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しおりを挟む俺、梶原 風(かじはら ふう)は今日、好きな人に告白をする。
ロングヘアの黒髪で、笑顔が可愛い百合先輩 だ。
今日を見逃してしまったら百合先輩ともう会えない。何故なら今日は3年生の卒業式だからだ。
「きんちょーする…」
いつもより髪を整えてネクタイもしっかり締めて、染めた金髪を黒染めにした。
「う~ん、ピアスは外したほうがいいかな…」
鏡に向かって独り言を呟いていたら
「風~!雄斗くん来たわよ~!」
下の階で母さんが伝えてきた。
「まじ?!もうこんな時間?!やば!」
俺はピアスを外して急いで下に降りて玄関を出た。
「雄斗!おまたせ!」
「大丈夫だよ。ふーくん。」
彼は廣瀬 雄斗
俺の幼馴染で、親友だ。
黒髪マッシュに高身長で白い肌。
それに、めっちゃイケメンすごいイケメン。
「それよりもふーくん、黒染めした?」
「おうっ!今日は大切な日だからな!」
「でも、ピアスも外しちゃったの?あれかっこよくて好きだったのになー」
「好きな人に想いを伝える日なんだ。生ぬるい格好で告白なんて俺のプライドが傷つく。」
「ふふっ、そんなふーくんもかっこいい」
雄斗はニコッと笑った。
まるで雄斗にだけ太陽の日差しが当たってるんじゃないかと思うくらい彼だけとても輝いている。
「でもふーくん。百合先輩の性が何か知ってるの?」
「あー…」
この世界には男女の性と、さらに別の性が存在する。
Sub… Domに支配されたい…!お仕置きされたい…!褒められたい!
Dom大好きでドM気味
Dom… Sub支配したい…!お仕置きしたい…!信頼してほしい!
Sub大好きでドS強めのツンデレ
そして、そのどちらにも属さないNormal
「百合先輩はNormalだよ。Subだったら校内中噂だらけになるし第一、もうDomと付き合ってるだろ。」
「そっか、確かにそうだよね」
「雄斗、お前、もし百合先輩が Subだったら付き合ってた?」
「付き合わないよ」
雄斗が即答した。
俺は少し安心した。
雄斗はDomだ。
ここで百合先輩が Subだったら気まずいことになると思っていたがそれ以前に雄斗は興味なさそうなので一安心。
俺自体もNormalなので雄斗に目をつけられることもないし百合先輩と同じ性なので安心安全!
「でもふーくん、もし告白して振られたらどうするの?」
「はっ?そんな不謹慎なこと聞くなよ」
俺が少しキレると雄斗はごめんごめんと苦笑をした。
絶対成功する。
大丈夫。この好きって想いを伝えて俺は先輩を守るんだ…!
「百合先輩、好きです。付き合ってください!」
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