にゃこがやってきた

冴條玲

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少年と舞い降りた奇妙な天使

月ちゃんが退院してきた日

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月ちゃんが退院してきた日。

『夜明け前』よろしく、一目で恋に落ちるエトランジュとガゼルを期待する飼い主。

ワクワク。
ドキドキ。

ぼーいみーつがーる。

↓ 現実



( ゚Д゚)

すごいな、月ちゃんまだまだ検査結果はすごく悪くて瀕死なのに。

しっぽがぶわっ!

ガゼルを追って走り回る! 転げ回る! 遊び回る! 猫パンチ! 猫パンチ!

やっぱり、ペットショップからお迎えした最初の日から、既にFIPだったんだろうな…
ひとりぼっちのケージから解放されて大興奮。
嬉しくて、大はしゃぎの月ちゃん。
初日に負けないくらい超元気。

重度の貧血なのに、そんなに運動してだいじょうぶー?

月ちゃんはガゼルがとっても気に入ったみたい。
ガゼルと隔離すると「月ちゃんも、そっちのお部屋に行くー!」って、じたばたじたばた。

マジか月ちゃん。
どうして隔離したかって。

つ【ガゼルがぐずった】

猫の恋愛、選ぶ権利はメスにあるそうですが…。

エトランジュ「わぁい、月ちゃんガゼルと遊ぶー!(∩´∀`)∩」
ガゼル「Σ(´;ω;`)
 ままん ぼくがいるのに どうしてほかのこねこ
 どうして ほかのこねこがいるの!?
 どうして ほかのこねこがぼくのカルカン食べてるの!?
 やだやだ ほかのこねこなんていらない でてけ でてけー!」

あんまりにも、人間のぼうやがグズるのと同じ声で鳴き続けたので、言葉はわからなくても、不満はよーっくわかりました…(ノ∀T)

月ちゃんはせっせとガゼルにウィンクしてみたり、ガゼルに近づいてヘソ天でころころしてみたり、遊んでもらおうと好意全開。
だけど、ガゼルは「シャー!」「うぅううう」って、威嚇するわ唸るわグズるわ、並んでエサを食べてる時までグズり続けるという、ていたらく。

ぼうや… よいこだねんねしな…

ガゼルが敵意全開で猫パンチ!
月ちゃんはびっくりして。
固まって。
しょんぼりして。
悲しそうな目でガゼルを見て。
すごすごとすみっこに隠れてうずくまって。

だから、飼い主がガゼルを追い出したんだけど。

めげない月ちゃん。
5分後には、もうガゼルと遊びたくてふすまをガリガリ。

ガゼルはひたすらぐずってました…
起きてる間中、延々とぐずってました…
ままんのおひざでゴロゴロいってる時や、カルカンを食べてる最中まで、同時に(ある意味で器用な…)ぐずってました…

月ちゃんの初恋のゆくえやいかに。

ガゼルなんてチョロそうだから、天然な月ちゃんがずっとリードして、思春期になる頃にはうまくいく気しかしないけど!(・∀・)
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