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第三章 世界に降りかかる受難
第942話
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生贄を食べようとして固まった悪魔、目は泳いでいるし、何なら脂汗も流している気がする。
楽しみにしていた生贄イベント、僕がいる時点で詰んでるもんね。
セティ呼ぶ?
「すみませんでしたぁぁぁ!!!」
心の中で冗談を言っただけなのに、秒で悪魔がジャンピング土下座してきた。
危機察知能力がとても高い子である。
捧げましょうと歌っていた村人もびっくり。
ごめんね、悪魔という種族の時点でうちの子の下僕っていう運命なんだ。
逆らっても酷い目にしか合わないから、悪魔同士で情報共有してその辺は上手くやってるみたい。
あっ、でも今の僕は幼児なので、ショタを生贄にした時点でダメかもしれない、僕が許しても別の守護神が許さない気配がヒシヒシと。
過保護な身内が多いので、僕をうっかり召喚して滅亡した国家や村は数知れず。
「悪魔さん」
「はいっ!!」
「今までの生贄って少年?」
「いえっ、近くを偶然に通った旅人や迷い込んだ奴らで、普通子供の足ではここまでこれません!」
「じゃあセーフかな?」
「ショタ守護神様には見逃してもらえるとありがたくっ!!」
セティだけでなくショタ守護神も有名だもんね。
最近はお出掛け際に単独だけど、少し前は常に抱いていた赤ちゃん。あの子の正体が悪魔だとは悪魔界では有名な話らしい。
好奇心からシヴァさんにあの子を連れ歩かない理由を聞いたら、ショタを助けるのに片手が塞がっていると不便な時があるからと返答がありました。
筋金入りである。
そんなどうでも良い事を思い出していたら、悪魔が意を決したように立ち上がって僕に近付いてきた。
体がでかくてまるで巨人のようだ。普通ならプチっとされることを心配する場面よね。
ヒョイとポンチョの帽子部分を持たれて猫の子のように持ち上げられたと思ったら、宝物を扱うように掌の中に包み込まれました。
ただ悪魔の表情が「何か違う」と言っている。
ぐぐぐと唸りながら迷った末、現在僕は悪魔の肩に座っている。
愉快、愉快。
もふもふの背に乗るのも楽しいけれど、肩に座るのもとても良い、僕はもふもふ出来ればそれで良いのである。
そして何より――
もふもふ
手を伸ばせばそこにもふもふがある環境が素晴らしい。
ちょっとゴワゴワしているけれど、こういう熊っぽい手触り嫌いじゃないよ。
「や、やめッ……、力が……抜け……」
ごめんね空気を読む気がなくて。
もふもふしながら心の中で謝る。
「神が、我らが神が」
「あの子供に堕とされた」
「逃げよう」
「逃げよ、逃げよ」
逃げ出そうとする村人さんたち、でも彼らの運命は僕を生贄に捧げた時点で決まっていた。
「どこに行くと?」
「ぜひ、お聞きしたいですね」
「キャィン」
今回やってきた過保護の化身はセティとカイちゃんだった。
過去に飛ばされて以降、カイちゃんが駆けつける速度が速まったような??
その後、村は数時間かけて残酷な事が行われたと思う。
カイちゃんだけなら一瞬だったかもしれないけど、セティがいたから何かしたのかもしれない。おっかない二人組である。
悪魔は言語を失うほど怯えていたので僕が保護しました。
でも我が家にはイネスがいるので悪魔は連れて帰れない、ちょっと考えて一人でも多く人手が欲しいヘラ母さんに預けました。
他の悪魔も就職しているし、まぁ何とかなるよね。
楽しみにしていた生贄イベント、僕がいる時点で詰んでるもんね。
セティ呼ぶ?
「すみませんでしたぁぁぁ!!!」
心の中で冗談を言っただけなのに、秒で悪魔がジャンピング土下座してきた。
危機察知能力がとても高い子である。
捧げましょうと歌っていた村人もびっくり。
ごめんね、悪魔という種族の時点でうちの子の下僕っていう運命なんだ。
逆らっても酷い目にしか合わないから、悪魔同士で情報共有してその辺は上手くやってるみたい。
あっ、でも今の僕は幼児なので、ショタを生贄にした時点でダメかもしれない、僕が許しても別の守護神が許さない気配がヒシヒシと。
過保護な身内が多いので、僕をうっかり召喚して滅亡した国家や村は数知れず。
「悪魔さん」
「はいっ!!」
「今までの生贄って少年?」
「いえっ、近くを偶然に通った旅人や迷い込んだ奴らで、普通子供の足ではここまでこれません!」
「じゃあセーフかな?」
「ショタ守護神様には見逃してもらえるとありがたくっ!!」
セティだけでなくショタ守護神も有名だもんね。
最近はお出掛け際に単独だけど、少し前は常に抱いていた赤ちゃん。あの子の正体が悪魔だとは悪魔界では有名な話らしい。
好奇心からシヴァさんにあの子を連れ歩かない理由を聞いたら、ショタを助けるのに片手が塞がっていると不便な時があるからと返答がありました。
筋金入りである。
そんなどうでも良い事を思い出していたら、悪魔が意を決したように立ち上がって僕に近付いてきた。
体がでかくてまるで巨人のようだ。普通ならプチっとされることを心配する場面よね。
ヒョイとポンチョの帽子部分を持たれて猫の子のように持ち上げられたと思ったら、宝物を扱うように掌の中に包み込まれました。
ただ悪魔の表情が「何か違う」と言っている。
ぐぐぐと唸りながら迷った末、現在僕は悪魔の肩に座っている。
愉快、愉快。
もふもふの背に乗るのも楽しいけれど、肩に座るのもとても良い、僕はもふもふ出来ればそれで良いのである。
そして何より――
もふもふ
手を伸ばせばそこにもふもふがある環境が素晴らしい。
ちょっとゴワゴワしているけれど、こういう熊っぽい手触り嫌いじゃないよ。
「や、やめッ……、力が……抜け……」
ごめんね空気を読む気がなくて。
もふもふしながら心の中で謝る。
「神が、我らが神が」
「あの子供に堕とされた」
「逃げよう」
「逃げよ、逃げよ」
逃げ出そうとする村人さんたち、でも彼らの運命は僕を生贄に捧げた時点で決まっていた。
「どこに行くと?」
「ぜひ、お聞きしたいですね」
「キャィン」
今回やってきた過保護の化身はセティとカイちゃんだった。
過去に飛ばされて以降、カイちゃんが駆けつける速度が速まったような??
その後、村は数時間かけて残酷な事が行われたと思う。
カイちゃんだけなら一瞬だったかもしれないけど、セティがいたから何かしたのかもしれない。おっかない二人組である。
悪魔は言語を失うほど怯えていたので僕が保護しました。
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他の悪魔も就職しているし、まぁ何とかなるよね。
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