表は地味子、裏の私は人気モデル

桜夜

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3話

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 今日のテーマはクリスマスデートらしい。今から冬の特集を組むんだって、夏だっていうのに……。




「この服かわいい!」

「だね、これを合わすのはどう?」

 とか言いながらも、私たちははしゃぎながら着る服を決めていく。白のニットを使ったモノトーンコーデやチュールのスカートを使った大人かわいいコーデなど、色んなコーデが組めて普段の私服にも使いたい服がいくつかあった。

 買取できないだろうか?

 コーデはそれぞれが5着くらい選び、スタイリストさんが整える。

 私はトップスが白のニットでボトムスがデニムのシンプルなコーデから鮮やかな赤のスカートを使ったクリスマスにぴったりなコーデまで色んなのを選んだ。

 メグはグレーのニットを使ったフェミニンコーデやアイスブルーのワンピースを使った清楚系コーデなど私とは違う系統の服を選んでいた。

 私たちはスタイリストさんに見てもらってOKが出たので、それに着替えた。

「2人ともOK、完璧! あとは私たちに任せて!」

「「はい、よろしくお願いします!」」

 私たちが準備をしていると、ノックする音が聞こえる。


「はーい」

「「失礼します……。おはようございます」」

「「おはようございます」」

「2人とも少し、待っててもらっても良いかな?」

「ごめんなさい、あともう少しで準備が終わるから……」

「「はい、外で待機しています」」





「はい、完成! うん、完璧‼︎」

「「ありがとうございます!」」

 5分後、私はドアを開け2人に声をかける。

「待たせちゃってごめんなさい、お待たせしたわ。どうぞ中に入って」

 私は控え室に案内しソファに進める。2人が座わるのを見たら対面のメグが座っている隣に座る。


「2人とも挨拶に来てくれてありがとう」

「い、いえ。初めまして、ショウといいます。人気モデルのサキさんとメグさんに会えてとても嬉しいです。

本日はよろしくお願いします」

「初めまして、マサです。サキさんとメグさんに会えてとても嬉しいです。

本日はよろしくお願いします」


「えぇ、今日は2人ともよろしくね。私はサキ、それでこちらは私のパートナーの……」

「メグです。今日はよろしくね」

「「はい」」

「そんなに固くならなくていいよ。どうせ同じ高校生でしょ、ねぇ? メグ?」

「えぇ、そうね」

「でも、この業界では先輩なので…」

「その先輩がいいと言ってるからいいのよ!」

「……わかった。ほら、マサも」

「……わかったよ」


「それで、2人とも今日の撮影のテーマは聞いた?」


「いや、デ、デートの様子を撮るとしか聞いてない」

「マサくんも?」

「うん、僕もそれぐらいしか聞いてない」

「それじゃあ、説明するわ」

「今日のテーマはクリスマスデートよ。2人とも実際にはしたことあるかしら?」

「「…………」」

「その反応だとなさそうね? 今日は私たちの2人とデートしている所を撮影するわ。でも、した事ないなんて……イメージはつくかしら?」


 2人は顔を赤く染め上げ、恥ずかしそうにしている。意外にも初心のようだ……。


「2人とも、意外にデートしたことないのね? とても意外だわ……」

「確かに意外ね、女の子と付き合った事ないの?」

「昔からモテていたとは思うけど、好きな人はいなかったから……」

「そうだね、それに忙しかったしね」

「へぇ、意外に真面目なのね。ペアを決めるからグッパでいいかしら?」

「……俺、サキと撮影してみたい……」

「……僕は、メグと撮影したい……」

「私はどちらでも良いわよ、メグは?」

「……私もどっちでも良いよ」

「じゃあ、私とシュウがペアでメグとマサのペアで決定ね」

「じゃあ、少し時間も余った事だし雑談でもして待ちましょうか」



「じゃあ僕、聞きたいことがある!」

「いいわよ、マサは何が聞きたいの?」



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