27 / 32
本音
しおりを挟む「シオン、お前の様子がおかしいことは知っていた。日中は必死に取り繕っていたが、抱いていれば分かる。もう何年シオンを抱いていると思っているんだ。」
「・・・。」
「しかし、気付いていながら何もしてこなかった余にも責任はある。
シオン、何がそんなに苦しい?余にも言えぬことか?」
「・・・。」
言えば本当に終わってしまうと思った。
ここにいることさえできなくなると思った。
でも、それもいいのかもしれない。陛下の側にいたいと思った。でも同時に陛下の側は苦しくて逃げ出したいとも思っていたから。
「陛下・・・僕は、どこで間違えたのでしょうか?」
「ん?何をだ?」
「ただ単純に飽きてしまったということでしょうか?それとも、やはり僕が何かしてしまったのでしょうか・・・。」
「何の話だ?」
「どうか、お嫌いなら僕のことを放逐して下さい。無理なら処刑でも・・・」
「ダメだ。なぜそんなことを言う?シオンは余の唯一なのだ。離れることは許さない。」
「そう、ですか・・・。」
離れることも、死ぬことも許されない・・・。
僕は、このままゆっくりと壊れていくんだろうか・・・。
「なぜだ?何が気に入らない?」
「陛下に優しくされるのが辛い。お願いです。僕を壊して下さい。壊れるまで抱いて下さい。」
「分かった。それでシオンの気が済むなら何度でも抱いてやる。」
「感謝します。」
「ひぃあ!、、ぐっ、、う、、ありがと、う、、ござい、ます、へい、か、、
もっと、もっと壊して、、、僕を、壊して、うぐっ、ぐっ、う、、」
陛下は僕を乱暴に抱いた。僕のそこはもう別に慣らさなくても陛下を受け入れることができるようになっているけど、少しかき混ぜただけで陛下は中を蹂躙するように激しく揺さぶった。
腰に叩きつけるようにして奥を突かれて、奥の奥までグチャグチャに荒らされるような行為だった。
「ひぐぅ、、ぐぁ、はぁ、はぁ、、はぁ、うぅ、あ゛ぁぁああ、あ゛ぁああ、、はぁ、はぁ、ぐっ、、う、、」
「シオン、何を抱えている?余に何を望む?」
「ゔぅ・・・へい、かに、、愛、され、、、たい、、、愛、して、ほ、、しい、、、」
朦朧とした頭で譫言のようにそれだけ言うと、僕は意識を手放した。
「シオン、なぜだ。余はシオンを心から愛しているのに。伝わっていなかったのか?
愛されていないのに抱かれていると思って辛かったのか?
もっと早く安心させてやればよかった。シオンお前のために周りの連中など黙らせてみせる。覚悟しろ、余はお前を絶対に手放さない。」
232
あなたにおすすめの小説
王様お許しください
nano ひにゃ
BL
魔王様に気に入られる弱小魔物。
気ままに暮らしていた所に突然魔王が城と共に現れ抱かれるようになる。
性描写は予告なく入ります、冒頭からですのでご注意ください。
禁断の祈祷室
土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。
アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。
それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。
救済のために神は神官を抱くのか。
それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。
神×神官の許された神秘的な夜の話。
※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。
つまりは相思相愛
nano ひにゃ
BL
ご主人様にイかないように命令された僕はおもちゃの刺激にただ耐えるばかり。
限界まで耐えさせられた後、抱かれるのだが、それもまたしつこく、僕はもう僕でいられない。
とことん甘やかしたいご主人様は目的達成のために僕を追い詰めるだけの短い話です。
最初からR表現です、ご注意ください。
こわがりオメガは溺愛アルファ様と毎日おいかけっこ♡
なお
BL
政略結婚(?)したアルファの旦那様をこわがってるオメガ。
あまり近付かないようにしようと逃げ回っている。発情期も結婚してから来ないし、番になってない。このままじゃ離婚になるかもしれない…。
♡♡♡
恐いけど、きっと旦那様のことは好いてるのかな?なオメガ受けちゃん。ちゃんとアルファ旦那攻め様に甘々どろどろに溺愛されて、たまに垣間見えるアルファの執着も楽しめるように書きたいところだけ書くみたいになるかもしれないのでストーリーは面白くないかもです!!!ごめんなさい!!!
飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
2025/09/12 ★1000 Thank_You!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる