陥落 ー おじさま達に病愛されて ー

ななな

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5. 狂気の時間〜♡可愛い愛弟子♡〜

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 大層可愛らしい愛弟子がわたくしにできました。リンユゥ殿と呼ぶのは少々堅苦しいので、リンユゥちゃんと呼ばせて頂いております。その可憐な容姿にふさわしい呼び名だとは思いませぬか?

「リンユゥちゃん、今度はリンユゥちゃんの番ですぞ」

 わたくしのイチモツをその小さな白いお尻で健気に受け止めながら、「アッ、アアッ、もっ、もうゆるしてっ、くだ、くだしゃいっ」と可愛らしく駄々をこねる様子にわたくしはにこにこでございます。

「ゆるして…?ポポイはリンユゥちゃんに御指導致しておるのですよ。ほらほら、どの駒をどこに動かしますかな。言って下さればわたくしめがして差し上げますから」

 けれどもリンユゥちゃんはイヤイヤと首を振るばかりです。ふかふかのソファに全裸で座るわたくしの上に、そのまた全裸のリンユゥちゃんがわたくしに背を向けて座っております。これがわたくしの指導のすたいるでございます。といいましても、わたくしはリンユゥちゃん専属ですが。

「リンユゥちゃん、わたくしの名を呼んで下さいませ。先生、もしくはポポちゃんでもいいですぞ♡」
 たびたび声をかけているのですが、なかなか呼んではもらえないのが残念です。でも叱りつけたりは致しません。彼には彼のぺーすというものがありますからな。

「では、少し休憩と致しましょう。頑張ったリンユゥちゃんにご褒美を差し上げましょうかな」
 わたくしと繋がったままの彼をソファに押し倒し、ピッタリと身を寄せながら優しく奥を突いてあげます。すると愛らしいさえずりをし始めましたので、わたくしもそれに応えるようにご褒美を注がせて頂きました。こうしているとまるで仲睦まじい夫婦の営みのようで、頬もゆるみにゆるんでしまいます。

 リンユゥちゃんの肌はとても白く、陶器のようにすべすべとしております。触り心地の良い華奢なお身体に、わたくしを受け入れる愛の器の締まり具合は天下一品。そんな彼でいらっしゃいますから、屋敷の中で過ごす身なりというのも至高のものでなければなりません。

「リンユゥちゃん、西洋より伝わる衣服でございます。ささっ、今日はこれに致しましょう」
 が、なかなか気に入ってはもらえず見るなりいつもすっ飛んで逃げてゆきます。

「リンユゥちゃ~ん、はだかんぼでは風邪をひきますぞ~♡」
「いっ、いいっいやっいやだっ、そんなものを着るくらいならこのままでいいっ!」

 ようやく捕まえたリンユゥちゃんは観念したのか大人しくなり、ご用意させて頂いた衣装を涙を流しながら身につけてゆきます。素晴らしい…びゅーてぃふぉー…!裸よりも情欲を煽る西洋製は値段こそ張るが、それだけの価値が十二分にある…!
 このアミアミの紐になってリンユゥちゃんのイケナイところを守りたいものですな♡

「もっ、もう嫌だ…貴方は弱い者虐めをして喜ぶ異常者だっ。こんな目に遭うくらいなら家にいた方がずっとよかった…うぅっ」
「何をおっしゃる、わたくしの愛が足りませんでしたかな」

 ひょいと彼を抱き上げ、内心憤慨しながらベッドへとズカズカ足を進めます。わたくしではなく、あの父親の面を被った犬畜生の方がいいだと?
 リンユゥちゃんはわたくしの嫉妬心を煽るのが随分とお上手のようだ…もっと、もっとわたくしに愛されたくて堪らないのでしょう。可愛い愛弟子でございます。


 その弟子との出会いは璃伴でした。わたくしはこの大国で一番の璃伴士、強者に飢えておりました。隣国にすごい若造がいるぞという噂を聞きつけるやいなや、すぐさま足を運んだのです。小さな国ということからあまり期待はしておりませんでしたが、凛とした白百合のような彼に、わたくしはあっという間に心を奪われました。

 ただ、彼の打ち方は純真無垢そのもの。あまり戦法を知らないのであろう、という印象でした。磨けば光る原石…わたくしが手取り足取り指導して差し上げたい。

 そのためにも、対局するまでに彼のことはよくよく調べ上げておきました。実の父親ではない男や七人の孤児達と共に住んでおり、暮らしはそれほど裕福ではないようでした。    
 わたくしはそんな彼のことを大層不憫に思ったものです。可哀想な子だ、わたくしが何不自由のない豊かな暮らし、そしてうだるほどの愛情を与えて差し上げよう。きっと喜んでくれるはずでございます。

 そうして待ちに待った彼との対局。この小さな国で彼は負け知らずとうかがっておりました。だからでしょう、なかなか思い通りにならない未知の局面にしきりに眉をひそめていらっしゃいました。落ち着いた立ち振る舞いに反し、その幼い感情表現があまりにも愛らしく、わたくしは時間いっぱいまで楽しむことに致しました。最後の最後まで、彼はわたくしの手の上で転がっておりましたな。

 ところが物事には邪魔が付き物で、対局後にゆっくり話すとしよう、とわたくしが悠長に構えておりましたら、彼は攫われてしまいました。犯人は彼の父親代わりの男、ミングォです。
 仕方がないのでまた明日にでもゆっくりと話すとしよう。次の日になり彼の家を訪れると、彼と何人かの孤児達だけでいらっしゃいました。またしても悠長に構えた結果、今度は吉と出たわけです。

 さっそく彼に、わたくしの弟子として迎え入れる提案をしたところ、その顔が曇ってしまいました。これはミングォのせいだったわけですが、なんとしてでも彼を連れ帰りたいわたくしは口八丁で言いくるめ、昨日の大会の賞金と彼の置き手紙を孤児達に託し、どうにかこうにか屋敷へと戻ってくることができました。

 賞金は手切れ金といいましょうか、まぁ 宣戦布告と取られてもわたくしは一向に構いやしません。今頃ミングォはカンカンでしょうな、ほほほっ。
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