59 / 105
第五十九話:奈落の光と紡がれる脱出の糸
しおりを挟む
「眠れる巨人の祭壇」での激しい戦闘の余燼(よじん)は、依然として地下空間に重く垂れ込めていた。
辛くも「黒曜の爪」の部隊を退けたものの、アレンたちの表情に安堵の色は薄い。
レグルスが指揮を取り、兵士たちが周囲の警戒を固める中、リナはティムと、そして深手を負った兵士の手当てに奔走していた。
「兵士さんの傷は……深いわ。
幸い、毒は塗られていなかったようだけど、このままでは出血が……」
リナは、持てる薬草知識と医療技術を総動員し、懸命に止血と消毒を試みる。
彼女の額には玉のような汗が浮かび、その真剣な眼差しは、アレンの心を強く打った。
ティムの腕の傷は幸い軽かったが、兵士の容態は予断を許さない。
一刻も早く、安全な場所で十分な治療を施す必要があった。
アレンは、カイトと共に、巨大な陥没穴の縁から、その底で淡い青白い光を放つ結晶体を注意深く観察していた。
直接降りて調べるのは危険すぎる。
彼は、仕掛け杖の先端から細く強靭な糸を垂らし、その先に小さな金属片を結びつけて、結晶体に近づけてみる。
金属片が結晶体に触れるか触れないかの距離で、パチパチと微弱な放電のような現象が起こり、周囲の空気がわずかに震えるのを感じた。
「……これは、ただの鉱石じゃない。
何か特殊なエネルギーを秘めている。
下手に刺激すれば、何が起こるかわからないな」
アレンは、直感的にその危険性を悟った。
「黒曜の爪」がこの結晶体と、祭壇の儀式、そして「厄災」とを結びつけようとしていたのは間違いないだろう。
しかし、今はこれ以上深入りする時ではない。
優先すべきは、負傷者を抱えたこのチームが、この閉ざされた遺跡から安全に脱出することだ。
問題は、その脱出ルートであった。
広場の中央が巨大な穴と化した今、彼らが来た道を引き返すことは不可能。
そして、先ほどアレンとティムがこじ開けた隠し通路も、遺跡全体の崩落の危険性を考えると、再び使うのは躊躇われた。
「アレン、何か手はあるのか?」
レグルスが、厳しい表情でアレンに問う。
彼の経験をもってしても、この状況を打開する妙案は浮かばないようであった。
アレンは、戦闘中に敵のリーダー格らしき男が落としていった革袋から、新たな羊皮紙の断片と、奇妙な形状の黒曜石の欠片を取り出した。
その羊皮紙に描かれた新たな星図と古代文字は、彼らが今いるこの「眠れる巨人の祭壇」の、さらに詳細な構造図の一部を示しているように思える。
「この図を見る限り……この地下空間には、もう一つ、隠された出口があるかもしれない。
おそらく、あの巨人像群のどれか一つが、その扉の役割を果たしているはずだ」
アレンは、羊皮紙の図と、記憶している遺跡全体の配置を頭の中で重ね合わせ、一つの巨大な石像を指さした。
それは、他の石像とは少し異なるポーズで横たわり、その手に何かを掲げているかのような形状の石像であった。
「あの石像の、掲げられた手の部分……何か仕掛けがある可能性がある。
カイト君、ティム、僕と一緒に調べてもらえないか」
三人は、再び危険を冒して、その石像へと近づいていく。
石像は、想像以上に巨大で、その威圧感は息が詰まるほど。
アレンは、羊皮紙に描かれた古代文字のパターンと、石像の表面に刻まれた微細な紋様を照合し、やがて、石像の手のひらにある、わずかな窪みを発見した。
その窪みの形状は、敵が落としたあの黒曜石の欠片と、奇妙なほど一致している。
「……これだ!」
アレンは、黒曜石の欠片を、その窪みに慎重にはめ込んでみた。
すると、まるで鍵が錠にはまるように、カチリという小さな音と共に、黒曜石は吸い込まれるように収まる。
そして、次の瞬間。
ゴゴゴゴ……という重々しい地響きと共に、石像の足元部分の壁が、ゆっくりと内側へとスライドし始めたではないか。
その向こうには、暗く、そして地上へと続くであろう緩やかな上り坂の通路が、口を開けていた。
「やったぞ、アレン! さすがだな!」
カイトが、思わずアレンの肩を叩く。
絶望的な状況の中に、再び一条の光が差し込んだ瞬間であった。
しかし、喜んでばかりもいられない。
深手を負った兵士を、この暗く狭い通路を通って地上まで運び出すのは、容易なことではないだろう。
アレンは、すぐに頭を切り替え、新たな発明品のアイデアを練り始めた。
それは、手持ちのロープと、遺跡内で見つけた比較的軽い木材の破片、そしてアレンが改良した小型滑車を組み合わせた、簡易的な「ロープ昇降・運搬装置」であった。
負傷者を担架に乗せ、その担架をロープで吊り上げながら、坂道を安全かつ比較的少ない力で引き上げるための仕掛けだ。
アレンの指示のもと、ティムと兵士たちがその装置を急遽製作し、リナとカイトが負傷した兵士を担架に乗せて固定する。
レグルスは、通路の安全を確認し、撤退の順序を決定した。
チームの誰もが、自分の役割を理解し、黙々と、しかし確実に行動していく。
数時間に及ぶ困難な作業の末、アレンたち秘密調査チームは、負傷した兵士も含め、全員が無事にその隠し通路を抜け、ついに地上へと生還を果たした。
彼らが出た場所は、「忘れられた谷」の、これまでとは異なる方角に位置する、比較的開けた場所であった。
空には、いつの間にか雨雲は去り、美しい夕焼けが広がっている。
「……助かった……。
本当に、助かったんだな……」
誰からともなく、安堵の溜息と、そして涙が溢れ出す。
彼らは、再び生きてこの光景を見ることができたのだ。
アレンは、夕焼けに染まる「始まりの山脈」の険しい稜線を振り返りながら、手にした新たな羊皮紙の断片を固く握りしめた。
「黒曜の爪」の謎、「厄災」の正体。
「レグルスさん、まずはミストラル村へ戻りましょう。
そして、態勢を立て直し、この羊皮紙の謎を解き明かさなければなりません」
アレンの言葉に、仲間たちは力強く頷いた。
彼らの瞳には、疲労の色はあれど、揺るぎない決意の光が灯っている。
夕焼けの空の下、一行は、ミストラル村への帰路を、確かな足取りで踏み出すのであった。
辛くも「黒曜の爪」の部隊を退けたものの、アレンたちの表情に安堵の色は薄い。
レグルスが指揮を取り、兵士たちが周囲の警戒を固める中、リナはティムと、そして深手を負った兵士の手当てに奔走していた。
「兵士さんの傷は……深いわ。
幸い、毒は塗られていなかったようだけど、このままでは出血が……」
リナは、持てる薬草知識と医療技術を総動員し、懸命に止血と消毒を試みる。
彼女の額には玉のような汗が浮かび、その真剣な眼差しは、アレンの心を強く打った。
ティムの腕の傷は幸い軽かったが、兵士の容態は予断を許さない。
一刻も早く、安全な場所で十分な治療を施す必要があった。
アレンは、カイトと共に、巨大な陥没穴の縁から、その底で淡い青白い光を放つ結晶体を注意深く観察していた。
直接降りて調べるのは危険すぎる。
彼は、仕掛け杖の先端から細く強靭な糸を垂らし、その先に小さな金属片を結びつけて、結晶体に近づけてみる。
金属片が結晶体に触れるか触れないかの距離で、パチパチと微弱な放電のような現象が起こり、周囲の空気がわずかに震えるのを感じた。
「……これは、ただの鉱石じゃない。
何か特殊なエネルギーを秘めている。
下手に刺激すれば、何が起こるかわからないな」
アレンは、直感的にその危険性を悟った。
「黒曜の爪」がこの結晶体と、祭壇の儀式、そして「厄災」とを結びつけようとしていたのは間違いないだろう。
しかし、今はこれ以上深入りする時ではない。
優先すべきは、負傷者を抱えたこのチームが、この閉ざされた遺跡から安全に脱出することだ。
問題は、その脱出ルートであった。
広場の中央が巨大な穴と化した今、彼らが来た道を引き返すことは不可能。
そして、先ほどアレンとティムがこじ開けた隠し通路も、遺跡全体の崩落の危険性を考えると、再び使うのは躊躇われた。
「アレン、何か手はあるのか?」
レグルスが、厳しい表情でアレンに問う。
彼の経験をもってしても、この状況を打開する妙案は浮かばないようであった。
アレンは、戦闘中に敵のリーダー格らしき男が落としていった革袋から、新たな羊皮紙の断片と、奇妙な形状の黒曜石の欠片を取り出した。
その羊皮紙に描かれた新たな星図と古代文字は、彼らが今いるこの「眠れる巨人の祭壇」の、さらに詳細な構造図の一部を示しているように思える。
「この図を見る限り……この地下空間には、もう一つ、隠された出口があるかもしれない。
おそらく、あの巨人像群のどれか一つが、その扉の役割を果たしているはずだ」
アレンは、羊皮紙の図と、記憶している遺跡全体の配置を頭の中で重ね合わせ、一つの巨大な石像を指さした。
それは、他の石像とは少し異なるポーズで横たわり、その手に何かを掲げているかのような形状の石像であった。
「あの石像の、掲げられた手の部分……何か仕掛けがある可能性がある。
カイト君、ティム、僕と一緒に調べてもらえないか」
三人は、再び危険を冒して、その石像へと近づいていく。
石像は、想像以上に巨大で、その威圧感は息が詰まるほど。
アレンは、羊皮紙に描かれた古代文字のパターンと、石像の表面に刻まれた微細な紋様を照合し、やがて、石像の手のひらにある、わずかな窪みを発見した。
その窪みの形状は、敵が落としたあの黒曜石の欠片と、奇妙なほど一致している。
「……これだ!」
アレンは、黒曜石の欠片を、その窪みに慎重にはめ込んでみた。
すると、まるで鍵が錠にはまるように、カチリという小さな音と共に、黒曜石は吸い込まれるように収まる。
そして、次の瞬間。
ゴゴゴゴ……という重々しい地響きと共に、石像の足元部分の壁が、ゆっくりと内側へとスライドし始めたではないか。
その向こうには、暗く、そして地上へと続くであろう緩やかな上り坂の通路が、口を開けていた。
「やったぞ、アレン! さすがだな!」
カイトが、思わずアレンの肩を叩く。
絶望的な状況の中に、再び一条の光が差し込んだ瞬間であった。
しかし、喜んでばかりもいられない。
深手を負った兵士を、この暗く狭い通路を通って地上まで運び出すのは、容易なことではないだろう。
アレンは、すぐに頭を切り替え、新たな発明品のアイデアを練り始めた。
それは、手持ちのロープと、遺跡内で見つけた比較的軽い木材の破片、そしてアレンが改良した小型滑車を組み合わせた、簡易的な「ロープ昇降・運搬装置」であった。
負傷者を担架に乗せ、その担架をロープで吊り上げながら、坂道を安全かつ比較的少ない力で引き上げるための仕掛けだ。
アレンの指示のもと、ティムと兵士たちがその装置を急遽製作し、リナとカイトが負傷した兵士を担架に乗せて固定する。
レグルスは、通路の安全を確認し、撤退の順序を決定した。
チームの誰もが、自分の役割を理解し、黙々と、しかし確実に行動していく。
数時間に及ぶ困難な作業の末、アレンたち秘密調査チームは、負傷した兵士も含め、全員が無事にその隠し通路を抜け、ついに地上へと生還を果たした。
彼らが出た場所は、「忘れられた谷」の、これまでとは異なる方角に位置する、比較的開けた場所であった。
空には、いつの間にか雨雲は去り、美しい夕焼けが広がっている。
「……助かった……。
本当に、助かったんだな……」
誰からともなく、安堵の溜息と、そして涙が溢れ出す。
彼らは、再び生きてこの光景を見ることができたのだ。
アレンは、夕焼けに染まる「始まりの山脈」の険しい稜線を振り返りながら、手にした新たな羊皮紙の断片を固く握りしめた。
「黒曜の爪」の謎、「厄災」の正体。
「レグルスさん、まずはミストラル村へ戻りましょう。
そして、態勢を立て直し、この羊皮紙の謎を解き明かさなければなりません」
アレンの言葉に、仲間たちは力強く頷いた。
彼らの瞳には、疲労の色はあれど、揺るぎない決意の光が灯っている。
夕焼けの空の下、一行は、ミストラル村への帰路を、確かな足取りで踏み出すのであった。
143
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる