7 / 260
日課
しおりを挟む
鳩の一日は早い
「ホーホーホッホー、ホーホーホッホー、ホーホーホッホー」
「うん‥‥‥ん゛」
朝と同時に鳴き出す鳩は自分には都合がいい、この世界で太陽が昇るのは決まって午前5時、朝に軽く走りそして朝食、そのあと勉強などが始まる。
召喚獣というのは召喚する時には結構は魔力を消費するが、一度召喚してしまうとこの世にとどめておくための魔力は結構少ない、とは言っても召喚獣の種類によるが
「はいはい、おはようさん」
ポッポの首の辺りを軽く撫でてあげると、気持ちいいのか自分の首を預けてくる
「クルルルル」
以前ミャマーさんから貰った魔力蓄積量を上げるための水晶があったが、あれは自分で意識して魔力を流さなければいけない、しかし召喚獣の場合は維持をするために勝手に魔力が使われる、寝ているときでも出来るというので効率がいい
召喚獣というのは結構頭がいいみたいで、「朝になったら起こしてね」とお願いしたらちゃんと起こしてくれた。
一応保険として、お願いした初日に一緒に目覚まし時計もセットしておいたんだけど‥‥‥‥
「ジリリリリ・『ガチャン!!』」 ドン! ガツガツガツ!!
物凄い音がして慌てて起きると壁が少しへこんでおり、その下ではポッポが目覚ましを激しく突っついていた。
鳩ってこんなに力あったっけ?と思いつつ、突かれてバラバラになる寸前の目覚ましを見ていた。
というわけで部屋には今目覚まし時計がない。
「ポッポ行くよー」
走るための支度をしてポッポに呼びかける、バササーと飛んできて頭の上に陣取る
役場職員寮を出て、朝の澄んだ空気の中走り出す、いつものことながら風が気持ちいい。
以前は1時間で5,6㎞がせいぜいだったが今では9㎞も走れるようになった、だいぶ変わってきたなーと思う、変わるといえば、召喚の契約をして1週間がたつが、自分の周りの環境もかなり変わってしまった。
いろんな人達が俺を訪ねてくるようになった、個人であったり、会社や行政、軍とある研究施設など、理由は召喚獣のポッポだ、本来決められた姿、名前があるにもかかわらず、全く違う姿、名前を勝手に付けられて召喚されたからだ。
人が召喚獣を使役出来るようになって歴史的に初めてのことだったから、それを知った召喚に関わる仕事をしている人・団体は情報を求めて、てんやわんやになった。
俺がポッポを召喚したのは実は秘密にされるはずだった、ミャマーさんとその時一緒にいた施設の担当者、そしてごく一部の国の関係者には箝口令(かんこうれい)が敷かれた。
だが漏れたのだ。
漏らした人間はミャマーさん、同僚と一緒に飲みに行き酔った勢いでバラしてしまった。
変わった召喚獣を召喚したという報告書を提出したが、それを受け取った国の方からすぐさま連絡が入り口止めをされたのた。
にもかかわらずミャマーさんは漏らしてしまった、それを周りの人がしっかりと聞いておりあっという間に広がってしまった
一日に二度もポカしたミャマーさんは現在謹慎中であり、今の俺の担当はナタルさん30歳の女性の方で髪はショート色は黒からやや明るめ、スラっとしたスタイルの出来る感じの女の人だ、ミャマーさんもそうだったけどこの国の人はやたらと見た目が若い人が多い、秘訣があるのかそれともこの世界の人の特徴なのか
折り返し地点にたどり着く、見晴らしのいい丘の上でカバンの中から水筒と塩漬けの大根に似た味のダイモを取り出す、そう沢庵だ、この世界のスーパーのようなところでブラブラしていた時ついに見つけたのだ、それを一切れ口の中に入れる
「うん、うんまい」
塩と程よい甘さがちょうどいい
「ポッポも食うか?」
「クルッポー」
バササと頭から降りてきて塩漬けのダイモをついばんでいる、この召喚獣は糞をしないから助かる、頭の上でやられたらもう召喚しないかもしれない
水筒から水を一口飲み、休憩中のにいつもやっている魔法の練習をする、走っている最中にも聖火ランナーのように右手から火を出し続けて走ったり、体に水を掛けたり冷やしたり、風で乾かすなどしてかなり効率がいい練習が出来ている。
そうやって今やっているのはただの草刈りだ、座っているところを中心にキレイに雑草を刈っている、一瞬だけ出すよりも、長い間出し続けている方が良い練習になるそうだ。
心躍る便利な魔法だが、要注意な所もある。それは『火』『水』『風』『土』『雷』『氷』の6種類は属性魔法とも言われ取り扱いに気を付けなければならない。
と言うのも、この6種は特殊であり同じ属性例えば『火』魔法に『火』魔法をぶつけるとその魔法は消滅して魔力に還ってしまうが、別の属性同士だとぶつかった瞬間に爆発してしまうという危険な物だった。
例外もあり、固形の魔法『土』『氷』にとある別のサポート魔法を掛けると、ぶつかっても大丈夫だったり、その他にも混合魔法なんてものもある。
色々覚えなければならないところがあるが、それはのちのち覚えて行こうと思う。
刈った草があると見た目が悪いので風魔法で一か所に集め土魔法で穴をあけそこに草を埋める、風での草の移動・土での穴あけぐらいだと詠唱は必要ないくらいには上達した
「今日もいい仕事したなー、戻るかポッポ」
「クルッポー」
バササと飛び定位置の頭の上に鎮座する
「さて帰りはどうやって帰るかな‥‥‥‥んー派手に帰るか」
雷魔法を発動し体の周りに展開しスパークさせる、もちろんポッポを避けるように、自分では良くわからないが、多分神々しい感じになって見えるだろう。
この場所には人がいないが、人がいる所に入ったら間違いなく迷惑だろう、放電した人が走り回っているんだから危ない、見つかったらこの国のお巡りさんに通報されるのは間違いなし。
でも大丈夫まだ朝早い時間だし人なんかいないだろう、大丈夫大丈夫バレなきゃいいんだ
大丈夫大丈夫・・・・
◆◇
人というのは愚かなもので、以前失敗をしたとしても忘れまた同じ過ちを繰り返してしまう、人という生き物がそのように出来ているのか、人以外もそうなのか
「ホーホーホッホー、ホーホーホッホー、ホーホーホッホー」
「うん‥‥‥ん゛」
朝と同時に鳴き出す鳩は自分には都合がいい、この世界で太陽が昇るのは決まって午前5時、朝に軽く走りそして朝食、そのあと勉強などが始まる。
召喚獣というのは召喚する時には結構は魔力を消費するが、一度召喚してしまうとこの世にとどめておくための魔力は結構少ない、とは言っても召喚獣の種類によるが
「はいはい、おはようさん」
ポッポの首の辺りを軽く撫でてあげると、気持ちいいのか自分の首を預けてくる
「クルルルル」
以前ミャマーさんから貰った魔力蓄積量を上げるための水晶があったが、あれは自分で意識して魔力を流さなければいけない、しかし召喚獣の場合は維持をするために勝手に魔力が使われる、寝ているときでも出来るというので効率がいい
召喚獣というのは結構頭がいいみたいで、「朝になったら起こしてね」とお願いしたらちゃんと起こしてくれた。
一応保険として、お願いした初日に一緒に目覚まし時計もセットしておいたんだけど‥‥‥‥
「ジリリリリ・『ガチャン!!』」 ドン! ガツガツガツ!!
物凄い音がして慌てて起きると壁が少しへこんでおり、その下ではポッポが目覚ましを激しく突っついていた。
鳩ってこんなに力あったっけ?と思いつつ、突かれてバラバラになる寸前の目覚ましを見ていた。
というわけで部屋には今目覚まし時計がない。
「ポッポ行くよー」
走るための支度をしてポッポに呼びかける、バササーと飛んできて頭の上に陣取る
役場職員寮を出て、朝の澄んだ空気の中走り出す、いつものことながら風が気持ちいい。
以前は1時間で5,6㎞がせいぜいだったが今では9㎞も走れるようになった、だいぶ変わってきたなーと思う、変わるといえば、召喚の契約をして1週間がたつが、自分の周りの環境もかなり変わってしまった。
いろんな人達が俺を訪ねてくるようになった、個人であったり、会社や行政、軍とある研究施設など、理由は召喚獣のポッポだ、本来決められた姿、名前があるにもかかわらず、全く違う姿、名前を勝手に付けられて召喚されたからだ。
人が召喚獣を使役出来るようになって歴史的に初めてのことだったから、それを知った召喚に関わる仕事をしている人・団体は情報を求めて、てんやわんやになった。
俺がポッポを召喚したのは実は秘密にされるはずだった、ミャマーさんとその時一緒にいた施設の担当者、そしてごく一部の国の関係者には箝口令(かんこうれい)が敷かれた。
だが漏れたのだ。
漏らした人間はミャマーさん、同僚と一緒に飲みに行き酔った勢いでバラしてしまった。
変わった召喚獣を召喚したという報告書を提出したが、それを受け取った国の方からすぐさま連絡が入り口止めをされたのた。
にもかかわらずミャマーさんは漏らしてしまった、それを周りの人がしっかりと聞いておりあっという間に広がってしまった
一日に二度もポカしたミャマーさんは現在謹慎中であり、今の俺の担当はナタルさん30歳の女性の方で髪はショート色は黒からやや明るめ、スラっとしたスタイルの出来る感じの女の人だ、ミャマーさんもそうだったけどこの国の人はやたらと見た目が若い人が多い、秘訣があるのかそれともこの世界の人の特徴なのか
折り返し地点にたどり着く、見晴らしのいい丘の上でカバンの中から水筒と塩漬けの大根に似た味のダイモを取り出す、そう沢庵だ、この世界のスーパーのようなところでブラブラしていた時ついに見つけたのだ、それを一切れ口の中に入れる
「うん、うんまい」
塩と程よい甘さがちょうどいい
「ポッポも食うか?」
「クルッポー」
バササと頭から降りてきて塩漬けのダイモをついばんでいる、この召喚獣は糞をしないから助かる、頭の上でやられたらもう召喚しないかもしれない
水筒から水を一口飲み、休憩中のにいつもやっている魔法の練習をする、走っている最中にも聖火ランナーのように右手から火を出し続けて走ったり、体に水を掛けたり冷やしたり、風で乾かすなどしてかなり効率がいい練習が出来ている。
そうやって今やっているのはただの草刈りだ、座っているところを中心にキレイに雑草を刈っている、一瞬だけ出すよりも、長い間出し続けている方が良い練習になるそうだ。
心躍る便利な魔法だが、要注意な所もある。それは『火』『水』『風』『土』『雷』『氷』の6種類は属性魔法とも言われ取り扱いに気を付けなければならない。
と言うのも、この6種は特殊であり同じ属性例えば『火』魔法に『火』魔法をぶつけるとその魔法は消滅して魔力に還ってしまうが、別の属性同士だとぶつかった瞬間に爆発してしまうという危険な物だった。
例外もあり、固形の魔法『土』『氷』にとある別のサポート魔法を掛けると、ぶつかっても大丈夫だったり、その他にも混合魔法なんてものもある。
色々覚えなければならないところがあるが、それはのちのち覚えて行こうと思う。
刈った草があると見た目が悪いので風魔法で一か所に集め土魔法で穴をあけそこに草を埋める、風での草の移動・土での穴あけぐらいだと詠唱は必要ないくらいには上達した
「今日もいい仕事したなー、戻るかポッポ」
「クルッポー」
バササと飛び定位置の頭の上に鎮座する
「さて帰りはどうやって帰るかな‥‥‥‥んー派手に帰るか」
雷魔法を発動し体の周りに展開しスパークさせる、もちろんポッポを避けるように、自分では良くわからないが、多分神々しい感じになって見えるだろう。
この場所には人がいないが、人がいる所に入ったら間違いなく迷惑だろう、放電した人が走り回っているんだから危ない、見つかったらこの国のお巡りさんに通報されるのは間違いなし。
でも大丈夫まだ朝早い時間だし人なんかいないだろう、大丈夫大丈夫バレなきゃいいんだ
大丈夫大丈夫・・・・
◆◇
人というのは愚かなもので、以前失敗をしたとしても忘れまた同じ過ちを繰り返してしまう、人という生き物がそのように出来ているのか、人以外もそうなのか
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる