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第十九章 婚約者として過ごす日々
それぞれの練習
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放課後、結局リィカはユーリと練習をしていた。
「《光の付与》!」
ユーリが魔法を唱えて、さらに魔力付与をしたのを見て取った瞬間、リィカは右へとステップする。
「なん……えっ!?」
見学していたレンデルが不思議そうにして、すぐ驚きの声をあげた。ユーリの剣から光が長く伸びたのだから、それも当然だろう。
ユーリはその長く光が伸びた状態から、剣を横に振る。避けたリィカに剣が迫るが、リィカも魔法を唱える。
「《火の付与》!」
リィカの剣に火が燃え上がる。光の剣を受け止めた瞬間に、炎が強く燃え上がった。光の剣を燃やし尽くそうとして、しかしその瞬間には光の剣は元の長さに戻っている。
「剣で戦っているとは思えない戦いね」
「……ミラベル様は冷静だなぁ。もうちょっと慌てようよ」
もう一人、見学しているミラベルが感想を言ったのに対して、レンデルがツッコむ。
目の前の試合は、あくまでも剣の勝負であるはずだった。使っている魔法も、剣に付与するエンチャントのみ。だというのに、お互いの距離は開いたまま、普通ではあり得ない現象が起こっている。なぜそんなに冷静でいられるのか、レンデルにはそっちが不思議だった。
「あの人たちの戦いに、常識を求めてもしょうがないでしょう? それよりも、もっと近づきたい。何をしたらエンチャントがあんな風に変化するのか、興味はない?」
「それはあるけど、でもさ……」
ミラベルの気持ちは分かる。けれど、ああなるまで一体どれほどの長い道のりが待っているのかと考えると、ウンザリしてしまう。
「僕は一年生のときからユーリッヒを見てきたからかな。その凄さに打ちのめされて……今じゃ追いつきたいとすら思わなくなった。同じことができるはずないって、そう思わないとやっていられなかったから」
この学園に入学した当初こそ、敵視していたのだ。魔法使いと神官という違いはあっても、同じ魔法を使う者どうし。ユーリの方が強いと分かっていても、それでも絶対に追いついてやると思っていた。
けれど、それはすぐ無理だと思った。分からされた。次元が違う、レベルが違う。卑怯だと思うレベルで、ユーリは強かった。敵うわけがないと思わないと、やっていられなかった。
「一年の中間期テストで、ユーリが二位に甘んじたのは驚いたよ。マジかって思った。さらに上がいるのかって」
一位を取ったのは、今ユーリと対戦しているリィカだ。ユーリ以上にとんでもないと、リィカに言ったのは、この上なく心から思ったことだった。
「順位の上では僕が三位だけど、二位と三位の間にはとんでもなく大きな開きがある。それを詰めることなんか、もう諦めちゃったんだ」
そう思わなければ。ユーリを目標にしようと思えば、きっと自分が崩れる。壁の大きさに、挫折していた。ユーリが魔王討伐の旅に出て、二年生のときは不在だったことは、レンデルにとっては幸運だったかもしれない。目の前にいなければ、目標にしてしまうこともなかったから。
「……そうなのね。強ければ強いで、悩みはあるものなのね」
ミラベルが返す。目は、リィカとユーリの戦いを追ったままだ。
「そういう意味では、私はまだまだね。まだ、リィカさんたちとの力の違いが分かるところにきていない。挫折するほどに、力の違いを感じていない。純粋に、追いつきたいと思えているもの」
「ミラベル様は無詠唱なんてできたわけだし、実際僕ほどの差はないのかもしれないよ」
「どうなのかしらね。無詠唱はできても、中級魔法の一部や上級魔法はまだ使えるようになっていないし」
「そうなのっ!?」
それはさすがに驚いた。レンデルはすでにクリアしている点だ。
「順番おかしくない……?」
「そう言われても。そもそも、魔法が普通に使えるようになったのが、ほんの数ヶ月前だしね」
「……そうだったね」
そう言われれば、使える魔法の数が少ないのは仕方がないのか。だが、無詠唱は使えるようになっている。それが、羨ましくて悔しい。
「――よしっ!」
レンデルは拳を握る。ユーリに関してすでに感じなくなってしまった「悔しい」という感情がまだ残っているなら、後は努力するだけだ。
リィカとユーリを見る。今二人の動きは止まって、にらみ合っている状態だ。ニッと笑って、間に入り込んだ。
「はいはいっ、そこまでっ! この後は僕に無詠唱を教えてよ!」
「私も混成魔法を教えて欲しいわ」
ミラベルもレンデルに乗って、宣言する。ユーリは肩をすくめるだけ。リィカはと言えば。
「えー……。でもわたし、セシリーとの試合があるから……」
「こんな練習じゃ、セシリーとの戦いに役に立たなくない?」
「同感だわ。セシリーは、こんな変わった魔法の使い方をしてこないでしょうし」
「そうだけど。確かにそうなんだけどー!」
リィカが叫び、ユーリは苦笑する。いけると判断して、レンデルが食い付いた。
「だったらいいよね。教えて」
「よくないー!」
「だから、アレクを譲らなければ良かったんですよ」
「そんなこと言ったって!」
ユーリがツッコみ、リィカが返す。レンデルがジッと見ると、リィカはため息をついた。
「分かった。教えるね」
やった、と心の中でガッツポーズをする。
「セシリーと戦うときは、リィカのこと応援するからね」
何の慰めにもならないと思いつつ言えば、案の定リィカは引き攣った笑いをしたのだった。
※ ※ ※
アレクとバルと練習していたセシリーは、地面に倒れ込んだ。汚れるとか気にしていられない。一緒に練習していたブレッドは、とっくに倒れている。
「あーもーほんとに強いんだから」
息をゼィゼィさせながら、それでも悪態をつく。試合を申し込んだのが彼らじゃなくて本当に良かったと思う。
「リィカだって、強いからな」
アレクの言葉にセシリーは体を起こした。
「それでもエンチャントだけなら、勝てる可能性はある」
「ない」
決意を込めたセシリーの言葉を、アレクはあっさりと否定した。さすがにムッとする。
「なぜ」
「勝ちたいなら、ただの練習試合にしておけ。それなら可能性はあるかもしれない。本気で、魔族や魔王と戦うつもりでと言われて、負けられるはずがない」
セシリーは息を呑む。淡々と紡がれるアレクの言葉に、どうしようもないほどの重みがある。そんなセシリーを見て、さらにはブレッドも見る。
「リィカやユーリにとっては、そういう戦いなんだよ。負けが許されない戦い。それでも勝ちたいと思うなら、セシリー嬢も同じ気持ちで……負けたら死ぬという覚悟を持ってかからないと、勝てない」
セシリーは言葉が出なかった。「勝つつもりなんだ」と言ったリィカの言葉が、脳裏に浮かぶ。すでにユーリと戦ったブレッドも、アレクに気圧されているように見える。
「あたしの考えが、甘いんだ……」
セシリーはそれを悟った。それでも、戦ってみたいという気持ちは変わらない。
「練習、まだ付き合ってくれますか」
「……ああ、そう約束したしな」
「リィカのところに行きたいなら、行っていいですけど」
むしろ、アレクがすんなり練習相手を引き受けてくれたことが意外だったのだ。だからそう言ったら、アレクの表情が歪んだ。
「……大丈夫だ。リィカに約束したら守れと言われたから」
だから別にいいと言ってるんだけど。
セシリーはそう思ったが、泣きそうな顔のアレクに思わず笑ってしまったのだった。
「《光の付与》!」
ユーリが魔法を唱えて、さらに魔力付与をしたのを見て取った瞬間、リィカは右へとステップする。
「なん……えっ!?」
見学していたレンデルが不思議そうにして、すぐ驚きの声をあげた。ユーリの剣から光が長く伸びたのだから、それも当然だろう。
ユーリはその長く光が伸びた状態から、剣を横に振る。避けたリィカに剣が迫るが、リィカも魔法を唱える。
「《火の付与》!」
リィカの剣に火が燃え上がる。光の剣を受け止めた瞬間に、炎が強く燃え上がった。光の剣を燃やし尽くそうとして、しかしその瞬間には光の剣は元の長さに戻っている。
「剣で戦っているとは思えない戦いね」
「……ミラベル様は冷静だなぁ。もうちょっと慌てようよ」
もう一人、見学しているミラベルが感想を言ったのに対して、レンデルがツッコむ。
目の前の試合は、あくまでも剣の勝負であるはずだった。使っている魔法も、剣に付与するエンチャントのみ。だというのに、お互いの距離は開いたまま、普通ではあり得ない現象が起こっている。なぜそんなに冷静でいられるのか、レンデルにはそっちが不思議だった。
「あの人たちの戦いに、常識を求めてもしょうがないでしょう? それよりも、もっと近づきたい。何をしたらエンチャントがあんな風に変化するのか、興味はない?」
「それはあるけど、でもさ……」
ミラベルの気持ちは分かる。けれど、ああなるまで一体どれほどの長い道のりが待っているのかと考えると、ウンザリしてしまう。
「僕は一年生のときからユーリッヒを見てきたからかな。その凄さに打ちのめされて……今じゃ追いつきたいとすら思わなくなった。同じことができるはずないって、そう思わないとやっていられなかったから」
この学園に入学した当初こそ、敵視していたのだ。魔法使いと神官という違いはあっても、同じ魔法を使う者どうし。ユーリの方が強いと分かっていても、それでも絶対に追いついてやると思っていた。
けれど、それはすぐ無理だと思った。分からされた。次元が違う、レベルが違う。卑怯だと思うレベルで、ユーリは強かった。敵うわけがないと思わないと、やっていられなかった。
「一年の中間期テストで、ユーリが二位に甘んじたのは驚いたよ。マジかって思った。さらに上がいるのかって」
一位を取ったのは、今ユーリと対戦しているリィカだ。ユーリ以上にとんでもないと、リィカに言ったのは、この上なく心から思ったことだった。
「順位の上では僕が三位だけど、二位と三位の間にはとんでもなく大きな開きがある。それを詰めることなんか、もう諦めちゃったんだ」
そう思わなければ。ユーリを目標にしようと思えば、きっと自分が崩れる。壁の大きさに、挫折していた。ユーリが魔王討伐の旅に出て、二年生のときは不在だったことは、レンデルにとっては幸運だったかもしれない。目の前にいなければ、目標にしてしまうこともなかったから。
「……そうなのね。強ければ強いで、悩みはあるものなのね」
ミラベルが返す。目は、リィカとユーリの戦いを追ったままだ。
「そういう意味では、私はまだまだね。まだ、リィカさんたちとの力の違いが分かるところにきていない。挫折するほどに、力の違いを感じていない。純粋に、追いつきたいと思えているもの」
「ミラベル様は無詠唱なんてできたわけだし、実際僕ほどの差はないのかもしれないよ」
「どうなのかしらね。無詠唱はできても、中級魔法の一部や上級魔法はまだ使えるようになっていないし」
「そうなのっ!?」
それはさすがに驚いた。レンデルはすでにクリアしている点だ。
「順番おかしくない……?」
「そう言われても。そもそも、魔法が普通に使えるようになったのが、ほんの数ヶ月前だしね」
「……そうだったね」
そう言われれば、使える魔法の数が少ないのは仕方がないのか。だが、無詠唱は使えるようになっている。それが、羨ましくて悔しい。
「――よしっ!」
レンデルは拳を握る。ユーリに関してすでに感じなくなってしまった「悔しい」という感情がまだ残っているなら、後は努力するだけだ。
リィカとユーリを見る。今二人の動きは止まって、にらみ合っている状態だ。ニッと笑って、間に入り込んだ。
「はいはいっ、そこまでっ! この後は僕に無詠唱を教えてよ!」
「私も混成魔法を教えて欲しいわ」
ミラベルもレンデルに乗って、宣言する。ユーリは肩をすくめるだけ。リィカはと言えば。
「えー……。でもわたし、セシリーとの試合があるから……」
「こんな練習じゃ、セシリーとの戦いに役に立たなくない?」
「同感だわ。セシリーは、こんな変わった魔法の使い方をしてこないでしょうし」
「そうだけど。確かにそうなんだけどー!」
リィカが叫び、ユーリは苦笑する。いけると判断して、レンデルが食い付いた。
「だったらいいよね。教えて」
「よくないー!」
「だから、アレクを譲らなければ良かったんですよ」
「そんなこと言ったって!」
ユーリがツッコみ、リィカが返す。レンデルがジッと見ると、リィカはため息をついた。
「分かった。教えるね」
やった、と心の中でガッツポーズをする。
「セシリーと戦うときは、リィカのこと応援するからね」
何の慰めにもならないと思いつつ言えば、案の定リィカは引き攣った笑いをしたのだった。
※ ※ ※
アレクとバルと練習していたセシリーは、地面に倒れ込んだ。汚れるとか気にしていられない。一緒に練習していたブレッドは、とっくに倒れている。
「あーもーほんとに強いんだから」
息をゼィゼィさせながら、それでも悪態をつく。試合を申し込んだのが彼らじゃなくて本当に良かったと思う。
「リィカだって、強いからな」
アレクの言葉にセシリーは体を起こした。
「それでもエンチャントだけなら、勝てる可能性はある」
「ない」
決意を込めたセシリーの言葉を、アレクはあっさりと否定した。さすがにムッとする。
「なぜ」
「勝ちたいなら、ただの練習試合にしておけ。それなら可能性はあるかもしれない。本気で、魔族や魔王と戦うつもりでと言われて、負けられるはずがない」
セシリーは息を呑む。淡々と紡がれるアレクの言葉に、どうしようもないほどの重みがある。そんなセシリーを見て、さらにはブレッドも見る。
「リィカやユーリにとっては、そういう戦いなんだよ。負けが許されない戦い。それでも勝ちたいと思うなら、セシリー嬢も同じ気持ちで……負けたら死ぬという覚悟を持ってかからないと、勝てない」
セシリーは言葉が出なかった。「勝つつもりなんだ」と言ったリィカの言葉が、脳裏に浮かぶ。すでにユーリと戦ったブレッドも、アレクに気圧されているように見える。
「あたしの考えが、甘いんだ……」
セシリーはそれを悟った。それでも、戦ってみたいという気持ちは変わらない。
「練習、まだ付き合ってくれますか」
「……ああ、そう約束したしな」
「リィカのところに行きたいなら、行っていいですけど」
むしろ、アレクがすんなり練習相手を引き受けてくれたことが意外だったのだ。だからそう言ったら、アレクの表情が歪んだ。
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