46 / 55
46話 並んだベッド
しおりを挟む
「おーい、入っていいか」
「は、はい、どうぞ」
「準備ができました」
2人の声で部屋に入った俺は思わず口を噤んだ。
な、なんで?
なんでベッドが4つ並んでるのかな。
「一緒に寝るってこういうこと?」
お前ら、離れて寝るの寂しかったのか?
「あ、はい」
「一応サリス様が13歳になられたとはいえ、制止してくれる人がいないと私達も自信がなくて」
?なんの?
まあいいか。
「そういえば、クリスがこれお前らに渡せってなんかくれたんだけど」
それを見たカランとリクが思いっきり唾を飲み込んだ。
いやーな予感がする。
ていうか嫌な予感しかしねえ。
「クリス様が自ら……ですか」
「クリス様の公認を得た、ということですよね」
なんだか2人が不審なこと言ってるし、まさか、だよな?
「な、なあ、それ何だ?どういう物なんだ?……っていうか、やっぱいい。言わなくていい!」
聞がない方がいいやつだ、きっと!
「これは大変高価な物でして、色が透き通っていて質も良いのがひと目でわかります」
「へ、へえ」
こんなのが高いんだ。いや、聞きたくないんだけど。
「私達も一応用意していたのですが、これほど良いものは手に入れられませんから、クリス様がサリス様を大切に思っていることが良く伝わってきますよね」
「え、そんなに?」
リクとかカランですら買えないくらい高いの?
「はい、これひと瓶で、平民の成人男性の1年分の給金分くらいすると思いますよ」
「はあ?こんなんで?」
ただのプルプルしたゼリーだぞ?
部屋の消臭に使う丸いやつのちょっとでかい版っていうか。
「サフィ様を傷つけるわけにはいかないですしね」
「初めては痛みを感じない方がいいですし、これを使いましょう。よろしいですか?サリス様」
いや、だから、これ、何のためのものよ。いや、知りたくないけど。
「んー、お、俺、仕事に戻るか、ら?」
うわっ、黒いの腕に巻きついてる!
「逃がしませんよ」
「カ、カラン?」
「俺達、サフィ様に言われた通り、頑張ったんです」
「う、うん、そうだな」
いつものように丁寧に服を脱がされて、やっぱそういう用途だよな!
マッパに剥かれてベッドに押し付けられると、魔力を流された身体は力が抜けて抵抗なんかできなくなる。
「サフィ様、この日をどんなに待ちわびたかわかりますか?」
くそっ、何だよその顔。
覚悟を決めろってか。
「はっ、んー!」
まあ、口塞がれてるから、何も言えねえけど!
カランはさっきから俺のを舐め回しているし、あ、やだっ、そんな、汚いとこ舐めるなっ。
必死でリクから顔を引き離す。
「カラン!そこ、やだっ」
「はぁ、はぁ、はい、ではこれを入れて差し上げますね。サリス様、力を抜いてください」
舐められるよりは、入れられた方がいいか?
「中をきれいにしてくれるだけでなく、痛みを抑えて気持ちよくさせてくれる成分も入っているようですから、安心してください」
安心できない~。怖いんだよ。お前らのデカいから、ケツに入れんの、無理、怖い~。
「うう、変な感じ、するぅ」
滑っとしたのがケツんとこ入ろうとしてるのが、違和感しかねえ。
「はぁ、こんな可愛い、こんな小さいところに、ああ、指が入りましたよ。玉もひとつ、ちゃんと入りました」
カランの指が動く度に、クチュクチュと音がする。
なんか、熱っ。
尻から濡れたものが垂れ落ちる感覚が、漏らしてるみたいで恥ずかしい。
「お、俺も見たい」
ずっといろんなところを口付けていたリクが、カランの言葉に反応した。
「どうぞ、ほら」
「ぬ、濡れてるな。サフィ様のがエロい穴になってる。はぁ、俺も入れていいか?」
「解れてきましたから大丈夫でしょう」
また、滑る物と一緒に指が増えたのがわかったけど、
「お前ら、あっ、そんなとこっ、マジマジ、見んっな」
やだっ、広げんなっ。
「指、増やしますよ」
いちいち言うなよっ。
「ぅぅ、ん」
なんで、今日に限って魔力流してこないんだよ。
素面でこれは、ツラいだろ。
「あ、ん、ああぁっ!」
な、何?今の、やだっ。
「ここ、ですか」
「やっ!ダメっ!あ、あぅ、ん」
腰が、浮く。
どうしよう。触って、欲しい。
イキ、たい。
「まだ、ダメですよ。今日はこちらを頑張っていただかないと」
それからどれくらい経っただろうか。
俺、結構、頑張った。
「イ、イキ、たいっ」
もう、出したい!
「……いいでしょう。リクのは少し大きいですから、最初は私ですよ。よろしいですか?サリス様」
「あ、あぅ、も、なんでも、いいからぁ」
イキ、たい!
「あぁぁぁぁぁあああ!!」
俺のものを扱くのと同時に、尻に指とは違った柔らかくて、けれども硬いモノが入ってきた。
やっと出せた快感と、入ってきてはいけないところへの異物の侵入で、星が飛んだ。
クラクラする。
「大丈夫ですかっ?サリス様っ、は、くっ。良過ぎて、ま、まだ、動きませんから」
ギチギチに広がってるとわかる、ソコ。
「あ、あ、リクっ、魔力っ、くれっよ」
俺の腰を支えているカランは、歯を食いしばって目をきつく閉じている。
だから俺の背後で俺を舐め回しているリクに、頼んだ。
「ダメですよ。魔力を流すと、サフィ様は今日のことを忘れてしまうでしょう?初めてのことをずっと覚えていて欲しいのです」
「う、うー」
気持ちはわかった。けど
「恥ずかしい、ん、だってばぁ」
身体を捻り、顔を隠そうとして、力が入った。
「サリス様!そんなに絞められては、くっ、我慢、できません!!」
「うぁ、ああ!」
ゆるゆると動き出したソコが、排泄感を伴って、今まで味わったことのない、感覚がする。
どうしたらいいのか、わからない。
「あ、あ、あぁ」
「初めての、サリス様にっ負担をかけたくないので、すぐ出しますっね」
宣言と同時にカランの動きが速くなった。
身体を支えようと力が入る。
「きっつ!」
早く、早く終わってくれ!
「イキますっ、くぅぅぅ!」
「あ、あ、」
なんか、生温かい感覚が、する。
ズルリとカランが出ていくと、ソコがひくついたのが自分でわかった。
「はぁ、はぁ、はぁ」
つ、疲れた。
「次は、俺ですね」
「は、ぁ?」
「サフィ様は、そのまま力を抜いていてください」
って、待て待て待て待て!
「むっり!」
疲れた!
「大丈夫です。サフィ様ならやれますから」
おまっ、その自信どこから出てくんだよ!
俺には全くないからな!
逃げたいのに、カランの黒いのが足を広げたまま固定していて動けない。
俺のソコが2人の目に晒されている。
「ああ、飲み込みきれなかった私のモノが、垂れてきてますよ」
お前、言い方……。
「サフィ様、ゆっくりいきますから」
「うー、うー」
やっぱり、変っ。
「ほら、入ってますよ。ちゃんと上手にできてます」
「すごいですね。こんなに大きいのも飲み込んで、サリス様、エロ過ぎでしょう」
エロいのは、俺じゃない、お前ら、だからな!
ば、バカ!
入ってるとこ触るな!
「も、無理ぃ」
これ以上は無理。
でも。
揺れるリクと、優しく髪を撫でるカランの、幸せそうな顔。
俺で、ちゃんと気持ちよくなれてるんだな。
こんな、2人の顔を見てたら、いいかなって思えてきた。
向こうの世界とは違う常識を受け入れて、この2人と、幸せになってもいいのかな。
そう、思った。
ーーーーーーーーーー
ではまた明日!
「は、はい、どうぞ」
「準備ができました」
2人の声で部屋に入った俺は思わず口を噤んだ。
な、なんで?
なんでベッドが4つ並んでるのかな。
「一緒に寝るってこういうこと?」
お前ら、離れて寝るの寂しかったのか?
「あ、はい」
「一応サリス様が13歳になられたとはいえ、制止してくれる人がいないと私達も自信がなくて」
?なんの?
まあいいか。
「そういえば、クリスがこれお前らに渡せってなんかくれたんだけど」
それを見たカランとリクが思いっきり唾を飲み込んだ。
いやーな予感がする。
ていうか嫌な予感しかしねえ。
「クリス様が自ら……ですか」
「クリス様の公認を得た、ということですよね」
なんだか2人が不審なこと言ってるし、まさか、だよな?
「な、なあ、それ何だ?どういう物なんだ?……っていうか、やっぱいい。言わなくていい!」
聞がない方がいいやつだ、きっと!
「これは大変高価な物でして、色が透き通っていて質も良いのがひと目でわかります」
「へ、へえ」
こんなのが高いんだ。いや、聞きたくないんだけど。
「私達も一応用意していたのですが、これほど良いものは手に入れられませんから、クリス様がサリス様を大切に思っていることが良く伝わってきますよね」
「え、そんなに?」
リクとかカランですら買えないくらい高いの?
「はい、これひと瓶で、平民の成人男性の1年分の給金分くらいすると思いますよ」
「はあ?こんなんで?」
ただのプルプルしたゼリーだぞ?
部屋の消臭に使う丸いやつのちょっとでかい版っていうか。
「サフィ様を傷つけるわけにはいかないですしね」
「初めては痛みを感じない方がいいですし、これを使いましょう。よろしいですか?サリス様」
いや、だから、これ、何のためのものよ。いや、知りたくないけど。
「んー、お、俺、仕事に戻るか、ら?」
うわっ、黒いの腕に巻きついてる!
「逃がしませんよ」
「カ、カラン?」
「俺達、サフィ様に言われた通り、頑張ったんです」
「う、うん、そうだな」
いつものように丁寧に服を脱がされて、やっぱそういう用途だよな!
マッパに剥かれてベッドに押し付けられると、魔力を流された身体は力が抜けて抵抗なんかできなくなる。
「サフィ様、この日をどんなに待ちわびたかわかりますか?」
くそっ、何だよその顔。
覚悟を決めろってか。
「はっ、んー!」
まあ、口塞がれてるから、何も言えねえけど!
カランはさっきから俺のを舐め回しているし、あ、やだっ、そんな、汚いとこ舐めるなっ。
必死でリクから顔を引き離す。
「カラン!そこ、やだっ」
「はぁ、はぁ、はい、ではこれを入れて差し上げますね。サリス様、力を抜いてください」
舐められるよりは、入れられた方がいいか?
「中をきれいにしてくれるだけでなく、痛みを抑えて気持ちよくさせてくれる成分も入っているようですから、安心してください」
安心できない~。怖いんだよ。お前らのデカいから、ケツに入れんの、無理、怖い~。
「うう、変な感じ、するぅ」
滑っとしたのがケツんとこ入ろうとしてるのが、違和感しかねえ。
「はぁ、こんな可愛い、こんな小さいところに、ああ、指が入りましたよ。玉もひとつ、ちゃんと入りました」
カランの指が動く度に、クチュクチュと音がする。
なんか、熱っ。
尻から濡れたものが垂れ落ちる感覚が、漏らしてるみたいで恥ずかしい。
「お、俺も見たい」
ずっといろんなところを口付けていたリクが、カランの言葉に反応した。
「どうぞ、ほら」
「ぬ、濡れてるな。サフィ様のがエロい穴になってる。はぁ、俺も入れていいか?」
「解れてきましたから大丈夫でしょう」
また、滑る物と一緒に指が増えたのがわかったけど、
「お前ら、あっ、そんなとこっ、マジマジ、見んっな」
やだっ、広げんなっ。
「指、増やしますよ」
いちいち言うなよっ。
「ぅぅ、ん」
なんで、今日に限って魔力流してこないんだよ。
素面でこれは、ツラいだろ。
「あ、ん、ああぁっ!」
な、何?今の、やだっ。
「ここ、ですか」
「やっ!ダメっ!あ、あぅ、ん」
腰が、浮く。
どうしよう。触って、欲しい。
イキ、たい。
「まだ、ダメですよ。今日はこちらを頑張っていただかないと」
それからどれくらい経っただろうか。
俺、結構、頑張った。
「イ、イキ、たいっ」
もう、出したい!
「……いいでしょう。リクのは少し大きいですから、最初は私ですよ。よろしいですか?サリス様」
「あ、あぅ、も、なんでも、いいからぁ」
イキ、たい!
「あぁぁぁぁぁあああ!!」
俺のものを扱くのと同時に、尻に指とは違った柔らかくて、けれども硬いモノが入ってきた。
やっと出せた快感と、入ってきてはいけないところへの異物の侵入で、星が飛んだ。
クラクラする。
「大丈夫ですかっ?サリス様っ、は、くっ。良過ぎて、ま、まだ、動きませんから」
ギチギチに広がってるとわかる、ソコ。
「あ、あ、リクっ、魔力っ、くれっよ」
俺の腰を支えているカランは、歯を食いしばって目をきつく閉じている。
だから俺の背後で俺を舐め回しているリクに、頼んだ。
「ダメですよ。魔力を流すと、サフィ様は今日のことを忘れてしまうでしょう?初めてのことをずっと覚えていて欲しいのです」
「う、うー」
気持ちはわかった。けど
「恥ずかしい、ん、だってばぁ」
身体を捻り、顔を隠そうとして、力が入った。
「サリス様!そんなに絞められては、くっ、我慢、できません!!」
「うぁ、ああ!」
ゆるゆると動き出したソコが、排泄感を伴って、今まで味わったことのない、感覚がする。
どうしたらいいのか、わからない。
「あ、あ、あぁ」
「初めての、サリス様にっ負担をかけたくないので、すぐ出しますっね」
宣言と同時にカランの動きが速くなった。
身体を支えようと力が入る。
「きっつ!」
早く、早く終わってくれ!
「イキますっ、くぅぅぅ!」
「あ、あ、」
なんか、生温かい感覚が、する。
ズルリとカランが出ていくと、ソコがひくついたのが自分でわかった。
「はぁ、はぁ、はぁ」
つ、疲れた。
「次は、俺ですね」
「は、ぁ?」
「サフィ様は、そのまま力を抜いていてください」
って、待て待て待て待て!
「むっり!」
疲れた!
「大丈夫です。サフィ様ならやれますから」
おまっ、その自信どこから出てくんだよ!
俺には全くないからな!
逃げたいのに、カランの黒いのが足を広げたまま固定していて動けない。
俺のソコが2人の目に晒されている。
「ああ、飲み込みきれなかった私のモノが、垂れてきてますよ」
お前、言い方……。
「サフィ様、ゆっくりいきますから」
「うー、うー」
やっぱり、変っ。
「ほら、入ってますよ。ちゃんと上手にできてます」
「すごいですね。こんなに大きいのも飲み込んで、サリス様、エロ過ぎでしょう」
エロいのは、俺じゃない、お前ら、だからな!
ば、バカ!
入ってるとこ触るな!
「も、無理ぃ」
これ以上は無理。
でも。
揺れるリクと、優しく髪を撫でるカランの、幸せそうな顔。
俺で、ちゃんと気持ちよくなれてるんだな。
こんな、2人の顔を見てたら、いいかなって思えてきた。
向こうの世界とは違う常識を受け入れて、この2人と、幸せになってもいいのかな。
そう、思った。
ーーーーーーーーーー
ではまた明日!
29
あなたにおすすめの小説
ゲームの世界はどこいった?
水場奨
BL
小さな時から夢に見る、ゲームという世界。
そこで僕はあっという間に消される悪役だったはずなのに、気がついたらちゃんと大人になっていた。
あれ?ゲームの世界、どこいった?
ムーン様でも公開しています
転生したらスパダリに囲われていました……え、違う?
米山のら
BL
王子悠里。苗字のせいで“王子さま”と呼ばれ、距離を置かれてきた、ぼっち新社会人。
ストーカーに追われ、車に轢かれ――気づけば豪奢なベッドで目を覚ましていた。
隣にいたのは、氷の騎士団長であり第二王子でもある、美しきスパダリ。
「愛してるよ、私のユリタン」
そう言って差し出されたのは、彼色の婚約指輪。
“最難関ルート”と恐れられる、甘さと狂気の狭間に立つ騎士団長。
成功すれば溺愛一直線、けれど一歩誤れば廃人コース。
怖いほどの執着と、甘すぎる愛の狭間で――悠里の新しい人生は、いったいどこへ向かうのか?
……え、違う?
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
コスプレ令息 王子を養う
kozzy
BL
レイヤーとしてそれなりに人気度のあった前世の僕。あるイベント事故で圧死したはずの僕は、何故かファンタジー世界のご令息になっていた。それもたった今断罪され婚約解消されたばかりの!
僕に課された罰はどこかの国からやってきたある亡命貴公子と結婚すること。
けど話を聞いたらワケアリで…
気の毒に…と思えばこりゃ大変。生活能力皆無のこの男…どうすりゃいいの?
なら僕がガンバルしかないでしょ!といっても僕に出来るのなんてコスプレだけだけど?
結婚から始まった訳アリの二人がゆっくり愛情を育むお話です。
無能扱いの聖職者は聖女代理に選ばれました
芳一
BL
無能扱いを受けていた聖職者が、聖女代理として瘴気に塗れた地に赴き諦めたものを色々と取り戻していく話。(あらすじ修正あり)***4話に描写のミスがあったので修正させて頂きました(10月11日)
寄るな。触るな。近付くな。
きっせつ
BL
ある日、ハースト伯爵家の次男、であるシュネーは前世の記憶を取り戻した。
頭を打って?
病気で生死を彷徨って?
いいえ、でもそれはある意味衝撃な出来事。人の情事を目撃して、衝撃のあまり思い出したのだ。しかも、男と男の情事で…。
見たくもないものを見せられて。その上、シュネーだった筈の今世の自身は情事を見た衝撃で何処かへ行ってしまったのだ。
シュネーは何処かに行ってしまった今世の自身の代わりにシュネーを変態から守りつつ、貴族や騎士がいるフェルメルン王国で生きていく。
しかし問題は山積みで、情事を目撃した事でエリアスという侯爵家嫡男にも目を付けられてしまう。シュネーは今世の自身が帰ってくるまで自身を守りきれるのか。
ーーーーーーーーーーー
初めての投稿です。
結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。
※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。
【完結】ダンスパーティーで騎士様と。〜インテリ俺様騎士団長α×ポンコツ元ヤン転生Ω〜
亜沙美多郎
BL
前世で元ヤンキーだった橘茉優(たちばなまひろ)は、異世界に転生して数ヶ月が経っていた。初めこそ戸惑った異世界も、なんとか知り合った人の伝でホテルの料理人(とは言っても雑用係)として働くようになった。
この世界の人はとにかくパーティーが好きだ。どの会場も予約で連日埋まっている。昼でも夜でも誰かしらが綺麗に着飾ってこのホテルへと足を運んでいた。
その日は騎士団員が一般客を招いて行われる、ダンスパーティーという名の婚活パーティーが行われた。
騎士という花型の職業の上、全員αが確約されている。目をぎらつかせた女性がこぞってホテルへと押しかけていた。
中でもリアム・ラミレスという騎士団長は、訪れた女性の殆どが狙っている人気のα様だ。
茉優はリアム様が参加される日に補充員としてホールの手伝いをするよう頼まれた。
転生前はヤンキーだった茉優はまともな敬語も喋れない。
それでもトンチンカンな敬語で接客しながら、なんとか仕事をこなしていた。
リアムという男は一目でどの人物か分かった。そこにだけ人集りができている。
Ωを隠して働いている茉優は、仕事面で迷惑かけないようにとなるべく誰とも関わらずに、黙々と料理やドリンクを運んでいた。しかし、リアムが近寄って来ただけで発情してしまった。
リアムは茉優に『運命の番だ!』と言われ、ホテルの部屋に強引に連れて行かれる。襲われると思っていたが、意外にも茉優が番になると言うまでリアムからは触れてもこなかった。
いよいよ番なった二人はラミレス邸へと移動する。そこで見たのは見知らぬ美しい女性と仲睦まじく過ごすリアムだった。ショックを受けた茉優は塞ぎ込んでしまう。
しかし、その正体はなんとリアムの双子の兄弟だった。パーティーに参加していたのは弟のリアムに扮装した兄のエリアであった。
エリアの正体は公爵家の嫡男であり、後継者だった。侯爵令嬢との縁談を断る為に自分だけの番を探していたのだと言う。
弟のリアムの婚約発表のお茶会で、エリアにも番が出来たと報告しようという話になったが、当日、エリアの目を盗んで侯爵令嬢ベイリーの本性が剥き出しとなる。
お茶会の会場で下民扱いを受けた茉優だったが……。
♡読者様1300over!本当にありがとうございます♡
※独自のオメガバース設定があります。
※予告なく性描写が入ります。
魔王の事情と贄の思惑
みぃ
BL
生まれてからずっと家族に顧みられず、虐げられていたヴィンは六才になると贄として魔族に差し出される。絶望すら感じない諦めの中で、美しい魔王に拾われたことですべてが変わった。両親からは与えられなかったものすべてを魔王とその側近たちから与えられ、魔力の多さで優秀な魔術師に育つ。どこかに、情緒を置き去りにして。
そして、本当に望むものにヴィンが気付いたとき、停滞していたものが動き出す。
とても簡単に言えば、成長した養い子に振り回される魔王の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる