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さあ、おいで
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その日もいつものように下校途中のことだった。
今日も寒いな、とマフラーに顔を埋める。
学校は楽しい。友達も勉強も順調だ。適当に入った高校だけど充実した日々を送っている。
そう、私は。
今日も早く帰って漫画読もう、と暖かい家に帰る為に早歩きで帰る。
「あ!お姉ちゃーん!」
「あ」
ツインテールの髪型をした高1の妹が大きく手を振ってこちらに向かってくる。
横断歩道を挟んで反対側の歩道にいる。姉の私を見つけて嬉しそうに走ってこちらに向かってくる。
可愛いなあ、なんて笑みが溢れる。
妹は昔は体が弱くてこんなに走るなんてできなかったのに。
小さくて病弱な幼い妹は高校生活がそれはそれは楽しくて仕方ないらしい。
これからもずっとそんな日々が続けばと思う。
そんなこと照れくさくて口には出せないけれど。
「千佳、そんな走ったら転ぶ…」
よ、なんて苦笑して見せると、パッパーとクラクションが鳴った。ハッとして横断歩道の信号見ると赤だ。トラックが妹の千佳に迫っている。
妹を守らないと。
これからも生きてもらう為に。
そう思うと体が勝手に動いていた。鞄を投げ捨てて妹に向かう。
「千佳!!」
どん、と大きな音がして視界は暗闇に包まれた。
今日も寒いな、とマフラーに顔を埋める。
学校は楽しい。友達も勉強も順調だ。適当に入った高校だけど充実した日々を送っている。
そう、私は。
今日も早く帰って漫画読もう、と暖かい家に帰る為に早歩きで帰る。
「あ!お姉ちゃーん!」
「あ」
ツインテールの髪型をした高1の妹が大きく手を振ってこちらに向かってくる。
横断歩道を挟んで反対側の歩道にいる。姉の私を見つけて嬉しそうに走ってこちらに向かってくる。
可愛いなあ、なんて笑みが溢れる。
妹は昔は体が弱くてこんなに走るなんてできなかったのに。
小さくて病弱な幼い妹は高校生活がそれはそれは楽しくて仕方ないらしい。
これからもずっとそんな日々が続けばと思う。
そんなこと照れくさくて口には出せないけれど。
「千佳、そんな走ったら転ぶ…」
よ、なんて苦笑して見せると、パッパーとクラクションが鳴った。ハッとして横断歩道の信号見ると赤だ。トラックが妹の千佳に迫っている。
妹を守らないと。
これからも生きてもらう為に。
そう思うと体が勝手に動いていた。鞄を投げ捨てて妹に向かう。
「千佳!!」
どん、と大きな音がして視界は暗闇に包まれた。
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