【完結】家も家族もなくし婚約者にも捨てられた僕だけど、隣国の宰相を助けたら囲われて大切にされています。

cyan

文字の大きさ
62 / 62

番外編:新年明けましておめでとうございます。

しおりを挟む
 

「メレディス様、ドラータ王国でも新年の夜会は開催されるんですね」
「そうだね。レスターはドラータの王城で開かれる夜会に参加するのは初めてだったな」
「衣装はメレディス様に用意していただきましたが、僕はマナーとか大丈夫でしょうか?」
「大丈夫だよ。ずっと私の側にいればいいんだ」
「はい」

 夜会自体ほとんど参加したことがない。
 婚約発表の夜会は知っている人だけの参加だったし、オルロー王国でも本当に数えるくらいしか。ダンスは練習したけど、挨拶などは補佐官の仕事中と同じ感じでいいんだろうか?
 メレディス様は宰相様だし、その夫である僕が失敗したら迷惑をかけてしまう。家令のゼストに聞いても、レスター様なら大丈夫とニコニコされたけど不安だよ。

「レスターどうした?」
「何でもありません」

 とうとうメレディス様に気付かれてしまった。
 忙しい時期だし、できるだけ心配をかけないようにと気を付けていたが、メレディス様には分かってしまうようだ。
 僕の些細な変化にも気付いて気に掛けてくれることがとても嬉しいけど、余計な心配をかけてしまったことが申し訳ない。

「ダメだ。結婚した時に何でも話し合うと約束したろ? 隠しごとは無しだ」
「はい。えっと、恥ずかしいのですが、夜会のことが、少し不安です」

「レスター、おいで」
「はい」

 裏にラブレターが書かれたソファーに座るメレディス様の隣りに座ろうとしたら、手を掴まれてメレディス様の膝の上に乗せられ、ギュッと抱きしめられた。
 メレディス様はいつも優しい。温かくて優しい手で僕を抱きしめて、そして髪を撫でられるとふわふわと優しい気持ちになる。

「本当は夜会になんて連れて行きたくないんだけどね」
「やはり僕のマナーに問題があるのですか?」
「違うよ。レスターは私の大切な人なのに、他の者がレスターと話をしたがったり、踊りたがると思うんだ。失礼なことを言う奴もいるかもしれない。連れ去ろうとしたりね。だから、私の側から離れないでほしいんだ」
「はい」
「マナーは心配ないよ。どこの国でもこの辺りの国はだいたい同じだし、レスターの所作は美しいからね」
「はい」

「私の愛しいレスターは、どこへ出しても恥ずかしくない。私はいつでもレスターを自慢したいし、見せびらかしたい。しかし私だけのレスターとして誰にも見せずに私だけの場所に閉じ込めておきたいとも思う」
「メレディス様……僕もメレディス様は自慢の夫ですよ。あの、キスしていいですか?」
「もちろんいいよ。キスだけでいいのか?」
「キスだけじゃ嫌です。メレディス様と愛し合いたいです」
「うん、いいよ。愛し合おう」

 メレディス様は僕のサイドの髪を耳に掛けながら、そのまま僕の頭を引き寄せてキスしてくれた。
 甘くて、優しくて、愛おしい。僕の口内をなぞるメレディス様の舌が気持ちよくて、はぁーっと吐息が漏れる。

「ぁ……」

 メレディス様は僕を抱き抱えたままベッドに向かう。僕は落ちないようにメレディス様の首に腕を回してギュッと抱きつくと、メレディス様がクスクスと笑った。
 そっと顔を上げてメレディス様を見てみると、とても優しい顔で僕を見ているから、僕はドキドキしてしまう。

「レスターが可愛くてね。私の夫は可愛いし格好いい。たまに甘えてくれるのが嬉しいんだ」
「メレディス様、大好きです」

 大好きや、愛してるだけじゃ、全然伝えられた感じがしない。そんな一言で表せるほど簡単な気持ちじゃないんだ。大切で、温かくて、甘くて、優しくて、切ない。

「私もレスターが大好きだよ。レスターだけが好きで、とても愛しい」

 メレディス様が僕のシャツのボタンを外して胸が露わになると、僕の肌をメレディス様の唇がなぞる。

「ぁ……はぁ……ん……メレディス様……気持ちいいです……ぁ……」

「レスター、この美しい肌は、私以外の誰にも見せてはいけないよ。触れさせてもいけない」
「はい。メレディス様だけです。メレディス様も、僕だけであってくれたら嬉しいです」

「そんなの当たり前だ。私が愛するのはレスターだけだ。他の誰にも触れたくはないし見せたくない」
「メレディス様、嬉しいです。愛しています」

 そこまでしか会話はできなかった。僕が会話どころではなくなってしまったから。

「あぁ……めれりすさま……すきぃ……きて……おねがい……あぁ……」

 メレディス様とたくさん愛し合って、たくさん求めてもメレディス様はちゃんと答えてくれる。
 もう不安はない。メレディス様の隣りに堂々と立って、僕はメレディス様の夫であることを誇ろうと思う。


 -----

 夜会当日のこと、僕はメレディス様の隣りに立って、いつもの仕事モードのポーカーフェイスで挨拶回りをしていた。

「昨年結婚しましてね。彼は今は私の補佐官として働いてくれて、私を公私共に支えてくれているんですよ。私の宝物です」
「そうでしたか。見かけない方ですが、どちらから?」
「彼はオルロー王国出身ですが、侯爵家当主の座を次代へ譲って私に嫁いできてくれたんですよ」
「ほう、その歳で当主の座を手放してまで宰相殿の元へ。愛がありますな。ははは」

 そんな話をしながら知らない貴族や、仕事でお世話になっている方のところを回った。


「ソリターリオ様のお知り合いの方かしら? よろしければ私と踊っていただけませんか?」

 僕より少し上に見える令嬢が話しかけてきたため、僕はメレディス様をチラリと見たが、メレディス様は他の方とお話をしている。
 誰とも踊らないわけにはいかないだろうと、僕はその令嬢とダンスをすることにした。

「私はレスター・ソリターリオと申します。昨年、メレディス様と結婚しました」
「あらそう。私はミレーヌ。夫がいても、お友達になるくらいは問題ないでしょう?」
「そうですね」

 彼女から差し出された手をそっと掴むと、僕は令嬢とダンスの輪に入っていった。
 ダンス自体は問題無いと言えば問題無いのだが、ミレーヌと名乗る令嬢は僕に抱きつくように密着し、距離感が近すぎる感じが苦手だと感じた。

 一曲踊ると一旦引いたのだが、場所が悪かった。メレディス様がいる位置とは反対にはけてしまい、距離が遠い。
 ダンスの輪をぐるっと回避しながらメレディス様を目指して歩いていくと、僕は令嬢や令息だけでなく、高位の貴族にもダンスに誘われ、何度も踊って引いてを繰り返すと、どんどんメレディス様が遠ざかる。

 そしてとうとうメレディス様を見失ってしまった。
 ダンスが終わったタイミングで壁まで下がると、もうさすがにダンスはいいだろうと、ジャケットの裏に防御結界に認識し難くなる仕掛けを施した魔法陣を貼り付けてメレディス様を探した。

 おかしい。会場を回ったが見つからない。最後に見かけた時に一緒にいた会計担当の文官に聞いてみると、ファロル侯爵と話しているのを見かけたらしい。ファロル侯爵は、メレディス様が僕と結婚する前にも結婚してからもメレディス様宛てに釣書をよく送ってくる人で、ファロル家の次女をメレディス様にと考えている家だ。

 嫌な予感がする。僕が離れたせい? 僕は会場を出てトイレや控室、廊下や中庭も探した。
 すると、フラフラと自分1人では立っていることもできないような状態のメレディス様を真ん中にして、右にファロル侯爵、左に僕より少し上くらいの女性が挟んで、メレディス様の肩を支えて休憩室の方へ歩いて行くのが見えた。
 あれは既成事実でも作る気なのでは? 強い酒を大量に勧められたか、薬を盛られたか、どちらにしても普通ではない。

「パパ、早く。他の誰かに見つかる前に部屋に運んで」
「分かっている」

 あまり事を荒立てたくはない。
 僕は彼らに近付くと、目の前で強力な光魔法を発動させて目眩しをした。

「うわ、何だ!?」
「何よこれ!?」

 これでしばらくは目が見えない。僕はサッとメレディス様を攫うと、2人の足元を念の為氷で固め、メレディス様のジャケットの内側にも認識し難くなる仕掛けを施した防御結界の魔法陣を貼り付け、メレディス様を背負って必死に逃げた。
 馬車まで行くと待機していたゼストに事情を話し、馬車にメレディス様を乗せ、僕は一応陛下には事情を話すことにした。

「ゼスト、僕は陛下に事情を話して帰ると伝えてくる。もしかしたら誰か来るかもしれないから、メレディス様には魔法陣を貼ったままにするね。
 誰か来ても、メレディス様は来ていないと答えてくれる?」
「畏まりました。レスター様もお気を付けて」
「ありがとう。なるべく早く戻るから、少しだけメレディス様をお願い」
「はい」

 本当は走って陛下の元まで行きたかったけど、認識し難い仕掛けのまま陛下に近づくことはできないから、会場に入る直前に貼っている魔法陣をただの防御結界に戻して、何事もなかったかのような顔で会場に入り、そして陛下の元を目指す。
 色んな人が寄ってきたけれど、慣れない夜会のために体調を崩し、陛下に挨拶をして帰るところだと告げて断りながら進んだ。

「陛下、メレディス様がファロル侯爵に嵌められそうになりました。薬を盛られたのか、フラフラの状態でファロル侯爵と令嬢に左右を固められて攫われかけました」
「それでメレディスはどうしたのだ?」
「私が助け出し、今は馬車で家令に預けています。心配なので本日はまだ早い時間ですがお暇させていただきます」
「それは構わないが、レスターも気を付けて帰るんだよ」
「はい。あ、ファロル侯爵と令嬢は廊下で足を氷で固められて動けないかもしれません。そのうち氷は溶けると思いますが、あとはお任せしてよろしいですか?」
「あぁ、構わない」

 それだけ伝えると、僕はすぐに魔法陣を貼り替えて走って馬車まで戻り、屋敷に帰った。

「メレディス様……」
 ……はぁ……はぁ、はぁ……

 ゼストに手伝ってもらい、メレディス様を部屋に運ぶと、寝衣に着替えさせて風呂に連れていく。
 屋敷に着くと解毒の魔法陣を貼ったが効果がなく、毒ではないことが分かったため、もうこれは吐かせるしかないと判断したからだ。

 水を飲ませて、口の中に指を突っ込み、お腹の中のものを吐き出させる。

 ごほっ……はぁ、はぁ、はぁ……

「ゼスト、このくらい吐かせれば大丈夫かな?」
「そうですね。あとは、ゆっくりお休みいただければ、ベッドには回復の魔法陣もありますし、朝には回復されていると思います」
「分かった。じゃあベッドに運ぶのを手伝って」
「畏まりました」

 グッタリとしたメレディス様をベットに運ぶと、ゼストは枕元に水差しを用意してから部屋を出ていった。

「レスター、抱きたい」
「え? メレディス様、大丈夫なんですか?」

 呼吸はまだ荒いが、虚ろだった目はむしろ血走っており、僕の腕を掴んだ手の力も強い。これは、やはり酒を飲まされすぎたのではなく媚薬なんだろうと思った。

 メレディス様は僕が着衣を脱ぐのも待てない様子で、僕の寝衣に手をかけて力任せに引きちぎったから、ボタンはいくつか飛んでいったし、寝衣も破れた。
 いつものメレディス様じゃない荒々しいキス、触れた手も、温かいけど優しくなくて、すぐに僕の中に指を突っ込んで掻き回した。

「ぁ……待って……痛っ……ぁ、メレディス様……待って……」

 そしてメレディス様は本当に待てないみたいに僕をひっくり返してうつ伏せにすると、一気に奥まで貫いた。

「くぅぁ……やぁぁぁ……、うぐっ……」

 そこで待ってくれるわけもなく、奥をガツガツと激しく突いてくる。僕は枕を手繰り寄せてギュッと掴んで耐えていたんだけど、それでも少し苦しかった。

「あぁ……めれりすさま……あぁ……んん……、やぁ……くぅ……」
「レスター、レスター、体が……おかしいんだ……」

 僕の名前を呼ぶメレディス様の声は震えていた。

「めれりすさま……だいじょぶ……ぼくはここにいる……あぁ……」
「レスター、レスター……」

 メレディス様の声は切なくて、苦しそうで、僕まで苦しくなる。僕にできることは何かないか、僕にできることは……。苦しむメレディス様を抱きしめてあげることくらいしか。
 僕は無理矢理仰向けに向き直ると、メレディス様をギュッと抱きしめた。

「ここにいます、メレディス様、僕はここにいます」
「レスター、あぁ、レスター、愛している」
「ぼくも、あいしてます」

 ギュッと抱きしめていても、メレディス様の腰の動きは止まってくれなくて、僕も息が絶え絶えになりながら答える。

「レスターが欲しい。愛してるんだ」
「ぼくは、めれりすさまのものです……ぜんぶあげます……あいして、ください……」

 ずっとそんな会話をしながら、求め合っていたと思う。何時間か経つと、薬の効果が切れたのか、メレディス様の動きが急に止まって僕のことをギュッと抱きしめたまま眠ってしまった。
 え? まだ繋がっているのに、寝れるものなの? 僕は寝れないと思う。

 戸惑っていたけど、何だか抜け出してしまうのが勿体無くて、そのままでいることにした。
 絶対寝れないと思ってたのに、いつも以上に激しく求められたせいか、僕もいつの間にか眠ってしまったみたい。


 僕の中でメレディス様が大きくなってきて、その内側からの圧迫感で僕は目が覚めた。

「ぁ……んぅ……メレディス様……」
「レスター、ごめん。夜のこと、何となく覚えている。自分勝手に酷くしたことも覚えている。ごめん」

「大丈夫。僕はメレディス様が僕を愛して求めてくれるのが嬉しくて幸せだったから。それよりも僕の方が、苦しむメレディス様に何もしてあげられることがなくて……」
「レスターが抱きしめてくれたことを覚えている。ここにいるから大丈夫だと、声をかけてくれたのも覚えている。ありがとう。優しくするから、抱いていいか?」
「はい」

 メレディス様は僕を労るように、そっと触れて、僕のことを抱きしめたまま優しく抱いてくれた。

「めれりすさま……あぁ……気持ちいい……あぁ……めれりすさま……あぁ……」

 メレディス様のせいじゃないんだから気にすることないのに。最初は少し苦しかったけど、僕は激しいメレディス様も好き。わけがわからなくなるくらい僕だけを見て、僕だけを求めてくれるのが、すごく幸せだから。
 でも、苦しそうなメレディス様は見たくないから、もう媚薬は嫌だな。
 ちゃんと毒だけじゃなく媚薬にも効果を発揮する異物排除の魔法陣を研究しよう。

 僕たちには必要ない。だっていつだってメレディス様は僕のことを情熱的に愛してくれるから。

 -----

「メレディス様、あつい……中が熱くて苦しい……もっとして……もっと……ぁああ……」
「レスター、すぐに楽にしてやるからな」

「もっとして……もっと……めれりすさま、おねがい……もっと愛して、僕だけ愛して……ぁああ……」
「レスター、愛しているよ。心配しなくていい、私はレスターだけを愛している」


 隣で疲れて眠るメレディス様を見て、僕は頭を抱えた。
 やってしまった……

 効果を確かめるために、誰かに試してもらうわけにもいかなくて、自分で媚薬を飲んだら、まだ研究段階の魔法陣では媚薬を排除しきれなかったというわけだ。

 無理させた。性欲がアップしてしまう角度を間違えた魔法陣どころではなかった。
 お酒を飲みすぎたみたいに記憶を無くしてしまえたらいいのに。全部覚えているんだ。僕がメレディス様を煽って、もっともっとと乱れたことがとても恥ずかしい。
 穴があったら入りたい。メレディス様が正気に戻った時にとても申し訳なさそうにして落ち込んでいた時の気持ちがよく分かる。
 僕も落ち込みたい。メレディス様の前にどんな顔をして立てばいいのか分からない。

「レスター、おはよう」
「お、おはよう、ございます」

 目が覚めたメレディス様の顔が見れなくて、僕は布団を頭まで被った。

「レスター、大好きだよ。愛してるよ」
「僕も。愛してます」
「なぜ隠れてるんだ? 私の愛しいレスター」
「昨日のこと、恥ずかしくて……」
「レスターが情熱的に求めてくれて、私は嬉しかったよ。出ておいで。顔を見せて」
「はい」

 恥ずかしくて、顔は見せたけど目を見ることはできなかった。
 するとメレディス様は僕の頬に手を添えて、額に頬に鼻に顎に、顔中にキスをしてくれた。

「レスターは可愛いな。とても勇敢で頼りになる男でもあるし、私が守ってやらなければならないと思うような脆い部分もある。その全てを愛しているよ」
「僕も、メレディス様の全てを愛しています」

 恥ずかしいけど、分かってしまった。全て愛しているという意味が。どんなメレディス様も受け止めてみせると思っているのは僕だけじゃないってこと。同じように、メレディス様もどんな僕であっても受け止めてみせると思ってるんだってこと。

 あぁ、ダメだ。薬は切れているのに、メレディス様が愛しくて、欲しくなってしまった。

「メレディス様、愛し合いたくなってしまいました」
「いいよ。私もレスターと愛し合いたいと思っていたところだ」

 メレディス様も同じ気持ちだったなんて嬉しい。僕たちはいつも仲良しです。

 


 
しおりを挟む
感想 10

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(10件)

ミホミホ
2024.08.09 ミホミホ

面白かった~✨
純粋で素直で有能で閨事にうとい主人公が可愛すぎて大好物です。
素晴らしい作品を有難うございます!

2024.08.09 cyan

感想をいただきありがとうございます🥰
面白かったと言っていただけるなんて嬉しいです😆
この作品は初めて10万字以上の長編を書いた作品だったので、長編って難しいなと思いながら苦労した記憶があります😅
今でも長編は苦労してますけどね笑

解除
ほんわりさん
ネタバレ含む
2023.12.25 cyan

感想ありがとうございます🥰
最後まで読んでいただき嬉しいです😊
エイミー様の正体予想できましたか?メレディス様が名前を聞いても驚いていない、庭にお花がある、後をついて回る、ヒント少なかったですかね?
身内感は出してみたんですが、バレバレでも面白くないし、完全に想い人でも嫌な人感が出てしまうので難しかったです😅

解除
けいしくん推し

完結したんですねー!!
寂しいですがお疲れ様でした!!
2人のイチャイチャ番外編
もしあれば楽しみにしてます!!

2023.12.22 cyan

感想ありがとうございます🥰
最後まで読んでいただきありがとうございました。嬉しいです😊
二人のイチャラブ番外編、考えてみます💖

解除

あなたにおすすめの小説

転生先のぽっちゃり王子はただいま謹慎中につき各位ご配慮ねがいます!

梅村香子
BL
バカ王子の名をほしいままにしていたロベルティア王国のぽっちゃり王子テオドール。 あまりのわがままぶりに父王にとうとう激怒され、城の裏手にある館で謹慎していたある日。 突然、全く違う世界の日本人の記憶が自身の中に現れてしまった。 何が何だか分からないけど、どうやらそれは前世の自分の記憶のようで……? 人格も二人分が混ざり合い、不思議な現象に戸惑うも、一つだけ確かなことがある。 僕って最低最悪な王子じゃん!? このままだと、破滅的未来しか残ってないし! 心を入れ替えてダイエットに勉強にと忙しい王子に、何やらきな臭い陰謀の影が見えはじめ――!? これはもう、謹慎前にののしりまくって拒絶した専属護衛騎士に守ってもらうしかないじゃない!? 前世の記憶がよみがえった横暴王子の危機一髪な人生やりなおしストーリー! 騎士×王子の王道カップリングでお送りします。 第9回BL小説大賞の奨励賞をいただきました。 本当にありがとうございます!! ※本作に20歳未満の飲酒シーンが含まれます。作中の世界では飲酒可能年齢であるという設定で描写しております。実際の20歳未満による飲酒を推奨・容認する意図は全くありません。

【本編完結】最強S級冒険者が俺にだけ過保護すぎる!

天宮叶
BL
前世の世界で亡くなった主人公は、突然知らない世界で知らない人物、クリスの身体へと転生してしまう。クリスが眠っていた屋敷の主であるダリウスに、思い切って事情を説明した主人公。しかし事情を聞いたダリウスは突然「結婚しようか」と主人公に求婚してくる。 なんとかその求婚を断り、ダリウスと共に屋敷の外へと出た主人公は、自分が転生した世界が魔法やモンスターの存在するファンタジー世界だと気がつき冒険者を目指すことにするが____ 過保護すぎる大型犬系最強S級冒険者攻めに振り回されていると思いきや、自由奔放で強気な性格を発揮して無自覚に振り回し返す元気な受けのドタバタオメガバースラブコメディの予定 要所要所シリアスが入ります。

冤罪で追放された王子は最果ての地で美貌の公爵に愛し尽くされる 凍てついた薔薇は恋に溶かされる

尾高志咲/しさ
BL
旧題:凍てついた薔薇は恋に溶かされる 🌟2025年11月アンダルシュノベルズより刊行🌟 ロサーナ王国の病弱な第二王子アルベルトは、突然、無実の罪状を突きつけられて北の果ての離宮に追放された。王子を裏切ったのは幼い頃から大切に想う宮中伯筆頭ヴァンテル公爵だった。兄の王太子が亡くなり、世継ぎの身となってからは日々努力を重ねてきたのに。信頼していたものを全て失くし向かった先で待っていたのは……。 ――どうしてそんなに優しく名を呼ぶのだろう。 お前に裏切られ廃嫡されて最北の離宮に閉じ込められた。 目に映るものは雪と氷と絶望だけ。もう二度と、誰も信じないと誓ったのに。 ただ一人、お前だけが私の心を凍らせ溶かしていく。 執着攻め×不憫受け 美形公爵×病弱王子 不憫展開からの溺愛ハピエン物語。 ◎書籍掲載は、本編と本編後の四季の番外編:春『春の来訪者』です。 四季の番外編:夏以降及び小話は本サイトでお読みいただけます。 なお、※表示のある回はR18描写を含みます。 🌟第10回BL小説大賞にて奨励賞を頂戴しました。応援ありがとうございました。 🌟本作は旧Twitterの「フォロワーをイメージして同人誌のタイトルつける」タグで貴宮あすかさんがくださったタイトル『凍てついた薔薇は恋に溶かされる』から思いついて書いた物語です。ありがとうございました。

転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜

隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。 目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。 同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります! 俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ! 重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ) 注意: 残酷な描写あり 表紙は力不足な自作イラスト 誤字脱字が多いです! お気に入り・感想ありがとうございます。 皆さんありがとうございました! BLランキング1位(2021/8/1 20:02) HOTランキング15位(2021/8/1 20:02) 他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00) ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。 いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!

【完結】伯爵家当主になりますので、お飾りの婚約者の僕は早く捨てて下さいね?

MEIKO
BL
 【完結】伯爵家次男のマリンは、公爵家嫡男のミシェルの婚約者として一緒に過ごしているが実際はお飾りの存在だ。そんなマリンは池に落ちたショックで前世は日本人の男子で今この世界が小説の中なんだと気付いた。マズい!このままだとミシェルから婚約破棄されて路頭に迷う未来しか見えない!  僕はそこから前世の特技を活かしてお金を貯め、ミシェルに愛する人が現れるその日に備えだす。2年後、万全の備えと新たな朗報を得た僕は、もう婚約破棄してもらっていいんですけど?ってミシェルに告げる。なのに対象外のはずの僕に未練たらたらなのどうして? ※R対象話には『*』マーク付けます。

婚約破棄された俺の農業異世界生活

深山恐竜
BL
「もう一度婚約してくれ」 冤罪で婚約破棄された俺の中身は、異世界転生した農学専攻の大学生! 庶民になって好きなだけ農業に勤しんでいたら、いつの間にか「畑の賢者」と呼ばれていた。 そこに皇子からの迎えが来て復縁を求められる。 皇子の魔の手から逃げ回ってると、幼馴染みの神官が‥。 (ムーンライトノベルズ様、fujossy様にも掲載中) (第四回fujossy小説大賞エントリー中)

夫婦喧嘩したのでダンジョンで生活してみたら思いの外快適だった

ミクリ21 (新)
BL
夫婦喧嘩したアデルは脱走した。 そして、連れ戻されたくないからダンジョン暮らしすることに決めた。 旦那ラグナーと義両親はアデルを探すが当然みつからず、実はアデルが神子という神託があってラグナー達はざまぁされることになる。 アデルはダンジョンで、たまに会う黒いローブ姿の男と惹かれ合う。

5回も婚約破棄されたんで、もう関わりたくありません

くるむ
BL
進化により男も子を産め、同性婚が当たり前となった世界で、 ノエル・モンゴメリー侯爵令息はルーク・クラーク公爵令息と婚約するが、本命の伯爵令嬢を諦められないからと破棄をされてしまう。その後辛い日々を送り若くして死んでしまうが、なぜかいつも婚約破棄をされる朝に巻き戻ってしまう。しかも5回も。 だが6回目に巻き戻った時、婚約破棄当時ではなく、ルークと婚約する前まで巻き戻っていた。 今度こそ、自分が不幸になる切っ掛けとなるルークに近づかないようにと決意するノエルだが……。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。