246 / 285
十二章 悪女
246. リモネカード
しおりを挟む
その爽やかな夏の日に、エステラはリモネカードを持って、ショウネシー邸の図書室を見せてほしいとやって来た。
「作りたてだから、まだ少し温かいけど、うちの保存瓶に入れてあるから、品質が劣化することは無いわ。素材的に疲労回復と夏バテ予防にもいいから、是非持ち歩いて!」
エステラはそう言うと、濃い黄色のカスタードクリームのようなものが入ったジャム瓶を十個、魔法収納から取り出した。
「ハイエルフ達には一個ずつしか渡してないの。イラナに気をつけてね。あ、アスティン邸にも十個送ったから、ルタの分は心配ないわ」
「ありがとう! どうやって食べればいいの?」
リモネカード……そのぽたぽたした質感のクリームは、前世の理奈が憧れた、おしゃれ食品……レモンカードだ。気になりつつも、食べ方がわからなくて、手が出なかった。
「ジャムとおんなじよ。パンに塗るのが一般的かな。少しトーストすると、良い感じよ。あとアイスやパンケーキ、ヨーグルトにかけたり肉料理のソースに使ったり。私はアボカや生ハムと一緒に、甘じょっぱく食べるのも好き~」
「バタートーストにぃ、たっぷり乗せるのが、ヒラは好きぃ」
『モモはソフトクリームにかけるの好きよ』
「ハラはお醤油をちょっと混ぜたのを、ソーセージにつけて食べるなの!」
「醤油?!」
ハラの上級者な食べ方に、マグダリーナはちょっと驚いた。
「材料がリモネ果汁と卵と砂糖とバターだから」
エステラが満面の笑みで教えてくれる。
「なるほど、どれも醤油とイケるわ」
因みにゼラ、ササミ(メス)、プラの白色竜種トリオはアスティン邸やハイエルフ宅へと配達のお使いに出ているらしい。理由は、可愛い従魔が届けると可愛いからだそうだ。
◇◇◇
「うーん、それぽいの、ないなぁ……」
エステラは薄い綿手袋をして、図書室の本の背表紙を丁寧に覗いたり、気になるものの表紙を眺めたりしている。
時々、ぱらぱらと中身を見てるものもあるが、目当ての物ではなかったようだ。
「ショウネシー家の蔵書は豊富だから、一冊くらい見つかるかと思ったんだけど……」
ハラやヒラ達も総出で探してるので、何か稀少な魔法の本でも探しているのだろうか……
「手伝おうか?」
ライアンが尋ねた。高い場所にある本は、背の高いライアンの方が探し易いだろうと。
「ありがとう。でも、タイトルや著者が判ってるわけじゃないの……ダーモットさんかケーレブさんに聞いた方がいいかしら?」
「どんな本を探してるの?」
マグダリーナも気になって聞いた。
「エロ本よ!」
エステラは、どキッパリと言った。汚れを知らぬ無邪気な美貌で、堂々と言った。
マグダリーナとアンソニーは、目を点にして固まったが、ライアンとレベッカは顔を真っ赤にしている。
「エ、エエエエ、エロ本て、まさか、いやらしいことの書いてある本なんですの?! そんな本が存在しますの?! どうしてそんな本を探していますのっ??」
「それよ!」
エステラは指をパチンと鳴らした。
「存在するかどうか、気になったから探してるの。まずハイエルフはそういう本は作らないから。うちの図書館には無いわ。ヨナスとも確認したから間違いない。そして本は高価なんだから、有るとしたら貴族か大商人の好事家が作らせるだろうと当たりをつけたのよ!」
「存在するかどうかの確認なんですの……いやらしい目的ではなく?」
レベッカがちょっと安心したような表情になった。
「いやらしい目的がどんなことを指すのか分からないけど、もちろん男女の裸の絵とかは見たいわ!」
「そ……そうなんですの?!」
「いや、普通に気になるよね? 露出はどの程度なのか、どういうポーズしてるのか、画風はどうなのか……お金かけていやらしい本を作るなら、絵の具やインクにも拘るだろうし、当時の技術の最高峰になってるはずだわ……そもそも男女がいて繁殖を行う生態なら、性を上手く表現できることは、大事なことでもあるわ」
レベッカとライアンは、呆然とした。
「まあ、何にでも興味持っておけば、色んな発想の元にもなるし、無駄はないってことよ……やった! 見つけた!」
「え?! うそ、うちにそんな本があったの?!」
マグダリーナはびっくりした。
エロに戸惑っていた、レベッカとライアンも、マグダリーナやアンソニーと共に、エステラの側に集まる。
エステラが、古く赤い革表紙に、金彩の施された跡のある大きな本を開く。そこには薄いアンダードレス……下着姿の美しい女性たちが、肩や太腿まで露出した姿を鮮やかな色彩で緻密に描かれていた。
「おおー、ナカナカ芸術点高い! これはちまちまと蒐集したものを、本に編纂した感じかなぁ。一応保護魔法もかかってる。かなり古い時代の絵もあって、面白いわ」
エステラは浮かれてるが、マグダリーナ達はどう反応するのが正しいのかわからず、迷子の顔をしている。
確かに美しい絵画かもしれないが、中にはおっぱいポロリや、シャツだけ着て、お尻を出している美少年の絵とかもチラ見えできたからだ。
タマちゃんは既にエステラの側で興味津々に眺めている。
「こ……こういうのは、皆んなで見るより、誰も居ないところで、一人でじっくり鑑賞するものだと思うの」
居た堪れなくて、思わずそう言ったマグダリーナを、エステラは驚いた顔で見た。
そして聖母のような微笑みを見せた。
「そうね、その方が趣きがあるわよね!」
そうして次の瞬間エステラは、とんでもない絵を見つけて、慌てて本を閉じる。
「どうしたの?」
エステラが余りにも複雑な表情をしているので、マグダリーナは聞き返した。
「こういう本はやっぱりリーナの云う通り、こっそり一人で……ううん、いっそこの本はどこか奥に隠しておきましょう」
エステラが首を横に振ってそう言うので、タマは不思議そうに身体を傾けた。
「エステラ、どうしてイラナの絵を見てから慌ててるのー?」
「「「「え?」」」」
マグダリーナ、レベッカ、ライアン、アンソニーは、一斉にエステラを見た。
「二千年くらい前に描かれた、貴重な絵よ。イラナは娼館で育ったって云ってたから、その頃のものだと思う……でも流石に知り合いのこういうのを見ちゃうのはね……」
皆、心情を察して、沈黙した。
「あ、あと蔵書票を確認したら、この本は元々オーブリー家のものだったみたいよ。ダーモットさんが蒐集していた訳じゃないので、安心して」
エステラにそう言われて、マグダリーナは納得した。オーブリーから財産を押収した際に、書籍の殆どはシャロンの手に渡ったと思ったが、流石にエロ本は不要だったのだろう。ショウネシー家で引き取っていたのだ。
◇◇◇
お昼近くになって、配達に行っていた白色竜種トリオが迎えに来たので、エステラは食事をしに帰っていった。
プラとゼラがショウネシー邸の部屋の窓を、小さなおててで、こつこつと叩いて手を振る姿は確かに可愛かった。ササミ(メス)は軽く嘴で突いて、お尻を振っている。
マグダリーナ達も気分を変えるために、早速、昼食でエステラの持ってきてくれたリモネカードをパンに塗って食べてみた。
(あ、これはやばい……!!)
マグダリーナは思わず頬が緩む。
爽やかな酸味と甘味のバランスの良さは、シンプルな食パンによく合った。食べる手が止まらなくなる、危険な食品だ!
「これは……絶対一瓶すぐなくなります!」
アンソニーも気に入ったようで、真剣な顔をしてそう言った。
「絶対、作り方を習っておいた方がいいですわ……」
レベッカとアンソニーは視線を交わし、頷きあった。
最近食欲が落ちていた、ライアンとレベッカも、珍しく沢山リモネカードを塗ったパンを食べたので、マグダリーナとアンソニーは嬉しくなった。
その頃、エステラの家でもリモネカードを使った昼食がご用意されていた。
エステラの好きな、カッテージチーズに生ハム、アボカとリモネカード。シャキシャキお野菜と味付けお肉。エビとエビ団子……様々な具材をライスペーパーで巻いたものが、沢山ご用意されていた。
腕をふるったのはニレルだ。しかし、盛り付けはエデンが行ったらしい。
いつかの妖精熊のかっぱらい品の中にあった、豪華なお皿に、従魔達の分も盛り付けてある。
しょうがないなぁと、エステラは秘蔵の清酒を、エデンのために開けた。
「作りたてだから、まだ少し温かいけど、うちの保存瓶に入れてあるから、品質が劣化することは無いわ。素材的に疲労回復と夏バテ予防にもいいから、是非持ち歩いて!」
エステラはそう言うと、濃い黄色のカスタードクリームのようなものが入ったジャム瓶を十個、魔法収納から取り出した。
「ハイエルフ達には一個ずつしか渡してないの。イラナに気をつけてね。あ、アスティン邸にも十個送ったから、ルタの分は心配ないわ」
「ありがとう! どうやって食べればいいの?」
リモネカード……そのぽたぽたした質感のクリームは、前世の理奈が憧れた、おしゃれ食品……レモンカードだ。気になりつつも、食べ方がわからなくて、手が出なかった。
「ジャムとおんなじよ。パンに塗るのが一般的かな。少しトーストすると、良い感じよ。あとアイスやパンケーキ、ヨーグルトにかけたり肉料理のソースに使ったり。私はアボカや生ハムと一緒に、甘じょっぱく食べるのも好き~」
「バタートーストにぃ、たっぷり乗せるのが、ヒラは好きぃ」
『モモはソフトクリームにかけるの好きよ』
「ハラはお醤油をちょっと混ぜたのを、ソーセージにつけて食べるなの!」
「醤油?!」
ハラの上級者な食べ方に、マグダリーナはちょっと驚いた。
「材料がリモネ果汁と卵と砂糖とバターだから」
エステラが満面の笑みで教えてくれる。
「なるほど、どれも醤油とイケるわ」
因みにゼラ、ササミ(メス)、プラの白色竜種トリオはアスティン邸やハイエルフ宅へと配達のお使いに出ているらしい。理由は、可愛い従魔が届けると可愛いからだそうだ。
◇◇◇
「うーん、それぽいの、ないなぁ……」
エステラは薄い綿手袋をして、図書室の本の背表紙を丁寧に覗いたり、気になるものの表紙を眺めたりしている。
時々、ぱらぱらと中身を見てるものもあるが、目当ての物ではなかったようだ。
「ショウネシー家の蔵書は豊富だから、一冊くらい見つかるかと思ったんだけど……」
ハラやヒラ達も総出で探してるので、何か稀少な魔法の本でも探しているのだろうか……
「手伝おうか?」
ライアンが尋ねた。高い場所にある本は、背の高いライアンの方が探し易いだろうと。
「ありがとう。でも、タイトルや著者が判ってるわけじゃないの……ダーモットさんかケーレブさんに聞いた方がいいかしら?」
「どんな本を探してるの?」
マグダリーナも気になって聞いた。
「エロ本よ!」
エステラは、どキッパリと言った。汚れを知らぬ無邪気な美貌で、堂々と言った。
マグダリーナとアンソニーは、目を点にして固まったが、ライアンとレベッカは顔を真っ赤にしている。
「エ、エエエエ、エロ本て、まさか、いやらしいことの書いてある本なんですの?! そんな本が存在しますの?! どうしてそんな本を探していますのっ??」
「それよ!」
エステラは指をパチンと鳴らした。
「存在するかどうか、気になったから探してるの。まずハイエルフはそういう本は作らないから。うちの図書館には無いわ。ヨナスとも確認したから間違いない。そして本は高価なんだから、有るとしたら貴族か大商人の好事家が作らせるだろうと当たりをつけたのよ!」
「存在するかどうかの確認なんですの……いやらしい目的ではなく?」
レベッカがちょっと安心したような表情になった。
「いやらしい目的がどんなことを指すのか分からないけど、もちろん男女の裸の絵とかは見たいわ!」
「そ……そうなんですの?!」
「いや、普通に気になるよね? 露出はどの程度なのか、どういうポーズしてるのか、画風はどうなのか……お金かけていやらしい本を作るなら、絵の具やインクにも拘るだろうし、当時の技術の最高峰になってるはずだわ……そもそも男女がいて繁殖を行う生態なら、性を上手く表現できることは、大事なことでもあるわ」
レベッカとライアンは、呆然とした。
「まあ、何にでも興味持っておけば、色んな発想の元にもなるし、無駄はないってことよ……やった! 見つけた!」
「え?! うそ、うちにそんな本があったの?!」
マグダリーナはびっくりした。
エロに戸惑っていた、レベッカとライアンも、マグダリーナやアンソニーと共に、エステラの側に集まる。
エステラが、古く赤い革表紙に、金彩の施された跡のある大きな本を開く。そこには薄いアンダードレス……下着姿の美しい女性たちが、肩や太腿まで露出した姿を鮮やかな色彩で緻密に描かれていた。
「おおー、ナカナカ芸術点高い! これはちまちまと蒐集したものを、本に編纂した感じかなぁ。一応保護魔法もかかってる。かなり古い時代の絵もあって、面白いわ」
エステラは浮かれてるが、マグダリーナ達はどう反応するのが正しいのかわからず、迷子の顔をしている。
確かに美しい絵画かもしれないが、中にはおっぱいポロリや、シャツだけ着て、お尻を出している美少年の絵とかもチラ見えできたからだ。
タマちゃんは既にエステラの側で興味津々に眺めている。
「こ……こういうのは、皆んなで見るより、誰も居ないところで、一人でじっくり鑑賞するものだと思うの」
居た堪れなくて、思わずそう言ったマグダリーナを、エステラは驚いた顔で見た。
そして聖母のような微笑みを見せた。
「そうね、その方が趣きがあるわよね!」
そうして次の瞬間エステラは、とんでもない絵を見つけて、慌てて本を閉じる。
「どうしたの?」
エステラが余りにも複雑な表情をしているので、マグダリーナは聞き返した。
「こういう本はやっぱりリーナの云う通り、こっそり一人で……ううん、いっそこの本はどこか奥に隠しておきましょう」
エステラが首を横に振ってそう言うので、タマは不思議そうに身体を傾けた。
「エステラ、どうしてイラナの絵を見てから慌ててるのー?」
「「「「え?」」」」
マグダリーナ、レベッカ、ライアン、アンソニーは、一斉にエステラを見た。
「二千年くらい前に描かれた、貴重な絵よ。イラナは娼館で育ったって云ってたから、その頃のものだと思う……でも流石に知り合いのこういうのを見ちゃうのはね……」
皆、心情を察して、沈黙した。
「あ、あと蔵書票を確認したら、この本は元々オーブリー家のものだったみたいよ。ダーモットさんが蒐集していた訳じゃないので、安心して」
エステラにそう言われて、マグダリーナは納得した。オーブリーから財産を押収した際に、書籍の殆どはシャロンの手に渡ったと思ったが、流石にエロ本は不要だったのだろう。ショウネシー家で引き取っていたのだ。
◇◇◇
お昼近くになって、配達に行っていた白色竜種トリオが迎えに来たので、エステラは食事をしに帰っていった。
プラとゼラがショウネシー邸の部屋の窓を、小さなおててで、こつこつと叩いて手を振る姿は確かに可愛かった。ササミ(メス)は軽く嘴で突いて、お尻を振っている。
マグダリーナ達も気分を変えるために、早速、昼食でエステラの持ってきてくれたリモネカードをパンに塗って食べてみた。
(あ、これはやばい……!!)
マグダリーナは思わず頬が緩む。
爽やかな酸味と甘味のバランスの良さは、シンプルな食パンによく合った。食べる手が止まらなくなる、危険な食品だ!
「これは……絶対一瓶すぐなくなります!」
アンソニーも気に入ったようで、真剣な顔をしてそう言った。
「絶対、作り方を習っておいた方がいいですわ……」
レベッカとアンソニーは視線を交わし、頷きあった。
最近食欲が落ちていた、ライアンとレベッカも、珍しく沢山リモネカードを塗ったパンを食べたので、マグダリーナとアンソニーは嬉しくなった。
その頃、エステラの家でもリモネカードを使った昼食がご用意されていた。
エステラの好きな、カッテージチーズに生ハム、アボカとリモネカード。シャキシャキお野菜と味付けお肉。エビとエビ団子……様々な具材をライスペーパーで巻いたものが、沢山ご用意されていた。
腕をふるったのはニレルだ。しかし、盛り付けはエデンが行ったらしい。
いつかの妖精熊のかっぱらい品の中にあった、豪華なお皿に、従魔達の分も盛り付けてある。
しょうがないなぁと、エステラは秘蔵の清酒を、エデンのために開けた。
96
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる