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第60話 王都への道、広がる世界
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生まれ育ったアッシュフォード村の門をくぐり、アルトの長い旅が始まった。
背には冒険に必要な全てが詰まったリュック、腰には信頼できるショートソード、左腕にはバックラー、そして胸にはDランクを示す青銅のプレート。
装備は万全、決意も固まっている。
それでも、丘を越え、村の姿が完全に見えなくなった時、アルトの心には一抹の寂寥感が込み上げてきた。
家族、リナ、バルガス師匠、そして慣れ親しんだ村の風景。
それら全てに別れを告げ、彼は今、一人で未知の世界へと歩み出したのだ。
目指すは王都アステリア。
ここから王都までは、馬車を使わなければ十日以上はかかる長い道のりだという。
王都へと続く街道は、村周辺の土の道とは違い、多くの場所で石が敷き詰められ、比較的よく整備されていた。
それでも、時折現れる深い森や、起伏の激しい丘陵地帯は、旅の厳しさを物語っている。
街道を行き交う人々の姿も、アッシュフォード村では見られないほど多様だった。
大きな荷物をいくつも積んだ商人たちの馬車隊が、護衛の傭兵を従えて埃を巻き上げながら通り過ぎていく。
質素なローブを身にまとい、聖地を目指すのであろう巡礼者の一団が、静かに祈りを捧げながら歩いている。
そして、アルトと同じように、あるいは彼よりもずっと立派な武具を身に着けた冒険者たちが、それぞれの目的を持って街道を急いでいた。
彼らの目的地もまた、王都なのだろうか。
すれ違う人々の間に流れる、見えざる活気と競争の匂いを、アルトは肌で感じ取っていた。
道中、いくつかの小さな村や、比較的大きな宿場町を通り過ぎた。
アッシュフォードよりもずっと賑やかな市場を持つ町もあれば、逆に寂れて活気のない小さな村もある。
それぞれの土地に、それぞれの文化があり、人々の暮らしがある。
本で読んで知っていただけの世界の広がりと多様性を、アルトは自身の目と足で、着実に実感し始めていた。
旅に出て三日目の夜。
その日は、日が暮れるまでに次の宿場町にたどり着けそうになかった。
アルトは街道から少し離れた、見晴らしの良い森のそばを選び、初めての本格的な野宿を経験することになった。
バルガスから教わった知識を思い出し、風下に注意しながら地面を少し掘り、枯れ枝を集めて小さな焚き火を起こす。
パチパチと燃える炎の暖かさが、夜の冷え込みから身を守ってくれる。
持参した干し肉を火で炙り、硬い黒パンと共に質素な夕食をとる。
夜の森は、昼間とは全く違う顔を見せていた。
遠くで響く獣の遠吠え、絶え間なく聞こえる虫の声、そして風にざわめく木々の葉音。
それら全てが、昼間の喧騒とは違う、自然の厳かさと、同時に潜む危険を感じさせる。
アルトは寝袋にくるまりながらも、決して警戒を解かなかった。
ショートソードを常に手の届く場所に置き、バックラーを腕から外さず、わずかな物音にも耳を澄ませる。
これもまた、冒険者として生き抜くために必要な、重要な経験なのだと、彼は静かに噛みしめた。
旅は、常に平穏無事とは限らない。
ある日の午後、街道から少し外れた小川で水を汲んでいたアルトは、茂みの中から飛び出してきた3匹のゴブリンに遭遇した。
おそらく、以前アルトが掃討した巣から逃げ出した残党だろう。
彼らは、アルトの姿を認めるなり、憎悪をむき出しにして、棍棒を振りかざし襲いかかってきた。
しかし、今のアルトにとって、もはや通常のゴブリンは脅威ではなかった。
ショートソードとバックラーを構え、アルトは冷静にそれを迎え撃つ。
ゴブリンたちの攻撃を、訓練で培ったフットワークと剣捌きで軽々といなし、的確なカウンター反射と、急所を狙った剣撃で、あっという間に3匹を沈黙させた。
新しい装備と、向上したスキル。
その効果を改めて確認し、アルトは自身の成長に静かに頷いた。
またある夜、アルトがいつものように焚き火をしていると、同じく王都を目指しているという、年老いた行商人と、その孫娘らしき少女が通りかかった。
彼らは疲れている様子だったので、アルトは快く焚き火へと招き入れ、わずかながら持っていた保存食料を分け合った。
老商人は、アルトが王都を目指す若い冒険者だと知ると、長年の経験から得た様々な知識を聞かせてくれた。
「王都アステリアは、そりゃあ素晴らしい都じゃ。だがな、若者よ。光が強ければ、影もまた濃い。華やかな表通りだけでなく、裏通りには様々な危険も渦巻いておる。ギルドも大きいが、競争も激しく、一筋縄ではいかんぞ。気を引き締めていくんじゃな」
商人の言葉は、アルトの浮かれそうな気持ちを戒め、現実を見据える良い機会となった。
こうした旅先での一期一会もまた、冒険の醍醐味なのだろう。
長い道のりを一人で歩き続ける中で、アルトは自然と、自分自身、そして自分の持つギフトと向き合う時間が増えていた。
歩きながら、あるいは焚き火の炎を見つめながら、彼はギフトの感覚――反射の瞬間の力の流れ、衝撃波(仮)の感触、そしてあのホブゴブリン戦で感じた麻痺させるような力――を探るように、意識を集中させてみた。
(あの力は、一体何だったんだろう……。「守る」という意識が鍵だったのか?)
試しに、道端に転がっている何の変哲もない小石に向かって、「この石を守る!」と強く念じながら、反射の力を込めてみる。
……しかし、特に何も起こらない。
やはり、そう単純なものではないらしい。
ギフトの謎は深まるばかりだ。
それでも、ギフトへの意識を高め、その感覚を探求する中で、反射のコントロールや、衝撃波(仮)の精度が、旅に出る前よりもさらに鋭敏になっているような感覚があった。
地道な意識の積み重ねが、ギフトを少しずつ、しかし確実に成長させているのかもしれない。
旅に出て、一週間以上が過ぎた頃。
街道の様子が、明らかに変わってきたことにアルトは気づいた。
道幅はさらに広くなり、立派な石畳で舗装されている区間が増えてくる。
行き交う人々の数も格段に増え、豪華な装飾が施された貴族の馬車や、屈強な傭兵団に護衛された巨大な商隊なども、頻繁に見かけるようになった。
空気も、どこか華やかで、それでいて騒がしい、都会特有の匂いが漂ってくる。
王都アステリアが、もうすぐそこまで近づいているのだ。
そして、ついに。
緩やかな丘を一つ越えた瞬間、アルトの視界に、信じられないほど巨大な都市の威容が飛び込んできた。
地平線の彼方まで続くのではないかと思われるほど高く、分厚い、壮麗な石造りの城壁。
その城壁の向こうには、大小様々な塔や建物が、まるで競い合うように林立している。
そして、都市の中央には、天を衝くように聳え立つ、白亜の巨大な王城の姿。
あれが、王都アステリア……!
長旅の疲労も一瞬で吹き飛ぶほどの、圧倒的な光景。
アルトは、ただただ息をのんで、その巨大な都市を見つめていた。
ここから、自分の新たな冒険が始まるのだ。
胸に込み上げてくるのは、未知の世界への大きな期待と、ほんの少しの不安。
様々な感情が渦巻く中、アルトは、王都の巨大な城門へと続く道を、決意を新たに、力強く歩き始めた。
背には冒険に必要な全てが詰まったリュック、腰には信頼できるショートソード、左腕にはバックラー、そして胸にはDランクを示す青銅のプレート。
装備は万全、決意も固まっている。
それでも、丘を越え、村の姿が完全に見えなくなった時、アルトの心には一抹の寂寥感が込み上げてきた。
家族、リナ、バルガス師匠、そして慣れ親しんだ村の風景。
それら全てに別れを告げ、彼は今、一人で未知の世界へと歩み出したのだ。
目指すは王都アステリア。
ここから王都までは、馬車を使わなければ十日以上はかかる長い道のりだという。
王都へと続く街道は、村周辺の土の道とは違い、多くの場所で石が敷き詰められ、比較的よく整備されていた。
それでも、時折現れる深い森や、起伏の激しい丘陵地帯は、旅の厳しさを物語っている。
街道を行き交う人々の姿も、アッシュフォード村では見られないほど多様だった。
大きな荷物をいくつも積んだ商人たちの馬車隊が、護衛の傭兵を従えて埃を巻き上げながら通り過ぎていく。
質素なローブを身にまとい、聖地を目指すのであろう巡礼者の一団が、静かに祈りを捧げながら歩いている。
そして、アルトと同じように、あるいは彼よりもずっと立派な武具を身に着けた冒険者たちが、それぞれの目的を持って街道を急いでいた。
彼らの目的地もまた、王都なのだろうか。
すれ違う人々の間に流れる、見えざる活気と競争の匂いを、アルトは肌で感じ取っていた。
道中、いくつかの小さな村や、比較的大きな宿場町を通り過ぎた。
アッシュフォードよりもずっと賑やかな市場を持つ町もあれば、逆に寂れて活気のない小さな村もある。
それぞれの土地に、それぞれの文化があり、人々の暮らしがある。
本で読んで知っていただけの世界の広がりと多様性を、アルトは自身の目と足で、着実に実感し始めていた。
旅に出て三日目の夜。
その日は、日が暮れるまでに次の宿場町にたどり着けそうになかった。
アルトは街道から少し離れた、見晴らしの良い森のそばを選び、初めての本格的な野宿を経験することになった。
バルガスから教わった知識を思い出し、風下に注意しながら地面を少し掘り、枯れ枝を集めて小さな焚き火を起こす。
パチパチと燃える炎の暖かさが、夜の冷え込みから身を守ってくれる。
持参した干し肉を火で炙り、硬い黒パンと共に質素な夕食をとる。
夜の森は、昼間とは全く違う顔を見せていた。
遠くで響く獣の遠吠え、絶え間なく聞こえる虫の声、そして風にざわめく木々の葉音。
それら全てが、昼間の喧騒とは違う、自然の厳かさと、同時に潜む危険を感じさせる。
アルトは寝袋にくるまりながらも、決して警戒を解かなかった。
ショートソードを常に手の届く場所に置き、バックラーを腕から外さず、わずかな物音にも耳を澄ませる。
これもまた、冒険者として生き抜くために必要な、重要な経験なのだと、彼は静かに噛みしめた。
旅は、常に平穏無事とは限らない。
ある日の午後、街道から少し外れた小川で水を汲んでいたアルトは、茂みの中から飛び出してきた3匹のゴブリンに遭遇した。
おそらく、以前アルトが掃討した巣から逃げ出した残党だろう。
彼らは、アルトの姿を認めるなり、憎悪をむき出しにして、棍棒を振りかざし襲いかかってきた。
しかし、今のアルトにとって、もはや通常のゴブリンは脅威ではなかった。
ショートソードとバックラーを構え、アルトは冷静にそれを迎え撃つ。
ゴブリンたちの攻撃を、訓練で培ったフットワークと剣捌きで軽々といなし、的確なカウンター反射と、急所を狙った剣撃で、あっという間に3匹を沈黙させた。
新しい装備と、向上したスキル。
その効果を改めて確認し、アルトは自身の成長に静かに頷いた。
またある夜、アルトがいつものように焚き火をしていると、同じく王都を目指しているという、年老いた行商人と、その孫娘らしき少女が通りかかった。
彼らは疲れている様子だったので、アルトは快く焚き火へと招き入れ、わずかながら持っていた保存食料を分け合った。
老商人は、アルトが王都を目指す若い冒険者だと知ると、長年の経験から得た様々な知識を聞かせてくれた。
「王都アステリアは、そりゃあ素晴らしい都じゃ。だがな、若者よ。光が強ければ、影もまた濃い。華やかな表通りだけでなく、裏通りには様々な危険も渦巻いておる。ギルドも大きいが、競争も激しく、一筋縄ではいかんぞ。気を引き締めていくんじゃな」
商人の言葉は、アルトの浮かれそうな気持ちを戒め、現実を見据える良い機会となった。
こうした旅先での一期一会もまた、冒険の醍醐味なのだろう。
長い道のりを一人で歩き続ける中で、アルトは自然と、自分自身、そして自分の持つギフトと向き合う時間が増えていた。
歩きながら、あるいは焚き火の炎を見つめながら、彼はギフトの感覚――反射の瞬間の力の流れ、衝撃波(仮)の感触、そしてあのホブゴブリン戦で感じた麻痺させるような力――を探るように、意識を集中させてみた。
(あの力は、一体何だったんだろう……。「守る」という意識が鍵だったのか?)
試しに、道端に転がっている何の変哲もない小石に向かって、「この石を守る!」と強く念じながら、反射の力を込めてみる。
……しかし、特に何も起こらない。
やはり、そう単純なものではないらしい。
ギフトの謎は深まるばかりだ。
それでも、ギフトへの意識を高め、その感覚を探求する中で、反射のコントロールや、衝撃波(仮)の精度が、旅に出る前よりもさらに鋭敏になっているような感覚があった。
地道な意識の積み重ねが、ギフトを少しずつ、しかし確実に成長させているのかもしれない。
旅に出て、一週間以上が過ぎた頃。
街道の様子が、明らかに変わってきたことにアルトは気づいた。
道幅はさらに広くなり、立派な石畳で舗装されている区間が増えてくる。
行き交う人々の数も格段に増え、豪華な装飾が施された貴族の馬車や、屈強な傭兵団に護衛された巨大な商隊なども、頻繁に見かけるようになった。
空気も、どこか華やかで、それでいて騒がしい、都会特有の匂いが漂ってくる。
王都アステリアが、もうすぐそこまで近づいているのだ。
そして、ついに。
緩やかな丘を一つ越えた瞬間、アルトの視界に、信じられないほど巨大な都市の威容が飛び込んできた。
地平線の彼方まで続くのではないかと思われるほど高く、分厚い、壮麗な石造りの城壁。
その城壁の向こうには、大小様々な塔や建物が、まるで競い合うように林立している。
そして、都市の中央には、天を衝くように聳え立つ、白亜の巨大な王城の姿。
あれが、王都アステリア……!
長旅の疲労も一瞬で吹き飛ぶほどの、圧倒的な光景。
アルトは、ただただ息をのんで、その巨大な都市を見つめていた。
ここから、自分の新たな冒険が始まるのだ。
胸に込み上げてくるのは、未知の世界への大きな期待と、ほんの少しの不安。
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