269 / 285
十四章 契約と誓約
269. 公爵家の事情
しおりを挟む
「あっははは! 婚約おめでとう、ダーモット・ショウネシー」
「もー、ヴィオラちゃんったら。そんなに笑っちゃ失礼よ! 申し訳ございませんません、ショウネシー伯爵。うちの公爵と娘のこと、よろしくお願いします」
貴族会が終わった後、ショウネシー家のコッコ車は、オーズリー公爵邸に向かった。夏の後半をショウネシーで過ごす、ヴィヴィアン公爵令嬢と、ヴィオラ・オーズリー公爵を迎えにだ。
公爵は早速ダーモットの婚約の話を聞いて、大爆笑してくれた。そして、最後にニヤリと笑う。
「イイ男よ、君は。一癖も二癖もあるオンナばっかり受け入れても、振り回されずに安定してる」
「素直に褒め言葉と、受け取らせていただいても?」
おっとりとそう言うダーモットに対して、公爵はケッと呆れた顔して返した。
「そんな訳ないでしょう。代わりに周囲が訳も分からず、振り回されてるじゃない。ま、そこが面白いんだけど」
カラカラ笑いながら、公爵はコッコ車のコッコ達に近づいた。
「これがコッコカトリス? イイ魔獣ね。ショウネシーでテイムしてもよくって?」
「どうぞ。コッコは決して、騎乗者を落としませんから、ご令嬢の移動にも使えますよ」
「あら、それは助かるわ」
それから公爵は、マグダリーナとヴェリタスをぎゅっと抱きしめた。
「君達が無事で、本当に良かった……」
公爵がそんなに心配してくれたとは思わず、マグダリーナは驚いた。
そしてとても複雑だった。
公爵はマグダリーナとレベッカに、酷いことを仕掛けた。
前世の社会の感覚では、そういう人は決して許してはいけなかったし、距離をとるべき相手であった。
ライアンの機転で未遂に終わったからこそ、おそらくダーモットは公爵に借りを作って平和的対応をとり、こうやって普通に接している。ヴィヴィアンからの山吹色の菓子折りの他にも、公爵家からの謝罪金もあった。ようは示談だ。
マグダリーナは、周りに恵まれ運が良かったのだ。だから許せた。
でも。
「公爵は、私とレベッカがお嫌いではないのですか?」
マグダリーナはぽつりと、そう呟いてしまった。
「君達にしたことは、後悔してるわ。莫迦なことだとわかっていても、自分で自分が止められなかった。ヴィヴィアンが居なくなって、やっと正気に戻れたのよ」
公爵は真っ直ぐ強い眼差しで、マグダリーナに向き合う。
「嫌ってなんかいないわ。正気に戻してくれて、感謝してる」
◇◇◇
「アタクシは面倒なオンナでしょう? 先代公爵からセワスヤンを引き継いだ時、どうしてアタクシのように、自制の効かない人間に、公爵家と貴重で危険な魔獣を任せるのか不思議だったのよ。でも伯母様……先代は言ったのよ。お前はセワスヤンと精霊に認められて、オーズリーを愛しているから大丈夫だと」
コッコ車の中で窓の外を見ていた公爵は、視線を戻してマグダリーナを見た。
「君の魔法使いがね、教えてくれたのよ。アタクシが感情に振り回されやすいのは、常に周囲の魔力や精霊の気配を感じとって、脳が疲弊しやすいからですって。対処法を教えてもらったから、少しはマシになったはずよ」
「そうなんですか……あの、先代公爵が伯母様ということは、その方ご結婚なさらなかったのですか?」
「そうよ。アタクシも結婚適齢期はとうに過ぎたし、次の公爵はヴィヴィアンね」
「諦めては嫌なのですわぁ! 叔母様、子供だけでも作りましょう!!」
悲痛な眼差しで、ヴィヴィアン公爵令嬢が公爵を見た。
「往生際が悪いわね」
「だってぇ、あたくし叔母様のように踊れませんものぉ。精霊と交感する貴重な伝統舞踊を途絶えさせてしまいますぅぅ」
「あー……」
公爵も遠い目をした。
ヴィヴィアンは公爵代理の一人娘なので、ヴィヴィアンが公爵家を継いでも、結婚して子供を産まなければ、公爵家は途絶えてしまう。
「あとはヴァイオレットが結婚して子供を作るのを期待するしか無いかしらねぇ……」
「ヴァイオレット叔父様にそんな甲斐性が有れば、もうとっくにあたくしに従姉妹が居ましてよぉ」
先代公爵の弟、ヴィオラ公爵の父が迎えた、そこそこの家柄出身の貴族だった妻は、神秘に近いオーズリー一族に馴染めなかった。
なまじ魔力が高いばかりに、今まで感じなかった精霊の気配を敏感に感じ取りすぎて、神経を擦り減らしていったのだ……。
そして公爵家を継げる女子を産んでしばらく後に、離縁して実家に逃げた。
それでも、なるべく一族の血を絶やさぬようにと、公爵の父は先代に仕えていた領地出身の平民女性を、後妻に迎えたのだそう。
その人こそが、現在ショウネシー領都で唯一の服飾店を営む、ヴァイオレット氏の母親だ。
その彼女も、息子が職人として独立する際、少しでも手助けにと一緒にオーズリー家を出てしまった。
いや普通、公爵家ほどの権力持ってるなら、二人も奥さん手放すかしらと思わなくもないが、そこがストレスと不眠で危険な魔獣に育つ、眠り妖精と長く付き合ってきた一族の考え方なんだろう。
因みにヴァイオレット氏も、例の舞踊は踊れないとのこと。
「たまーに、運動能力の代わりに、もの作りの才が抜きんでてる子が出てくるのよね。うちは」
つまりヴァイオレット氏とヴィヴィアン公爵令嬢がそうなのだ。ヴァイオレット氏が特に姪を気にかけているのは、仲間意識もあるのかも知れない。
身分と年齢を考えれば、王弟殿下が公爵家に婿入りは有りだと思うが、地雷の気配がして、マグダリーナは口に出さなかった。
それにアルバート王弟殿下の身体は、ダンジョンの呪いで男性になったのだ。言いにくいが、子供が作れるかどうかまでは謎である。
「もー、ヴィオラちゃんったら。そんなに笑っちゃ失礼よ! 申し訳ございませんません、ショウネシー伯爵。うちの公爵と娘のこと、よろしくお願いします」
貴族会が終わった後、ショウネシー家のコッコ車は、オーズリー公爵邸に向かった。夏の後半をショウネシーで過ごす、ヴィヴィアン公爵令嬢と、ヴィオラ・オーズリー公爵を迎えにだ。
公爵は早速ダーモットの婚約の話を聞いて、大爆笑してくれた。そして、最後にニヤリと笑う。
「イイ男よ、君は。一癖も二癖もあるオンナばっかり受け入れても、振り回されずに安定してる」
「素直に褒め言葉と、受け取らせていただいても?」
おっとりとそう言うダーモットに対して、公爵はケッと呆れた顔して返した。
「そんな訳ないでしょう。代わりに周囲が訳も分からず、振り回されてるじゃない。ま、そこが面白いんだけど」
カラカラ笑いながら、公爵はコッコ車のコッコ達に近づいた。
「これがコッコカトリス? イイ魔獣ね。ショウネシーでテイムしてもよくって?」
「どうぞ。コッコは決して、騎乗者を落としませんから、ご令嬢の移動にも使えますよ」
「あら、それは助かるわ」
それから公爵は、マグダリーナとヴェリタスをぎゅっと抱きしめた。
「君達が無事で、本当に良かった……」
公爵がそんなに心配してくれたとは思わず、マグダリーナは驚いた。
そしてとても複雑だった。
公爵はマグダリーナとレベッカに、酷いことを仕掛けた。
前世の社会の感覚では、そういう人は決して許してはいけなかったし、距離をとるべき相手であった。
ライアンの機転で未遂に終わったからこそ、おそらくダーモットは公爵に借りを作って平和的対応をとり、こうやって普通に接している。ヴィヴィアンからの山吹色の菓子折りの他にも、公爵家からの謝罪金もあった。ようは示談だ。
マグダリーナは、周りに恵まれ運が良かったのだ。だから許せた。
でも。
「公爵は、私とレベッカがお嫌いではないのですか?」
マグダリーナはぽつりと、そう呟いてしまった。
「君達にしたことは、後悔してるわ。莫迦なことだとわかっていても、自分で自分が止められなかった。ヴィヴィアンが居なくなって、やっと正気に戻れたのよ」
公爵は真っ直ぐ強い眼差しで、マグダリーナに向き合う。
「嫌ってなんかいないわ。正気に戻してくれて、感謝してる」
◇◇◇
「アタクシは面倒なオンナでしょう? 先代公爵からセワスヤンを引き継いだ時、どうしてアタクシのように、自制の効かない人間に、公爵家と貴重で危険な魔獣を任せるのか不思議だったのよ。でも伯母様……先代は言ったのよ。お前はセワスヤンと精霊に認められて、オーズリーを愛しているから大丈夫だと」
コッコ車の中で窓の外を見ていた公爵は、視線を戻してマグダリーナを見た。
「君の魔法使いがね、教えてくれたのよ。アタクシが感情に振り回されやすいのは、常に周囲の魔力や精霊の気配を感じとって、脳が疲弊しやすいからですって。対処法を教えてもらったから、少しはマシになったはずよ」
「そうなんですか……あの、先代公爵が伯母様ということは、その方ご結婚なさらなかったのですか?」
「そうよ。アタクシも結婚適齢期はとうに過ぎたし、次の公爵はヴィヴィアンね」
「諦めては嫌なのですわぁ! 叔母様、子供だけでも作りましょう!!」
悲痛な眼差しで、ヴィヴィアン公爵令嬢が公爵を見た。
「往生際が悪いわね」
「だってぇ、あたくし叔母様のように踊れませんものぉ。精霊と交感する貴重な伝統舞踊を途絶えさせてしまいますぅぅ」
「あー……」
公爵も遠い目をした。
ヴィヴィアンは公爵代理の一人娘なので、ヴィヴィアンが公爵家を継いでも、結婚して子供を産まなければ、公爵家は途絶えてしまう。
「あとはヴァイオレットが結婚して子供を作るのを期待するしか無いかしらねぇ……」
「ヴァイオレット叔父様にそんな甲斐性が有れば、もうとっくにあたくしに従姉妹が居ましてよぉ」
先代公爵の弟、ヴィオラ公爵の父が迎えた、そこそこの家柄出身の貴族だった妻は、神秘に近いオーズリー一族に馴染めなかった。
なまじ魔力が高いばかりに、今まで感じなかった精霊の気配を敏感に感じ取りすぎて、神経を擦り減らしていったのだ……。
そして公爵家を継げる女子を産んでしばらく後に、離縁して実家に逃げた。
それでも、なるべく一族の血を絶やさぬようにと、公爵の父は先代に仕えていた領地出身の平民女性を、後妻に迎えたのだそう。
その人こそが、現在ショウネシー領都で唯一の服飾店を営む、ヴァイオレット氏の母親だ。
その彼女も、息子が職人として独立する際、少しでも手助けにと一緒にオーズリー家を出てしまった。
いや普通、公爵家ほどの権力持ってるなら、二人も奥さん手放すかしらと思わなくもないが、そこがストレスと不眠で危険な魔獣に育つ、眠り妖精と長く付き合ってきた一族の考え方なんだろう。
因みにヴァイオレット氏も、例の舞踊は踊れないとのこと。
「たまーに、運動能力の代わりに、もの作りの才が抜きんでてる子が出てくるのよね。うちは」
つまりヴァイオレット氏とヴィヴィアン公爵令嬢がそうなのだ。ヴァイオレット氏が特に姪を気にかけているのは、仲間意識もあるのかも知れない。
身分と年齢を考えれば、王弟殿下が公爵家に婿入りは有りだと思うが、地雷の気配がして、マグダリーナは口に出さなかった。
それにアルバート王弟殿下の身体は、ダンジョンの呪いで男性になったのだ。言いにくいが、子供が作れるかどうかまでは謎である。
66
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる