかも知れぬ…。
安治が門の近くで逡巡していると、門番の方から声をかけてきた。
「まだ年端もいかぬようなお主が、このようなところで何をしている?」
その門番は、安治を詰問するというよりは、むしろ興味本位で声をかけてきたようだった。邪険に追い払おうとする素振りは見せない。安治は覚悟を決めた。
「畏れながら、ご当家に仕官いたしたく、参上仕りました。」
「仕官とな。お主が武家の出であれば、せいぜい初陣を果たしたくらいであろう。父君の下で戦功を上げるのが早道ではないか?」
この門番は、安治を人として扱ってくれている。明智十兵衛の陣屋にいた門番とは大違いだ。これは、率いる者の器量の差なのであろうか?であれば、明智十兵衛の仕官が叶わなかったのは、幸いである。木下藤吉郎の生き様や態度がこの門番に影響を与えているのであれば、安治にとっては働き甲斐がある。安治は、俄然やる気を取り戻した。
「父は、先の観音寺合戦で敢え無い最期を遂げました。」
安治は、相手に気を遣わせないよう、淡々と答えた。
「何と!?それは、心よりお悔やみ申し上げる。相分かった。糊口を凌がねばならぬのであろう。おぬしも、立札は見てきたことであろう。当家は猫の手も借りたいくらい忙しい。ところがじゃ、思うように人が集まらぬ。拙者が申すのも憚られるが、生憎、殿には血筋が無い。殿は、百姓の出とも流民の出とも言われている。じゃからかのう、そんな殿の出自を危ぶんで進んで仕官を求めてくるものがおらぬのじゃ。今、当家で働いておる者は、殿が直々に声をかけた者やその者たちの縁者ばかりよ。言うなれば、あの立札を見て、のこのこやってきたのはお主くらいじゃ。…そうじゃ、お主、名は何と申す?」
「脇坂安治、通称、甚内と申します。近江脇坂庄の生まれにございます。」
「脇坂甚内か。今、取り次いでやる故、暫し、ここで待っておれ。」
門番は、安治を残して陣屋に入っていった。程なくして、門番が戻ってきた。
「朗報じゃ。殿がすぐにでも会いたいと仰せじゃ。ついてまいれ。」
門番は、すたすたと先を歩いていった。とんとん拍子とは、まさにこの事か。上手くいきそうな感はあるが、戦功は無い故、明智の陣屋の二の舞にならぬとも限らぬか…。安治は期待と不安が入り混じった気持ちで、後についていった。
安治は、広間に通された。
「ここで暫し待たれよ。殿はじきにお見えになる。」
そう言い残して、門番は去っていった。安治は、広間に通されるまでのことを思い起こしていた。陣屋は、決して広くは無いが、隅々まで掃き清められていた。初めてここを訪れたはずなのに、安治は自宅に帰ってきたような居心地の良さを感じていた。これも、木下藤吉郎という御仁の徳であろうか…。
遠くから足音が聞こえてきた。客人を待たせまいと急ぎ足ではあるが、さりとて、わき目も振らず駆け抜けるような速さでもない。こちらのことが待ち遠しくてたまらない気持ちが、足音から伝わってくるようだ。安治は、平伏して木下藤吉郎を待った。
「脇坂甚内、苦しゅうない。面を上げよ。此度は大義であった。」
木下藤吉郎は、広間に入るや否や、いきなり声をかけた。まくしたてるというわけでもないが、早くて甲高い声であった。
安治は、ゆっくりと面を上げた。この御仁が木下藤吉郎か…。
目の前の男は、小柄な男であった。安治も決しては大柄ではないが、今の安治と大して背格好が変わらない。安治が今少し成長すれば、抜き去ってしまうだろうと思われた。
風貌も、武士らしい威厳とはほど遠い。顔自体は大きいわけではないが、面長で切れ長の双眸が、ひたと安治を見ている。長めの鉤鼻で、前歯が出っ歯気味である。そう言えば、安治も木下藤吉郎が“猿”とあだ名されていることを風の便りに聞いたことがある。確かに“猿”に似ているともいえるが、目の前の男は“ねずみ”に似ている。風貌もさることながら、ねずみのように常に辺りの気配を伺っているようなしぐさをするのだ。
「甚内、お主、独特な風貌をしておるのう。出張った額、三白眼の鋭い目つき、それでいて、目と目が離れているので、目つきの鋭さが威圧感を与えない、そして引き締まった口元。中々いい働きをする者とみた。ここに来た経緯を話してくれぬか?」
安治がこの男の風貌をみていたように、この男もまた安治を見ていたのだ。しかも、それをずけずけと言ってくる始末。もっとも、考えようによっては、それだけ"人としての安治”を見ようとしているともいえる。確かに門番がいっていたように、目の前の男は、家柄や血筋にはとんと無頓着に見えた。この男ならば、あの山岡暹慶(せんけい)との顛末にも真摯に耳を傾けてくるやもしれない。安治は、無礼を承知で、木下藤吉郎としっかり目を合わせた。
「畏れながら申し上げます。拙者、脇坂安治は、父安明とともに浅井方として、先の観音寺合戦に参戦しておりました。言わずもがなではございますが、木下様の疾風迅雷の御働きにて、箕作城と和田山城が落ちたという知らせが我らの耳に届くや否や、六角承禎が観音寺城を捨てて逃亡したという知らせも届きました。これを聞いた父は、手勢を引き連れ、六角承禎の後を追いました。父は、どういうわけか六角承禎の逃げ道を知っていたようで、けもの道をどんどん進んでいきます。先回りしようとしたのでしょう。ところが、途中、僧体の者どもと出くわし、行く手を阻まれました。父と拙者が応戦したところ、敵方の頭領が父に矢を射かけてきました。遺憾ながら、父はその矢にあたり、敢え無い最期を遂げました。拙者は、辛うじて命拾いいたしましたが、もちろん六角承禎は取り逃がしました。このような形で父を亡くし、図らずも脇坂家を継ぐことになった拙者でございますが、何とか家名を上げるべく、誇るべき戦功などございませぬが、ご当家の一員として働きたく、ご無礼を顧みず、罷り越した次第にございます。」
言い終えた安治は、平伏した。言うべきことは言った。あとは、天命を待つのみ。安治は、木下藤吉郎の言葉を待った。
「遠慮はいらぬ。面を上げよ。父君を亡くされたか…戦乱の世とは申せ、やるせないのう。それにしても、よくぞお主だけ生き残ったな。無礼を承知で聞くが、如何にして生き延びたのじゃ?お主一人で敵勢を葬ったと?」
「いえ、そのような立派なことはしておりませぬ。憚りながら、もし拙者がその場で仇を討てていたのならば、戦功がないとは申しませぬ。敵が見逃してくれたに過ぎませぬ。」
「見逃した!?異なことを申すのう。確かに傍から見れば、お主のような年端のいかぬ者を討ったとて戦功にはならぬが、仮にも六角承禎を追っていたのであろう?であれば、追っては確実に仕留めるのが筋ではないか。いや、すまぬ。何故、武士らしく果てなかったのじゃと責めるつもりは毛頭ない。じゃが、お主が生き延びたのが不思議でならぬのじゃ。」
「仰せご尤もでございます。それは、拙者自身、思ったことでございます。何故、拙者が命拾いしたのかと。荒唐無稽に思召すやも知れませぬが、その辺り、改めて申し上げます。実は、父を討ったのは、山岡暹慶(せんけい)という者でございました。拙者も武士として生まれたからには、一矢報いるべく戦おうとしましたが、全く手も足も出ませんでした。」
「山岡暹慶(せんけい)だと!?あやつと対峙しておったのか!」
木下藤吉郎の顔色が変わった。木下藤吉郎の驚愕に、安治の方が面食らった。
2
あなたにおすすめの小説
秀頼に迫られた選択〜トヨトミ・プリンスの究極生存戦略〜
中野八郎
歴史・時代
慶長十六年、二条城。
老獪な家康との会見に臨んだ豊臣秀頼は、時代の風が冷たく、そして残酷に吹き抜けるのを感じていた。
誰もが「豊臣の落日」を避けられぬ宿命と予感する中、若き当主だけは、滅びへと続く血塗られた轍(わだち)を拒絶する「別の道」を模索し始める。
母・淀殿の執念、徳川の冷徹な圧迫、そして家臣たちの焦燥。
逃れられぬ包囲網の中で、秀頼が選ぶのは誇り高き死か、それとも――。
守るべき命のため、繋ぐべき未来のため。
一人の青年が「理」を武器に、底知れぬ激動の時代へと足を踏み出す。
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
勇者の如く倒れよ ~ ドイツZ計画 巨大戦艦たちの宴
もろこし
歴史・時代
とある豪華客船の氷山事故をきっかけにして、第一次世界大戦前にレーダーとソナーが開発された世界のお話です。
潜水艦や航空機の脅威が激減したため、列強各国は超弩級戦艦の建造に走ります。史実では実現しなかったドイツのZ計画で生み出された巨艦たちの戦いと行く末をご覧ください。
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~
bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる