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173 ろうそくを吹き消した記念日
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「いらっしゃーい!」
「お邪魔しまーす」
誕生日翌日の朝。来客に、ついつい一太の声が弾んでしまうのは、ここが自分の家だとはっきり言えるからだろうか。以前の、ロフトのある部屋は、いっちゃんもお金を払っているんだから二人の部屋だよ、と何度言われても、晃に間借りしているという意識が抜けなかった。ただいま、と帰っていても、心の中で、お邪魔しますと言っている感覚。どこにも自分の家がないような、そんな気がしていた。
けれど、今は違う。二人で、いや、誠と陽子と四人で、しっかりと見て考え、選んだ部屋だ。晃と一太が二人で住むために選んだ部屋。それは払ってあげる、と誠と陽子に言われたが、そんな訳にはいかない、と敷金と礼金を半分出した。二人はかなり渋っていたが、そうした方がいっちゃんが遠慮なく住めるのなら、と最後には受け取ってくれたのでほっとした。またしばらくは貯金があまりなく、自転車操業になりそうだけれど構わない。自分の家を手に入れることができて、一太はかなり浮かれていた。お金が足りないならご飯を抜けばいい、と言えないのが辛いところだが、晃に迷惑をかけないように頑張ろうと思う。
大きなソファは、晃がバイト代で買った。そのうちお金に余裕ができたら半分払う、と一太は言ったのだが、僕が欲しくて買うのだから、いっちゃんに半分もらうのはおかしい、と言われた。一応、納得したので甘えることにした。
「改めて、誕生日おめでとう!」
「おめでとう」
「ありがとう」
玄関で、岸田から四角い箱を渡された。これは知っている。弟の誕生日に、必ず冷蔵庫に入っていた四角い箱だ。小さな透明フィルムの窓から、いつも白いクリームに赤い苺の乗ったケーキが見えていた。あれと同じ箱を、自分の誕生日に受け取ったのだ。こんな日が来るとは……。
「わ、広い」
「なあ、色々見て回っていい?」
「いいけど、別に何もないよ?」
三人が話しているのを聞き流し、一太は白い箱の上の小さな透明フィルムから中をのぞき込む。予想通りの、白いクリーム。そして赤い苺。真ん中にはプレートが乗っている。
なんだろう。
「いっちゃん、開けさせてもらったら?」
「わ」
真剣にのぞいていたら、晃の声が間近に聞こえて驚いた。
「もうケーキ食べよっか。十時のおやつ」
「え? あの、開けていいのかな」
「いっちゃんへのプレゼントだもん。いいに決まってるでしょ」
「開けよう、開けよう。誕生日パーティ始めちゃおう」
部屋の中を、ぐるりと見終わった岸田がキッチンに来て笑う。
「こっちの、いつもの机に持ってこいよ。ろうそく立てようぜ」
前の家でも、四人でぎゅうぎゅう詰めで色んなものを食べた座卓の前で安倍が言う。何かごそごそと、持ってきた袋から出している。
一太は、四角い箱を座卓に運んでから、慎重に中からケーキを取り出した。四人で食べるには少し大きい丸いケーキの上のプレートには、『Happybirthday! 一太』と書かていた。
「わあ」
と、言った瞬間に、ぱぁん! と大きなクラッカーの音が響く。
「うわ」
「きゃあ」
「わはは。ハッピーバースデー!」
安倍の手にクラッカーがあって、部屋に色とりどりの紙テープが散らばった。
一太は、驚きすぎて固まっている。
「あれ? おーい、村瀬?」
「び、びっくりした……」
「ええ。喜ぶかと思ったのに」
「いきなり過ぎでしょ」
「いや、フライングだろ」
「よ、喜んだ……」
「お、まじ? ほら! ほら、喜んだじゃん」
「タイミングが悪かったんだよ。タイミングが」
「ろうそく消してからでしょ、普通」
ああ。楽しい。
なんだこれ。楽し過ぎる。
一太の顔に、笑顔が浮かぶ。
「俺も、鳴らしたい。鳴らしてみたい」
クラッカー。音が出て、紙テープが散らかるだけのもの。ただそれだけなのに、なんでこんなに楽しいのか。
「おう。いいぞ。やろうやろう。百円で五つ入りだったから、一人一個ずつ鳴らそうぜ」
「あれ? 一人だけ二回鳴らしてない?」
「気のせいだ。ほら、いくぞ」
一人一つずつ手に持って。
「村瀬、誕生日おめでとう!」
「おめでとう!」
「おめでとう!」
「ありがとう!」
ぱぁん!
四つのクラッカーが、派手に誕生日パーティの始まりを告げた。
「ろうそく、どうする? 二十一本立てるよな」
クラッカーが出てきた安倍の手提げ袋から、今度はろうそくがごそりと出てくる。ケーキを取り出した箱からもろうそくが五本ほど入った袋が出てきたのだが、足りない分を買い足してきてくれたらしい。
「あはは。二十一本って多いって。十の位が二本と一の位一本の三本でいいんじゃない?」
「そうか? 俺、二十一本立てるつもりで買ってきたぞ。立てようぜ。な、村瀬」
ろうそく、ろうそく……。誕生日おめでとうって言って、ふう、と消す一連の流れ。一歳は一本、二歳は二本、一つずつ増えるろうそくを消して……。
「あ、え、俺、えーと」
どっちが正解? どうするのが普通? どうしたらいい?
「いっちゃん。ろうそく、吹き消したい?」
晃が、後ろからぎゅっと抱きついてきた。普通を探してさ迷っていた思考が、落ち着いてくる。
ろうそくを吹き消したいかって? そんなの決まってる。
「吹き消したい。してみたい」
「よし。二十一本だ」
「よっしゃ、任せろ」
「もー。大変なのに」
岸田は二十一本のろうそくを立てることを渋っているが、晃と安倍はノリノリである。つまり、どちらを選んでもおかしくはないらしい。うん。やりたい方を選んだらいいんだ。
一太が、わくわくと見ているうちに、ケーキの上はろうそくだらけになった。見栄えは、非常によろしくない。
「よし。カーテン引いて部屋を暗くしよう。僕、ピアノ弾くね」
「おう、頼む。火点けるぞー」
「手早くだよ。急がないと、ろうが溶けて大変なんだからね」
「大丈夫、大丈夫。任せろ」
「もう、剛くんは。いい加減なことばっかり言って」
「村瀬、ケーキの前に座れー」
カーテンを引いて暗くなった部屋に、ろうそくの明かりがぽつぽつと灯っていく。晃が、電子ピアノの前に座った。近所迷惑にならないように、窓は全部閉めてある。エアコンが静かな音を立てていた。
「早織、カメラ頼むぞ」
「はーい」
岸田が、ろうそくの明かりが揺れるケーキとケーキの近くに座った一太にスマホを向ける。晃のピアノ演奏が始まった。また、一太が知っているのとは違う、けれど誕生日の曲と分かる伴奏だ。
「さんはい、ハッピーバースデートゥユー、ハッピーバースデートゥユー♪」
三人の歌声が綺麗に重なった。安倍は、楽しそうに手拍子を打っていて、岸田もスマホを構えてにこにこと歌っている。晃も、思う存分鍵盤を鳴らしていた。時々、一太の方を向いて嬉しそうに笑っているのが、薄闇に慣れた一太の目に映る。
「ハッピーバースデートゥユー。村瀬くん、誕生日おめでとう!」
「村瀬、誕生日おめでとう!」
「いっちゃん、誕生日おめでとう!」
最後にばらばらと響いた三人の声に促されて、一太は思いっ切りろうそくを吹いた。本数が多くて一度では消えなくて、二度三度と、消えていないろうそくを狙って息を吹きかける。
「おめでとう」
と、もう一度言われて、拍手が響いた。
「ありがとう」
一太は、なんだか感動してぼんやりとケーキを見ていた。動画と写真を撮り終えたらしい岸田がスマホを置いて、カーテンを開けて回る。眩しさに目を瞬かせる一太に向かって、安倍が大笑いしていた。
「ははは。村瀬、お前肺活量少なすぎ」
「剛くん、ろうそく立てすぎなんだって」
「たくさんのろうそくも綺麗だったよー。いっちゃん、おめでとうね」
晃が、一太を抱き込むように後ろに座った。
「松島くんのピアノも流石。素敵だったー」
「ありがとう」
「俺もあんくらい弾けるって。弾いてやろうか? あ、その前に、ろうそく二十一本、一気に消してみたい。なあ、もう一回火点けていい?」
「なんで?」
「なんでだよ」
岸田と晃が、即座に突っ込んでいる。
「え? いや、二十一本一気に消せるってことを村瀬に見せてやろうかと」
「いいって」
「いいって」
「ええー。やりたい」
「ぷ。あは。あはははは」
晃に包まれて座りながら、一太は面白くて堪らなくなってきた。
安倍の自由さが楽しい。
やりたいこと、言っていいのか。こんな思い付きでぽんぽん喋っても、誰もおかしいって言わないのか。なんで? って言われても、やりたいって言っちゃうのか。
「いっちゃん?」
「あは。あはは。うん、見せて。安倍くんのろうそくの一気消し。見たいな」
「よし、任せろ」
安倍が勢いよく吹いたろうそくは二本消えずに残った。もう一度やる、と言った安倍の台詞はもちろん却下された。
「お邪魔しまーす」
誕生日翌日の朝。来客に、ついつい一太の声が弾んでしまうのは、ここが自分の家だとはっきり言えるからだろうか。以前の、ロフトのある部屋は、いっちゃんもお金を払っているんだから二人の部屋だよ、と何度言われても、晃に間借りしているという意識が抜けなかった。ただいま、と帰っていても、心の中で、お邪魔しますと言っている感覚。どこにも自分の家がないような、そんな気がしていた。
けれど、今は違う。二人で、いや、誠と陽子と四人で、しっかりと見て考え、選んだ部屋だ。晃と一太が二人で住むために選んだ部屋。それは払ってあげる、と誠と陽子に言われたが、そんな訳にはいかない、と敷金と礼金を半分出した。二人はかなり渋っていたが、そうした方がいっちゃんが遠慮なく住めるのなら、と最後には受け取ってくれたのでほっとした。またしばらくは貯金があまりなく、自転車操業になりそうだけれど構わない。自分の家を手に入れることができて、一太はかなり浮かれていた。お金が足りないならご飯を抜けばいい、と言えないのが辛いところだが、晃に迷惑をかけないように頑張ろうと思う。
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「改めて、誕生日おめでとう!」
「おめでとう」
「ありがとう」
玄関で、岸田から四角い箱を渡された。これは知っている。弟の誕生日に、必ず冷蔵庫に入っていた四角い箱だ。小さな透明フィルムの窓から、いつも白いクリームに赤い苺の乗ったケーキが見えていた。あれと同じ箱を、自分の誕生日に受け取ったのだ。こんな日が来るとは……。
「わ、広い」
「なあ、色々見て回っていい?」
「いいけど、別に何もないよ?」
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なんだろう。
「いっちゃん、開けさせてもらったら?」
「わ」
真剣にのぞいていたら、晃の声が間近に聞こえて驚いた。
「もうケーキ食べよっか。十時のおやつ」
「え? あの、開けていいのかな」
「いっちゃんへのプレゼントだもん。いいに決まってるでしょ」
「開けよう、開けよう。誕生日パーティ始めちゃおう」
部屋の中を、ぐるりと見終わった岸田がキッチンに来て笑う。
「こっちの、いつもの机に持ってこいよ。ろうそく立てようぜ」
前の家でも、四人でぎゅうぎゅう詰めで色んなものを食べた座卓の前で安倍が言う。何かごそごそと、持ってきた袋から出している。
一太は、四角い箱を座卓に運んでから、慎重に中からケーキを取り出した。四人で食べるには少し大きい丸いケーキの上のプレートには、『Happybirthday! 一太』と書かていた。
「わあ」
と、言った瞬間に、ぱぁん! と大きなクラッカーの音が響く。
「うわ」
「きゃあ」
「わはは。ハッピーバースデー!」
安倍の手にクラッカーがあって、部屋に色とりどりの紙テープが散らばった。
一太は、驚きすぎて固まっている。
「あれ? おーい、村瀬?」
「び、びっくりした……」
「ええ。喜ぶかと思ったのに」
「いきなり過ぎでしょ」
「いや、フライングだろ」
「よ、喜んだ……」
「お、まじ? ほら! ほら、喜んだじゃん」
「タイミングが悪かったんだよ。タイミングが」
「ろうそく消してからでしょ、普通」
ああ。楽しい。
なんだこれ。楽し過ぎる。
一太の顔に、笑顔が浮かぶ。
「俺も、鳴らしたい。鳴らしてみたい」
クラッカー。音が出て、紙テープが散らかるだけのもの。ただそれだけなのに、なんでこんなに楽しいのか。
「おう。いいぞ。やろうやろう。百円で五つ入りだったから、一人一個ずつ鳴らそうぜ」
「あれ? 一人だけ二回鳴らしてない?」
「気のせいだ。ほら、いくぞ」
一人一つずつ手に持って。
「村瀬、誕生日おめでとう!」
「おめでとう!」
「おめでとう!」
「ありがとう!」
ぱぁん!
四つのクラッカーが、派手に誕生日パーティの始まりを告げた。
「ろうそく、どうする? 二十一本立てるよな」
クラッカーが出てきた安倍の手提げ袋から、今度はろうそくがごそりと出てくる。ケーキを取り出した箱からもろうそくが五本ほど入った袋が出てきたのだが、足りない分を買い足してきてくれたらしい。
「あはは。二十一本って多いって。十の位が二本と一の位一本の三本でいいんじゃない?」
「そうか? 俺、二十一本立てるつもりで買ってきたぞ。立てようぜ。な、村瀬」
ろうそく、ろうそく……。誕生日おめでとうって言って、ふう、と消す一連の流れ。一歳は一本、二歳は二本、一つずつ増えるろうそくを消して……。
「あ、え、俺、えーと」
どっちが正解? どうするのが普通? どうしたらいい?
「いっちゃん。ろうそく、吹き消したい?」
晃が、後ろからぎゅっと抱きついてきた。普通を探してさ迷っていた思考が、落ち着いてくる。
ろうそくを吹き消したいかって? そんなの決まってる。
「吹き消したい。してみたい」
「よし。二十一本だ」
「よっしゃ、任せろ」
「もー。大変なのに」
岸田は二十一本のろうそくを立てることを渋っているが、晃と安倍はノリノリである。つまり、どちらを選んでもおかしくはないらしい。うん。やりたい方を選んだらいいんだ。
一太が、わくわくと見ているうちに、ケーキの上はろうそくだらけになった。見栄えは、非常によろしくない。
「よし。カーテン引いて部屋を暗くしよう。僕、ピアノ弾くね」
「おう、頼む。火点けるぞー」
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「はーい」
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「さんはい、ハッピーバースデートゥユー、ハッピーバースデートゥユー♪」
三人の歌声が綺麗に重なった。安倍は、楽しそうに手拍子を打っていて、岸田もスマホを構えてにこにこと歌っている。晃も、思う存分鍵盤を鳴らしていた。時々、一太の方を向いて嬉しそうに笑っているのが、薄闇に慣れた一太の目に映る。
「ハッピーバースデートゥユー。村瀬くん、誕生日おめでとう!」
「村瀬、誕生日おめでとう!」
「いっちゃん、誕生日おめでとう!」
最後にばらばらと響いた三人の声に促されて、一太は思いっ切りろうそくを吹いた。本数が多くて一度では消えなくて、二度三度と、消えていないろうそくを狙って息を吹きかける。
「おめでとう」
と、もう一度言われて、拍手が響いた。
「ありがとう」
一太は、なんだか感動してぼんやりとケーキを見ていた。動画と写真を撮り終えたらしい岸田がスマホを置いて、カーテンを開けて回る。眩しさに目を瞬かせる一太に向かって、安倍が大笑いしていた。
「ははは。村瀬、お前肺活量少なすぎ」
「剛くん、ろうそく立てすぎなんだって」
「たくさんのろうそくも綺麗だったよー。いっちゃん、おめでとうね」
晃が、一太を抱き込むように後ろに座った。
「松島くんのピアノも流石。素敵だったー」
「ありがとう」
「俺もあんくらい弾けるって。弾いてやろうか? あ、その前に、ろうそく二十一本、一気に消してみたい。なあ、もう一回火点けていい?」
「なんで?」
「なんでだよ」
岸田と晃が、即座に突っ込んでいる。
「え? いや、二十一本一気に消せるってことを村瀬に見せてやろうかと」
「いいって」
「いいって」
「ええー。やりたい」
「ぷ。あは。あはははは」
晃に包まれて座りながら、一太は面白くて堪らなくなってきた。
安倍の自由さが楽しい。
やりたいこと、言っていいのか。こんな思い付きでぽんぽん喋っても、誰もおかしいって言わないのか。なんで? って言われても、やりたいって言っちゃうのか。
「いっちゃん?」
「あは。あはは。うん、見せて。安倍くんのろうそくの一気消し。見たいな」
「よし、任せろ」
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