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そして全能神は愉快犯となった
【161話】
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「はわわわわわわ………」
「どうしたルーク顔が赤いぞ?」
サイヒはルークの瞳を覗き込んだ。
エメラルドの瞳が驚愕に見開かれている。
頬は真っ赤だ。
「サイヒが可愛いことを…初めて知った………」
若干失礼な言い草であるがソレも仕方ない。
サイヒと言えば色気の塊。
老若男女問わずの誑し。
少女の初恋泥棒。
歩く猥褻物。
美貌の無自覚愉快犯。
皆そんな認識である。
だが今日のサイヒは違った。
まず髪の色が違う。
長い髪は桃色に染められている。
毛先の方は淡い緑だ。
瞳の色も淡い緑に変えている。
両の目の下にある黒子がチャームポイントだ。
髪型は三つ編み3本。
前に2つを垂らし、後ろにも1本長い三つ編みを垂らしている。
そして着ているのは着物。
何時ものサイヒなら凛とした姿になるだろう。
黒髪だし切れ長の目だし、着物にしたなら鬼〇なら煉〇さんのお母さん辺りが似合いそうである。
だが今日は違った。
切れ長の目がメイクにより大きな丸い目になっている。
眉も手を加えているのか、いつものキリッ、とした眉ではなく下がり気味。
柔らかな微笑を浮かべるその姿は誰が見ても可愛い年若い少女だ。
そうサイヒは甘露〇、つまりは恋柱のコスプレをしていた。
「何時もと全然違うのにちゃんとサイヒだ…でも女の子らしくて可愛い………」
「惚れなおしたか?」
ブンブンと首が千切れるんじゃないかと言う勢いで、ルークが首を縦に振る。
「サイヒが、サイヒが可愛い…どうしよう、閉じ込めておきたい…ずっとそばに置いておきたい…人の目に晒したくない……」
「ルーク、若干発言が不穏だぞ…それにすでにマロンには見られてる」
「私が初めて見たのではないのか!?」
ガーンとルークがショックに沈んだ。
「メイクしたのがマロンなのだから仕方ないだろう?」
「マロンがメイクしたのか?」
「いや、女の化粧と言うのは凄いものだな…私も己の仕上がりに吃驚しているところだ………」
「なら仕方ない、か」
仕方ないどころか寧ろお礼をしないといけない領域である。
今度クオンと休みを合わせて取らせてやろう。
そうルークはプレゼントの届主に感謝の念を送った。
「因みにルークが風柱をする時はコスプレを変えるぞ」
「〇勇さんか?」
「それは付いてからのお楽しみだ。メイクもマロンに習ってきたので問題ない」
問題ないどころかサイヒは全能神で全知全能の能力を持っているので不可能なことがまず無い。
その気になれば肉体そのものを作り替える事も出来る。
だがルークがサイヒがサイヒのままなのを望むので、メイクで出来る範囲でしか化けはしない。
まぁメイク技術も神がかっているので変身の領域に近いが。
それでもルークが喜んでくれるならサイヒは何でもしてやりたいのだ。
何だかんだとサイヒはルークに甘い。
好きになった者の負け、と言うのはその通りである。
一見ルークのべた惚れに見えるが、サイヒだってルークが可愛くて仕方ないのだ。
コスプレ1つで喜んでくれる伴侶を見て、魔王であっても人間の時と変わらずはしゃぐ可愛いルークをサイヒは満足げに見るのであった。
「どうしたルーク顔が赤いぞ?」
サイヒはルークの瞳を覗き込んだ。
エメラルドの瞳が驚愕に見開かれている。
頬は真っ赤だ。
「サイヒが可愛いことを…初めて知った………」
若干失礼な言い草であるがソレも仕方ない。
サイヒと言えば色気の塊。
老若男女問わずの誑し。
少女の初恋泥棒。
歩く猥褻物。
美貌の無自覚愉快犯。
皆そんな認識である。
だが今日のサイヒは違った。
まず髪の色が違う。
長い髪は桃色に染められている。
毛先の方は淡い緑だ。
瞳の色も淡い緑に変えている。
両の目の下にある黒子がチャームポイントだ。
髪型は三つ編み3本。
前に2つを垂らし、後ろにも1本長い三つ編みを垂らしている。
そして着ているのは着物。
何時ものサイヒなら凛とした姿になるだろう。
黒髪だし切れ長の目だし、着物にしたなら鬼〇なら煉〇さんのお母さん辺りが似合いそうである。
だが今日は違った。
切れ長の目がメイクにより大きな丸い目になっている。
眉も手を加えているのか、いつものキリッ、とした眉ではなく下がり気味。
柔らかな微笑を浮かべるその姿は誰が見ても可愛い年若い少女だ。
そうサイヒは甘露〇、つまりは恋柱のコスプレをしていた。
「何時もと全然違うのにちゃんとサイヒだ…でも女の子らしくて可愛い………」
「惚れなおしたか?」
ブンブンと首が千切れるんじゃないかと言う勢いで、ルークが首を縦に振る。
「サイヒが、サイヒが可愛い…どうしよう、閉じ込めておきたい…ずっとそばに置いておきたい…人の目に晒したくない……」
「ルーク、若干発言が不穏だぞ…それにすでにマロンには見られてる」
「私が初めて見たのではないのか!?」
ガーンとルークがショックに沈んだ。
「メイクしたのがマロンなのだから仕方ないだろう?」
「マロンがメイクしたのか?」
「いや、女の化粧と言うのは凄いものだな…私も己の仕上がりに吃驚しているところだ………」
「なら仕方ない、か」
仕方ないどころか寧ろお礼をしないといけない領域である。
今度クオンと休みを合わせて取らせてやろう。
そうルークはプレゼントの届主に感謝の念を送った。
「因みにルークが風柱をする時はコスプレを変えるぞ」
「〇勇さんか?」
「それは付いてからのお楽しみだ。メイクもマロンに習ってきたので問題ない」
問題ないどころかサイヒは全能神で全知全能の能力を持っているので不可能なことがまず無い。
その気になれば肉体そのものを作り替える事も出来る。
だがルークがサイヒがサイヒのままなのを望むので、メイクで出来る範囲でしか化けはしない。
まぁメイク技術も神がかっているので変身の領域に近いが。
それでもルークが喜んでくれるならサイヒは何でもしてやりたいのだ。
何だかんだとサイヒはルークに甘い。
好きになった者の負け、と言うのはその通りである。
一見ルークのべた惚れに見えるが、サイヒだってルークが可愛くて仕方ないのだ。
コスプレ1つで喜んでくれる伴侶を見て、魔王であっても人間の時と変わらずはしゃぐ可愛いルークをサイヒは満足げに見るのであった。
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