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帰りたくない妹と帰りたい姉
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
暗闇の中、妹の声がする。いや、私は寝てるのか?と目を覚ますと目の前に妹が泣きそうな顔でこちらを見ていた。
姉は目を丸めて妹を見た。思わず体を起こすと震える声で妹を名前を呼んだ。
「ち、チカ…!?なし、て…生きとる…?トラックに轢かれて、私たちは…」
「わ、わからん…目が覚めたらここにおって…」
「ここ?」
何故私たちは無傷なのだろうか。痛みのない身体に違和感を抱きつつ、周りを見渡す。壁には窓が一つもなく、代わりに蝋燭で灯りが灯されている。ドアが一つ、閉まっている。姉妹2人を囲むように円形に数段、階段がある。真っ白な部屋。
「なんやここ」
「…」
「チカ?」
「あ!えーっと、いつもの街やないね」
「そうやね、取り敢えず地図見るか」
ポケット入れていたスマホを取り出して起動させようとしても画面が付かない。あれ、と何度もタップしても真っ暗だ。
「こんな時に充電切れたんかな」
「え、えー…残念やなー」
「チカ?なんかおかしない?」
「そ、そう?」
「わざとらしいというかなんというか」
目を泳がず妹に姉はじとーと見つめる。明らかに嘘をついている妹と怪しんでる姉。
する姉がため息をついた。
「まあええ。はよ帰ろ。漫画読みたいし」
「え!帰るん!」
「当たり前やろ。スマホも充電切れとるし。帰ろ帰ろ」
「い、嫌や!帰らんー!」
「はあ?」
わーん!と騒ぎ出す妹はあろうことか姉からスマホを取った。あ!と姉は驚くと妹は走って姉から離れた。姉が妹を追いかけると二人はぎゃあぎゃあと騒ぐ。
追いかけっこをする姉妹。
「私この世界から帰らんもん!」
「何言っとんねん!スマホ返しい!」
「やだーー!!こんなこと死んでも起きん!帰りたくない!!!」
「家に帰ったら漫画が待っとるんや!!帰るで!!」
ぎゃあぎゃあぎゃあ。真っ白な部屋をぐるぐる回る二人。
するとドアがぎい、と音を立ててゆっくり開いた。
暗闇の中、妹の声がする。いや、私は寝てるのか?と目を覚ますと目の前に妹が泣きそうな顔でこちらを見ていた。
姉は目を丸めて妹を見た。思わず体を起こすと震える声で妹を名前を呼んだ。
「ち、チカ…!?なし、て…生きとる…?トラックに轢かれて、私たちは…」
「わ、わからん…目が覚めたらここにおって…」
「ここ?」
何故私たちは無傷なのだろうか。痛みのない身体に違和感を抱きつつ、周りを見渡す。壁には窓が一つもなく、代わりに蝋燭で灯りが灯されている。ドアが一つ、閉まっている。姉妹2人を囲むように円形に数段、階段がある。真っ白な部屋。
「なんやここ」
「…」
「チカ?」
「あ!えーっと、いつもの街やないね」
「そうやね、取り敢えず地図見るか」
ポケット入れていたスマホを取り出して起動させようとしても画面が付かない。あれ、と何度もタップしても真っ暗だ。
「こんな時に充電切れたんかな」
「え、えー…残念やなー」
「チカ?なんかおかしない?」
「そ、そう?」
「わざとらしいというかなんというか」
目を泳がず妹に姉はじとーと見つめる。明らかに嘘をついている妹と怪しんでる姉。
する姉がため息をついた。
「まあええ。はよ帰ろ。漫画読みたいし」
「え!帰るん!」
「当たり前やろ。スマホも充電切れとるし。帰ろ帰ろ」
「い、嫌や!帰らんー!」
「はあ?」
わーん!と騒ぎ出す妹はあろうことか姉からスマホを取った。あ!と姉は驚くと妹は走って姉から離れた。姉が妹を追いかけると二人はぎゃあぎゃあと騒ぐ。
追いかけっこをする姉妹。
「私この世界から帰らんもん!」
「何言っとんねん!スマホ返しい!」
「やだーー!!こんなこと死んでも起きん!帰りたくない!!!」
「家に帰ったら漫画が待っとるんや!!帰るで!!」
ぎゃあぎゃあぎゃあ。真っ白な部屋をぐるぐる回る二人。
するとドアがぎい、と音を立ててゆっくり開いた。
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