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第四章 シュナリオ王国
ギルド長 ジャレット
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「そうだ!ルーク、この後なのだけど、冒険ギルドに行きルークに紹介したい人がいるんだ。一緒に来てくれるかい?」
「紹介したい人?」
「少し変わってはいるけど…とても信頼できる人だよ。それに、これから話す話も彼にも聞いてもらわなきゃいけないからね…渡す物もあるし…」
話し合いが終わった後、エルティアが真面目な顔をしながら俺を見つめる。
(紹介したい人…一体誰だ?でも、確か昨日エルティア達は冒険者ギルドに行ってきたんだよな…それじゃあ、ギルドの誰かな?)
「うん。わかった!一緒に行くよ!」
「良かった!じゃあ、早速だけどギルドに向かおうか!」
エルティア達と、共に訪れた冒険者ギルドは、宿から十分程度の所にある植物のツルがオシャレに絡まった木造の二階建ての建物だった。中に入ると、これまで通っていたギルドと造りは、ほぼ同じで違うのは、見渡す限りの冒険者達の殆どが獣人という事だけだろう。
エルティアが、賑わっている受付へ向かい、受付の人に何かを告げると奥の階段から眼鏡をかけた気弱そうな青年が、ばたばたと降り、慌ただしくこちらへ近づいてくるとずり下がった眼鏡をかけ直し告げた。
「うおっ…とっと…、お…お待たせしました~。二階へどうぞ~」
青年に案内され二階へ上がると、一番奥の部屋へと案内される。
「中へお入りお待ちください~。今、すぐギルマスを呼んできますので~」
そう言うと、青年は軽く会釈し踵を返しそそくさと去っていった。
残された俺達は、扉を開けゆっくりと部屋へ入ると俺は、中を見渡して眺めた。
部屋の中は、多くの植物が飾られ、奥の壁際には、本棚が三台並んでいて、みっちりと本が並んでいる。手前に置かれている作業用の机の上にも数冊の本と書類らしきもの大雑把に置かれていた。
そして、部屋の中心には、大きめなテーブルが一つ置かれていて、左右に同じ柄の長椅子が置かれていた。
エルティアに、促されその長椅子に、左からエルティア、俺、リヒトの順で腰掛けると俺の膝の上に、ウォルが欠伸をしながら丸まった。グレン、フィン、ルナは、奥の本棚を見たり飾られた植物を眺めている。そして、アティカスくんとマリーさんが、俺の椅子の後ろに並び立つと同時に、突然バンッという音と共に勢いよく扉が開くとそこに、190cm以上はあるであろうムキムキでスキンヘッドの大男が立っていた。
男は、すがすがと中へ入ってくると、ドカリっと音を立て、椅子に座り目の前に座っていた俺を、真正面から見据え自身の顎を擦りながら口を開いた。
「ふむ…お前さんが、ルークだな…俺は、このギルドのギルマスをしているジャレットだ!因みに、人族だ!」
「えっと、はい。俺がルークです。それで、こっちにいるのがリヒトで、膝の上にいるのが、ウォルです。俺の後ろにいるのが、アティカスくんとマリーさんです」
アティカスくんとマリーさんは、軽くジャレットに会釈するとジャレットは、一見怖そうな顔を歪め人当たりの良さそうな顔で笑う
「おう!よろしくな!まぁ…お前達の事は、ある程度そこにいるエルティアに聞いてる。そうだ!後で紹介するより今、紹介しておいた方が後々楽だから紹介しておこう。俺の後ろに立っているこいつの名は、ライリーだ!」
そう、ジャレットが笑いながらいつの間にか、後ろに立っていた人物に親指で指しながら告げた瞬間…
「その名で呼ぶんじゃないわよ!この脳筋野郎がッ!!」
ドスの効いた声と共に、ゴンッという音が部屋の中に響いた。
「…ッ!この野郎!!!いてーじゃねぇえか!!何すんだてめぇ!」
「うっさいわね!!毎回毎回!その名前で、呼ぶなって言ってんでしょうが!何度言えば、その頭で理解するのかしら?はぁ~、それともあんたの頭は、本当に筋肉で出来てるから理解できないのかしら…」
そう早口で告げるとあぁ~やだやだ…と頬に手を当てライリーは、目を少し伏せため息をついた。
(えっ…と、?まさか…今の音…この人が!?!嘘だろ…)
俺は、驚き目を見開き見つめているとライリーと目があった。目が合ったライリーは、先程の顔から一転しにこやかに微笑み、口を開いた。
「お見苦しい所を見せてしまったわ。ごめんなさいね~、私の事は、レベッカさんかレベッカちゃんと呼んでちょうだい。ここでは、そこのアホのジャレットの補佐兼副ギルドマスターをしているの…よろしくね~」
そう言いながら微笑むライリーさん…いや、レベッカさんは、薄紫色の髪にアメジストの様な目をしたとても綺麗な人で、170cm位のスラッとした体型に、頭には大きな三角形のもふもふな耳があり後ろには長く美しい尻尾が、ゆらゆらと揺れていた。
(うーん?多分、猫の獣人か…?)
「え、あ…はい。…よ…よろしくお願いします」
とても綺麗で一見優しそうなレベッカさんだが…絶対怒らせないようにしようと、俺の中で決意した瞬間だった。気をつけよう…
「…ッたく、いちいちやかましい奴だな。それで、エルティア…話ってのは何だ?話なら昨日でも良かったろうに…」
「ルークにも話さなきゃいけない話だったからね」
ジャレットは、眉を顰め殴られた頭を擦りながらエルティアに視線を向ける。
「最近、どうも…教会の動きがおかしいんだよね…」
「教会だと…」
ピクりっと、ジャレットの片眉が跳ね上がる
「サリゼンティオン王国のシュリーナで起きた話は聞いているだろう」
「あぁ…それならタイラーから連絡はきたが、それと教会になんの関係があるってんだ?」
「まぁ、簡単な話さ…それに、教会がもしかしたら……関わっているかもなんだよね」
「何ぃ!?」
エルティアは、懐から一枚の手紙を取り出すとそれをジャレットへと差し出した。
ジャレットは、無言で手紙を受け取り手紙を裏返し差出人を見て少し目を見開くと、静かに手紙を開けた。
「…………はっ…こりゃあ…大事じゃねぇか…クソがッ…」
ドンッとテーブルを軽く叩いたジャレットは、読み終わった手紙を後ろにいるレベッカさんへと渡す
手紙を受け取り読んだレベッカさんは、目を大きく見開き険しい顔つきで口を開いた。
「は…ち、ちょっと、これ…まさか!」
「だろうな…だとしたら、ここ最近のあれも……」
「そうね…」
あれとは?とエルティアが、ジャレットに尋ねるとジャレットは、眉を顰め苦虫を噛み潰したような顔をしながら口を開いた。
「…ここ最近、行方不明として居なくなった者が多くいるんだ。」
「それは…もしかして、奴隷として攫われたとかかい?」
エルティアの言葉に、後ろに立っていたマリーさんが微かに反応した気配を感じる。
「その可能性もある…だが、この数年で奴隷の扱いはグンッと変わった…それに、制度もできたしな…それに、そういった攫われる場合では、子供や若い女性が多いんだが………」
「……?」
「ここ最近で、行方不明になっているのは子供や女性だけじゃねぇーんだよ。はぁ……冒険者も行方不明になってんだ」
「それは…」
「それも、どいつもこいつもそれなりに、腕がある奴らばかりときたもんだ。それと…これは、今日届いた知らせだが……この件を調べていた《聖華》も行方不明だそうだ…」
その瞬間、部屋全体にピリッとした空気が流れる
俺は、その空気に耐えられず隣のエルティアを見ると、今まで見たことのない顔をしたエルティアがそこにいた。
しばらくすると、ジャレットが大きく息を吐き、よく分かっていなかった俺に分かるように、、奴隷のことについて教えてくれた。
この世界では、奴隷はごく普通らしく、奴隷として生きている者は多くいる。
それは、マリーさんの事で何となく分かっていた。
(マリーさんにも少しだけ教えてもらったからな…)
奴隷になった者は、なんの規制もなく命さえもゴミのように扱われ酷い扱いを受ける。中には、子供や若く美しい女性を攫って【性奴隷】として扱われたり、スキル持ちや獣人だと【戦闘奴隷】として扱われ、多くの者が命を落としたり過酷な環境に追いやられていた。
だが、数年前からその奴隷達の扱いが、あまりにも酷く目に余るとし各国で見直され共通の制度ができた。
それは、奴隷を三つの奴隷に明確に振り分けるというものだった。
《借金奴隷》=借金した金を全て支払い終えれば開放される〖一時的な奴隷〗
《通常奴隷》=身寄りがなく働く事も出来ないものがなる〖子供やお年寄りや訳ありの者が多い〗
《罪人奴隷》=罪を犯した罪人【一生奴隷のまま】
三つの中で一番軽い奴隷は、通常奴隷で身寄りがなく行き場を失った者がなる奴隷で、犯罪も借金もない者がなるその分類になる。扱いは、商人の店番や下働き等として扱われる事が多い…給金は、ないが衣食住と身の保証が主人と国によって保証される。
二番目が借金奴隷で、様々な理由で大なり小なり借金を背負った者がなる奴隷で、普通奴隷と同じで給金はなく、衣食住と身の保証を国によって保証される。どこかの屋敷の下働きや多少のリスクがある仕事や体力のいる仕事することが多いとか…だが、自身の代わりに借金を支払ってくれた主人に借金を支払い終われば解放される。
そして…最も重い振り分けになる罪人奴隷は、全員が何かしら許されない罪を犯した者で、ほぼ全ての者が危険な鉱山や過酷な場所へと送られそこで一生を過ごし終えることが決まっている。
普通奴隷は、数が少なく借金奴隷と罪人奴隷がそれなりの数、存在しているらしい…
そして当然、これまであったような【戦闘奴隷】や【性奴隷】は違法奴隷として各国で禁じられ取り締まられる事になった。
だが、こうして制度ができて尚も裏では、まだ少なからず子供や若い女性を狙いさらったり扱われる事もあるらしい。それでジャレットは、ここ最近で起きている行方不明もそうじゃないかと思い奴隷商人達を問い詰めたが、何も出ず何一つ手掛かりもないまま悩んでいると、今度は次々とそれなりに腕の立つはずの冒険者達が、次々と行方不明になり消えていった。
そして…昨日…その事を調べていたパーティー
《聖華》までもが行方不明になったのだ。
静かになった部屋に、ドンッとテーブルを強く叩く音が響いた。
「紹介したい人?」
「少し変わってはいるけど…とても信頼できる人だよ。それに、これから話す話も彼にも聞いてもらわなきゃいけないからね…渡す物もあるし…」
話し合いが終わった後、エルティアが真面目な顔をしながら俺を見つめる。
(紹介したい人…一体誰だ?でも、確か昨日エルティア達は冒険者ギルドに行ってきたんだよな…それじゃあ、ギルドの誰かな?)
「うん。わかった!一緒に行くよ!」
「良かった!じゃあ、早速だけどギルドに向かおうか!」
エルティア達と、共に訪れた冒険者ギルドは、宿から十分程度の所にある植物のツルがオシャレに絡まった木造の二階建ての建物だった。中に入ると、これまで通っていたギルドと造りは、ほぼ同じで違うのは、見渡す限りの冒険者達の殆どが獣人という事だけだろう。
エルティアが、賑わっている受付へ向かい、受付の人に何かを告げると奥の階段から眼鏡をかけた気弱そうな青年が、ばたばたと降り、慌ただしくこちらへ近づいてくるとずり下がった眼鏡をかけ直し告げた。
「うおっ…とっと…、お…お待たせしました~。二階へどうぞ~」
青年に案内され二階へ上がると、一番奥の部屋へと案内される。
「中へお入りお待ちください~。今、すぐギルマスを呼んできますので~」
そう言うと、青年は軽く会釈し踵を返しそそくさと去っていった。
残された俺達は、扉を開けゆっくりと部屋へ入ると俺は、中を見渡して眺めた。
部屋の中は、多くの植物が飾られ、奥の壁際には、本棚が三台並んでいて、みっちりと本が並んでいる。手前に置かれている作業用の机の上にも数冊の本と書類らしきもの大雑把に置かれていた。
そして、部屋の中心には、大きめなテーブルが一つ置かれていて、左右に同じ柄の長椅子が置かれていた。
エルティアに、促されその長椅子に、左からエルティア、俺、リヒトの順で腰掛けると俺の膝の上に、ウォルが欠伸をしながら丸まった。グレン、フィン、ルナは、奥の本棚を見たり飾られた植物を眺めている。そして、アティカスくんとマリーさんが、俺の椅子の後ろに並び立つと同時に、突然バンッという音と共に勢いよく扉が開くとそこに、190cm以上はあるであろうムキムキでスキンヘッドの大男が立っていた。
男は、すがすがと中へ入ってくると、ドカリっと音を立て、椅子に座り目の前に座っていた俺を、真正面から見据え自身の顎を擦りながら口を開いた。
「ふむ…お前さんが、ルークだな…俺は、このギルドのギルマスをしているジャレットだ!因みに、人族だ!」
「えっと、はい。俺がルークです。それで、こっちにいるのがリヒトで、膝の上にいるのが、ウォルです。俺の後ろにいるのが、アティカスくんとマリーさんです」
アティカスくんとマリーさんは、軽くジャレットに会釈するとジャレットは、一見怖そうな顔を歪め人当たりの良さそうな顔で笑う
「おう!よろしくな!まぁ…お前達の事は、ある程度そこにいるエルティアに聞いてる。そうだ!後で紹介するより今、紹介しておいた方が後々楽だから紹介しておこう。俺の後ろに立っているこいつの名は、ライリーだ!」
そう、ジャレットが笑いながらいつの間にか、後ろに立っていた人物に親指で指しながら告げた瞬間…
「その名で呼ぶんじゃないわよ!この脳筋野郎がッ!!」
ドスの効いた声と共に、ゴンッという音が部屋の中に響いた。
「…ッ!この野郎!!!いてーじゃねぇえか!!何すんだてめぇ!」
「うっさいわね!!毎回毎回!その名前で、呼ぶなって言ってんでしょうが!何度言えば、その頭で理解するのかしら?はぁ~、それともあんたの頭は、本当に筋肉で出来てるから理解できないのかしら…」
そう早口で告げるとあぁ~やだやだ…と頬に手を当てライリーは、目を少し伏せため息をついた。
(えっ…と、?まさか…今の音…この人が!?!嘘だろ…)
俺は、驚き目を見開き見つめているとライリーと目があった。目が合ったライリーは、先程の顔から一転しにこやかに微笑み、口を開いた。
「お見苦しい所を見せてしまったわ。ごめんなさいね~、私の事は、レベッカさんかレベッカちゃんと呼んでちょうだい。ここでは、そこのアホのジャレットの補佐兼副ギルドマスターをしているの…よろしくね~」
そう言いながら微笑むライリーさん…いや、レベッカさんは、薄紫色の髪にアメジストの様な目をしたとても綺麗な人で、170cm位のスラッとした体型に、頭には大きな三角形のもふもふな耳があり後ろには長く美しい尻尾が、ゆらゆらと揺れていた。
(うーん?多分、猫の獣人か…?)
「え、あ…はい。…よ…よろしくお願いします」
とても綺麗で一見優しそうなレベッカさんだが…絶対怒らせないようにしようと、俺の中で決意した瞬間だった。気をつけよう…
「…ッたく、いちいちやかましい奴だな。それで、エルティア…話ってのは何だ?話なら昨日でも良かったろうに…」
「ルークにも話さなきゃいけない話だったからね」
ジャレットは、眉を顰め殴られた頭を擦りながらエルティアに視線を向ける。
「最近、どうも…教会の動きがおかしいんだよね…」
「教会だと…」
ピクりっと、ジャレットの片眉が跳ね上がる
「サリゼンティオン王国のシュリーナで起きた話は聞いているだろう」
「あぁ…それならタイラーから連絡はきたが、それと教会になんの関係があるってんだ?」
「まぁ、簡単な話さ…それに、教会がもしかしたら……関わっているかもなんだよね」
「何ぃ!?」
エルティアは、懐から一枚の手紙を取り出すとそれをジャレットへと差し出した。
ジャレットは、無言で手紙を受け取り手紙を裏返し差出人を見て少し目を見開くと、静かに手紙を開けた。
「…………はっ…こりゃあ…大事じゃねぇか…クソがッ…」
ドンッとテーブルを軽く叩いたジャレットは、読み終わった手紙を後ろにいるレベッカさんへと渡す
手紙を受け取り読んだレベッカさんは、目を大きく見開き険しい顔つきで口を開いた。
「は…ち、ちょっと、これ…まさか!」
「だろうな…だとしたら、ここ最近のあれも……」
「そうね…」
あれとは?とエルティアが、ジャレットに尋ねるとジャレットは、眉を顰め苦虫を噛み潰したような顔をしながら口を開いた。
「…ここ最近、行方不明として居なくなった者が多くいるんだ。」
「それは…もしかして、奴隷として攫われたとかかい?」
エルティアの言葉に、後ろに立っていたマリーさんが微かに反応した気配を感じる。
「その可能性もある…だが、この数年で奴隷の扱いはグンッと変わった…それに、制度もできたしな…それに、そういった攫われる場合では、子供や若い女性が多いんだが………」
「……?」
「ここ最近で、行方不明になっているのは子供や女性だけじゃねぇーんだよ。はぁ……冒険者も行方不明になってんだ」
「それは…」
「それも、どいつもこいつもそれなりに、腕がある奴らばかりときたもんだ。それと…これは、今日届いた知らせだが……この件を調べていた《聖華》も行方不明だそうだ…」
その瞬間、部屋全体にピリッとした空気が流れる
俺は、その空気に耐えられず隣のエルティアを見ると、今まで見たことのない顔をしたエルティアがそこにいた。
しばらくすると、ジャレットが大きく息を吐き、よく分かっていなかった俺に分かるように、、奴隷のことについて教えてくれた。
この世界では、奴隷はごく普通らしく、奴隷として生きている者は多くいる。
それは、マリーさんの事で何となく分かっていた。
(マリーさんにも少しだけ教えてもらったからな…)
奴隷になった者は、なんの規制もなく命さえもゴミのように扱われ酷い扱いを受ける。中には、子供や若く美しい女性を攫って【性奴隷】として扱われたり、スキル持ちや獣人だと【戦闘奴隷】として扱われ、多くの者が命を落としたり過酷な環境に追いやられていた。
だが、数年前からその奴隷達の扱いが、あまりにも酷く目に余るとし各国で見直され共通の制度ができた。
それは、奴隷を三つの奴隷に明確に振り分けるというものだった。
《借金奴隷》=借金した金を全て支払い終えれば開放される〖一時的な奴隷〗
《通常奴隷》=身寄りがなく働く事も出来ないものがなる〖子供やお年寄りや訳ありの者が多い〗
《罪人奴隷》=罪を犯した罪人【一生奴隷のまま】
三つの中で一番軽い奴隷は、通常奴隷で身寄りがなく行き場を失った者がなる奴隷で、犯罪も借金もない者がなるその分類になる。扱いは、商人の店番や下働き等として扱われる事が多い…給金は、ないが衣食住と身の保証が主人と国によって保証される。
二番目が借金奴隷で、様々な理由で大なり小なり借金を背負った者がなる奴隷で、普通奴隷と同じで給金はなく、衣食住と身の保証を国によって保証される。どこかの屋敷の下働きや多少のリスクがある仕事や体力のいる仕事することが多いとか…だが、自身の代わりに借金を支払ってくれた主人に借金を支払い終われば解放される。
そして…最も重い振り分けになる罪人奴隷は、全員が何かしら許されない罪を犯した者で、ほぼ全ての者が危険な鉱山や過酷な場所へと送られそこで一生を過ごし終えることが決まっている。
普通奴隷は、数が少なく借金奴隷と罪人奴隷がそれなりの数、存在しているらしい…
そして当然、これまであったような【戦闘奴隷】や【性奴隷】は違法奴隷として各国で禁じられ取り締まられる事になった。
だが、こうして制度ができて尚も裏では、まだ少なからず子供や若い女性を狙いさらったり扱われる事もあるらしい。それでジャレットは、ここ最近で起きている行方不明もそうじゃないかと思い奴隷商人達を問い詰めたが、何も出ず何一つ手掛かりもないまま悩んでいると、今度は次々とそれなりに腕の立つはずの冒険者達が、次々と行方不明になり消えていった。
そして…昨日…その事を調べていたパーティー
《聖華》までもが行方不明になったのだ。
静かになった部屋に、ドンッとテーブルを強く叩く音が響いた。
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