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第1章:氷の王座と、崩れゆく嘘
第22話:慟哭の帰還
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南部の国境沿いでの遠征は、皮肉なほど滞りなく進んでいた。
アルヴィス率いる精鋭部隊は、魔物の残党を文字通り一掃し、予定通り一週間の行程を終えようとしていた。
だが、アルヴィスの心は一刻たりとも晴れることはなかった。
別れ際の、あの痛々しいセシルの表情が、瞼の裏に焼き付いて離れない。
感情に任せて彼を問い詰め、自分の執着をぶつけてしまったあの日。セシルは悲しげに微笑み、「私の隣にいない方が、君のためだ」と、突き放すような言葉を返してきた。
——君が私を、自分を殺してまで守る価値がこの国にあるのかと聞いた時、あなたはただ、絶望を受け入れた聖者の瞳をしていた。
その態度に逆上したアルヴィスは、――そこまでして私を遠ざけたいのなら、お望み通り離れてやる。――と、心の中で毒づいて部屋を後にした。
(馬鹿な真似をした。なぜ、あんな子供じみた意地を張ったんだ)
戦場にいても、休息の間も、考えるのはセシルのことばかりだった。冷え切った彼の指先、やつれた頬。今この瞬間も、彼は誰にも守られず、あの強欲な老人たちに命を削り取られているのではないか。
明日、夜が明け次第、王都へ発つ。戻ったら、今度こそ、どれほど拒まれようとあの方を抱きしめ、二度と離さないと誓おう。
そう決意した、その夜だった。
深淵のような静寂を切り裂き、王都の方角から、腹に響くような凄まじい「音」が轟いた。
——ドンッ!!
大気が震え、遠く離れた宿営地の馬たちが一斉に嘶く。
爆発音ではない。それは、世界そのものが塗り替えられるような、異質な魔力の波動だった。
「何事だ……!?」
誰もが呆然と王都の空を見上げる中、アルヴィスの背筋を、氷のような戦慄が駆け抜けた。理由などない。ただ、本能が叫んでいた。セシルに、取り返しのつかない何かが起きたと。
「馬を出せッ!!」
周囲の制止も聞かず、アルヴィスは漆黒の闇の中、愛馬を狂ったように走らせた。一刻も早く。一秒でも早く。視界を遮る枝も、泥濘も関係ない。休息も、睡眠も、傷の手当てもすべて捨て去り、ただ、胸の中の「嫌な予感」を振り払うためだけに、彼は夜を駆けた。
(……待っていてくれ、セシル。今、戻る)
ようやく辿り着いた王都は、不気味なほどに沸き立っていた。
そこで彼が耳にしたのは、待ち望んでいたセシルの声ではなく、浮かれた祭りのような異様な喧騒だった。
「――おい。これは、何の騒ぎだ」
アルヴィスは馬を降り、血の匂いを纏ったまま通行人の肩を掴んだ。
通行人は、鬼神のようなアルヴィスの姿に悲鳴を上げながら答えた。
「き、騎士団長閣下!? ご存じないのですか、聖勇者様がお出ましになったのです! 呪術使いの偽王は、先ほど門から叩き出されましたよ!」
「……今、何と言った」
アルヴィスの思考が、一瞬停止した。
心臓が不自然なほど激しく脈打ち、視界が真っ赤に染まる。
「『叩き出した』? ……誰をだ。誰が、誰を追い出したと言った!!」
「ひっ……! 陛下――いえ、セシル・アドレアンですよ! 重臣たちの前で罪を認め、たった今、国外追放の刑が執行されたんです!」
アルヴィスの手から、愛剣が滑り落ちて石畳に高い音を立てた。
彼は狂ったように城へと駆け出した。
衛兵たちの制止を力ずくで跳ね除け、かつて自分が守護していた謁見の間へと、泥にまみれた足で踏み込む。
そこには、真新しい白銀の装束を纏った「聖勇者」レオと、安堵の表情で談笑するバルトロ宰相、そしてカスティエ公爵の姿があった。
「――アルヴィス卿! 随分と早いお帰りで……」
「陛下はどこだ」
地獄の底を這うようなアルヴィスの声に、広間が凍りついた。
バルトロは目を逸らし、震える声で答えた。
「……彼は、自ら罪を認めたのだ。呪術で国を欺き、民を苦しめたと。……法に則り、追放が決まった。卿も騎士なら、この決定に従……」
「黙れ、この腐れ外道が!!!」
アルヴィスの怒号が天井を震わせた。
彼はバルトロの胸ぐらを掴み上げ、壁に叩きつけた。
「お前たちが……お前たちが一番知っていたはずだ! 彼がどれほど血を吐き、どれほど自分を殺して、お前たちのその醜い腹を満たしてきたかを! 呪術!? ああ、そうだ、彼は呪術を使った! だがそれは、お前たちが『救え』と泣きついたからだろうが!!」
「あ、アルヴィス卿、落ち着いて……」
バルトロが苦しそうに喘ぐ。
その背後から、一人の男が悠然と歩み寄ってきた。
反王家派の筆頭、カスティエ公爵だ。彼はアルヴィスの殺気などどこ吹く風で、優雅に口角を上げた。
「……ああ、アルヴィス殿。そんなに血眼になって探し回らなくとも、あのアドレアンの『光』ならもう消え失せたよ。陛下は、そのお力を完全に失われたのだ。もはや聖王にあらず。……ただの不吉を招く忌み子として、先刻、国外追放を言い渡した。今頃は、お前が必死に守ったその細い体で、泥水を啜っているのではないかな?」
心臓が、凍りついた。
アルヴィスの脳裏を、あの日「逃げ出さないように支えていろ」と命じたセシルの、震える指先がよぎる。
国を救うため、民を救うため、すべてを捧げ尽くしてボロボロになった身体。名前も、名誉も、そして隣にいるべき自分さえも奪われて。セシルはたった独り、荒野へと放り出された。
「……貴様……ッ!」
アルヴィスが腰の剣を抜き放つ。その刃先はカスティエの鼻先で止まったが、剣先は激しく震えていた。怒りではない。最も敬愛する人間を、この国という化け物の餌食にしてしまった、自分への猛烈な絶望だ。
「……この国は、死ぬまであの人を食い尽くし、カスになったら捨てるのか」
低く、地這うような声。アルヴィスの瞳から、騎士としての光が完全に消え去った。
「……ああ、あああああああ!!!」
アルヴィスは、天を仰いで獣のような雄叫びを上げた。
喉が裂け、血が混じった絶叫が、静まり返った王城に響き渡る。
自分が意地を張り、彼を独りにしたこの一週間の間に、すべては終わっていた。守りたかったものは、もうどこにもない。
アルヴィスは、自身の拳が砕けるまで石床を殴りつけた。その慟哭は、夜明けの空を黒く塗りつぶすかのようだった。
アルヴィス率いる精鋭部隊は、魔物の残党を文字通り一掃し、予定通り一週間の行程を終えようとしていた。
だが、アルヴィスの心は一刻たりとも晴れることはなかった。
別れ際の、あの痛々しいセシルの表情が、瞼の裏に焼き付いて離れない。
感情に任せて彼を問い詰め、自分の執着をぶつけてしまったあの日。セシルは悲しげに微笑み、「私の隣にいない方が、君のためだ」と、突き放すような言葉を返してきた。
——君が私を、自分を殺してまで守る価値がこの国にあるのかと聞いた時、あなたはただ、絶望を受け入れた聖者の瞳をしていた。
その態度に逆上したアルヴィスは、――そこまでして私を遠ざけたいのなら、お望み通り離れてやる。――と、心の中で毒づいて部屋を後にした。
(馬鹿な真似をした。なぜ、あんな子供じみた意地を張ったんだ)
戦場にいても、休息の間も、考えるのはセシルのことばかりだった。冷え切った彼の指先、やつれた頬。今この瞬間も、彼は誰にも守られず、あの強欲な老人たちに命を削り取られているのではないか。
明日、夜が明け次第、王都へ発つ。戻ったら、今度こそ、どれほど拒まれようとあの方を抱きしめ、二度と離さないと誓おう。
そう決意した、その夜だった。
深淵のような静寂を切り裂き、王都の方角から、腹に響くような凄まじい「音」が轟いた。
——ドンッ!!
大気が震え、遠く離れた宿営地の馬たちが一斉に嘶く。
爆発音ではない。それは、世界そのものが塗り替えられるような、異質な魔力の波動だった。
「何事だ……!?」
誰もが呆然と王都の空を見上げる中、アルヴィスの背筋を、氷のような戦慄が駆け抜けた。理由などない。ただ、本能が叫んでいた。セシルに、取り返しのつかない何かが起きたと。
「馬を出せッ!!」
周囲の制止も聞かず、アルヴィスは漆黒の闇の中、愛馬を狂ったように走らせた。一刻も早く。一秒でも早く。視界を遮る枝も、泥濘も関係ない。休息も、睡眠も、傷の手当てもすべて捨て去り、ただ、胸の中の「嫌な予感」を振り払うためだけに、彼は夜を駆けた。
(……待っていてくれ、セシル。今、戻る)
ようやく辿り着いた王都は、不気味なほどに沸き立っていた。
そこで彼が耳にしたのは、待ち望んでいたセシルの声ではなく、浮かれた祭りのような異様な喧騒だった。
「――おい。これは、何の騒ぎだ」
アルヴィスは馬を降り、血の匂いを纏ったまま通行人の肩を掴んだ。
通行人は、鬼神のようなアルヴィスの姿に悲鳴を上げながら答えた。
「き、騎士団長閣下!? ご存じないのですか、聖勇者様がお出ましになったのです! 呪術使いの偽王は、先ほど門から叩き出されましたよ!」
「……今、何と言った」
アルヴィスの思考が、一瞬停止した。
心臓が不自然なほど激しく脈打ち、視界が真っ赤に染まる。
「『叩き出した』? ……誰をだ。誰が、誰を追い出したと言った!!」
「ひっ……! 陛下――いえ、セシル・アドレアンですよ! 重臣たちの前で罪を認め、たった今、国外追放の刑が執行されたんです!」
アルヴィスの手から、愛剣が滑り落ちて石畳に高い音を立てた。
彼は狂ったように城へと駆け出した。
衛兵たちの制止を力ずくで跳ね除け、かつて自分が守護していた謁見の間へと、泥にまみれた足で踏み込む。
そこには、真新しい白銀の装束を纏った「聖勇者」レオと、安堵の表情で談笑するバルトロ宰相、そしてカスティエ公爵の姿があった。
「――アルヴィス卿! 随分と早いお帰りで……」
「陛下はどこだ」
地獄の底を這うようなアルヴィスの声に、広間が凍りついた。
バルトロは目を逸らし、震える声で答えた。
「……彼は、自ら罪を認めたのだ。呪術で国を欺き、民を苦しめたと。……法に則り、追放が決まった。卿も騎士なら、この決定に従……」
「黙れ、この腐れ外道が!!!」
アルヴィスの怒号が天井を震わせた。
彼はバルトロの胸ぐらを掴み上げ、壁に叩きつけた。
「お前たちが……お前たちが一番知っていたはずだ! 彼がどれほど血を吐き、どれほど自分を殺して、お前たちのその醜い腹を満たしてきたかを! 呪術!? ああ、そうだ、彼は呪術を使った! だがそれは、お前たちが『救え』と泣きついたからだろうが!!」
「あ、アルヴィス卿、落ち着いて……」
バルトロが苦しそうに喘ぐ。
その背後から、一人の男が悠然と歩み寄ってきた。
反王家派の筆頭、カスティエ公爵だ。彼はアルヴィスの殺気などどこ吹く風で、優雅に口角を上げた。
「……ああ、アルヴィス殿。そんなに血眼になって探し回らなくとも、あのアドレアンの『光』ならもう消え失せたよ。陛下は、そのお力を完全に失われたのだ。もはや聖王にあらず。……ただの不吉を招く忌み子として、先刻、国外追放を言い渡した。今頃は、お前が必死に守ったその細い体で、泥水を啜っているのではないかな?」
心臓が、凍りついた。
アルヴィスの脳裏を、あの日「逃げ出さないように支えていろ」と命じたセシルの、震える指先がよぎる。
国を救うため、民を救うため、すべてを捧げ尽くしてボロボロになった身体。名前も、名誉も、そして隣にいるべき自分さえも奪われて。セシルはたった独り、荒野へと放り出された。
「……貴様……ッ!」
アルヴィスが腰の剣を抜き放つ。その刃先はカスティエの鼻先で止まったが、剣先は激しく震えていた。怒りではない。最も敬愛する人間を、この国という化け物の餌食にしてしまった、自分への猛烈な絶望だ。
「……この国は、死ぬまであの人を食い尽くし、カスになったら捨てるのか」
低く、地這うような声。アルヴィスの瞳から、騎士としての光が完全に消え去った。
「……ああ、あああああああ!!!」
アルヴィスは、天を仰いで獣のような雄叫びを上げた。
喉が裂け、血が混じった絶叫が、静まり返った王城に響き渡る。
自分が意地を張り、彼を独りにしたこの一週間の間に、すべては終わっていた。守りたかったものは、もうどこにもない。
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