12 / 49
12.魔女と奴隷とキャラメルナッツタルト
しおりを挟む
出すものを出したらストンと冷静になってしまったオーウェンは、一旦思考をシャットダウンした。目の前には潰れた蛙のような恰好でひくひく痙攣するザジと、零れた水、使用済みのスライムスキンの残骸などが散らばり、惨憺たる有様。スキンの原料として捕まえたスライムの死骸は袋の中で刻一刻と傷んでいっている。
「片付けよう」
オーウェンは据わった目でずぶ濡れのザジの服を脱がし、体を綺麗な布で拭いてやると、気絶したままのザジを姉弟子のベッドに放り込む。ごみを始末し、作業部屋に移動、無事なスライムの死骸から内臓を淡々と取り出し、媚薬の詰まった粘液袋を絞り機に突っ込み圧をかけた。明日になれば下に設置した瓶に媚薬が満たされるだろう。
残った皮は水で綺麗に洗い、作業場にびっしりとひしめく木製の張り型にひとつひとつ被せていく。余談だが、このスライム干しを魔女エウェンが細工師に依頼したとき、「頭おかしいんじゃないのか」と言われたという。
スライムの処理が終わり、台所に戻る。ザジの腸内に注入する用に急いで抽出したハーブ茶のあまりが冷めきってポットに溜まっているので、カップに注いで飲む。飲みながら喉がカラカラだったことに気が付き、オーウェンはごくごくと音を立てて一気に飲み干し、カップをタンと置いた。
「いやノーカウントではなくない???!!!!!??????」
シャットダウンしていた思考がぎゅるぎゅると回りはじめる。
(肛門だったとしてもそこにちんこ入れて射精しちゃったらもうそれはノーカウントではなくない???!!!!???? 馬鹿すぎる! スライムの媚薬でエロ馬鹿になっちゃった女の無茶苦茶な主張に喜んでホイホイ乗ってしまった……!!)
オーウェンは迸る内省に頭痛すら覚え、頭を抱えて床に膝をついた。
「オーウェン様は頭が痛いのですか?」
「うわあああ!!!!」
急に後ろから声をかけられ、びっくりして振り返ると、目を覚ましたらしいザジが立っていた。裸ではなく簡素な生成りのワンピースを着ていて、つい小一時間前に肛門に陰茎を突き入れられ喜悦の声を上げていた淫らな女と同一人物とは思えないほど落ち着いた雰囲気になっていたので、オーウェンは少し安心した。
「め、目を覚ましたのかい。もう大丈夫なのかい」
「はい、ザジはもう大丈夫です。お手間を取らせました」
座り込んだオーウェンと立ったままのザジは、台所で向かい合いながらお互いの顔を見ることをせずに、二人とも明後日の方を見ながらぼそぼそとやり取りをした。見ている方向は真逆の方だったが、頭の中にある言葉はほとんど同じことを考えていた。
『ちょっと……予定より、びっくりしちゃうくらい気持ちよかったな……。またやりたくなっちゃうかもしれない……』
オーウェンは、奴隷を手籠めにすることに抵抗があるのに欲望を明確に自覚してしまったかもしれないことに対する恐怖を、ザジは相手を篭絡するために仕掛けている淫獄に自分が溺れてしまうかもしれない恐怖を感じている。そしてお互いに、それは堕ちてしまったら出てこれないものだという予感をもまた感じていた。
見ているもののない魔女の庵で火が付いた若い男と女の性欲は、熾火となって二人の中で燃え始めてしまった。そしてその火の番をするものはお互い以外にいないのだ。
「……オーウェン様……あの……♡」
「たっ! た、たた、たったった……タルトを焼く!!!!!!!!」
「へ?」
おかしな雰囲気になりかけた空気を、オーウェンの唐突な宣言が日常に引き戻した。
「あ、アタシは! アンタが甘いもの食って喜んだりしてるとことか、そういうのを先に見たい!! あの、ああいう、その、ああいうのは、その後!!! アタシたちは順番を間違えてるね!! さっきのはその、緊急事態だったから!! 一回くらい間違えても、やりなおしが効くはずだ!! アンタの言う通りやっぱりノーカウントだよ!!」
「……!!!!」
「アンタが言ったんだからね!? ノーカウントだってのは!!!! それに甘いの食いたいだろ!!!???」
返事を待つことなく、オーウェンは材料や製菓道具をガチャガチャと用意し始めた。元々、あんなアクシデントがなければ、初めてのスライム狩りの成功を褒めてやる予定でタルト生地は昨日の時点で作って棚に入れておいたオーウェンである。
「アンタ、生地にフォークで穴を開けな。それが済んだらこっちの木菓子を刻む。いいね」
ザジにナッツを渡し、オーブンに火を入れ、暖まるのを待つ間に山羊の乳と砂糖を煮詰めた。甘い香りがしてくるにつれ、ザジは鼻をひくひくと動かして頭の中を食欲モードに切り替えたらしい。表情が媚をなくした自然なものになっている。オーウェンは心の中で胸をなでおろす。彼はこっちのザジのほうをもっと知りたいのだ。
焼いた生地を取り出し、置いておく間に鍋にバターやナッツなどを入れて混ぜる。そしてタルト生地に鍋の中身を流し込み、さらにオーブンで焼く。
「アンタ、きょうだいはいるのかい」
「三人います」
「そうかい、アタシは一人だ」
タルトが焼けるのを待つ間、オーウェンはザジに会話を試みた。が、こういう会話がへたくそな男なのでそこで終わってしまう。もうちょっとがんばれよ。と自分で自分に突っ込み、もう一度彼は口を開く。
「あー、あのー、あれだよ。ケイト族? っていったっけ? みんなあれなの? きょうだい多いの?」
「ケイト族は一回の出産で四人くらい産まれるからうちは少ないほうですよ」
「そりゃそりゃ……」
ははは……と乾いた笑いを漏らしながら、オーウェンの心臓はバクバクしている。
(う、後ろの穴でよかった……。スキンがあってよかった……今後も気を付けないとこの庵が子供で溢れてしまう……いやいや、今後って何? 子供? 何? 馬鹿なの? 浮かれるな。アタシはこの娘を金で買ったろくでなしなんだよ。律しろ、自分を)
あー、うー、と時折へんな声を漏らしながら、オーウェンはザジに少しずつ話しかけて行った。どんなところに住んでいたのかとか、親はどんな人かなど。聞くたびに少しザジの表情が陰っていくので、そういえばこの娘は奴隷として連れてこられたんだったなと途中で気が付いた。
「あー。ごめん……」
「いいんです。どうせもう帰れないので。ザジにはオーウェン様しかいません。ですのでオーウェン様はいつでもザジの体を」
「あーーーーーっ!!! そろそろ焼けるんじゃないかなーーー!!!!!!」
素っ頓狂な声をあげてオーブンに向かうオーウェンの後ろ姿をザジはなんとも言えない表情で見つめる。
(なんか、あたしちょっとこの人のこと意地悪な目で見すぎてたかもしれないな……。この人、ほんとにただ寂しくてあたしを買ったんだ……。もともと玩具奴隷のだんな様になるタイプじゃないんだ……。子供代わりに奴隷を買う方のだんな様だ……年下だから親子にはならなかったけど……)
奴隷相手に一生懸命でちょっとかわいい、とザジは思った。
「もうちょっとで焦げるところだった。冷めたら食えるから、お茶でも煎れよう。かあさんが好きだった紅茶がたしかここに……」
「オーウェン様」
「ん? なんだい」
「ふへへっ♡」
「なんなんだい。嫌だねぇ!」
毒づきながら、オーウェンの耳は真っ赤になっていた。
(何? 今の!! 可愛い!! 馬鹿!)
外はもう夕方になりかけていたが、二人は遅いお茶の時間にした。ザジがタルトを口いっぱいに頬張って、久しぶりの作り立ての手作り菓子のおいしさに泣いてしまい、笑顔を期待していたオーウェンは慌てふためく。
「お、美味しくなかったかい?」
「んーん、ひゅごくおいひいれひゅ……♡」
「そうか。いっぱい食べな」
「ひゃい……あむ……んぅ~♡」
泣いたり笑ったり忙しいザジを見て、オーウェンは自分は家族が欲しくてこの娘を買ったんだな、と今更ながらに気が付いたのだった。
「片付けよう」
オーウェンは据わった目でずぶ濡れのザジの服を脱がし、体を綺麗な布で拭いてやると、気絶したままのザジを姉弟子のベッドに放り込む。ごみを始末し、作業部屋に移動、無事なスライムの死骸から内臓を淡々と取り出し、媚薬の詰まった粘液袋を絞り機に突っ込み圧をかけた。明日になれば下に設置した瓶に媚薬が満たされるだろう。
残った皮は水で綺麗に洗い、作業場にびっしりとひしめく木製の張り型にひとつひとつ被せていく。余談だが、このスライム干しを魔女エウェンが細工師に依頼したとき、「頭おかしいんじゃないのか」と言われたという。
スライムの処理が終わり、台所に戻る。ザジの腸内に注入する用に急いで抽出したハーブ茶のあまりが冷めきってポットに溜まっているので、カップに注いで飲む。飲みながら喉がカラカラだったことに気が付き、オーウェンはごくごくと音を立てて一気に飲み干し、カップをタンと置いた。
「いやノーカウントではなくない???!!!!!??????」
シャットダウンしていた思考がぎゅるぎゅると回りはじめる。
(肛門だったとしてもそこにちんこ入れて射精しちゃったらもうそれはノーカウントではなくない???!!!!???? 馬鹿すぎる! スライムの媚薬でエロ馬鹿になっちゃった女の無茶苦茶な主張に喜んでホイホイ乗ってしまった……!!)
オーウェンは迸る内省に頭痛すら覚え、頭を抱えて床に膝をついた。
「オーウェン様は頭が痛いのですか?」
「うわあああ!!!!」
急に後ろから声をかけられ、びっくりして振り返ると、目を覚ましたらしいザジが立っていた。裸ではなく簡素な生成りのワンピースを着ていて、つい小一時間前に肛門に陰茎を突き入れられ喜悦の声を上げていた淫らな女と同一人物とは思えないほど落ち着いた雰囲気になっていたので、オーウェンは少し安心した。
「め、目を覚ましたのかい。もう大丈夫なのかい」
「はい、ザジはもう大丈夫です。お手間を取らせました」
座り込んだオーウェンと立ったままのザジは、台所で向かい合いながらお互いの顔を見ることをせずに、二人とも明後日の方を見ながらぼそぼそとやり取りをした。見ている方向は真逆の方だったが、頭の中にある言葉はほとんど同じことを考えていた。
『ちょっと……予定より、びっくりしちゃうくらい気持ちよかったな……。またやりたくなっちゃうかもしれない……』
オーウェンは、奴隷を手籠めにすることに抵抗があるのに欲望を明確に自覚してしまったかもしれないことに対する恐怖を、ザジは相手を篭絡するために仕掛けている淫獄に自分が溺れてしまうかもしれない恐怖を感じている。そしてお互いに、それは堕ちてしまったら出てこれないものだという予感をもまた感じていた。
見ているもののない魔女の庵で火が付いた若い男と女の性欲は、熾火となって二人の中で燃え始めてしまった。そしてその火の番をするものはお互い以外にいないのだ。
「……オーウェン様……あの……♡」
「たっ! た、たた、たったった……タルトを焼く!!!!!!!!」
「へ?」
おかしな雰囲気になりかけた空気を、オーウェンの唐突な宣言が日常に引き戻した。
「あ、アタシは! アンタが甘いもの食って喜んだりしてるとことか、そういうのを先に見たい!! あの、ああいう、その、ああいうのは、その後!!! アタシたちは順番を間違えてるね!! さっきのはその、緊急事態だったから!! 一回くらい間違えても、やりなおしが効くはずだ!! アンタの言う通りやっぱりノーカウントだよ!!」
「……!!!!」
「アンタが言ったんだからね!? ノーカウントだってのは!!!! それに甘いの食いたいだろ!!!???」
返事を待つことなく、オーウェンは材料や製菓道具をガチャガチャと用意し始めた。元々、あんなアクシデントがなければ、初めてのスライム狩りの成功を褒めてやる予定でタルト生地は昨日の時点で作って棚に入れておいたオーウェンである。
「アンタ、生地にフォークで穴を開けな。それが済んだらこっちの木菓子を刻む。いいね」
ザジにナッツを渡し、オーブンに火を入れ、暖まるのを待つ間に山羊の乳と砂糖を煮詰めた。甘い香りがしてくるにつれ、ザジは鼻をひくひくと動かして頭の中を食欲モードに切り替えたらしい。表情が媚をなくした自然なものになっている。オーウェンは心の中で胸をなでおろす。彼はこっちのザジのほうをもっと知りたいのだ。
焼いた生地を取り出し、置いておく間に鍋にバターやナッツなどを入れて混ぜる。そしてタルト生地に鍋の中身を流し込み、さらにオーブンで焼く。
「アンタ、きょうだいはいるのかい」
「三人います」
「そうかい、アタシは一人だ」
タルトが焼けるのを待つ間、オーウェンはザジに会話を試みた。が、こういう会話がへたくそな男なのでそこで終わってしまう。もうちょっとがんばれよ。と自分で自分に突っ込み、もう一度彼は口を開く。
「あー、あのー、あれだよ。ケイト族? っていったっけ? みんなあれなの? きょうだい多いの?」
「ケイト族は一回の出産で四人くらい産まれるからうちは少ないほうですよ」
「そりゃそりゃ……」
ははは……と乾いた笑いを漏らしながら、オーウェンの心臓はバクバクしている。
(う、後ろの穴でよかった……。スキンがあってよかった……今後も気を付けないとこの庵が子供で溢れてしまう……いやいや、今後って何? 子供? 何? 馬鹿なの? 浮かれるな。アタシはこの娘を金で買ったろくでなしなんだよ。律しろ、自分を)
あー、うー、と時折へんな声を漏らしながら、オーウェンはザジに少しずつ話しかけて行った。どんなところに住んでいたのかとか、親はどんな人かなど。聞くたびに少しザジの表情が陰っていくので、そういえばこの娘は奴隷として連れてこられたんだったなと途中で気が付いた。
「あー。ごめん……」
「いいんです。どうせもう帰れないので。ザジにはオーウェン様しかいません。ですのでオーウェン様はいつでもザジの体を」
「あーーーーーっ!!! そろそろ焼けるんじゃないかなーーー!!!!!!」
素っ頓狂な声をあげてオーブンに向かうオーウェンの後ろ姿をザジはなんとも言えない表情で見つめる。
(なんか、あたしちょっとこの人のこと意地悪な目で見すぎてたかもしれないな……。この人、ほんとにただ寂しくてあたしを買ったんだ……。もともと玩具奴隷のだんな様になるタイプじゃないんだ……。子供代わりに奴隷を買う方のだんな様だ……年下だから親子にはならなかったけど……)
奴隷相手に一生懸命でちょっとかわいい、とザジは思った。
「もうちょっとで焦げるところだった。冷めたら食えるから、お茶でも煎れよう。かあさんが好きだった紅茶がたしかここに……」
「オーウェン様」
「ん? なんだい」
「ふへへっ♡」
「なんなんだい。嫌だねぇ!」
毒づきながら、オーウェンの耳は真っ赤になっていた。
(何? 今の!! 可愛い!! 馬鹿!)
外はもう夕方になりかけていたが、二人は遅いお茶の時間にした。ザジがタルトを口いっぱいに頬張って、久しぶりの作り立ての手作り菓子のおいしさに泣いてしまい、笑顔を期待していたオーウェンは慌てふためく。
「お、美味しくなかったかい?」
「んーん、ひゅごくおいひいれひゅ……♡」
「そうか。いっぱい食べな」
「ひゃい……あむ……んぅ~♡」
泣いたり笑ったり忙しいザジを見て、オーウェンは自分は家族が欲しくてこの娘を買ったんだな、と今更ながらに気が付いたのだった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる