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しおりを挟む『春馬先輩っ!
ご飯ありがとうございました!相談も聞いてもらっちゃって……ほんと、どう感謝すればいいのか……』
『美香ちゃんが元気になって良かったよ。こちらこそ、ご飯の誘いありがとうね。また明日頑張ろう。』
『春馬先輩って、かっこよくてみんなの憧れです!私の憧れでもあるんですけど……恋人っていますか?』
『いないよ。』
『それなら……私が候補者になっても……なんちゃって笑笑』
『美香ちゃんは可愛いからアリかもね笑笑』
「………え」
恋人が……いない?
美香ちゃんは……可愛い……
2人で……ご飯も行ってた……
そんなの、俺は知らない。
この話をしているのが昨日のことだ……
昨日、俺は家に帰ったあとにすぐ寝たから春馬がいつ帰ってきたのか分からない……
だけど、春馬は何も言ってこなかった。
「っ……、なんで………?」
なんで、春馬……そんなこと言うの?
おれたち、付き合ってるんじゃないの?
春馬のDMの履歴を見てみたら、美香という人物以外誰とも話していない。
(美香が特別なの………?)
やっぱり、俺のこと好きじゃないの……?
「ぁ……あ、…あぁあ……!」
クスリ、
薬……を
飲ま ない ……と
喉が 痛 い
目 が 痛い
心が…… 痛い……
「はるま……」
春馬 は 気づ い て くれ な い
こんなに俺が苦しいのに
こんなに、俺は春馬のことを愛してるのに
春馬は、他の女とご飯食べて、嘘ついて、可愛いって言って……
俺には、可愛いって言ってくれない。
なんで、美香のほうが可愛いから?
俺なんかよりも美香が1番……?
そんなの……いやだ………
「みえない……」
何も見えない
息が吸えない
くすり、くすりのばしょ……
「っ……!痛いっ……」
どこかにぶつかった
痛い、絶対血がでてる………
「あった………」
(触り覚えのある瓶………ここにあった……)
ぐしゃり
心が壊れる音がする。
早く飲まないと、
「っ……ぉ"え…………」
こんなに苦しい
なの に はるま は しんぱ い して くれ な い
(普通に考えて……春馬は浮気している?)
絶対そうだ。
こんな……
美香って奴と長期的に話してる仲ならあり得る。
可愛い以外にもたくさん送ってるじゃん……
『会いたいよ』
『自慢の部下』
『美香がいて助かるよ』
『今度奢るから飲み行くか笑笑』
「っ……あ"ー!!!!!!」
もっと、もっとたくさん、美香に対しての気持ち悪い言葉が大量に埋め尽くされてた。
だけど、見る気になれない。
見なきゃよかった。
春馬を、信じていればよかった。
俺は春馬のスマホを元あった場所に戻して自分の部屋へ向かう。
風呂とかどうでもいい。
ご飯もいらない。
今日撮った写真もどうでもいい。
春馬と話す気になれない。
(あした……朝食おれが作る日だ……)
作らないでやる。
もう、こんな家出て行って……会社もやめて…春馬と別れてやるよ……
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