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辺境の町グレイバークに、春の兆しが近づいていた。
厳しい冬を越え、雪が解け、町にはわずかに草の芽が顔を覗かせる。アリシアは屋敷の庭に立ち、スコップを手にしていた。
「……こんな土を触るのは初めてね」
侯爵令息と婚約していたころは、庭に出るのも使用人任せだった。だが今は、自分の手で花を植えたいと思える。誰かに命令されるのではなく、自分で選び、自分で動くことの自由を、アリシアは初めて味わっていた。
「手伝おうか?」
後ろから低い声がかかる。振り返れば、ローランが鍬を持って立っていた。
「珍しいですね。あなたが畑仕事なんて」
「昔、訓練所で罰則労働ってのがあってな。草むしりと畑仕事は得意なんだ」
「それ……特技って言っていいのかしら?」
笑いあう二人の姿は、まるで長年連れ添った夫婦のようだった。
だが、その静かな時間は、そう長くは続かなかった。
夕刻、ローランは王都から届いた密書に目を通していた。
「……ついに来たか」
それは、王女直属の近衛第二団からの指令。ローランの動向と、アリシアの“聖女としての活動”が、王都にとって無視できない影響力になりつつあるという内容だった。
――“必要であれば排除を”。
その一文に、ローランは無言のまま拳を握り締める。
(あいつら……アリシアを、完全に敵と見なしたってことか)
だが、彼はただでは動かない。
窓の外で草花に水をやっているアリシアの姿を見て、そっと決意を深める。
――もう、誰にも渡さない。あの笑顔を、二度と曇らせはしない。
夜。アリシアは珍しく、ローランに自分から声をかけていた。
「ローラン、少し……散歩に付き合ってくれませんか?」
「……おう」
二人は静かに屋敷を出て、雪解けの町を並んで歩く。
星が瞬き、空気はまだ少し冷たい。それでも、ローランの隣にいると不思議と寒さを感じなかった。
「ねえ、ローラン」
「ん?」
「あなたに出会ってから、私は本当に変わったと思うの。昔の私は、誰かの決めた人生を、ただなぞっていただけだった」
「……そうか?」
「ええ。でも、ここに来て、あなたと過ごして、初めて“自分の足で生きている”って思えたの。だから……ありがとう」
その言葉に、ローランはふいに立ち止まる。
そして、アリシアの肩を両手でそっとつかみ、まっすぐ見つめた。
「俺の方こそ、感謝してる」
「……え?」
「お前といると、心が……穏やかになる。戦場で命を削ってきた俺が、初めて“生きてる”って思えたのは、お前がそばにいるからだ」
ローランの瞳が、真っすぐにアリシアを射抜く。
「俺はもう、お前を“ただ守る”なんて言わねぇ。――アリシア、お前を、愛してる」
その言葉に、アリシアは驚き、言葉を失った。
「ローラン……」
「返事は急がねぇ。でも、俺はこれからも、お前を守りたい。側にいたい。……それだけは伝えたかった」
アリシアの胸が、ぎゅっと熱くなる。
“愛してる”――そんな言葉、ユリウスからは一度も言われたことがなかった。利用価値、家柄、見た目……すべて条件の中の一つだった。
だがローランは、アリシアという“人”を、まるごと愛してくれている。
その想いに、心が震えた。
「……ごめんなさい。今はまだ……うまく言葉にできないの。でも……」
アリシアは、そっとローランの手を握った。
「もう少しだけ、そばにいて。わたし、あなたの隣にいたいって、心から思ってるの」
「……ああ。いくらでも、待つさ」
ふたりの手は、しっかりと繋がれたまま離れなかった。
しかしその翌朝、辺境の町にまたひとつの異変が訪れた。
「ローラン様! 村の外れに、王都からの騎士団が!」
急報に、ローランは剣を手に屋敷を飛び出す。
そこには、王都から派遣された王女直属の騎士たちがずらりと並んでいた。中央に立つのは――ユリウス・グランハルト。
「……なぜ、あなたがここに」
アリシアが目を見開くと、ユリウスは冷笑を浮かべた。
「久しぶりだね、アリシア。……こうして再会できて、嬉しいよ」
「嘘を。処罰を命じたのはあなたでしょう?」
「誤解だ。王女殿下が少しばかり誤解なされたようでね。私は君に謝罪をするために、わざわざここまで足を運んだんだ」
その言葉を、誰が信じるだろう。
ローランが前に立つ。
「謝罪のために騎士団を連れてくるか? 道理に合わねぇな、ユリウス・グランハルト」
「君に言われる筋合いはない。……君こそ、アリシアを私から引き離した罪を、どう償うつもりだ?」
その一言に、アリシアの怒りが爆発する。
「“引き離した”? 私はあなたに捨てられたのよ! 一方的に婚約を破棄し、“釣り合わない”とまで言ったのは、他でもないあなたじゃない!」
「……言葉というのは、時として、気持ちに反して出てしまうものだ」
「最低……!」
ローランは、静かに剣を抜いた。
「ここは辺境だ。王都の理屈が通用する場所じゃねぇ。これ以上、アリシアに近づいてみろ。容赦はしない」
剣の刃先が、王都の騎士たちを威嚇する。
だがユリウスは笑った。
「ならば力ずくで連れ戻すまで。あの女が“英雄に唆されて暴走した”と報告すれば、正義はこちらにある」
その言葉に、ローランの目が冷たく光る。
「……なら、戦争だな」
この時、アリシアは理解した。
――自分はもう、王都の人間ではない。ここで、ローランと共に生きることを選んだのだ。
そして、もう逃げない。守られるだけの女でいるつもりもない。
「ユリウス様、私の名を二度と呼ばないでください。私は、あなたの婚約者ではありません。そして――」
アリシアは、ローランの隣に歩み寄る。
「――この人の隣に立つ覚悟があります」
その言葉に、ローランの目が一瞬だけ見開き、そして強く、優しく微笑んだ。
「……やっぱり、お前は最高の女だ」
騎士団と、英雄。
元婚約者と、真実の愛。
交差する思惑と剣が、今にもぶつかり合おうとしていた――
厳しい冬を越え、雪が解け、町にはわずかに草の芽が顔を覗かせる。アリシアは屋敷の庭に立ち、スコップを手にしていた。
「……こんな土を触るのは初めてね」
侯爵令息と婚約していたころは、庭に出るのも使用人任せだった。だが今は、自分の手で花を植えたいと思える。誰かに命令されるのではなく、自分で選び、自分で動くことの自由を、アリシアは初めて味わっていた。
「手伝おうか?」
後ろから低い声がかかる。振り返れば、ローランが鍬を持って立っていた。
「珍しいですね。あなたが畑仕事なんて」
「昔、訓練所で罰則労働ってのがあってな。草むしりと畑仕事は得意なんだ」
「それ……特技って言っていいのかしら?」
笑いあう二人の姿は、まるで長年連れ添った夫婦のようだった。
だが、その静かな時間は、そう長くは続かなかった。
夕刻、ローランは王都から届いた密書に目を通していた。
「……ついに来たか」
それは、王女直属の近衛第二団からの指令。ローランの動向と、アリシアの“聖女としての活動”が、王都にとって無視できない影響力になりつつあるという内容だった。
――“必要であれば排除を”。
その一文に、ローランは無言のまま拳を握り締める。
(あいつら……アリシアを、完全に敵と見なしたってことか)
だが、彼はただでは動かない。
窓の外で草花に水をやっているアリシアの姿を見て、そっと決意を深める。
――もう、誰にも渡さない。あの笑顔を、二度と曇らせはしない。
夜。アリシアは珍しく、ローランに自分から声をかけていた。
「ローラン、少し……散歩に付き合ってくれませんか?」
「……おう」
二人は静かに屋敷を出て、雪解けの町を並んで歩く。
星が瞬き、空気はまだ少し冷たい。それでも、ローランの隣にいると不思議と寒さを感じなかった。
「ねえ、ローラン」
「ん?」
「あなたに出会ってから、私は本当に変わったと思うの。昔の私は、誰かの決めた人生を、ただなぞっていただけだった」
「……そうか?」
「ええ。でも、ここに来て、あなたと過ごして、初めて“自分の足で生きている”って思えたの。だから……ありがとう」
その言葉に、ローランはふいに立ち止まる。
そして、アリシアの肩を両手でそっとつかみ、まっすぐ見つめた。
「俺の方こそ、感謝してる」
「……え?」
「お前といると、心が……穏やかになる。戦場で命を削ってきた俺が、初めて“生きてる”って思えたのは、お前がそばにいるからだ」
ローランの瞳が、真っすぐにアリシアを射抜く。
「俺はもう、お前を“ただ守る”なんて言わねぇ。――アリシア、お前を、愛してる」
その言葉に、アリシアは驚き、言葉を失った。
「ローラン……」
「返事は急がねぇ。でも、俺はこれからも、お前を守りたい。側にいたい。……それだけは伝えたかった」
アリシアの胸が、ぎゅっと熱くなる。
“愛してる”――そんな言葉、ユリウスからは一度も言われたことがなかった。利用価値、家柄、見た目……すべて条件の中の一つだった。
だがローランは、アリシアという“人”を、まるごと愛してくれている。
その想いに、心が震えた。
「……ごめんなさい。今はまだ……うまく言葉にできないの。でも……」
アリシアは、そっとローランの手を握った。
「もう少しだけ、そばにいて。わたし、あなたの隣にいたいって、心から思ってるの」
「……ああ。いくらでも、待つさ」
ふたりの手は、しっかりと繋がれたまま離れなかった。
しかしその翌朝、辺境の町にまたひとつの異変が訪れた。
「ローラン様! 村の外れに、王都からの騎士団が!」
急報に、ローランは剣を手に屋敷を飛び出す。
そこには、王都から派遣された王女直属の騎士たちがずらりと並んでいた。中央に立つのは――ユリウス・グランハルト。
「……なぜ、あなたがここに」
アリシアが目を見開くと、ユリウスは冷笑を浮かべた。
「久しぶりだね、アリシア。……こうして再会できて、嬉しいよ」
「嘘を。処罰を命じたのはあなたでしょう?」
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その言葉を、誰が信じるだろう。
ローランが前に立つ。
「謝罪のために騎士団を連れてくるか? 道理に合わねぇな、ユリウス・グランハルト」
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その一言に、アリシアの怒りが爆発する。
「“引き離した”? 私はあなたに捨てられたのよ! 一方的に婚約を破棄し、“釣り合わない”とまで言ったのは、他でもないあなたじゃない!」
「……言葉というのは、時として、気持ちに反して出てしまうものだ」
「最低……!」
ローランは、静かに剣を抜いた。
「ここは辺境だ。王都の理屈が通用する場所じゃねぇ。これ以上、アリシアに近づいてみろ。容赦はしない」
剣の刃先が、王都の騎士たちを威嚇する。
だがユリウスは笑った。
「ならば力ずくで連れ戻すまで。あの女が“英雄に唆されて暴走した”と報告すれば、正義はこちらにある」
その言葉に、ローランの目が冷たく光る。
「……なら、戦争だな」
この時、アリシアは理解した。
――自分はもう、王都の人間ではない。ここで、ローランと共に生きることを選んだのだ。
そして、もう逃げない。守られるだけの女でいるつもりもない。
「ユリウス様、私の名を二度と呼ばないでください。私は、あなたの婚約者ではありません。そして――」
アリシアは、ローランの隣に歩み寄る。
「――この人の隣に立つ覚悟があります」
その言葉に、ローランの目が一瞬だけ見開き、そして強く、優しく微笑んだ。
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