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第1章 精霊と一人の少女
第6話 温かいもの
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「す、すっご……」
「流石はルミツちゃんね~」
私は模擬戦でシルフに降参を言わせ、勝つことができた。
「くそー! 負けたぁー! もうちょっとだったのにぃ~!!」
「ふっ、シルフ。本当にもう少しだと思っていたのか?」
「ん、モース」
近くの木の影からモースが歩いてやってくる。
「モース! 見てたの!?」
「あぁ、模擬戦が始まった時からな」
「うぅ~…。でも、もうちょっとで勝てたし!」
「全く、ルミツをよく見てみろ」
「……!?」
私は全身をくまなくシルフに見せる。
「ルミツは傷1つ負っていないだろう?」
「えっ!? でもでも、風魔の鉄槌は当たったし…」
「いや、あれはわざと受けたんだよね」
「あれ……?」
「距離と油断を取るためにちょっとね。おかげで踵に短剣を仕込めたし、案の定隙が生まれた」
「ぐぬぬ……」
「シルフ、それからルミツは足裏でハンマーを受けていたから実質的なダメージは0だ」
「くそーっ! ルミツは強すぎるよー! 完敗だ完敗!」
地べたに大の字になっていじけるシルフ。
「そうでもないよ。手数の多いシルフに一撃を入れるのは困難だったし、だから私はこんな搦手を使ったんだよ?」
「……ほんと?」
「ほんとほんと。こんなところで嘘はつかないって」
「……それでもルミツはまだ手を隠してたでしょ? それじゃだめじゃーん!」
「あはは…」
まあ確かに蝶華心得は使わなかった。シルフの体の大きさ的に耐えられる気がしないって理由もあるが、それ以上に、暗殺の為だけにある技をシルフに当てたくなかった。
「凄いです主様ー!」
「ルミツちゃん、流石だわ~」
サラマンダーとウンディーネが駆け寄る。
「いやー、まぁこんなもんでしょ」
「だってよシルフ?」
「むむむ……! うっさい!」
「あらあら~」
「そうだ、主らに渡したいものがあるのだ」
そしてモースは懐を探る。
「?」
モースが懐から出したのは5つの輝く何かであった。
「この耳飾りを主らに贈ろうと思ってな」
「えっ、いいの!?」
見ると赤、青、緑、茶、そして白と黒の勾玉模様の耳飾りであった。
「綺麗……!」
「ルミツはこの勾玉をやろう。主らも受け取れ」
そしてそれぞれが耳に着けたのを見計らい、私も耳飾りを着けようとする……が、
「あれ」
「……主の耳はそこではないだろう」
「……」
私の顔は酷く赤面した。そうだった。今の私は猫耳を持ってるんだった。
「ルミツちゃん天然ね~」
「ルミツかわいーねぇ」
「あーもう、うっさいうっさい!」
にやにやとこちらを見てくるシルフとウンディーネ。
「あっ、まぁ、えっと、大丈夫ですよ!」
サラマンダーの純粋な眼が今は鋭く私に突き刺さる。
そんな私を横目にモースは耳飾りの説明をする。
「この耳飾りは本当に微々たるものだが、魔力感知を敏感にする効果がある」
「へーえ。……まさかあの硬派なモースがこんな小洒落たもの作るなんてね? 珍しいね?」
「ふん、たまにはこういうのも、趣があるだろう?」
「えぇ、すごく綺麗ねぇ~」
みんなの耳にそれぞれ輝く雫形の耳飾り。
「ふふっ、なんか良いね、こういうの」
前世はこんなに他の人と通じ合うことは無かった。いつまでもいつまでも孤独、最期は仕事仲間と思っていた人間の裏切り。
人間なんて二度と信用して溜まるかと思った。生き返れば皆殺しにしてやろうとも思っていた。でも……いや、
「ありがと、みんな!」
今の私にこんな暗い顔は似合わない。
私は全力の笑顔を、4人にこぼすのであった。
◇◇◇
――次の日。
「ふぁ……、」
「あっ、起きたー?」
「んーシルフー。顔に引っ付くのやめてぇー」
「あらあら~」
翌朝、目覚めると何故か部屋の中にウンディーネとシルフがいた。
「なんで2人とも私の部屋にいるのさ……」
「今日は旅立ちの日だからねー!」
「そう、だからよ~」
「理由になってないし……。全く」
私はベッドから起き上がる。ついでにシルフを引き剥がす。
「ぬぁー」
「ふあぁ……、やっぱり朝はまったりしたいよねぇ」
ふと私は布団が妙に温かかったことに気が付き、布団を剥がす。すると中にはサラマンダーが眠っていた。
「……あ、主様、おはようございます」
「おはよ」
私は部屋を見渡し、残り1人の姿が見えないことに気がつく。
「あれ、モースはどこにいるの?」
「モースは今朝ごはん作ってるわよ~」
「ほんと? じゃあちょっと手伝いに行こっかな」
私は部屋を出て、モースのいる居間に向かう。
「おはよー、モース」
「おう、今出来たところだ」
「運ぶの手伝うよ」
「ありがたい。2つ任せたぞ」
「うん」
私はキッチンで今朝の献立を見る。
ロールパンとスープ。質素といえば質素だが、すごく美味しそうな匂いに食欲を掻き立てられた。温かいスープの湯気が寝起きの瞳によく沁みる。
「3人とも、準備出来たぞー」
「はいはーい」
私はテーブルに朝食を運び、そのまま座る。モースが席に着く頃に、残りの3人がやってきた。
「わぁ、美味しそうね~」
「あれモース、これって……」
「あぁ、海魚だな。今後しばらくここに帰ってくる予定でもないし、消費してしまおうと思ってな」
「やった、僕海魚大好きなんだよね!」
前世では食べたい時に食べたいものはいくらでも手に入った。でも、不思議とこの料理には惹かれるものがあった。
「「いただきます」」
まずはパンを1口食べる。
「んっ、おいしい」
フワッと、それでいてハッキリとしたパンの優しい風味が広がるようだった。
「パンってこんなに柔らかいの!? すごくフワフワしてておいしー!」
「僕は乾パンも好きだけど、これすごく美味しいね! こんなパン食べたことないよ…!」
「美味しいわ~。モースは昨日の内から準備してたものね~」
「発酵は魔法で少し進ませたが、それでも手を込めるほどパンは美味くなる」
「すごい技術だね?」
「100年ほど料理を作るのに没頭した時期があってな。その名残だ」
「100年も……。まぁモースからしたら1年前後の感覚なんだろうけど」
そして私はスープに目をつける。
半透明で黄色味がかったスープ。中には魚をほぐしたものや、野菜などがちらほらと見える。
私はスプーンで1口分、スープを手にする。
「……いただきます」
ズズッ
「……!?」
う、美味ぁ!? 野菜の芳醇な香りと魚の脂がスープに溶け込んでいて…!
質素なスープとは思えない旨みが舌鼓を打ってしまう…!
喉を通る時、その熱はジュワァっと全身に染み渡る。
「……はぁ、!」
「どうだ、美味いだろう?」
「うん……! めっちゃ美味しい……!」
「なにこれー!? モースってここまで料理上手だったの!? 聞いてないんだけどー!?」
「凄いわね、モース~」
「うまっ……」
皆の頬が僅かに紅潮する。
「ほんと、美味しい……!」
私はもう1口を運ぶ。
やっぱり美味しい……! 魚の旨みがメインになって、その味わいを野菜が爽やかに醸し出し、僅かなピリ辛風味がスープ全体のアクセントになっている……!
「ぷはぁぁぁ……」
温められた喉奥の空気を吐き出す。
「最高だよ、このスープ!」
「ふっ、そう言ってもらえて嬉しいわい」
「それじゃあ次は……」
私はパンにスープを染み込ませる。
「はむっ」
「わっ、何それ何それ!」
「ん~!」
パンに内包されていた大量のスープが口の中で溢れかえる。とろけたパンと暖かいスープの組み合わせが濃厚なハーモニーを作り出す。
「美味しぃ~」
「私も、私もやる!」
「はっはっは、流石ルミツ、その食べ方をするとはやるのう!」
「ん、これは美味しいわ~!」
「すご、僕これすっごい気に入った! すっごく美味しい!」
「す、すごい、凄すぎる……!」
「すごいねモース。こんな簡素なものでもここまで美味しいものが作れちゃうなんて」
「まだまだ料理人魂は消えとらんからな」
「ふふっ、頼もしいね」
身体中に染み渡るスープの温かさが、とても心地よかった。
◇◇◇
「ふぅ、ご馳走様」
十数分後、私たちは皆跡形なく完食した。
「それじゃ、そろそろ出よっか」
「えぇ、そうね~」
「なぁルミツ」
「ん?」
モースは私にとある事を問う。
「主の目的は何なのだ? 単に旅するだけでは物足りんだろう」
「あー、確かに……」
そういえば旅をするとは言ったものの、具体的にどのような所に行きたいかまでは特に気にしていなかった。
……どうしよう、そう問われると迷っちゃうな。
「うーん、うーん……」
「主様?」
「何、サラマンダー?」
「僕、あのモースのスープが気に入ったので、僕は海に行きたいです!」
「あっ、それ良い!」
「海ね~。ここは大陸の真ん中だけど、行くとしたらクリワーナ海岸のあるクリワーナの街かしらね~?」
「そうだな。あそこは年中常夏で、さっきの海魚も獲れる」
「えっ、いいじゃん! じゃあ私たちの目標はクリワーナの街で決定だぁー!」
こうして私たちは目的を決定し、旅立ちの準備を終わらせたのだった。
「流石はルミツちゃんね~」
私は模擬戦でシルフに降参を言わせ、勝つことができた。
「くそー! 負けたぁー! もうちょっとだったのにぃ~!!」
「ふっ、シルフ。本当にもう少しだと思っていたのか?」
「ん、モース」
近くの木の影からモースが歩いてやってくる。
「モース! 見てたの!?」
「あぁ、模擬戦が始まった時からな」
「うぅ~…。でも、もうちょっとで勝てたし!」
「全く、ルミツをよく見てみろ」
「……!?」
私は全身をくまなくシルフに見せる。
「ルミツは傷1つ負っていないだろう?」
「えっ!? でもでも、風魔の鉄槌は当たったし…」
「いや、あれはわざと受けたんだよね」
「あれ……?」
「距離と油断を取るためにちょっとね。おかげで踵に短剣を仕込めたし、案の定隙が生まれた」
「ぐぬぬ……」
「シルフ、それからルミツは足裏でハンマーを受けていたから実質的なダメージは0だ」
「くそーっ! ルミツは強すぎるよー! 完敗だ完敗!」
地べたに大の字になっていじけるシルフ。
「そうでもないよ。手数の多いシルフに一撃を入れるのは困難だったし、だから私はこんな搦手を使ったんだよ?」
「……ほんと?」
「ほんとほんと。こんなところで嘘はつかないって」
「……それでもルミツはまだ手を隠してたでしょ? それじゃだめじゃーん!」
「あはは…」
まあ確かに蝶華心得は使わなかった。シルフの体の大きさ的に耐えられる気がしないって理由もあるが、それ以上に、暗殺の為だけにある技をシルフに当てたくなかった。
「凄いです主様ー!」
「ルミツちゃん、流石だわ~」
サラマンダーとウンディーネが駆け寄る。
「いやー、まぁこんなもんでしょ」
「だってよシルフ?」
「むむむ……! うっさい!」
「あらあら~」
「そうだ、主らに渡したいものがあるのだ」
そしてモースは懐を探る。
「?」
モースが懐から出したのは5つの輝く何かであった。
「この耳飾りを主らに贈ろうと思ってな」
「えっ、いいの!?」
見ると赤、青、緑、茶、そして白と黒の勾玉模様の耳飾りであった。
「綺麗……!」
「ルミツはこの勾玉をやろう。主らも受け取れ」
そしてそれぞれが耳に着けたのを見計らい、私も耳飾りを着けようとする……が、
「あれ」
「……主の耳はそこではないだろう」
「……」
私の顔は酷く赤面した。そうだった。今の私は猫耳を持ってるんだった。
「ルミツちゃん天然ね~」
「ルミツかわいーねぇ」
「あーもう、うっさいうっさい!」
にやにやとこちらを見てくるシルフとウンディーネ。
「あっ、まぁ、えっと、大丈夫ですよ!」
サラマンダーの純粋な眼が今は鋭く私に突き刺さる。
そんな私を横目にモースは耳飾りの説明をする。
「この耳飾りは本当に微々たるものだが、魔力感知を敏感にする効果がある」
「へーえ。……まさかあの硬派なモースがこんな小洒落たもの作るなんてね? 珍しいね?」
「ふん、たまにはこういうのも、趣があるだろう?」
「えぇ、すごく綺麗ねぇ~」
みんなの耳にそれぞれ輝く雫形の耳飾り。
「ふふっ、なんか良いね、こういうの」
前世はこんなに他の人と通じ合うことは無かった。いつまでもいつまでも孤独、最期は仕事仲間と思っていた人間の裏切り。
人間なんて二度と信用して溜まるかと思った。生き返れば皆殺しにしてやろうとも思っていた。でも……いや、
「ありがと、みんな!」
今の私にこんな暗い顔は似合わない。
私は全力の笑顔を、4人にこぼすのであった。
◇◇◇
――次の日。
「ふぁ……、」
「あっ、起きたー?」
「んーシルフー。顔に引っ付くのやめてぇー」
「あらあら~」
翌朝、目覚めると何故か部屋の中にウンディーネとシルフがいた。
「なんで2人とも私の部屋にいるのさ……」
「今日は旅立ちの日だからねー!」
「そう、だからよ~」
「理由になってないし……。全く」
私はベッドから起き上がる。ついでにシルフを引き剥がす。
「ぬぁー」
「ふあぁ……、やっぱり朝はまったりしたいよねぇ」
ふと私は布団が妙に温かかったことに気が付き、布団を剥がす。すると中にはサラマンダーが眠っていた。
「……あ、主様、おはようございます」
「おはよ」
私は部屋を見渡し、残り1人の姿が見えないことに気がつく。
「あれ、モースはどこにいるの?」
「モースは今朝ごはん作ってるわよ~」
「ほんと? じゃあちょっと手伝いに行こっかな」
私は部屋を出て、モースのいる居間に向かう。
「おはよー、モース」
「おう、今出来たところだ」
「運ぶの手伝うよ」
「ありがたい。2つ任せたぞ」
「うん」
私はキッチンで今朝の献立を見る。
ロールパンとスープ。質素といえば質素だが、すごく美味しそうな匂いに食欲を掻き立てられた。温かいスープの湯気が寝起きの瞳によく沁みる。
「3人とも、準備出来たぞー」
「はいはーい」
私はテーブルに朝食を運び、そのまま座る。モースが席に着く頃に、残りの3人がやってきた。
「わぁ、美味しそうね~」
「あれモース、これって……」
「あぁ、海魚だな。今後しばらくここに帰ってくる予定でもないし、消費してしまおうと思ってな」
「やった、僕海魚大好きなんだよね!」
前世では食べたい時に食べたいものはいくらでも手に入った。でも、不思議とこの料理には惹かれるものがあった。
「「いただきます」」
まずはパンを1口食べる。
「んっ、おいしい」
フワッと、それでいてハッキリとしたパンの優しい風味が広がるようだった。
「パンってこんなに柔らかいの!? すごくフワフワしてておいしー!」
「僕は乾パンも好きだけど、これすごく美味しいね! こんなパン食べたことないよ…!」
「美味しいわ~。モースは昨日の内から準備してたものね~」
「発酵は魔法で少し進ませたが、それでも手を込めるほどパンは美味くなる」
「すごい技術だね?」
「100年ほど料理を作るのに没頭した時期があってな。その名残だ」
「100年も……。まぁモースからしたら1年前後の感覚なんだろうけど」
そして私はスープに目をつける。
半透明で黄色味がかったスープ。中には魚をほぐしたものや、野菜などがちらほらと見える。
私はスプーンで1口分、スープを手にする。
「……いただきます」
ズズッ
「……!?」
う、美味ぁ!? 野菜の芳醇な香りと魚の脂がスープに溶け込んでいて…!
質素なスープとは思えない旨みが舌鼓を打ってしまう…!
喉を通る時、その熱はジュワァっと全身に染み渡る。
「……はぁ、!」
「どうだ、美味いだろう?」
「うん……! めっちゃ美味しい……!」
「なにこれー!? モースってここまで料理上手だったの!? 聞いてないんだけどー!?」
「凄いわね、モース~」
「うまっ……」
皆の頬が僅かに紅潮する。
「ほんと、美味しい……!」
私はもう1口を運ぶ。
やっぱり美味しい……! 魚の旨みがメインになって、その味わいを野菜が爽やかに醸し出し、僅かなピリ辛風味がスープ全体のアクセントになっている……!
「ぷはぁぁぁ……」
温められた喉奥の空気を吐き出す。
「最高だよ、このスープ!」
「ふっ、そう言ってもらえて嬉しいわい」
「それじゃあ次は……」
私はパンにスープを染み込ませる。
「はむっ」
「わっ、何それ何それ!」
「ん~!」
パンに内包されていた大量のスープが口の中で溢れかえる。とろけたパンと暖かいスープの組み合わせが濃厚なハーモニーを作り出す。
「美味しぃ~」
「私も、私もやる!」
「はっはっは、流石ルミツ、その食べ方をするとはやるのう!」
「ん、これは美味しいわ~!」
「すご、僕これすっごい気に入った! すっごく美味しい!」
「す、すごい、凄すぎる……!」
「すごいねモース。こんな簡素なものでもここまで美味しいものが作れちゃうなんて」
「まだまだ料理人魂は消えとらんからな」
「ふふっ、頼もしいね」
身体中に染み渡るスープの温かさが、とても心地よかった。
◇◇◇
「ふぅ、ご馳走様」
十数分後、私たちは皆跡形なく完食した。
「それじゃ、そろそろ出よっか」
「えぇ、そうね~」
「なぁルミツ」
「ん?」
モースは私にとある事を問う。
「主の目的は何なのだ? 単に旅するだけでは物足りんだろう」
「あー、確かに……」
そういえば旅をするとは言ったものの、具体的にどのような所に行きたいかまでは特に気にしていなかった。
……どうしよう、そう問われると迷っちゃうな。
「うーん、うーん……」
「主様?」
「何、サラマンダー?」
「僕、あのモースのスープが気に入ったので、僕は海に行きたいです!」
「あっ、それ良い!」
「海ね~。ここは大陸の真ん中だけど、行くとしたらクリワーナ海岸のあるクリワーナの街かしらね~?」
「そうだな。あそこは年中常夏で、さっきの海魚も獲れる」
「えっ、いいじゃん! じゃあ私たちの目標はクリワーナの街で決定だぁー!」
こうして私たちは目的を決定し、旅立ちの準備を終わらせたのだった。
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