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真「今日は半休にしてあるから
帰って準備して17:00に駅集合な」
ついにこ日がきてしまった
普通に友達と泊まるって思えばいいんだよな
自分だけ意識してバカみたい
勇介はどう思っているんだろう
龍「お互い行く店舗一緒に行こうよ」
そう決まって2組が行く店を目指した
真「うわ、さすが施設前だな」
車は満車だし、ひっきりなしに来店してる
忙しいっていうのはすぐにわかる
龍「これはやりがいありそうだね…」
真玖と龍麻があいさつに店内に入った
その間勇介と僕も店内を見ていた
21:00でこの来客数だとけっこう忙しいな
これはこんな感じでとか勇介と話していて
20分ぐらい経った頃2人が出てきた
真「ここは直営で日販100万だってよ」
純「かなりすごいかも…」
そりゃ、これだけ賑わっていたらそうだよな
そんぐらい売上ないとおかしいよな
やりがいはあるけど体調管理しっかりだな
そんな店にしてみたいな
やるからにはしっかりやりたいし
龍「次はもう1つの店に行こ
こっから歩いて10分ぐらいみたいだし」
勇「こっちも忙しそうな感じが」
駅前だし駐車スペースも30台ぐらい
かなり体力勝負の店だな
純「あいさつ行こっか」
店のこと色々と説明を受けて
店長と話し込んで30分も経っていた
龍「遅かったね」
勇「俺が色々と質問しちゃったので」
真「マジメだな」
4人とも忙しい店で研修することになった
スターランドがオープンしたら
たぶん忙しいだろうからこんなんだろうな
夕食を楽しみながらこれからのことで
ずいぶん話し込んでしまった
なんかオープンしたら大変だろうけど
ちょっと楽しみになってきたかも
真「じゃ、また朝モーニングまでおやすみ」
「「「お疲れ様でーす!」」」
部屋に入って荷物を整理して
いすに座って「ふぅ~」と声が出た
勇介も隣のいすに座ってきた
勇「明日ちょっと緊張する」
純「初めての現場だもんね」
勇「コーヒー飲む?」
純「あ、うん」
勇「純と一緒だからいいけど
1人だったら不安で無理かもしれない」
純「らしくないね、どうした?
なんでもできて堂々としているのに」
どうしたんだろ?
勇介もやっぱり不安ってあるんだな
勇「わからないことって不安だよ」
純「力になれることなら協力するよ」
コーヒーを1口飲んで目線を合わせず
うつむきながら小さく口を開いた
勇「学校なら教科書を勉強すればいい
でもコンビニってマニュアルみたいに
そんな簡単にはいくものじゃないから
答えのないことって不安だよ
それに純にひどいことしたのに
こうやって優しいままでいてくれて…」
そっか、誰だって完璧にいくわけないよな
なんでもできるって決めつけてた
そう思われるの嫌だったんだろうな
純「形のないものは自分で作っていく
手探りでそれが当たったらうれしいよ
それ2人でやっていくんだよ
昔のことはもうやめよ
もう許さないとって思ってるから」
本当は許すって完璧には許せない
毎日が本当に辛かったから
でも、またこうして再会ったのって
もし意味があるのなら…
研修2日間はあっという間に過ぎた
あんなに不安がっていた勇介だったけど
やっぱりなんてことなくやってのけた
しかもイケメンすぎるからレジが
勇介の方ばかり列ができて大変なことに
恐ろしいぐらいのイケメン力にびびるわ
そして家の最寄り駅にみんなで着いて
4人でどこか食事にでもと歩いていた時
嫌な奴が視界に飛び込んできた
相手もこちらに気づいてニヤニヤしだした
これはヤバイと思って違う道へ行こうと
思って勇介を見てみたら
尋常ではない震え方をしている
こんな姿なんて見たことがないぐらいに
「あれ? 勇介くん?
純くんも一緒にいるなんてもしかして
ラブラブに付き合ったりなんかしてる?
あんなにいじめられたのに純くんも
よく一緒にいられるね、すごいねー…
なんでいじめられたのか聞いて
それで付き合ってんの?」
は? なんでいじめられたのか?
いじめたのに理由があるってこと?
帰って準備して17:00に駅集合な」
ついにこ日がきてしまった
普通に友達と泊まるって思えばいいんだよな
自分だけ意識してバカみたい
勇介はどう思っているんだろう
龍「お互い行く店舗一緒に行こうよ」
そう決まって2組が行く店を目指した
真「うわ、さすが施設前だな」
車は満車だし、ひっきりなしに来店してる
忙しいっていうのはすぐにわかる
龍「これはやりがいありそうだね…」
真玖と龍麻があいさつに店内に入った
その間勇介と僕も店内を見ていた
21:00でこの来客数だとけっこう忙しいな
これはこんな感じでとか勇介と話していて
20分ぐらい経った頃2人が出てきた
真「ここは直営で日販100万だってよ」
純「かなりすごいかも…」
そりゃ、これだけ賑わっていたらそうだよな
そんぐらい売上ないとおかしいよな
やりがいはあるけど体調管理しっかりだな
そんな店にしてみたいな
やるからにはしっかりやりたいし
龍「次はもう1つの店に行こ
こっから歩いて10分ぐらいみたいだし」
勇「こっちも忙しそうな感じが」
駅前だし駐車スペースも30台ぐらい
かなり体力勝負の店だな
純「あいさつ行こっか」
店のこと色々と説明を受けて
店長と話し込んで30分も経っていた
龍「遅かったね」
勇「俺が色々と質問しちゃったので」
真「マジメだな」
4人とも忙しい店で研修することになった
スターランドがオープンしたら
たぶん忙しいだろうからこんなんだろうな
夕食を楽しみながらこれからのことで
ずいぶん話し込んでしまった
なんかオープンしたら大変だろうけど
ちょっと楽しみになってきたかも
真「じゃ、また朝モーニングまでおやすみ」
「「「お疲れ様でーす!」」」
部屋に入って荷物を整理して
いすに座って「ふぅ~」と声が出た
勇介も隣のいすに座ってきた
勇「明日ちょっと緊張する」
純「初めての現場だもんね」
勇「コーヒー飲む?」
純「あ、うん」
勇「純と一緒だからいいけど
1人だったら不安で無理かもしれない」
純「らしくないね、どうした?
なんでもできて堂々としているのに」
どうしたんだろ?
勇介もやっぱり不安ってあるんだな
勇「わからないことって不安だよ」
純「力になれることなら協力するよ」
コーヒーを1口飲んで目線を合わせず
うつむきながら小さく口を開いた
勇「学校なら教科書を勉強すればいい
でもコンビニってマニュアルみたいに
そんな簡単にはいくものじゃないから
答えのないことって不安だよ
それに純にひどいことしたのに
こうやって優しいままでいてくれて…」
そっか、誰だって完璧にいくわけないよな
なんでもできるって決めつけてた
そう思われるの嫌だったんだろうな
純「形のないものは自分で作っていく
手探りでそれが当たったらうれしいよ
それ2人でやっていくんだよ
昔のことはもうやめよ
もう許さないとって思ってるから」
本当は許すって完璧には許せない
毎日が本当に辛かったから
でも、またこうして再会ったのって
もし意味があるのなら…
研修2日間はあっという間に過ぎた
あんなに不安がっていた勇介だったけど
やっぱりなんてことなくやってのけた
しかもイケメンすぎるからレジが
勇介の方ばかり列ができて大変なことに
恐ろしいぐらいのイケメン力にびびるわ
そして家の最寄り駅にみんなで着いて
4人でどこか食事にでもと歩いていた時
嫌な奴が視界に飛び込んできた
相手もこちらに気づいてニヤニヤしだした
これはヤバイと思って違う道へ行こうと
思って勇介を見てみたら
尋常ではない震え方をしている
こんな姿なんて見たことがないぐらいに
「あれ? 勇介くん?
純くんも一緒にいるなんてもしかして
ラブラブに付き合ったりなんかしてる?
あんなにいじめられたのに純くんも
よく一緒にいられるね、すごいねー…
なんでいじめられたのか聞いて
それで付き合ってんの?」
は? なんでいじめられたのか?
いじめたのに理由があるってこと?
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