聖女の力を姉に譲渡し国を出て行った元聖女は実は賢者でした~隣国の後宮で自重せずに生きていこうと思います~

高井繭来

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2章

【240話】???Side2

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 アルビノの少年は自分が寝所にしている倉庫に入った。
 ココには自分の身を護る武器と防具が置かれている。
 小魔獣を駆逐するだけの予定だったので武器を1つしか持っていない。
 1つだけ持っていた催涙弾は使ってしまった。
 補充をしなければならない。

 防具を身に付ける。
 
 明細ではないネイビーの軍服。
 自衛隊と言うよりSATの物に近い。
 自然の中ならともかく都会で迷彩服は逆に目立つ。
 そのため地味な色の物を選んだ。
 これなら暗闇にでも紛れ込める。

 上にはアーマー。
 至近距離で魔獣と対峙することもあるので、防弾チョッキが欠かせない。
 その上から5.11 タクティカルベストを着こむ。
 ポーチ類を自由に配置できるmolleシステムは、今や警察・軍隊装備の定番。
 ベスト全体、お腹側から背中側までmolleが付いており拡張性は抜群、molleの一部はベルクロ仕様になっている。
 下半身にはニーパッド。
 ニーパッドはその名の通り膝を怪我から守るための装であり、市街地で活動する隊員もニーパッドを標準装備している。
 膝は傷がつくと全体の動きに係る。
 しっかり守りを固めなくてはいけない。

 そしてSafariland ホルスター。
 一分一秒を争う戦闘では、素早くハンドガンを抜けるCQCホルスターと呼ばれるホルスターが使われる。
 銃を入れるだけで自動ロック、逆さにして振ってもガタつきなし、一瞬で銃を抜ける。
 愛銃のベレッタPX4 ストームサブコンパクトを装備する。
 ホルスターの位置は腿に固定。
 1番邪魔になりにくく無くしにくい。

 ベレッタPX4 ストームサブコンパクトはアルビノの少年が1番信頼している武器だ。
 ベレッタPX4ストーム サブコンパクトは軽量コンパクトでありながら13発の装弾数を持つ。
 グリップのバックストラップは交換可能なので、手の大きさに合わて交換できる。
 フルサイズのPX4はローテイテッドバレルロッキングを採用しているが、サブコンパクトは一般的なブローニング方式を採用し、メンテナンス性と信頼性は証明済みだ。
 また、ステンレスバレルを装備しているため、メンテナンス性が向上している。
 ライフリングの溝の角などは錆が出やすい箇所なので、ありがたい仕様と言える。
 セイフティはアンビなので、利き手を選ばないデザインだ。
 左利きの少年にはそれが1番勝手が良い。

 そしてベストのポーチにそのほかの装備を仕込んでいく。

 催涙弾。
 閃光弾。
 非常食。
 水。
 簡易医療キット。

 慣れた手つきでソレを体の至る所に装備する。
 そして1人の兵士が完成した。

「ここは僕の城だ…邪魔者は消す………」

 少年の赤い目がギラギラと肉食動物の様な狂暴な光を孕んでいた。
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