異世界陸軍活動記

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小隊

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「もうすぐ到着です」
 中型の竜翼機の機内、目的の場所がもうすぐだと伝えられる

「分かった、皆も準備はいい?」

「こっちは問題ない」
 弓を手入れしていたショートヘアーのエクレールはそう返答する

「も問題ありません」
「‥‥‥‥同じく」

 タクティア達と別れ、エクレールと2人だけの部隊になり約1年程が過ぎた。
 
 その1年の間に2人新しく隊員をを補充し、大陸東部西地区を転々。そして今日、東部東地区に配属される事になる
 
 西地区での任務は戦闘のばかりの毎日だった。
 防衛から攻略、偵察まで何でもこなした。マシェルもビアの軍団は俺達が防衛していた砦を攻略後、本国に帰還、その後は全くの音沙汰無しの状態が続いている。
 あれだけの規模の部隊となると、やはりたやすく運用出来ないのだろう。動かないおかげもあってか西地区はそれ以上後退する事なく食い止めることが出来ている

 あんなのがポンポン出て来られてはこちらも困る

「もうタクティア達は到着しているのだろう?」

「そうじゃないかな、俺達よりも3日ほど早く出発したそうだし」

 ◆

 俺がエクレールに弓を渡してから彼女の主力武器は弓になった。あの後何度かアップグレードを施し、その姿が少しだが変わった。
 その中で目立つのが、弓の上下に装着する事の出来る2つの盾、その上の盾には黄色に光る三日月の印がある。

 元は手が空いた時、飾りっけの無い俺の盾に桜の印を掘ろうと思い、手を加えていた時の事だった

「私のにも装飾して欲しいんだが」
 と言われ、盾の一つに細い三日月を彫り込んだ。黄色に塗装をしてみたけどどうだろう?

「この形は何か意味があるのか?」

「意味というか、その弓の名前に関係あるかな、月の女‥‥とある星の女神の名がアルテミスなんだよ」

「女神だと? そんな大層な名前を付けて大丈夫なのか、女神の名を付けるなんて罰とかうけないだろうな?」

「実際にいる神様じゃないから大丈夫」

「そうか‥‥そうか、女神か‥‥‥‥」

 元々気に入っていた名前が、実は女神から取ったと聞き嬉しそうにする。その日から彼女は弓を多用するようになった、暇があれば弓を手入れしたり練習をしている、そのおかげか、彼女の弓の腕前はかなりの物になった。
 そんな訳で少し変化のあった弓だが変わったのは弓だけではなく、彼女自身の容姿も変わった。フロルドの魔法を解除するため、自身の顔に魔法が付与された矢を突き刺した結果、爆発。
 顔や頭に大怪我をし、髪を失った彼女は以前の肩まであった所まで伸ばさず、今は短く切りそろえている。
 俺と同じくらい、もしかしたら少し俺よりも少し短いかもしれない。

 ◇


 エクレールは弓をしまい、着陸に備える。
「あの3人と会うのも久しいから、何と言うか、楽しみだな」

「そうだね」

「ふふっ、タクティアはゲッソリしてそうな気がするぞ」

 
「ソルセリーで? まさか‥‥そこまででは無いだろう」
 あり得るけれど

「ほ、本当に破壊の一族の部隊になるんですね、じ自分でも信じられません」
 少し遠慮がちに話に入ってくるこの少年と見間違える容姿の青年
 彼はこの1年の間に新しく入った1人で、名前はノース・ビベル、軍に入りまだ3年目、童顔で身長は低く150㎝程しかない。子供と間違われる事も多く本人もそれを気にしている。
 そしておどおどした性格、気が小さすぎるという欠点がある。

 彼がこの部隊に入るきっかけとなったのが、前の部隊で受けていたイジメだった。
 というのも彼は軍人として性格が向いておらず、同じ部隊の人間に毎日罵倒、酷い時には殴られたりしていた。
 酷いなとは思いつつも、他の部隊の事なので口を出す事は出来なかったが、余りにも目に付いたので一言その部隊の人間に言った所

「だったらお前の所で使えよ、こんな奴要らねえよ!」
 という言葉が返ってきた。

 ノース・ビベルが『探知』魔法が使えるのは知っていたので、その言葉を聞いた時すぐに了承し部隊の移動を申請、その申請が通りハヤト隊に引き抜く事が出来た。

「これでこっちはまともな『探知』持ちを入れる事が出来るなぁ!」
 彼の元の部隊員達は皆笑っていた。それをノース・ビベルはずっと下を向いたまま、目に涙を浮かべ俯いていた。

 何故彼をそこまで言うのか最初は不思議だったが、直ぐにその理由が判明した。
 まずはその性格、ハッキリ言って軍には向かない。
 敵と遭遇しても自分から攻撃をしない、身を守る事を優先してしまう。別にソレが悪い事ではないが足が震えて攻撃に移る事が出来ない、なので戦闘では全く役に立たないと言っていい
 
 一度魔物との戦闘後、彼の姿が見えなかったことがあった
 
 まさか、やられたのか!?

 と思ったが、彼は自身が使える『土』魔法を使い地中に潜っていた。

「あんな軍人始めて見たぞ」
 エクレールにもそう言われ、俺も土まみれになりながら出て来た彼を見て、俺は足の力が抜けてしまったほどだ。

 彼の役目となる『探知』にも問題があった。俺は『探知』が出来なくなっていたので彼に全て任せていたのだが、敵兵や魔物に何度も襲われる事があった。しかも、敵発見の報告も無い
 余りにもお粗末さに問いただした事があったが、その理由は

 俺とエクレールが話をしていたので、話に割って入ってもいいか分からなかった。

 である、これらの事で前の部隊でのイジメの原因が判明した。いや、イジメではない当然の事であった。正直彼に全てを任せていたら部隊の全滅もあり得る。
 今更返品も出来ないし、とりあえず『探知』で敵を発見した時は何よりも報告優先と何度も言い聞かせ、何とか『探知』では報告をしてくれるようになった。

 彼の役目とする『探知』は最低限のしか出来ない、戦闘も役に立たないせめてもの救いが逃亡したり(地中には隠れるが)、悲鳴を上げたりしない事だろうか?

 ただし悪い事ばかりではない、無理やり彼のいい所を捻りだすと彼は意外と我慢強く、おどおどしているがそこまで内気ではないと言うこと、普段は会話に積極的に入ってくる。
 一応彼もこの1年で何とか最低限の事が出来るようになった。
 そして彼にはワーム発見用に俺が作った杖を渡してある。それと彼の兜には、探知の範囲を広げるための天然魔石を加工した物を取り付けていた。俺が兜に付けていた物をそのまま流用しただけだけど
 
 まぁ‥‥まぁ‥‥色々思う所はあるけれど彼もその内立派に成長するだろうと思いたい‥‥‥成長するよね?

  

 そしてもう1人加わった隊員は名前をデデイ・アバルド、軍に入隊し6年目で『火』『幻惑』『洗浄』が使え、主に前衛をこなす。可もなく不可もなくと言った所だろうか?
 なんにせよ前衛をこなせると言うのは俺にとってありがたい事だ。
 性格は無口で黙々と仕事をこなす、無駄な事はしない。それと‥‥‥むっつりスケベだ。
 
 他の部隊と行動を共にしそこに女性がいた場合、無意識に目で追っていたり、エクレールの尻を見ている事が多々ある。そして俺の召喚獣デュラハンのデュラ子が出て来た場合、物凄くガン見する。通常なら恐怖の対象となるデュラ子だが彼はそれを克服したらしく、怯える様子は一切ない。

 それと彼は『洗浄』が使えるので、俺がいなくても彼に頼めばやってもらえるのだが、エクレールは彼にしてもらうのを嫌がる。
 なんでも
「手つきがどうも‥‥‥な」
 という事らしい、
 
 『洗浄』魔法をかける時体の一部に触れる必要があるのだが、彼はエクレールの体にに触れる時にどうも女性としては看過できない動きをし、鼻の穴が膨らみどう見ても興奮しているように見えるのだそうだ。
 なのでエクレールは体をキレイにしたい場合、どんな時でも俺の所にしか来ない。

 多少の問題はあるがデディ・アバルドは任務に関しては問題は無いと言えよう、ただ、本人は寡黙な男を演じ、周りにも自分はそういう男だと思っているだろうが、彼の願望は誰が見ても駄々洩れ状態である。
 
 同じ部隊員での男女のあれこれは、任務に支障が出なければなにも言わないが、彼の場合少し女性に対する欲望が強い気がする、いっつも興奮状態で要られては女性隊員からの不満とか出てきそうで困る、現にもう出ているし
 なので少しでもその欲求を満たさせる為に、今度の休暇の際、夜の街に連れて行こうと思う。一度発散してしまえば少しは落ち着くだろう


 ‥‥という建前で俺も一緒に発散したい、そうだタクティアも連れて行こうか?
 
 
 
「到着しました、着陸態勢に入ります」
 竜翼機の乗組員が、着陸態勢に入った事を知らせてくれる。

 竜翼機はゆっくりと高度を下げ、窓から見える景色に木が写り込んでくる。翼から風が逆噴射され、ふわりと車輪が着陸した。

「お疲れさまでした、任務の成功を祈っています」

「ありがとう、さあ降りるよ」
 他の3人に声を掛け、先に竜翼機から降りる。そのまま操縦席が外から見える場所まで行き、パイロットに向け、よくパイロット達がやっている人差し指と中指を立て、額に当ててピッとやる仕草をやると、向こうも笑顔で同じようにピッっとやってくれた。
 この竜翼機のパイロットは、以前一緒に大陸深部を横断したオットだった。
 あの時は中型の竜翼機の乗組員でしかなかった彼も、資格を取り今は中型の竜翼機のパイロットをしている。懐かしい顔を見れて何となく嬉しい気持ちになった。

 俺達4人が下りると竜翼機は翼から風を出し、少しだけ滑走路を走った後ゆっくりと上昇して行った。
 
 飛び去って行く竜翼機を見送り、3人には先に宿舎に行ってもらう事にする。この場所は以前の最前線であるが、今は前線を押し上げたせいで最前線では無くなった。そのためか一応は宿舎もある。
 俺が前の様に『土』魔法で家を作ってもいいが、場所が開いていない為今回は用意されてある宿舎で寝る事になる。
 
 以前はここからマシェルモビアに侵攻していたが、大陸東部東地区はハルツールが優勢であり前線を大きく前に移している、そのため以前は最前線であったこの場所も、今では敵領土に侵攻するための通路の一つでしかない。
 今は物資の中継基地として使用されている

 今回この場所に来たのは、軍の再編成により以前2つに割った部隊をまた一つに再編成する事に決まった事。
 タクティア率いるタクティア隊を、俺が隊長を務めるハヤト隊に吸収することになる。
 ハヤト隊は俺とエクレールの他、2人を新しく入れたが、タクティア隊も新しく3人補充している。合計で10人の部隊となり、分隊から小隊へと格上げされ、俺の胸には小隊長を示すバッジが付いている
 
 そして、この場での任務は周辺の魔物の食滅と最前線への道の確保及び、補給物資の運搬と管理だ。
 命がけで戦って来た大陸東部の西地区とは違い、よほど油断しない限り怪我をする事も無いだろう、ただし、その忙しさは西地区の比ではない、むしろそれ以上の忙しさとなることは明らかだった。

「それじゃあ先に宿舎に行っていいよ、俺は着任の挨拶に━━」 
「ハヤト隊長ー!」  
「━━って、タクティア?」
 凄い勢いで走ってくる男が一人、あれは間違いなくタクティアだ

 なんか足が速くなったな‥‥

 みるみる距離を詰め、そのまま━━

「よう、久ぶぅぅ!」
 体当たりするかの様に抱きついてきた

「おいおい、タクティア遊んで貰っているオルとトロスじゃ無いんだからさぁ、そんなに‥‥うわぁ‥‥」

 抱きついてきたタクティアが顔を上げた時、その顔を見て俺は居たたまれなくなった。顔は痩せこけ顔色が土色に変色している、一瞬病気か? と思ったが『防病の契約』をしているのでそれは有りえない

「お前どうしたその顔は? 普通じゃないぞ」

「ソルセリーが‥‥」
 ボソッと一言だけ

「あー、そう‥‥‥‥」
 その一言だけで全てを察した

「あはは‥‥‥大変だったみたいだな」
 その話を聞いて苦笑いするエクレールに

「ええそうです、でもハヤト隊長とエクレール・・・・・が来てくれたので大分楽になるでしょう」
 エクレールの部分を強調して言うタクティアの言葉に、エクレールの苦笑いから笑いが消え、苦みだけが残った。

「隊長お久しぶりです」
 ふと声が掛かる、そこにいたのは笑顔のライカと少し遅れてソルセリーがコチラに向かって来ていた。更にその後ろにはタクティア隊に配属になったらしき3人の姿があった。
 男2人に‥‥‥いや、3人かな? 女が一人と聞いていたんだけれど

「ライカは変わりない?」

「ええ、問題は有りません、‥‥えっと、エクレールも」
 ライカは少し戸惑ったようにエクレールにも言葉を交わす

「久しぶりだな」

 ライカとの久々の会話の最中、近づいてくる人影、ソルセリーだ
「久しぶりね隊長、またよろしくお願いするわ?」
 
 タクティアをここまで追い詰めた張本人とは思えない、柔らかい笑顔でソルセリーが話しかけてくる、いつもその顔だったらいいのに。

「こっちこそよろしく、ソルセリーは特に問題は無かったでしょ?」

「私は何も問題は無かったわ、隊長達は結構大変だったみたいね‥‥大きな怪我をしたとも聞いているし」

「まあね、俺もエクレールも結構な怪我をしたけどこうして生きているよ」

「そうね、それだけでも良かったわ‥‥‥」
 笑顔のソルセリーだったが、その視線が左右に揺れその視線が一点の方向を見て止まる

「エクレール? ‥‥どうしたのその髪は!?」
 短くなり過ぎたエクレールの髪型を見てソルセリーの顔は驚きに染まる

「はは‥‥一度丸坊主になってしまってな、また同じくらいに伸ばそうかと思ったんだが、こっちの方がなにかと楽でな」
 頭をポリポリと掻く

「本当に大変だったのね‥‥タクティアのせいで‥‥‥‥」

 チクリとしたソルセリ―の言葉に、タクティアは深く瞼を閉じた


 可哀そうに、ソルセリーの安全のための結果なんだけど、タクティアが不憫すぎる
 それにしても大丈夫なのかこの部隊は? なんか中身がボロボロの様な気がするけど?





 ◆◇◆

 部隊合流の次の日、エクレールはいつも通りに人より早く起き弓を射る。以前は刀を振るっていたが、今は隊長のハヤトに作ってもらった弓を毎日、毎朝射っていた。
 不思議な事に使えば使う程馴染み、今では刀よりも自在に扱える気がしている、他の弓ではこうまで馴染む事は無かった。
 流れるような動作で矢を持ち、引き、放つ。

 弓を射るエクレールの気持ちはとても晴れやかだ。それもそのはずソルセリーのヘイトが全てタクティアの方に向いている。



 この1年あの二人に何があったかは知らない、きっかけは部隊を割った事だろう、隊長のハヤトと別の部隊になった事がソルセリーの気に触れた事ははっきりしている。

 ソルセリ―と同じ部隊になり、また破壊の一族の部隊となった事で給料に手当てが付いたのは嬉しい。だが、ソルセリーのお守をするのは正直辛い物がある、機嫌の悪いソルセリーの相手をするのは正直こりごりだ。
 タクティアには悪いがこのままソルセリーの悪感情を受け止め続けて欲しい

 私の髪型を見てソルセリ―は同情的だ、このまま当たり障りない態度で接して何とかソルセリーの憂さ晴らしの相手に入らないようにしないと

 パキン!
 
 エクレールの射った矢は、氷で出来た的のど真ん中に命中、そこからヒビが走り的は真っ二つに割れる

「うん! 調子がいいな!」
 
 心が安定していると、それに伴って矢の軌道も安定する。自分がソルセリーの相手から外れた事で彼女の心は高揚していた。

「ふぁぁあ‥‥‥‥今日に限った事じゃないけど早いのね」
 手であくびを隠し、まだ瞼が下がっているソルセリー、寝ぼけまなこの彼女は昨日遅くまでエクレールと久々に話をしていたのだ。

「おはようソルセリー、まだ寝ててもいい時間だろうに」

「一度起きてしまうとねもう寝る事が出来ないのよ、ん? 弓? 今日は弓を引いているの?」

「今日と言うか、前からずっとだな。私はこっちの方が合っているようでな」

「へぇー」
 エクレールが射る矢をボーっと眺めていたソルセリーだったが

「貴女の弓、変わってるわね‥‥‥」
 何かに気付いたソルセリーがエクレールの弓を見つつ尋ねる。まだそのソルセリーの言葉の本当の意味、視線に気づいていないエクレールは、面白いように次々に的に矢を当てながら聞かれた事を素直に答える

「この弓はな隊長に作ってもらったんだ。色々こちらから注文をしてな、コレがまたよく馴染む弓でな」

「へぇ~隊長にね‥‥‥‥」
 ソルセリ―はゆっくりと近づき、エクレールの肩に優しく手を置いた

「私は作ってもらった事なんかないのに、貴女は作ってもらえたのね、そういえば昨日、隊長と貴女の立ち位置がやけに近かった気がしたのだけど‥‥ここ一年程で随分━━」

 


 ◆◇

 起床時間前だというのに部屋のドアが叩かれる。これでも一応隊長なので部屋は一人部屋を貰っていた。
 抱き枕にしていたデュラ子の体から離れ、魔法陣に戻す

 誰だよ‥‥まだ早いじゃないか

「隊長、起きてるかしら?」

 ソルセリ―か‥‥なんの用だろう

「はいはいどうした?」
 ドアを開けるとそこには、昨日の笑顔のソルセリーとは打って変わって厳しい顔のソルセリーが立っており、その後ろには無表情のエクレールが俯いて立っていた

 昨日は友達の様に仲良くしていたのに、たった1日で元に戻ったか

 女王様とその家来の図がそこにあった

「私にも作って欲しいのだけど」
 ソルセリーはそう言って来た


 ‥‥‥‥何のことだかサッパリ分からん、たった1日で機嫌が反転するとは、エクレールは一体何をやらかしたのか

 取りあえず
「うん」
 とだけ答えた。
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