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グレン、アニエスと婚約する
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夜が明けた。
何も掛けずに寝たから若干寒い。
上掛けごと抱きしめたアニエスの温もりが
尚更、気持ちいい。
──マリーナ。何をしてくれるんだ。
やはりアニエスのエロい夜着が気になって
あまり眠れなかった。しんどい。
昨日は我慢の連続だった。
よしよし偉いぞ。と自分の下半身を褒める。
髪の色は元に戻っているし、幸せそうな
寝顔だ。時々むにゃむにゃと口を動かして
いるのがリスっぽい。
いたって健やかに眠っている。
昨日、魔物のように変化したアニエス。
意識が戻らず心配したが、
まだ、目覚めないが大丈夫そうだ。
安心したのか、少し眠りに落ちる。
「ぎょっ!ぎゃああ~ん!!」
アニエスの悲鳴で目覚める。
変な悲鳴がアニエスっぽい。
自分のエロい格好に気が付いたアニエスが
パニックから、口をぱくぱくして、
オロオロしている。
良かった。いつものアニエスだ。
ても、昨日のアレは覚えていない様子。
ならば知らなくてもいい。
自分が人でない。化け物なのかもと悩むのは
正直辛い。
知らずに済むのならばその方がいい。
俺が戦に行く事を覚えていて、泣き出す
アニエスを抱き寄せる。
結婚を申し込み、必ず帰って来ると約束
した。
深く口付ける。
とっとと帝国を片付けよう。
さらに深く、深く口付ける。
薄目を開けてアニエスを見ると真っ赤だ。
可愛い。
ちょっとした、いたずら心が芽生える。
アニエスの被っている上掛けを引き剥がす。
「きゃあ!何するんですか上掛け返して!」
真っ赤な顔で両手で胸元を隠すアニエス。
……いい。すごくエロい。
アニエス、胸もいいが。俺は足好きだぞ。
なま足が丸見えだ。最高だ。
朝から良いものを見た。
うん。ご褒美だな。
「何、満足そうな顔をしてるの~!」
怒った顔も可愛い。これ以上やると泣きそう
だから、上掛けでまたくるんでやる。
いや、マリーナ様。いいお仕事されてます。
お陰で堪能しました。
侍女を呼んでアニエスの支度を頼む。
後は俺の支度か。
さすがに夜着で登城は出来ないだろ。
そう思っているとオーウェンがやって来た。
「……とりあえず我慢と言う言葉は知ってい
たようで安心しましたよグレン様。ふふ……
命拾いしたな小僧」
朝からオーウェンがうざい。
「なに、なに?なんで何にもしてないの?
もう、昨日の夜に仕込んだら上手く
いったら来年の夏には、可愛い孫が産まれ
たかもしれないのに。グレンのヘタレ」
マリーナがオーウェンの後ろから、やって
来てとんでもない事を言う。
何なんだこの夫婦。
夫婦で話し合って方向性を揃えてくれ。
面倒な奴等だ。
「カーマインが軍服を届けに来ましたよ。
必ず午前中には登城しろと青筋立ててまし
たな。出征前で忙しいでしょうに。
下の奴等の事も少しは考えてやって下さい」
「朝から小言か?お前がさっさとサインし
ないのが悪いんだろう?こんなギリギリに
なるなんて俺だって予想外だ。
ましてや昨日のアレは完全に予想外だしな」
とりあえず俺も支度を済ます。
ずっと黒い騎士服だったから白い軍服が
変な感じだ。
「え!グレン様その軍服は……す、すごく
お、お似合いです。白だと邪悪な感じが
薄れて。うん。カッコいいです!」
力一杯力説するアニエス。
邪悪な感じって、おいおい。
たぶん褒めているつもりの、アニエス。
微妙な表現になっている事に気付いてない。
こういうところがちょっとアホだが可愛い。
淡いイエローのドレスを着た彼女は、
今すぐ押し倒したいぐらい可愛い。
ああ、黄色も似合うな。うん。可愛い。
アニエスとザルツコード夫妻とともに、
朝食をとる。
アニエスが夜着の件で、
お義母様ひどいですと涙目で訴えていたが
マリーナは大笑いしている。
わしわしとアニエスの頭を撫でている。
そう、わしわし。
撫でると言うより頭を鷲掴みされるような
マリーナ独特な撫で方。
仲の良い親子だよ。
家族になるのに血の繋がりも時間も関係は
ない。
この人達を見ているとそう思う。
朝食が済んだタイミングでオーウェンが
話しを切り出す。
「さて、遺憾ですが。嫌な事はさっさと
済ませましょう。本当に嫌ですが。
アニエス、グレン様からの求婚をお受け
したらしいね?それで本当に良いかな。
後悔はないね」
何が遺憾なんだこの男はまったく。
オーウェンに問われ、あっと言う間に
真っ赤に染まるアニエス。
だが、しっかりと頷く。
「では、こちらに来てサインを。もう、
君の分だけだ。これで君達は婚約者だよ。
グレン様が出征するタイミングで慌ただ
しい婚約になってしまったね」
……違う。慌ただしくなったのはお前のせい
だよ。オーウェン。最後まで嫁にやりたく
ないとゴネて結局、王命で仕方なくサイン
したくせによく言う。
すでに俺やオーウェンのサイン済みで国王
印璽のある婚約証書。
緊張した顔でアニエスがサインする。
──やっと婚約に漕ぎ着けた。
来年には婚姻できる。
俺とアニエスは視線を交わすと、
どちらともなく笑い合った。
アニエスを抱き寄せ頬に口付ける。
笑顔の彼女。
でも、涙が一滴溢れた。
瞼にも口付ける。
出征まで後二日。
俺達は婚約者となった。
何も掛けずに寝たから若干寒い。
上掛けごと抱きしめたアニエスの温もりが
尚更、気持ちいい。
──マリーナ。何をしてくれるんだ。
やはりアニエスのエロい夜着が気になって
あまり眠れなかった。しんどい。
昨日は我慢の連続だった。
よしよし偉いぞ。と自分の下半身を褒める。
髪の色は元に戻っているし、幸せそうな
寝顔だ。時々むにゃむにゃと口を動かして
いるのがリスっぽい。
いたって健やかに眠っている。
昨日、魔物のように変化したアニエス。
意識が戻らず心配したが、
まだ、目覚めないが大丈夫そうだ。
安心したのか、少し眠りに落ちる。
「ぎょっ!ぎゃああ~ん!!」
アニエスの悲鳴で目覚める。
変な悲鳴がアニエスっぽい。
自分のエロい格好に気が付いたアニエスが
パニックから、口をぱくぱくして、
オロオロしている。
良かった。いつものアニエスだ。
ても、昨日のアレは覚えていない様子。
ならば知らなくてもいい。
自分が人でない。化け物なのかもと悩むのは
正直辛い。
知らずに済むのならばその方がいい。
俺が戦に行く事を覚えていて、泣き出す
アニエスを抱き寄せる。
結婚を申し込み、必ず帰って来ると約束
した。
深く口付ける。
とっとと帝国を片付けよう。
さらに深く、深く口付ける。
薄目を開けてアニエスを見ると真っ赤だ。
可愛い。
ちょっとした、いたずら心が芽生える。
アニエスの被っている上掛けを引き剥がす。
「きゃあ!何するんですか上掛け返して!」
真っ赤な顔で両手で胸元を隠すアニエス。
……いい。すごくエロい。
アニエス、胸もいいが。俺は足好きだぞ。
なま足が丸見えだ。最高だ。
朝から良いものを見た。
うん。ご褒美だな。
「何、満足そうな顔をしてるの~!」
怒った顔も可愛い。これ以上やると泣きそう
だから、上掛けでまたくるんでやる。
いや、マリーナ様。いいお仕事されてます。
お陰で堪能しました。
侍女を呼んでアニエスの支度を頼む。
後は俺の支度か。
さすがに夜着で登城は出来ないだろ。
そう思っているとオーウェンがやって来た。
「……とりあえず我慢と言う言葉は知ってい
たようで安心しましたよグレン様。ふふ……
命拾いしたな小僧」
朝からオーウェンがうざい。
「なに、なに?なんで何にもしてないの?
もう、昨日の夜に仕込んだら上手く
いったら来年の夏には、可愛い孫が産まれ
たかもしれないのに。グレンのヘタレ」
マリーナがオーウェンの後ろから、やって
来てとんでもない事を言う。
何なんだこの夫婦。
夫婦で話し合って方向性を揃えてくれ。
面倒な奴等だ。
「カーマインが軍服を届けに来ましたよ。
必ず午前中には登城しろと青筋立ててまし
たな。出征前で忙しいでしょうに。
下の奴等の事も少しは考えてやって下さい」
「朝から小言か?お前がさっさとサインし
ないのが悪いんだろう?こんなギリギリに
なるなんて俺だって予想外だ。
ましてや昨日のアレは完全に予想外だしな」
とりあえず俺も支度を済ます。
ずっと黒い騎士服だったから白い軍服が
変な感じだ。
「え!グレン様その軍服は……す、すごく
お、お似合いです。白だと邪悪な感じが
薄れて。うん。カッコいいです!」
力一杯力説するアニエス。
邪悪な感じって、おいおい。
たぶん褒めているつもりの、アニエス。
微妙な表現になっている事に気付いてない。
こういうところがちょっとアホだが可愛い。
淡いイエローのドレスを着た彼女は、
今すぐ押し倒したいぐらい可愛い。
ああ、黄色も似合うな。うん。可愛い。
アニエスとザルツコード夫妻とともに、
朝食をとる。
アニエスが夜着の件で、
お義母様ひどいですと涙目で訴えていたが
マリーナは大笑いしている。
わしわしとアニエスの頭を撫でている。
そう、わしわし。
撫でると言うより頭を鷲掴みされるような
マリーナ独特な撫で方。
仲の良い親子だよ。
家族になるのに血の繋がりも時間も関係は
ない。
この人達を見ているとそう思う。
朝食が済んだタイミングでオーウェンが
話しを切り出す。
「さて、遺憾ですが。嫌な事はさっさと
済ませましょう。本当に嫌ですが。
アニエス、グレン様からの求婚をお受け
したらしいね?それで本当に良いかな。
後悔はないね」
何が遺憾なんだこの男はまったく。
オーウェンに問われ、あっと言う間に
真っ赤に染まるアニエス。
だが、しっかりと頷く。
「では、こちらに来てサインを。もう、
君の分だけだ。これで君達は婚約者だよ。
グレン様が出征するタイミングで慌ただ
しい婚約になってしまったね」
……違う。慌ただしくなったのはお前のせい
だよ。オーウェン。最後まで嫁にやりたく
ないとゴネて結局、王命で仕方なくサイン
したくせによく言う。
すでに俺やオーウェンのサイン済みで国王
印璽のある婚約証書。
緊張した顔でアニエスがサインする。
──やっと婚約に漕ぎ着けた。
来年には婚姻できる。
俺とアニエスは視線を交わすと、
どちらともなく笑い合った。
アニエスを抱き寄せ頬に口付ける。
笑顔の彼女。
でも、涙が一滴溢れた。
瞼にも口付ける。
出征まで後二日。
俺達は婚約者となった。
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