異世界陸軍活動記

ニボシサービス

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他3人

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「それは大型のオーガの映像か?」
 タクティアの見ている物が気になったエクレールは、その魔道具を覗き込む

「はい、ハヤト隊長からお借りしたんですが」

「そういえば撮ってたな、皆に見せるとか」
 
 以前、砦防衛の際に姿を現した大型のオーガ、撮影をしていたのはハヤトだけではなく、他の者達も撮影をしていた。それらの映像は出回っていたが、ハヤトが撮影した物は、ハヤト自身忘れていた事もあり軍には提出していなかった。
 タクティアは既に公表されているオーガの映像は全て目を通したが、ハヤトが撮影した物はタクティアどころか、他の軍関係者も見てはいない。
 ハヤトが数人を連れ周辺の魔物の間引きをしている間、ハヤトから映像を記録した魔道具を受け取り、タクティアはそれを確認しようとしていた所だった。

 ハルツールは撮影された映像をもとに、マシェルモビアは魔物を使役していると非難したが、マシェルモビアはそれを否定していた。

「他の映像は全て確認しましたが、ハヤト隊長の映像は迫力がありますね」

「オーガと直接対峙していたからな、そういえば私も隊長の撮った映像を見るのは初めてだな」
 2人が魔道具の映像を確認していると

「ここにいたのねエクレール、物資の確認をお願いしていたのに、ここで油を売っていたのね」
 エクレールを探していたらしいソルセリーが顔を出す
 
 今現在、ハヤト小隊は補給物資の搬入搬出などの任に付く者と、周辺地域の魔物の間引きをする物の2つに分かれている、今はタクティア、ソルセリー、エクレールのみこの場に残っており他の者達はハヤトを含め全て間引きに出ている。
 
 普通の人間だったら、普通に出て来たようにしか見えないソルセリーだが、タクティアとエクレールは
 ぬっ!っと現れたように感じてしまう。それ位2人には恐怖の対象となるよう心の奥底に刷り込まれていた。

「い、いやあ、遊んでいたわけではないぞ、隊長とオーガの戦闘記録を確認していただけだ。そ、そうだなソルセリーも確認してみたらどうだ?」

 今にもソルセリーが怒り出しそうと錯覚してしまったエクレールは、それを回避するためと、映像が気になったのがあり、そう提案した

「そう‥‥ね、気になるわね」
 手に持っていた書類を机に置き、魔道具が映し出す映像に目をやる

 チッ!
 と心の中で舌打ちをしたタクティアは「余計な事を言うな!」とエクレールに対し怒鳴る。
 
 もちろんこれも心の中でだ、言葉に出してしまったら
「余計とはどういう事かしら?」と、ソルセリーに問い詰められてしまう、映像を見る為近づいてくるソルセリーに戦慄しながらも、その場の空気に徹するよう心掛けた。

「本当に大きいのね」
 ソルセリ―も他も映像は見たが、ここまで至近距離での映像は始めて見たためその驚きを隠せない

「ええ、ここまで巨大なオーガは過去の軍の資料、他の文献を見ても見つからないでしょう、変種と言うには巨大すぎる、自然に発生したにはおかしい所があるとハヤト隊長も言っていました。
 この後マシェルモビアの兵が来た。という事からこの個体‥‥この場に現れたその他全てのオーガ達も作られた存在ではないか? と言うハヤト隊長の推測と軍の推測は合致しています、私もその可能性が高いと確信しています」

 先ほどまでその場の空気に徹すると心がけていたタクティアだが、その事をあっという間に忘れ、映像について自分の考えを話す

 この後ソルセリーに色々言われる事になるが彼はまだ気づいていない。

 その後も3人は映像を見続けるが、映像は上下に揺れたり回転したりと、見ているだけで酔いそうになる。
 まともにオーガを映し出せてない事から、オーガの攻撃が相当激しかったのが想像つく
 風の切る音、その後に揺れる映像、爆発から振動、オーガと思える雄叫びや人と思われる悲鳴まで

「エクレール‥‥お願いしていいですか?」

「ああ」
 見ていて気持ち悪くなったのか、タクティアが青い顔をして回復魔法をお願いする、やれやれ仕方ないという目で回復魔法を掛けて上げるエクレールと、それを冷たい目で見るソルセリー

「ありがとう、落ち着きました」
 回復魔法を掛けてもらいホッとした時、映像では近距離で爆発した瞬間が捉えられていた。

 『やったか!?』
 映像の中のハヤトが叫ぶ

「おっ、ここで決着か?」

「エクレールが何でそんな事を言うんです?」

「私はこのオーガとの戦いに参加していないのでな、退避しろと言われてこの場にはいなかったのだ。私が出てくるのはもう少し後だな」

 しかしここで決着はつかず、ハヤトの攻撃で怒り狂ったオーガの攻撃は更に激しさを増す、更には魔法まで使うオーガ、しかし、何とかオーガに勝利し問題の人物が出てくる

「こいつだ、私はこいつにやられたんだ」
 エクレールは登場した人物を指さす、手には黄色に光る槍『召喚者殺し』と呼ばれるものを持ち、不敵に笑うフロルドと呼ばれるマシェルモビアの兵士

 フロルドはハヤトを手玉に取るように鋭い攻撃を加えてくる

「本当に見えませんね」
 ハヤトが魔法を放とうとする瞬間、既に爆発が起きフロルドには届いていない、ハヤトの魔法に向けフロルドは魔法を当て爆発させているのだろうが、フロルドが魔法を放とうとした形跡は全く無い。
 ハヤト曰く、魔法が発生する瞬間には爆発をしていたと言っていた。

「私も警戒はしたのだがな、ほらココだ」
 途中で戦闘に加わったエクレールは顔の周りを水が覆い、息が出来ない状態になっていた。

「魔法で爆発させて取り払おうと思ったんだが━━」
 『ドン!』とエクレールの手元で爆発
「━━こんな感じでその前に爆発して消えてしまうんだ」

 水を取り払うのに失敗したエクレールが映る

「だから隊長から借りた魔法が付与された矢を顔を覆う水に刺して、何とか呼吸をする事が出来たんだが」

 その後、何とかもう1人の兵士が立ち上がり隙を突きその場から退避、そのまま撤退。
 撤退後も、回復魔法を使える人物を必死になって探しているハヤトの声が記録されている、抱きかかえられているエクレールの顔はもはや男女の区別がつかない程変わり果てていた。

『頼む!』
『分かりました! その前に兜を』
『ああ!』
 ハヤトの腕が兜に当てられそのまま外される、ぬるりと血の音が微かに聞こえると

「「「うわぁ・・・・」」」
 その映像を見ていた3人が、目をそむけたくなるほど痛々しい頭部が映し出されていた

「は、はは・・こうなっていたんだな、今始めて見たが‥‥結構きつい物があるな」

 兜のせいで爆発の衝撃が外に出る事が出来ず、兜をしていた箇所は無い箇所と比べ損傷が大きかった

「ひどい目に合ったのねエクレール、可哀そうに‥‥」
 ソルセリ―がエクレールの頭を自分の肩に抱き寄せ、タクティアに視線を向けた
「これも全部タクティアが部隊を割ったりするから‥‥タクティア?」

 これから非難されるであろうタクティアは口を押え少し俯いていた。そしてその口から「うっ!」と漏れた時




「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
 女性2人の悲鳴がこだました






 ◆◇

「何か君たちくっさいなぁ~」

 周辺の間引きから帰ってくると、匂う3人に迎えられ『洗浄』魔法を使う事を強要された。
 ひどく落ち込んでいる女性2人に対し、ちょっとすっきりとした顔のタクティア、テンションダダ下がりの居残りの女性2人はそのまま物資の管理に戻り、間引きに出向いた俺以外の隊員達は体を休める為宿舎に戻って行った。

「ハヤト隊長どうだったか話を聞かせて下さい」

「うん、なら部屋に行こうか」

「はい、それでそこでも『洗浄』を使ってもらえますか?」

「おう」



 ・・・・

 ・・・・

 部屋に行くと3人が臭かった原因が分かった。
 何となくそうじゃないかと思っていたけれど、部屋に付くとヤギの姿をした召喚獣ラグナが出て来て、背中に背負っていた3人の小さな老婆と共に部屋の掃除を開始、あっという間にキレイな部屋になり、部屋の真ん中にはテーブルとイスがセットされ、テーブルの上にはお茶が用意される

「どうぞタクティア様」

「ありがとう」
 にこやかな顔でお礼を言うと、出されたお茶に口を付ける
「ふぅ~美味しいですねぇ」

 そりゃそうだ、胃の中が空っぽになっているから美味しく感じるだろう

「それでハヤト隊長、3人はどうでした?」
 一息ついたタクティアは、間引きに同行した元タクティア隊の3名について聞いてくる

 今回、2日かけて周辺の魔物の間引きに出向いていた。間引きもそうだが俺が初めて部隊を組む3名との連携や隊列を確認することも今回の間引きに含まれていた。

「うん、特に問題は無かったよ、問題としてはノースが戦闘では役に立たないって事位かな」
 
 ノース・ビベル、探知担当の小柄な男性兵士、彼は極度の臆病者だった。

「そんなにひどいんですか?」

「今回は地中に隠れる事は無かったけど、ゴブリンの悲鳴を聞いただけでその場から動けなくなってね、まぁ‥‥‥魔物に慣れれば、それなりに‥‥やっぱ何とも言えないな、あれは性格だからしょうがないな」

「なら隊列では真ん中に置くという事でいいですか?」

「それでお願い‥‥‥ただ、前衛が出来る人物がもう1人欲しいかな」
 そう、出来ればもう1人欲しい所だろう

「5人もいるんだから今の所は大丈夫でしょう?」

「おい、その5人の中に俺も入ってるだろう」

「そうですが?」
 何かおかしいですか? という顔を向けてくる

「そうですか? じゃないよ、召喚者! 俺召喚者なの!」

 タクティアは「ふん」と鼻を鳴らし
「そうですねそうですね」
 と、全く取り繕うとしない

 ともあれ、俺を含めた5人で部隊の前衛を務めなければならない。
 最初からいるライカと俺、そして寡黙でむっつりスケベのデディ・アバルド、それと新しくハヤト隊に加わった男性2人

 一人はタバル・ダイア、入隊20年目でベテランの域にある男性兵士『雷』『身体強化』魔法を使え、前衛を務めるにはもってこいの人材、現在彼女募集中らしく、俺とデディが休暇の際、夜の街に繰り出すことを計画しているとその話に割って入り
「是非俺も!」
 と参加を表明してきた。デディとよく話をしているので、気もよく合うようだ。
 そして彼の使える魔法がもう一つ、その名前は

 『浮遊』魔法

 物を浮かせることの出来る魔法で、おれが最も契約をしたい魔法の一つである、それと同時に、未だに許可の下りない魔法の内の一つでもあった。
 この魔法ただ物を浮かせるだけではなく、発動時にあらかじめ動作をプログラムしておくと3回まで軌道を変え動かせる事が出来る。
 動かせる速度は発動した時に送り込んだ魔力によるらしいが。
 それで何故その魔法が欲しいかと言うと、あの巨大人型ロボットに乗っているパイロットがで自在に動かせる例のアレ
 「フ○ン○ル!」
 ごっこが出来るから、それ以前に武器何かが敵に向かって飛んで行くのは何だかカッコイイ

 欲しい理由はただそれだけだ。要するに男のロマンである

 本人はあまり戦闘では使えないと言っていたが、俺だったら出来る! いや、やって見せる。戦闘でも使えるように調整する、誰よりもその魔法を扱えると自信がある。
 
 だが許可が下りない、俺の心が満たされるのはいったいいつなのだろうか‥‥‥‥

 そしてもう一人の前衛
 オーバ・パイルプス、この道60年86歳の超ベテラン兵士、『生命の契約』期間も終了しており、皆が二十歳くらいの若さの中、オーバだけが少し老けている。
 老けていると言っても身体的には36歳位だろう、だが肌の艶が圧倒的に無い、これは仕方のない事だが地球だったら油の乗った何とやらだろう。
 
 ただそこで俺は少しやりにくさを感じている、この部隊の殆どが俺よりも年上だ。だが皆見た目が20歳前後なのでそこまで意識していなかった。 
 オーバは明らかに年上なので、扱いというか接し方に困っている。本人は気にしたととこもないので俺も考えないようにしてはいるが‥‥まぁ、その内なれるか

 それでこのオーバ・パイルプス、本人は『生命の契約』が切れたら軍を辞め、後は軍の年金を頼りに、時々パートをしながら悠々自適な生活をしたいと夢見ていた。
 
 だがこのオーバの妻がかなりの浪費家らしく、食材は高級な物を、衣服だって安物は着れない、車は家族全員が乗れる高級車、挙句の果てにはオーバに内緒で家を買ったらしい。
 その事で夫婦で揉めに揉め、今まで任せっきりだった家の貯金額を確認した所、1年も碌に過ごせない程の額しかなかったらしい
 で、今に至る、軍を辞める事が出来なくなったオーバは、家のわずかな貯金を自身の『財布』にすべて移して、決まった額を妻に収めるという方法をしているとの事
 
 妻は「こんな額じゃ生活が出来ない!」と言っているらしいが、離婚の意思もあると伝えると渋々従っている
 「結婚はするものじゃない!」
 と言うのがこの2日間の彼の口癖だった。

 
 そして最後に、女性兵士が一人

 後衛になる彼女を一言で言うと

 「強い!」に限る。

 最初男性兵士かと思ったほど彼女は強かった‥‥‥‥見た目が。
 
 部隊で一番身長が高く、そして体がもう女性の体ではない、男性をしのぐほどの筋肉で覆われており、一歩間違えばオーガにも見えなくない、その軽鎧の胸当てからこぼれんばかりの
 
 『大胸筋』

 そしてはち切れんばかりの

 『大殿筋』

 全てにおいて男性陣を上回っていた。

 遠目で見た時、若干髪が長かったので女性か? と思ったが近づいてくるにつれ男にしか見えなかったので男だと思っていた。が、しかし

「アタイの名はマース・シーメント、こんなんでも女だ! よろしくな隊長!」
 バンバンと思いっきり背中を叩かれた、ただ、最初のバンで吹っ飛ばされる羽目になる。『こんなんでも』と自分から言う辺り、自分自身の事は理解している様だ。
 
 そんな彼女に俺は前衛を任せられると期待したが‥‥‥‥

「アタイは魔法が得意でね、前衛よりも後衛の方が得意なんだ!」

 その体で! と思わず叫びそうになった。実際に彼女の剣技の腕を見て見たが、ただ刀を力で振り回しているだけで接近で使えるとは思えなかった。
 一撃は重いだろうがあれではどうしようもない。

 魔法は3つの属性と『重力』『幻惑』『耐壁』を契約、どう見ても前衛向きなのに接近のセンスが無いとは‥‥‥神様も残酷な事をする

 そんな彼女、初めて少年の様な見た目のノース・ビベルを見た時、下をなめずりしたのを俺は見逃さなかった。
 

「それはさておき」
 タクティアに「それ」と言われ横に置かれ
「映像は確認しました」

「で? どうだった」

「私にも分かりませんでしたよ、何故放つ瞬間に爆発するのか、名前はフロルドでしたね、あの敵兵を注視しましたが魔法を発動しているようなそぶりは有りませんでしたよ、エクレールを攻撃しようとした時にそんなそぶりは見せましたが、その魔法が見えませんでした」

「ん~やっぱりねぇ、俺も何度見ても分からなかったしね」

 マシェルモビアの敵兵フロルド、彼に手も足も出なかった俺は納得できず何度も映像を見直した。放つ前から魔法を抑え込めらえる、放とうとしても爆発、結局何度見ても手掛かりはなくタクティアに見てもらったのだ。

「何か特殊な魔道具でも身に着けているとしか考えられないんですが」

「今まで同じような報告は?」

「ありません、ハヤト隊長が初めてだと思われます」

「ん゛~駄目かぁ」

「ただし、気になる事が一つ」

「何? 気になる事って」

「フロルドという男は召喚者でしたね?」

「ああ、召喚獣はミオロゼ、それ以外の召喚獣は見てない」

「それなんですが、何故ほかの召喚者に送り届けて貰ったんでしょうね」

「は? 何それ」

「ハヤト隊長のいる場所に来た時ですよ、他の召喚者のカーネロに乗ってましたよね」

「ああ、二人で‥‥」
 確かに、自分のミオロゼじゃなく、他の召喚者のカーネロだった

「戦闘中も召喚獣をだしていませんよね」

「ああ‥‥」

「それって召喚獣を召喚出来ない状態にある、てことじゃ無いんでしょうか?」

「‥‥‥‥」

「召喚獣を召喚出来ない理由として、例えば今回の様に魔法が全てフロルドには通用しなかった事、それが召喚獣を召喚出来ない理由だとすれば? ‥‥‥と考えましたが、私は別の考えに至りました」

「ふむ‥‥続けて」

「私が考えた召喚出来ない理由、それは既にカーネロを呼び出す事が出来ないとしたら‥‥‥もしかしたらの話ですが、私はカーネロを犠牲にして『召喚者殺し』を手に入れたと考えています」

 召喚獣を犠牲にして!?
「いや、でも待ってよ、そんな事‥‥そんな」

「私は有りえると思いますよ、映像で見た槍は投擲されてもいつの間にかフロルドの手元に戻っていました、そんな槍は聞いたことも無いし、そんな便利な魔法もありません」

 そんな事は‥‥とは思いつつもタクティアの話を聞いていると無いとも言えない

 召喚獣を殺す為に召喚獣を使う、そのためには自身の召喚獣を犠牲にする‥‥‥‥

 前に天使ネクターから聞いた女神の神託、マシェルモビアには現在神託を受けることが出来る者が存在し、直接女神から神託を受けていると言う。
 マシェルモビアにはハルツールでは作る事の出来ない魔道具などが開発されている。

 ハルツールに不利になるような事を女神は指示しているのだろうか‥‥‥‥


 タクティアのこの考えは話し合いの結果、軍本部へと報告される事になった。

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