266 / 285
十三章 女神の塔
266. ススス
しおりを挟む
「それで、どんなところで行き詰まってるんだい?」
食後の紅茶を嗜みながら、エリック王太子殿下がマグダリーナに尋ねる。
「ダンジョンは基本的にパーティを組んで挑むものだと聞きました。ですが、我が国の冒険者は、単独で活動してる者の方が多いので、集客として焦点を当てるべきは、各騎士団や魔法師団かなと思ったのですが……どちらにせよ、ショウネシー領は王国の端にあるもので……」
「なるほど、移動手段に悩んでいるんだな」
流石王太子なだけあり、エリックの飲み込みがはやい。
「私達はアスティン侯爵のコッコ車に乗せて貰ってきたが、普通の馬車だと、ここに来るまでに日数も費用もかかる……そうだな、送迎をディオンヌ商会に担ってもらえば良いだろう。マゴーが数体いれば、それで事足りるんじゃないか?」
「そうなんですけど、そうすると道中の領地の通行税や宿屋等が潤う機会を奪ってしまう事になるし、ショウネシーばかり益が集まってしまうのは、良くないかとも思いまして……」
マグダリーナの言葉に、エリック王太子は破顔した。
「なるほど。姉上がおっしゃるのは、こういうとこか」
ドロシー王女は「でしょう?」と頷く。
「確かにこの国では初のダンジョンだ。国全体が潤う方向に持っていきたいな。となれば、一番が街道の整備だろう。これは国の事業として対応できないか父上に進言しよう」
「ありがとうございます。あとこちらをご覧頂けますか?」
マグダリーナは昨夜エステラに相談して作って貰った地図を広げる。
「仕組みは聞かないで下さい。私にわかるのは、使い方だけです。例えば、こう王都からリィンの町へ指を動かすと」
マグダリーナの細い指が、王都と書かれた地点に置かれて、そのまま地図上のリィンの町まで真っ直ぐなぞる。
すると、地図上の王都からリィンの町までの道が青く光る。そして、馬車で移動する場合の日数が表示された。
「これは……?!」
「これはまだ試作段階です。こういう、国内の移動にかかる時間や、馬車の種類と利用価格、付近の宿、各領地の特徴や魔獣の出現率などの情報がわかる仕組みを作りたいのです。そうすると、ショウネシーまでの旅の計画を立てやすくなるでしょう? これを銀行カードの魔法画面で閲覧できるようにしたいのです」
ディオンヌ銀行の口座カードは、既に魔法ネットワークを使ったお財布携帯となっている。初回の発行は無料なので、今や国内の貴族も平民も持っている。野生のスライムも持っていたくらいだから……
「この公開範囲も、王様や宰相様に相談が必要かしらと思っていたんです。他国の方には閲覧制限が必要だったりするんじゃないかとか思いまして……」
「なるほど、それも私が一旦持ち帰ろう。姉上の婚約のこともある。近いうちに合わせて正式に王宮から返答を寄越すようにさせるよ」
「ありがとうございます。ではこちらの書類はエリック様にお渡ししておきます」
マグダリーナは、鞄から封書を取り出した。
「先程の地図と、どういうことをしたいかを纏めたものです」
「たしかに預かった」
エリック王太子は、自分の収納鞄に大事にしまった。
「婚約といえば、エリック様のご婚約のお話はどうなっていらっしゃるのですか? 学園にいる間はその方をお助けするよう頼まれましたし、できれば事前に情報をいただきたいです」
マグダリーナは何気なくそう聞いたが、三人の王族からは、盛大なため息が漏れた。
「あ、進展無しなんですね。確か今の公爵家だと、ヴィヴィアン様以外はシーグローブ公爵家のご令嬢が年齢的に合うんだと聞いたのですが?」
「宰相はシーグローブの麾下の家門の出だ。彼がやめとけと言うなら、問題有りの令嬢なんだろう」
「……あ、ハイ」
詳しく聞くのも躊躇われる雰囲気を感じ、マグダリーナは素直に口をつぐんだ。
食堂を出て、エリック王太子達は女神の塔へ向かう。塔の前でヴェリタスと落ち合う事になっているらしい。
「ところでマグダリーナ嬢、このスライム達は、ダンジョンから溢れて来たのか?」
去り際に聞かれて、マグダリーナは「いいえ」と答えた。
スライム達は、マグダリーナに気付くと、親し気に手を振る。タマが手を振りかえしているので、きっと顔見知りなのだろう。という事は。
「エステラのスライム達が面倒見てるので、きっと私達の命の恩人スライムです。教国の流民に拐われた時に、私達を見つけてくれました」
そう、はじめは驚いたものの、ここにいるスライム達は恩人達なのだ。無碍に扱ってはいけない。
「ダンジョン内ではマントを着用するようなので、ダンジョンのスライムと間違えて攻撃されないよう、お願いしますね」
「……スライム達も領民なのか?」
「いいえ。銀行口座は持ってますが、まだ野生ですね」
エリック王太子の、王妃様似の綺麗なお顔に、段々と眉間の皺が深く刻まれていく……
「野生のスライムが何故、銀行口座を?」
「スライムのスライムによるスライムの為の生存活動、略して《ススス》活動の為に、ハラとヒラがスライム専用口座を作ったそうです。銀行カードは物を売買するより、位置情報や生存確認等に使われるみたいです」
「ススス……?!」
「ススス」
マグダリーナは、しっかり頷いて繰り返した。
もちろん、その《ススス》の中に『スライム影の軍団』が含まれていることは、黙っておく。
「地図の作成にも《ススス》が協力してくれるそうです」
エリック王太子は、もう何も言わなかった。ショウネシーの不思議に、ただ黙って、目を閉じていた……。
食後の紅茶を嗜みながら、エリック王太子殿下がマグダリーナに尋ねる。
「ダンジョンは基本的にパーティを組んで挑むものだと聞きました。ですが、我が国の冒険者は、単独で活動してる者の方が多いので、集客として焦点を当てるべきは、各騎士団や魔法師団かなと思ったのですが……どちらにせよ、ショウネシー領は王国の端にあるもので……」
「なるほど、移動手段に悩んでいるんだな」
流石王太子なだけあり、エリックの飲み込みがはやい。
「私達はアスティン侯爵のコッコ車に乗せて貰ってきたが、普通の馬車だと、ここに来るまでに日数も費用もかかる……そうだな、送迎をディオンヌ商会に担ってもらえば良いだろう。マゴーが数体いれば、それで事足りるんじゃないか?」
「そうなんですけど、そうすると道中の領地の通行税や宿屋等が潤う機会を奪ってしまう事になるし、ショウネシーばかり益が集まってしまうのは、良くないかとも思いまして……」
マグダリーナの言葉に、エリック王太子は破顔した。
「なるほど。姉上がおっしゃるのは、こういうとこか」
ドロシー王女は「でしょう?」と頷く。
「確かにこの国では初のダンジョンだ。国全体が潤う方向に持っていきたいな。となれば、一番が街道の整備だろう。これは国の事業として対応できないか父上に進言しよう」
「ありがとうございます。あとこちらをご覧頂けますか?」
マグダリーナは昨夜エステラに相談して作って貰った地図を広げる。
「仕組みは聞かないで下さい。私にわかるのは、使い方だけです。例えば、こう王都からリィンの町へ指を動かすと」
マグダリーナの細い指が、王都と書かれた地点に置かれて、そのまま地図上のリィンの町まで真っ直ぐなぞる。
すると、地図上の王都からリィンの町までの道が青く光る。そして、馬車で移動する場合の日数が表示された。
「これは……?!」
「これはまだ試作段階です。こういう、国内の移動にかかる時間や、馬車の種類と利用価格、付近の宿、各領地の特徴や魔獣の出現率などの情報がわかる仕組みを作りたいのです。そうすると、ショウネシーまでの旅の計画を立てやすくなるでしょう? これを銀行カードの魔法画面で閲覧できるようにしたいのです」
ディオンヌ銀行の口座カードは、既に魔法ネットワークを使ったお財布携帯となっている。初回の発行は無料なので、今や国内の貴族も平民も持っている。野生のスライムも持っていたくらいだから……
「この公開範囲も、王様や宰相様に相談が必要かしらと思っていたんです。他国の方には閲覧制限が必要だったりするんじゃないかとか思いまして……」
「なるほど、それも私が一旦持ち帰ろう。姉上の婚約のこともある。近いうちに合わせて正式に王宮から返答を寄越すようにさせるよ」
「ありがとうございます。ではこちらの書類はエリック様にお渡ししておきます」
マグダリーナは、鞄から封書を取り出した。
「先程の地図と、どういうことをしたいかを纏めたものです」
「たしかに預かった」
エリック王太子は、自分の収納鞄に大事にしまった。
「婚約といえば、エリック様のご婚約のお話はどうなっていらっしゃるのですか? 学園にいる間はその方をお助けするよう頼まれましたし、できれば事前に情報をいただきたいです」
マグダリーナは何気なくそう聞いたが、三人の王族からは、盛大なため息が漏れた。
「あ、進展無しなんですね。確か今の公爵家だと、ヴィヴィアン様以外はシーグローブ公爵家のご令嬢が年齢的に合うんだと聞いたのですが?」
「宰相はシーグローブの麾下の家門の出だ。彼がやめとけと言うなら、問題有りの令嬢なんだろう」
「……あ、ハイ」
詳しく聞くのも躊躇われる雰囲気を感じ、マグダリーナは素直に口をつぐんだ。
食堂を出て、エリック王太子達は女神の塔へ向かう。塔の前でヴェリタスと落ち合う事になっているらしい。
「ところでマグダリーナ嬢、このスライム達は、ダンジョンから溢れて来たのか?」
去り際に聞かれて、マグダリーナは「いいえ」と答えた。
スライム達は、マグダリーナに気付くと、親し気に手を振る。タマが手を振りかえしているので、きっと顔見知りなのだろう。という事は。
「エステラのスライム達が面倒見てるので、きっと私達の命の恩人スライムです。教国の流民に拐われた時に、私達を見つけてくれました」
そう、はじめは驚いたものの、ここにいるスライム達は恩人達なのだ。無碍に扱ってはいけない。
「ダンジョン内ではマントを着用するようなので、ダンジョンのスライムと間違えて攻撃されないよう、お願いしますね」
「……スライム達も領民なのか?」
「いいえ。銀行口座は持ってますが、まだ野生ですね」
エリック王太子の、王妃様似の綺麗なお顔に、段々と眉間の皺が深く刻まれていく……
「野生のスライムが何故、銀行口座を?」
「スライムのスライムによるスライムの為の生存活動、略して《ススス》活動の為に、ハラとヒラがスライム専用口座を作ったそうです。銀行カードは物を売買するより、位置情報や生存確認等に使われるみたいです」
「ススス……?!」
「ススス」
マグダリーナは、しっかり頷いて繰り返した。
もちろん、その《ススス》の中に『スライム影の軍団』が含まれていることは、黙っておく。
「地図の作成にも《ススス》が協力してくれるそうです」
エリック王太子は、もう何も言わなかった。ショウネシーの不思議に、ただ黙って、目を閉じていた……。
91
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる