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世界の始まり ②
しおりを挟む人々には到達できず、こちらの声さえ聞こえないこの場所。もし人がこの場所に名を付けるとするなら、それは
『神界』
と呼ぶことになるだろう、逆にここからは星の全てが見える、一人一人の顔や、話をしているその内容まで、地上では人々の怒りや嘆きの声が響く。
しかし、この神界は静寂を保っていた。
私たちはこの世界から星の人の生活を見ていた。時には人に力を添え導き、時には人に知識を与え導いたが人は変わらなかった。
私が創造主に作られてから、ただの一度も、人々は争いを止める事は無かった。
その静寂が保たれている神界に一つの大きな高笑いが響く
「ぎゃぁぁぁはっはっはっ!! おい! お前も見て見ろよマシェル、また面白い星を見つけたぞ!」
涙を流しながら私にも見ろ、と言う私の創造主カネオン。
言われるままに創造主が指を指した方角を見ると、私達がいつも見ている星とは別の星があった。
「この前から見てたんだけどな、3つの国が入り乱れて争っているんだよ、同盟とか結んでるのに裏切ったり、出し抜いたりしてさ面白れぇんだよ!」
なにがそんなに面白いのか私には分からない、私の創造主は普段からよく理解できない事が多い
「‥‥‥‥サーナの所に行ってきます」
興味が無くなり私はその場から離れた。
サーナが離れ、一人残されたカネオンは
「あれはホントに俺が作ったのか? この面白さが分からないとは‥‥‥‥ま、いっか! 続き続き!」
少し頭を捻った後、すぐに新しくみつけた星の観察に戻った。
◆◇
私の創造主、カネオンから名を与えられマシェルと名乗っている。もう1人の創造主ユーサリーに名を与えられたサーナと共に、ユーサリーの指示のもと、この星の人々に神託を与え導いている。
しかし、一向に良い方向には進んでいない、
私達が与えた技術と知識を元にして、ますます争いは激しく、広範囲に広がっていった。ユーサリーは星の人間達が争う姿を見て、いつも心を痛めていた。
「‥‥‥‥サーナ」
目当ての相手を見つけ声を掛ける、彼女はどうやら何かを見ているようだった
少し茶色で波がかった長い髪が揺れると
「どうしたの? マシェル?」
太陽の様な笑顔で私を迎えてくれた。
前々から思ってはいたが、私の創造主カネオンは、私を創造する時に手を抜いたのではないかと思ってしまう。
活発で表情がコロコロ変わるサーナと違い、私は表情があまり変わらず‥‥変える事が出来ず、サーナからは常に
「マシェルは控えめな性格ね」
と言われる、自分では分からないが、サーナから見たらそうらしい、いつもニコニコしているサーナを羨ましく思ったりもする、いつも楽しそうで、それでいてサーナの創造主のユーサリーが嘆いている時は、一緒に寄りそい共に嘆いていたりもしている。
先ほどカネオンが楽しそうにしていたのに、私にはそれが伝わらなかった。
「カネオンはよく分からないから、サーナの所に‥‥‥‥」
「そう」
サーナはまたか、といった感じで少しだけ苦笑いをした
「‥‥‥何を見てたの?」
私が声を掛けるまで見ていた物が気になってしまう
「あそこにいる夫婦を見ていたのよ」
サーナが指を指した方を見ると、そこには人が住む場所から離れた所に住む2人の男女がいた。
この星では常に国同士が争い事を起こしている、それは国に限った話ではなく、人に関してもだった。
略奪が多く、人々は村や町を作りそこで互いに守り合いつつ暮らしている、そんな中、誰の助けも借りず、二人だけで住んでいる男女、私には自殺行為としか思えなかった。
しかし、何故サーナがこの二人を見ていたのかは分からなかった
「どうしてこの二人を?」
疑問に思った事をそのまま聞いてみる
「どうしてかしらね、‥‥何となく‥‥かな?」
再び二人の男女に目を向けたサーナに、私も一緒にその二人を見る
人からしたら長い時間だが、私達からして見たら時間はあまり関係が無い、一瞬の事と同じなのだ。
暫くしていると、女の方に変化があった。少しずつお腹が大きくなり始め、今まで男と一緒に畑などを耕し働いていたのが、余り動かなくなった。逆に男の方は前よりもよく働くようになる。
私は知っている、人が人を作るという事を、私やサーナが作られた時とは違い、人が人を作るのは長い時間が必要だという事を。
女は日々大きくなるお腹を撫で嬉しそうにしているし、男の方も幸せそうだった。
しかし、その幸せも長く続かない
『盗賊にこの家が見つかった!』
聞こえてきたのは男の叫ぶ声、少し離れた場所には20人ほどの盗賊が、二人の家を目指し来ていた。
『お前はこの下に隠れているんだ! なーに、大丈夫だ、俺だって名の知れた兵士だったんだ、あんな盗賊くらい簡単にさばいて見せる』
男は無理やりお腹の大きくなった女を地下に押し込め、その地下から一本の剣を持ちだし
『ここに4日分の食料があるから、それが尽きるまでは絶対に出てくるなよ』
そう言い残し家を出て行った。
そして男は帰ってくることは無かったが、その代わり家に入ってきたのは盗賊だった。2人程数が減っていたが、盗賊たちは家の中にある物を全て奪い、その後も家の隅々まで調べていた。
多分女でも探していたのだろう、この家には一人で住むには家具が多すぎるからだ。
しかし、途中であきらめたのか、男たちはその家から去っていった。家具は一切を持ち出され、残ったのは木で出来た簡単な家だけだった。
だが盗賊の一人は近くで身を潜め、その場に待機していた。まだこの家の住人がおり、返ってくるのを待っているのだろう、だが、3日経ったのち盗賊も諦めたのかその場を去っていった。
それから一日経ち、運よく発見されなかった地下からお腹の大きな女が出てきたが、その女が見たのは、無残に切り刻まれた男の死体だった。
女は泣き叫び、死んだ男にすがったが、その時女は突然苦しみだし、そのままその場で子供を出産した。
・・・・
・・・・
私は隣にいるサーナを見たが、サーナはずっとその女性を見続けていた。私は何も言わず、そのつがいの男を殺された女に目を向ける
◆◇
子を産んだ女はその後、その家を捨て、人が集まる街へと移った。
元々その町の住人らしく、女は自身の親らしき人物を頼ったが、受け入れてもらえず、結局町の外れの家だけを与えられ、生まれた子供と二人で暮らすことになる。
とはいえ、生まれたばかりの子供がいる女には働く事さえままならなかった。
女は自身の体を売り、わずかながらの金額を得て生計を立てていった。その生活が3年程過ぎ、子供が一応は手を離しても大丈夫になった時、女は自身の体を売るのをやめ、町の酒場で支給の仕事に就いた。
だが、女は体を売っていた時に、病気を貰っており、少しずつではあるが体を蝕んでい。もちろん女はその時には気づいていなかった。
症状が出たのはそれから2年後、子供も5歳になり、活発に動き回っている頃だったが、女は子供と違い動けなくなっていた。
ある日、立ち上がった時眩暈がし、そのまま倒れてしまった。最初は疲れが出たのだろうと考えていたがそうでは無かった。
日に日に体が衰え、ベッドから動けなくなってしまった。
『お母さん、死んじゃやだよぉ~!』
ベッドに横になり、もう意識が朦朧としている女に、その子供は泣きながら体を揺さぶる、女はその泣きじゃくる子供の頭を優しく撫でる、コレが今の女に出来る精いっぱいの事だった。
◆◇
長くその女を見続けていたせいだろうか? 情というものだろうか? サーナもそして私もその女から目を離せなくなっていた。
『ごめんなさいアナタ、私はもうすぐアナタの所に行くことになります、でも残されるこの子が可哀そうで‥‥‥‥』
子供が一人だけで生きていくのは不可能、誰も頼れる者がいないのならなおさら、女の親も最初に会ってから一度も会っていない。
頼る事は出来ないだろう。母であるこの女が死んだら、子供もすぐに後を追うようになる、別段それは珍しい事では無い、この星ではよくある事なのだ。
『出来れば‥‥もう少しこの子の成長を見守っていたかった。この子が大きくなって、そして子供が生まれて‥‥この病さえなければ‥‥ごめんなさい‥‥最後まで‥‥‥』
女の目から涙が零れ落ち、声も聞こえなくなってきた時、サーナの体がふわりと宙に浮く
「サーナ?」
サーナは私が呼んだのも応えず、そのまま親子の元へと降りて行った。
通常、私とサーナは人前には出ることは出来ない、出来ないと言うのは行ってはいけないという訳ではない、私とサーナが人の元に降りると、耐性が有る者以外は気を失ってしまうのだ。
サーナがその場に降り立つと親子は二人とも意識を失った。意識を失った二人には見向きもせず、サーナはその場所に2つの光を降ろした。
一つは赤、もう一つは青の光、そして降りた光はそのまま魔法陣に変わる、その二つの魔法陣はその場に倒れている親子二人を包み輝きを増した。
・・・・
・・・・
次の朝、親子はそれぞれ目を覚ます、昨日まで動けなかった体が、まるで夢であったかのように自由に動く体に驚き泣いている女と、自分の親が元気になった事に喜ぶ子供。
昨日親子に対しサーナがした事は、病を消し去る魔法と、寿命を延ばす魔法、それぞれを魔法陣に封じ込め、人でも使えるようにしたものだった。
サーナはその親子を見つめ、嬉しそうに笑みを浮かべていた。
しかし、カネオンやユーサリーに報告せず勝手に行動してしまった事は、私やサーナにとって、いけない事でもあった。
サーナはユーサリーの罰を覚悟し、ユーサリーに報告したが罰は無かった。
逆にその魔法陣を世界中に広めよと言われ、私とサーナでその二つの魔法陣を各地に配置をした。その後、その二つの魔法陣は
『防病』『生命』の魔法陣と人々に言われるようになり、その場所に私とサーナを祀る教会が建つようになる。
全ての箇所に魔法陣を敷き終わり、私は創造主であるカネオンに報告に行った。
忘れていたわけでは無いが、別に後でもいいだろう、と思ったからだ。
「‥‥‥‥カネオン」
「フフ、フフフッ」
「‥‥‥‥カネオン」
「あ、あららら!」
「‥‥‥‥カネオン」
「ん? え? 何だマシェルか、今いい所なんだが、髭の長い男が殺された所なんだよ」
何を言っているのか分からないが、どうやらあれからずっと他の星を見ていたらしい
「‥‥‥‥報告を」
「あん? 報告?」
私はカネオンに報告をした。
サーナに会いに行って、男女が二人で住んでいていその二人が‥‥‥‥
と報告している時カネオンは少し不機嫌だった
「で?」
「それで何?」
「それがどうなった?」
「今のトコ話に必要?」
少し急かすようなカネオンに、私は構わず事細かくその経緯を報告した。
「で? その親の病を取って、親子の寿命を延ばしたって事だろ?」
「‥‥‥‥はい」
「別にそんな事しても大したことにはならないだろうに、無駄だよ無駄、それで報告は終わりだろう? 俺は早く続きが見たいんだよ」
カネオンは別の星の事が気になる用でソワソワしている、私が話している最中もチラチラとそちらの方を見ていた。ちゃんと聞いているのか不安になったが、どうやら聞いてくれていた様だ。
「それで‥‥‥‥ユーサリーに言われ、‥‥‥‥その魔法陣を各地に配置しました」
「ああ、そう! ‥‥‥ん? んん゛っ!! 各地に配置した!?」
「‥‥‥‥はい」
私がそう返事をするとカネオンはパクパクと口を動かしていた。口が動いているのに声は出していない
「‥‥‥‥あ、アイツまたやらかしたのか! 本当にアイツは! ‥‥いやいや、待てよ‥‥逆にそっちの方が面白くなるか、病にも掛からないし寿命が延びるという事は‥‥」
少しだけ何かを考えていたカネオンはニヤリと笑い
「うん、さすがユーサリー、俺の見込んだことはある!」
上機嫌に笑った。
その後カネオンは私達が見守る世界と、新しく発見した星を交互に眺め常に機嫌がよかった。
◆◇
人の寿命は短い、私達が少しの間見守っていた親子は、やがて子が子供を産み、その子供がまた子供を産んだ。
そして最初から見ていた女はついにはその寿命を迎え、息を引き取ろうとしていた。
女の周りには女の家族が集まり、今にも命の火が消えようとしている女に対し、女の家族達は、皆涙を流しその名を呼んでいた。
以前、病で命が終わろうとしている時とは全く違っていた。
そして、その見守ってきた女がその命を終える時、私とサーナもその命の最後を見届けた。
女の体から魂が抜け、それが魔力に変換されていく‥‥
最後までそれを見届けたサーナは、深く目を閉じ、息を深く吐いた。
「‥‥マシェル」
そう言ってサーナは私の方を向く
「‥‥‥‥なに?」
「子供が欲しいの」
あの小さいのが欲しいの?
「‥‥‥‥分かった、拾ってくる」
「違う、違うマシェル、待って、待ちなさい!」
慌てて止めてくるサーナ、あれじゃ無かったらいったい何をどうしたらいいのだろう?
「ユーサリーに聞いてみるわ」
サーナ共にユーサリーの所に向かう事とする
・・・・
・・・・
「どうした? お前ら二人して」
ユーサリーの所には何故かカネオンがいた。
それはいいとして、経緯をユーサリーに話す
・・・・
・・・・
「ふむ、サーナは自身の子が欲しいのか?」
「はい」
「その欲しい理由とは?」
「特にこれと言った理由がある訳ではありません、人々の生活を見ている内にそう思ったのです」
マシェルの答えにユーサリーは目を閉じ、何かを考えている様子だった
「なるほど、人々の生活に近づくことで分かる事もあるかもしれんな‥‥分かった。子を作るがよい」
「あ、ありがとうございます」
頭を下げるサーナにはホッとしたような笑顔が浮かんでいた
「それでカネオン」
「あ? なんだ?」
「サーナが子供を作るのを手伝ってくれないか?」
「別にいいが、どうやるんだ?」
「なに、サーナやマシェルを作った時と同じだ、力を注いでやるだけでいい」
・・・・
・・・・
サーナの子を作るのが始まった。
「サーナよまずは器を作れ」
「はい」
サーナが手をかざすとそこには透明で小さな人の形をした物が浮かび上がる
「私やカネオンと違い、サーナやマシェルは単体で作る事が出来ない、なのでまずサーナがその器を作り、中身、つまり人で言う所の魂をカネオンが入れるのだ」
「なるほどな~、コレの中に入れればいいんだな?」
カネオンが手をかざすと透明な人の形をした器の中に力を注ぐ、カネオンから光が剥がれて行き、それが器に液体のように注がれる。
丁度、人の赤ん坊と呼ばれる大きさの器がその液体に満たされると、器は色を持ち始め、その姿は人の赤ん坊の姿へと変えた。
「‥‥‥お、おぎゃぁぁぁぁ!!」
誕生したと同時にその子は大声で泣き出した。
「うるせ」
カネオンが露骨に嫌な顔をし、私も少し眉をひそめた。
「ああ‥‥これが私の子‥‥」
サーナは今まで見せた事が無い、慈愛に満ちた顔でその子を抱き上げ、子の顔に自身の顔を寄せる。
そのサーナの様子は、今までサーナを見てきた私達3人にとって、始めて見る姿であった。
◆◇
その後、その子は成長を遂げ、人の子で例えるなら10歳の見た目になった時、初めて人の住む世界に降りることになる。
耐性が無ければ私やサーナとはまともに話が出来ない人だったが、この子はその耐性が備わっていない人達でも普通に接する事が出来た。
そして、人の世界に降りたその子は、のちに人によって
『天使』と呼ばれるようになった。
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