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恋心 ①
しおりを挟む「はぁ‥‥‥‥」
物資の確認中、ソルセリーはその手を止め深くため息を付いていた
その姿をライカは少しだけ離れた場所から見ていた。
昨日の夜、ソルセリーは自身の隊長であるハヤトと何かあったらしく、朝からずっとこの調子だった
「‥‥‥‥」
ソルセリ―に目を取られていたライカは、物資の整理を再開する。
ハヤト隊と一時別れていたタクティア隊が合流し、はや半年が過ぎようとしていた。その間、何度も魔物の間引きなどをこなし、それと同時にに前線に送る物資の管理、輸送などもしていた。
ハヤト隊は魔物の間引きを率先して請け負い、ライカももちろんの事他の隊員もそのほとんどの日をこの場所から離れ過ごしている。
タクティアとソルセリーは戦闘には不向きなので間引きには参加せず、主に物資の管理を任されていた。
隊長のハヤトは自身の持つ召喚獣が、食料だけに限れば膨大な広さの『収納』魔法に入れる事が出来たため、前線に食料を輸送する任務を単体で受ける事が多かった。
昨日、ハヤトと共に1週間ぶりに帰ってきたライカ達だったが、ハヤトだけは明日また前線に食料の輸送をする事になっている
「俺の休みは!?」
「今は忙しいので、もう少し我慢してください」
「もうしんどいからさ、休ませてよ」
「ははは、ちゃんと休んでるじゃないですか」
「ひと月に2日休めればいいほうじゃん!」
「2日も休めているのでしょ? 私は一日も休みは無しですよ、私がやってるんですからハヤト隊長もそれくらいは出来るでしょう」
「お前と違ってこっちは肉体労働なんだよ!!」
というタクティアとのやり取りが何度もあり、腹に据えたのかハヤトは輸送先で勝手に休みを取るようになった。がしかし、輸送先で強制的に戦闘に参加させられるような場面が続き、今ではちゃんと帰って来ている
休みなく働かされているハヤトだけは他の隊員と比べ、この場所にいる事が極端に少ない、そしてそれはソルセリーとの接点が少なくなることにつながっている。
ハヤト隊が2つに割れた時、ライカはタクティア隊の方について行くことになった。タクティア隊にはソルセリーもついて行くことになり、そこでタクティアはソルセリーに毎日のようにいびられるようになった。
「何故私が隊長と一緒じゃないのよ!」
ソルセリ―はこの頃になると、自分の気持ちをハヤトの前以外では隠すようなことは無くなった。
「そ、それは、最前線にソルセリーを送らないだめに‥‥‥く、苦しい‥‥手を、放して」
首を絞められ、必死に抵抗するタクティアをライカは眺めている事しか出来なかった
「ラ、ライカ‥‥助け‥‥‥‥」
ライカはその時、初めて自分の気持ちがはっきりした。ソルセリーにこれほど思われているハヤトが羨ましいと、それと同時に妬ましいとも思った。
思ってしまった。
そして気づいてしまった、彼女の事が好きだと
自分には向けられないことの無い好意に心が痛み、苦しかった
「息が‥‥‥できな‥‥‥‥苦し、い」
彼女の心を奪えるなら奪いたい、だが隊長のハヤトは自分の故郷を守ってくれた人、あの時ハヤトが居なければ故郷は無くなっていただろう。
あの圧倒的な恐怖と判断力、ライカは恐れながらもそれに憧れた。だからこそタクティアが入隊を打診した時、真っ先に飛びついた。
あの時の恩を返す時だと、そして自分も彼について行きたいと
だからライカは自分の思いを心の奥底に閉まってしまったのだ
・・・・
・・・・
「ライカ、そっちは終わったかしら?」
「こっちはもうすぐ終わる、後は自分だけで大丈夫、ソルセリーは少し休んできたらどうだろう、何だか体調も良くなさそうだし」
「そうね‥‥そうさせてもらおうかしら、後はよろしくねライカ」
今朝から表情のすぐれないソルセリーは倉庫から出て行った。
後ろ姿を見つめていたライカは、大きなため息を付き
「さて! 残りをやってしまうか!」
その後ろ姿を振り切るように大きな声を出し、気合を入れた
◆◇
「意外とあったな‥‥‥」
すぐに終わるだろうと思ったが実際やって見ると結構時間がかかってしまった。ソルセリーを返してしまった事をちょっとだけ後悔しつつ、この後どうするかを考える、刀を振るうか? それとも昨日間引きから帰ってきたばかりだから、今日はこの後体を休める事に専念するか?
ライカが歩きながら考えていると‥‥
「あいつ絶対狙っているから、俺の予想としては人気のない場所に連れ込むぞ」
「‥‥‥‥まだ日が昇っているのにですか?」
「そんな事はアイツには関係ない、アイツは肉食獣だ。目の前に獲物があればそれに必ず食らいつく」
物陰に隠れこそこそと話をしている2人組がいた
隊長とデディ? 何を話して‥‥‥‥
声を殺して話をしている事から、何かから隠れていると察したライカは、音を立てないようにこっそりと近づく
「隊長、何を隠れているんですか?」
そしてライカは小さな声で話しかけた
「うわぁ! ‥‥‥‥ライカか、びっくりさせるなよ」
‥‥あれ?
「いえ、驚かすつもりは無かったのですが、何をしているんですか?」
「‥‥‥あれ」
デディが指をさすその先には小さな男性兵士と、大きな女性兵士が木に佇むように立っていた
「ノースとマースですか? 二人が何か」
建物の陰から3人は顔を出し、二人を覗き見る
「マースはな十中八九、ノースを気に入っている、異性としてな。そして今ノースは落ち込んでいるからそこを突こうとするだろう、マースからしたら絶好の好機だ、弱った所を付いて自分の物にしようとしている、間違いない」
ハヤトは自信満々にそう二人に告げる
確かに、ノースは落ち込んでいた。理由は隊長のハヤトに怒られたから。
魔物の間引きの際、ハヤトは烈火のごとく怒った。それは出来たばかりのゴブリンの集落を見つけた時、ゴブリンに睨まれたノースはその場から動くことが出来なくなってしまった。
逃げまどうゴブリンを殲滅するために陣形は散開状態にあり、そこで穴のあいた場所からゴブリンがノースに向かって来た。
震え、立ち尽くす事しか出来なくなってしまったノースがあわやと言う時、ハヤトの魔法のおかげでノースは負傷する事が無かったが、
その事でハヤトに怒られたのだ。
戦闘中指示を出す為怒鳴る事はあるが、怒る事は一切これまでなかったハヤト。しかし、ノース自身が危機に瀕した時、自分で対処しなかった事に対しハヤトは怒ったのだ。
「負傷するかもしれない状態で何をしているんだ! 自分の身くらい自分で守れ! 怖いなら地面の中に隠れていろ、ついでに敵の1匹ぐらい地中に引きずり込んだらどうだ!!」
その日以来ノースはずっと落ち込んだままだった。優しかったハヤトに怒られた事がショックだったのだろう
「‥‥‥‥でも隊長」
デディがそこで疑問を呈する
「マースが、ノースを好きだという確証はない、普段からそんな場面は無かった」
「ふっ、まだまだ甘いなデディ、俺はな恋沙汰には敏感なんだ。間違いない、マースは今日決めるつもりだ」
「はあ‥‥」
「ほらぁ、見ろ、ノースの頭を自分の胸に持っていったぞ、母性だ、母性を強調しているんだよ、ありゃ本当の策士だ」
「おおぉぉぉ」
デディが興奮し鼻の穴が広がる
ハヤトは色恋沙汰には敏感とそう言ったが、ライカは心の中でため息を付く
だったらソルセリーの気持ちも分かって上げたらどうですか? 全然気づいてないじゃないですか、もし隊長がそれに気づいていて、ソルセリーと一緒になってくれれば‥‥自分は諦められるのに
「それにしてもノースの奴、『探知』魔法を使って無いな、俺らがここにいるのに全く気付いていない、寝る時以外は常に発動状態にしとけってあれほど言ったのに」
「‥‥‥‥わざと見せつけている可能性も」
「それは無い、アイツはヘタレだし、デディの様にむっつりでも無いからそんな趣味は無い」
「‥‥‥‥むっつりじゃないです」
『探知』を使ってないと言っても自分はどうなんです?
ライカは心の中で悪態をつく、さっきも別に驚かそうとしたわけでもないのに、ハヤトはビックリしていた。それはつまり『探知』魔法を使っては無いという事。
長い事一緒に居れば嫌な部分も見えてくる、それは自分が望んでついて行っている人であっても
ソルセリーの件でそれが過剰になっているかもしれないが、ライカは少しでもそう思う自信に嫌悪感を抱いていた。
駄目だ駄目だ、余計な事は考えるな‥‥‥‥
ライカがその思いを振り切ろうとしていると
「動いた」
「‥‥‥‥おお!」
「ん? えっ?」
ライカは現実に戻り、その瞬間驚いた。ノースとマースがキスをしていたのだ
「ちょっ、ちょっと」
「な? 俺の言った通りだろう?」
「‥‥‥‥隊長、凄い本当に当たった」
「この後は、建物の陰にでも行くんじゃないか?」
「‥‥‥‥ほ、本当に?」
ゴクリとデディの喉がなる
ライカは焦った
「た、隊長、流石にまずいのでは?」
「ん? 大丈夫、俺は広い心を持っているから、周りに迷惑が掛からなければ見逃すよ」
「いや、そっちじゃなく、自分達が覗いていることですよ!」
「覗く? デディ、俺達って覗いてたの?」
「‥‥‥‥ここにいるだけです」
ハヤトに対し返答するが、目はノースとマース2人にくぎ付けだった。
「だよね、そう言う事だよライカ、俺達はここにいるだけだよ、何にもしてない、ただ、ここに、いるだけ」
「で、でも━━」
「‥‥‥‥建物の陰に向かった、‥‥‥‥本当に建物の陰に‥‥‥‥はぁはぁはぁ」
デディの息が荒い
「そうか、だったらもう覗くのは悪いな」
「やっぱり覗いてたんじゃないですか!」
「いや、実際はそうなんだけど、最初に俺とデディがここにいたからね、俺達は無罪。でもこれ以上続けるのは二人に悪いから止しておこう‥‥‥‥でも、予想は付くがどっちが上になるか確認だけしとこうか、『ポッポ』出てこい」
黄色の魔法陣が浮かび上がり、そこからハヤトの召喚獣が現れる、その鳥の姿をした召喚獣が二人が消えた場所に向かい━━
パシッ!
「キュユユゥゥ!!」
向かう寸前にライカは召喚獣の足を掴んだ
「い、行かせませんよ! 行かせるものですか!」
バタバタと暴れる召喚獣をライカは必死になって止めることになった
◆◇
その日の夕食時
マース・シーメントはとても艶々しており、終始上機嫌だった
そして、いつもおどおどしていたノース・ビベルだが、何故かいつもよりもたくましく見えた。
それをハヤトは微笑ましそうに見ており、一緒に見ていたデディ・アバルドは
「‥‥‥‥俺よりも先に‥‥」
と少し寂しそうな顔をしていた
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