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第九章 聖地イエルザム
古い教会までの会話
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ウリックの案内で古い教会へ向かう一行だが、闇魔法を使うという少年、ダランは何かと気安かった。
「リィカって可愛いよね。モテるんじゃない?」
アレクがヤキモキしたのが、ダランがそう気安くリィカに声を掛けたときだろうか。
「……そんな事ないと思うけど」
対するリィカも、どこか親しげなのが、余計にアレクの不安を煽る。
「えーウソだ。彼氏は? 絶対いるでしょ」
「…………えっと、その……うん……」
きっとここでリィカが否定したりしたら、アレクは口を挟んだだろうが、顔を赤くして頷いたので、少し溜飲を下げる。
「やっぱり! だれだれ? 仲間の誰か?」
「…………う……」
リィカは小さく唸っただけだが、その視線を感じてアレクは機嫌が良くなる。
「アレクかぁ。――なあ、彼氏一人だけ?」
「……へっ?」
「だって、男五人と旅してるんだろ。それこそ、全員とそういう関係になったっておかしくない……」
「ダラン、そこまでにしなさい」
アレクがムカッときたところで、止めたのはウリックだ。
もっとも、それでダランが黙ることはなかった。
「いいじゃないですか。気になるし」
「だからといって簡単に踏み込むな。大体、そういう話は女の子同士でするものであって、男と女でするものじゃない」
「それって偏見だと思いますよ? 男だって恋のお話し大好きです」
ウリックが黙ったまま呆れた目で見ると、ダランは方針変換したようだ。
「んじゃあ、男に聞こうっと。バルやユーリはどうなの? リィカとそういう関係じゃないの?」
話を振られた二人はゲンナリする。
「やめてくれ。アレクに視線だけで殺されそうだ」
「そうですよ。勘弁して下さい。大体、僕もバルも婚約者がいますしね」
ダランは虚を突かれた顔をする。
「――婚約者? なんか貴族様みたいだね?」
これには、バルもユーリも苦笑するしかない。
「みたいも何も、その通り貴族ですよ」
「アレクに至っちゃ、王子だぞ? だがまあ気にすんな。旅してんのに貴族も何もねぇし、堅苦しいのも嫌いだしな」
「ええええええぇぇぇ!? ホントに貴族様に、王子様!? ホントに気にしなくていいの!? 後で、無礼者! とか言って、打ち首になったりしない!?」
「「……………」」
バルもユーリも黙り込む。
本当に貴族や王族というものは、どう思われているんだろうか。聞くのが怖い。
「分かる。わたしもそうだった。やっぱりそういうの心配になるよね」
ダランに同感だというように頷いたのがリィカだ。
ものすごく物申したかったが、その手の話題に簡単に乗るあたり、多少なりとも貴族への恐怖心は和らいでいるのだろうか。
「そんなに、貴族って怖い人多いの?」
興味津々に話に入っていったのが暁斗だ。
ダランが「そりゃあもう」と重々しく頷く。
「冒険者でランクBまで来ると、貴族から依頼が来ることもあるんだけどさ。ひどいんだ。
自分で呼んどきながら、平民は敷地に足を踏み入れるなとか。闇魔法なぞ役に立たない魔法を使う者はいらない、クビだ、とか」
「うわぁ……ひどいね……」
暁斗が顔をしかめる。
「だろ? 一見気のいい貴族に思えて、こっちが少し油断して言葉遣いとか崩れると途端に豹変して、こんな無礼な奴に報酬は払えない、とか言い出したりさ。とにかく最悪なんだ。
だから気をつけろよ。甘い顔を見せてこっちを油断させるのが、貴族の常套手段なんだからさ」
「……そういう話は、俺たちのいないところでやってくれ」
「聞いてて泣きたくなりますよ」
「全部が全部そんな貴族じゃねぇから、勘弁してくれ」
アレクとユーリ、バルが、弱り切った声で抗議すれば、ダランが「やばっ」と口を押さえた。今さらだ。
「みんなは大丈夫だよ。わたしも平民だけど、そこは保証する。――ダランは、こっちは仕事で来たの? 一人?」
リィカが笑いながら、別の話題を持ち出した。
ダランが恐る恐る口を開く。
「……リィカも平民なんだ。じゃあ、ホントに大丈夫なのかな……」
怖々とほんの少しアレクたちに視線を向けたが、すぐに逸らす。
リィカを見ると、その質問に答えた。
「魔王誕生から、仕事は一旦ストップしてるんだよ。色々危ないからさ。ボク、最初からチーム組まないでソロでやってるからね。ほら、闇魔法使いと組みたがる人、なかなかいなくてさ」
ニャハハハ、と笑うダランにリィカが首を傾げる。
「そもそも、なんで闇の祝福を受けようと思ったの?」
ダランが少し困った顔になった。
「……実はボク、捨て子でさ。拾って育ててくれた人がいるんだけど。その人の周りに剣の使い手はいるし、魔法使いも光の神官もいる。
ボクも何か役に立ちたくて、それで、闇魔法を使える人はいないから、ボクがそれをやろうかなぁって思ったんだ」
「そうだったんだ……。ごめんなさい、変な事聞いちゃって」
リィカが謝るが、ダランは何てことないという風に笑った。
「いいのいいの。イグナシオ様も知ってることだし。
でさ、魔王が誕生して、一度育ての親の所に戻ったんだけど、元気そうだった。それでこっちにも顔出したら、何だか大変な事になってるっていうから、何かできるかなって思って」
「………へぇ、すごいね……」
リィカは苦笑いだ。
気配など読めないが、少し離れた所に見える古そうな教会から、何とも言えない雰囲気が漂っている。妙に冷たい風が吹いているように感じるのは気のせいか。
「……頑張ってね」
「……うん、アレクたち強いから大丈夫だろうけど、気をつけてね」
リィカと暁斗がそれぞれダランに言うと、ダランが不思議そうにした。
「なんでそんな他人事?」
「……だって他人事だし」
「オレとリィカ、中入らないから、ダラン頑張って」
暁斗の言葉に、ダランが驚愕した。
「ええっ!? なんで!?」
「「だって怖いし」」
リィカと暁斗の声が見事にはもる。
「えぇぇ? リィカは女の子だからしょうがないけど、アキトはなんで……。男がそんなの怖がってどうするんだよ。しかも、勇者様なんだろ?」
ダランが驚き呆れたように言った言葉に、暁斗はふくれた。
「男女差別反対!! 男だって、怖いものは怖いの!!」
「……ええぇぇ、マジかよぉ。貴族様や王子様と一緒ぉ?」
心底嫌だ、という様子で言ったダランに、アレクたちが噛み付いた。
「嫌だったら来るな」
「そうです。さっさと教会でも、その育ての親のところにでも行って下さい」
「別におれたちは、お前なんぞいなくても困らん」
アレクとユーリ、バルの言葉は冷たい。
「……アキトぉ、リィカぁ」
一方のダランは、半泣きになっていて、暁斗もリィカも苦笑するしかない。
「大丈夫。三人とも本気で怒ってるわけじゃないから」
「父さんいるし、平気だって」
暁斗が泰基を見れば、ダランもそれに習って泰基に視線を向けて、頭を下げた。
「……よろしくお願いします、タイキさん」
「ああ」
アレクたちが不満そうな顔をしているが、泰基としては頷くしかない所だ。
先頭を歩いているウリックの足が止まった。
「「――ひえっ!」」
悲鳴を上げたのは、暁斗とリィカの二人だ。
古い教会の前に到着した。
なんか、いかにも何かが出そう、という雰囲気の教会だ。
「こちらになります。どうか、よろしくお願いします。申し訳ありませんが、私はこれで戻らせて頂きます」
ウリックが丁寧に頭を下げた。そして、ダランに目を向ける。
「それと、ダランのこともお願いします。――ダラン、お前は本当に失礼な事をするなよ。足手まといになるようだったら、ついて行くのをやめるように」
「……はぁい」
ダランは不満そうに返事をする。
それを見て、アレクは思う。
(そういう注意をするくらいなら、今のうちに連れて帰ってくれ)
一度受け入れると言ってしまった以上、やはり駄目とは言えないが、正直もうゲンナリしてしまった。
アレクが一行に声を掛ける。
「アキトもリィカも、どうしても頼みたいことがあったら連絡するから、できるだけここにいてくれ。――では、行こうか」
二人の異様に強張った表情を見て心配になるが、それでも戻れとは言えないのでアレクはそう伝える。
そして、ダランも加わった五人は教会の中に入っていった。
「リィカって可愛いよね。モテるんじゃない?」
アレクがヤキモキしたのが、ダランがそう気安くリィカに声を掛けたときだろうか。
「……そんな事ないと思うけど」
対するリィカも、どこか親しげなのが、余計にアレクの不安を煽る。
「えーウソだ。彼氏は? 絶対いるでしょ」
「…………えっと、その……うん……」
きっとここでリィカが否定したりしたら、アレクは口を挟んだだろうが、顔を赤くして頷いたので、少し溜飲を下げる。
「やっぱり! だれだれ? 仲間の誰か?」
「…………う……」
リィカは小さく唸っただけだが、その視線を感じてアレクは機嫌が良くなる。
「アレクかぁ。――なあ、彼氏一人だけ?」
「……へっ?」
「だって、男五人と旅してるんだろ。それこそ、全員とそういう関係になったっておかしくない……」
「ダラン、そこまでにしなさい」
アレクがムカッときたところで、止めたのはウリックだ。
もっとも、それでダランが黙ることはなかった。
「いいじゃないですか。気になるし」
「だからといって簡単に踏み込むな。大体、そういう話は女の子同士でするものであって、男と女でするものじゃない」
「それって偏見だと思いますよ? 男だって恋のお話し大好きです」
ウリックが黙ったまま呆れた目で見ると、ダランは方針変換したようだ。
「んじゃあ、男に聞こうっと。バルやユーリはどうなの? リィカとそういう関係じゃないの?」
話を振られた二人はゲンナリする。
「やめてくれ。アレクに視線だけで殺されそうだ」
「そうですよ。勘弁して下さい。大体、僕もバルも婚約者がいますしね」
ダランは虚を突かれた顔をする。
「――婚約者? なんか貴族様みたいだね?」
これには、バルもユーリも苦笑するしかない。
「みたいも何も、その通り貴族ですよ」
「アレクに至っちゃ、王子だぞ? だがまあ気にすんな。旅してんのに貴族も何もねぇし、堅苦しいのも嫌いだしな」
「ええええええぇぇぇ!? ホントに貴族様に、王子様!? ホントに気にしなくていいの!? 後で、無礼者! とか言って、打ち首になったりしない!?」
「「……………」」
バルもユーリも黙り込む。
本当に貴族や王族というものは、どう思われているんだろうか。聞くのが怖い。
「分かる。わたしもそうだった。やっぱりそういうの心配になるよね」
ダランに同感だというように頷いたのがリィカだ。
ものすごく物申したかったが、その手の話題に簡単に乗るあたり、多少なりとも貴族への恐怖心は和らいでいるのだろうか。
「そんなに、貴族って怖い人多いの?」
興味津々に話に入っていったのが暁斗だ。
ダランが「そりゃあもう」と重々しく頷く。
「冒険者でランクBまで来ると、貴族から依頼が来ることもあるんだけどさ。ひどいんだ。
自分で呼んどきながら、平民は敷地に足を踏み入れるなとか。闇魔法なぞ役に立たない魔法を使う者はいらない、クビだ、とか」
「うわぁ……ひどいね……」
暁斗が顔をしかめる。
「だろ? 一見気のいい貴族に思えて、こっちが少し油断して言葉遣いとか崩れると途端に豹変して、こんな無礼な奴に報酬は払えない、とか言い出したりさ。とにかく最悪なんだ。
だから気をつけろよ。甘い顔を見せてこっちを油断させるのが、貴族の常套手段なんだからさ」
「……そういう話は、俺たちのいないところでやってくれ」
「聞いてて泣きたくなりますよ」
「全部が全部そんな貴族じゃねぇから、勘弁してくれ」
アレクとユーリ、バルが、弱り切った声で抗議すれば、ダランが「やばっ」と口を押さえた。今さらだ。
「みんなは大丈夫だよ。わたしも平民だけど、そこは保証する。――ダランは、こっちは仕事で来たの? 一人?」
リィカが笑いながら、別の話題を持ち出した。
ダランが恐る恐る口を開く。
「……リィカも平民なんだ。じゃあ、ホントに大丈夫なのかな……」
怖々とほんの少しアレクたちに視線を向けたが、すぐに逸らす。
リィカを見ると、その質問に答えた。
「魔王誕生から、仕事は一旦ストップしてるんだよ。色々危ないからさ。ボク、最初からチーム組まないでソロでやってるからね。ほら、闇魔法使いと組みたがる人、なかなかいなくてさ」
ニャハハハ、と笑うダランにリィカが首を傾げる。
「そもそも、なんで闇の祝福を受けようと思ったの?」
ダランが少し困った顔になった。
「……実はボク、捨て子でさ。拾って育ててくれた人がいるんだけど。その人の周りに剣の使い手はいるし、魔法使いも光の神官もいる。
ボクも何か役に立ちたくて、それで、闇魔法を使える人はいないから、ボクがそれをやろうかなぁって思ったんだ」
「そうだったんだ……。ごめんなさい、変な事聞いちゃって」
リィカが謝るが、ダランは何てことないという風に笑った。
「いいのいいの。イグナシオ様も知ってることだし。
でさ、魔王が誕生して、一度育ての親の所に戻ったんだけど、元気そうだった。それでこっちにも顔出したら、何だか大変な事になってるっていうから、何かできるかなって思って」
「………へぇ、すごいね……」
リィカは苦笑いだ。
気配など読めないが、少し離れた所に見える古そうな教会から、何とも言えない雰囲気が漂っている。妙に冷たい風が吹いているように感じるのは気のせいか。
「……頑張ってね」
「……うん、アレクたち強いから大丈夫だろうけど、気をつけてね」
リィカと暁斗がそれぞれダランに言うと、ダランが不思議そうにした。
「なんでそんな他人事?」
「……だって他人事だし」
「オレとリィカ、中入らないから、ダラン頑張って」
暁斗の言葉に、ダランが驚愕した。
「ええっ!? なんで!?」
「「だって怖いし」」
リィカと暁斗の声が見事にはもる。
「えぇぇ? リィカは女の子だからしょうがないけど、アキトはなんで……。男がそんなの怖がってどうするんだよ。しかも、勇者様なんだろ?」
ダランが驚き呆れたように言った言葉に、暁斗はふくれた。
「男女差別反対!! 男だって、怖いものは怖いの!!」
「……ええぇぇ、マジかよぉ。貴族様や王子様と一緒ぉ?」
心底嫌だ、という様子で言ったダランに、アレクたちが噛み付いた。
「嫌だったら来るな」
「そうです。さっさと教会でも、その育ての親のところにでも行って下さい」
「別におれたちは、お前なんぞいなくても困らん」
アレクとユーリ、バルの言葉は冷たい。
「……アキトぉ、リィカぁ」
一方のダランは、半泣きになっていて、暁斗もリィカも苦笑するしかない。
「大丈夫。三人とも本気で怒ってるわけじゃないから」
「父さんいるし、平気だって」
暁斗が泰基を見れば、ダランもそれに習って泰基に視線を向けて、頭を下げた。
「……よろしくお願いします、タイキさん」
「ああ」
アレクたちが不満そうな顔をしているが、泰基としては頷くしかない所だ。
先頭を歩いているウリックの足が止まった。
「「――ひえっ!」」
悲鳴を上げたのは、暁斗とリィカの二人だ。
古い教会の前に到着した。
なんか、いかにも何かが出そう、という雰囲気の教会だ。
「こちらになります。どうか、よろしくお願いします。申し訳ありませんが、私はこれで戻らせて頂きます」
ウリックが丁寧に頭を下げた。そして、ダランに目を向ける。
「それと、ダランのこともお願いします。――ダラン、お前は本当に失礼な事をするなよ。足手まといになるようだったら、ついて行くのをやめるように」
「……はぁい」
ダランは不満そうに返事をする。
それを見て、アレクは思う。
(そういう注意をするくらいなら、今のうちに連れて帰ってくれ)
一度受け入れると言ってしまった以上、やはり駄目とは言えないが、正直もうゲンナリしてしまった。
アレクが一行に声を掛ける。
「アキトもリィカも、どうしても頼みたいことがあったら連絡するから、できるだけここにいてくれ。――では、行こうか」
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